NHKFM「FMミュージックプラザ第二部」ですが、今日はつのだ☆ひろ氏の日。特集はさだまさしでしたが、先日逝去したDr.シーゲルこと成毛滋氏を偲んでフライドエッグの曲もかかってました。つのださんは昔一緒に活動してましたから、親交が深かった様子。彼の事を話してて思わず声を詰まらせてるように聞こえました。
Dr.シーゲルは日本の音楽業界に嫌気がさしてもう長い間まともに作品を発表してなかったため、ラジオで演奏を聞けるのは非常に珍しいです。今日かかった曲も私はちゃんとCD持ってますけど、初めて聞く人は多かったのではないでしょうか? 本当に惜しい人を亡くしたものです。
で、私の持ってるCDはもう売ってないのかな?と思ってamazonをチェックしたら、なんとDr.シーゲル関連のアルバムがこの3月にまとめて再発されてました。しかも1,300円というお買い得価格。ストロベリーパスの「大烏が地球にやってきた日」と、フライドエッグの「ドクター・シーゲルのフライド・エッグ・マシーン」「グッバイ・フライド・エッグ」がありました。
知らない人のために説明すると、ストロベリーパスはつのだ氏と成毛滋氏の二人ユニットで、ドラム以外の楽器(ギター、ベース、キーボード)は基本的に成毛氏が担当してました。しかも、この当時の日本のロックでは珍しいミニムーグとかも思いっきり駆使してて。お馴染みの「メリージェーン」は、ストロベリーパスのこのアルバムが初出です。
で、その二人に高中正義が加わったのがフライドエッグで、このとき高中はベースを弾いてました。10年程前に高中が「過去へのタイムマシン」というライブをやって、その時には一度だけフライドエッグが再結成してました。曲は「パープルヘイズ」をやったのですが、間奏は各自のソロ大会で高中のベースソロもつのだ氏のドラムソロもすごかったですが、Dr.シーゲルのギターソロはすさまじいの一言。
あのとき既に50歳くらいのはずですが、私はDVD持ってるので映像見たときはとにかく驚きました。ライトハンドっても8本指奏法まで駆使してるし、速弾きもすごいのなんの。もう1時間目終わった時点で帰っちゃうくらい。(そりゃ早退きだって)
ということで、今日も成毛氏を偲んだのでした。しかし、フライドエッグの曲が終わって番組のエンディングテーマが聞こえてきたので「はれ?」と思ったら、今月から30分短縮になったんですね。昨年は15分伸びたと思って喜んでたのですが。どうもNHKのやることはわからんなぁ…。ブツブツ。