今日のひとネタ

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どうしてますか

2007年03月31日 | 日記・雑記

 この季節になると私の頭の中でヘビーローテーションで流れるのがこの曲。ご存知原田知世のヒット曲ですが発売は1986年3月。別に原田知世のファンでもなんでもないですが日本生命のCMで耳にして以来気に入ってて、この曲を聞きたいためにベストアルバムも持ってます。

 自分にとってどういう頃だったかと、その3月に学校を卒業し4月の入社に備えて心中穏やかでなかったことは確か。そんな時期に耳にした曲なので余計印象に残ってるのでしょう。さらに新譜情報の雑誌で見たところ「作詞作曲:尾崎亜美」となってて、「へ? そんな感じの曲じゃないけど…」と思ってたらそれは誤植で、この曲は作詞:田口俊・作曲:林哲司であり、B面の「もう妖精じゃない」というのが亜美さんの曲。そういうこともあって余計に印象に残ってると。

 当時は4月1日の入社式に備えて3月30日(だったかな?)に荷物を抱えて大阪の独身寮に行き新生活を始めたのでした。学生時代は京都に住んでたので大阪に住むこと自体はそんなに抵抗はなかったのですが、その独身寮には良い思い出はまったくありません。(部屋が狭い、メシがまずい、門限がある、など)

 学校を卒業して一旦石川の実家に帰ってたのですが、電車に乗って寮に入ったその日のことは自分の人生にとって重要な日であったにもかからわずあまり覚えてません。結構緊張してたのかも。そんなこんなですがこの曲だけは本当によく覚えてて、これを聞くとその年の春に見た花吹雪舞う大阪の景色が鮮明に蘇ってきます。音楽っていうのは精神的にタイムマシンのような効果がありますね。

 なお、その独身寮には結局1ヶ月いただけで5月のGW明けには仙台に赴任することになったわけですが、さらに住環境は悪化してしまったためその後2年間くらいの記憶は意識的に自分の記憶から消してしまったような感じもあります。人間の記憶の回路というのはなかなか都合よくできてるようで…。