今日のひとネタ

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阿久悠さんの話は盛り上がるらしい

2007年08月02日 | 日記・雑記・ただの戯言

 当然のことでしょうがテレビでもラジオでも阿久悠さんの書いた詞について熱く語る人が多く見受けられます。めざましテレビでは軽部アナが「最近の歌では画面の下にスーパーが出ないと歌詞がわからない曲が多いですが阿久悠さんの詞の場合は聞いただけで見なくても耳に入ってくる」と言えば大塚さんも「同じこと考えてました。どんなメロディーでも詞が負けないんですよね。」と反応。

 たしかにおっしゃるとおり。最近のヒット曲では(という言い方は乱暴かもしれませんが)、よくあるようなシチュエーションを妙に具体的に歌ってたりで「そんなもん、おめーと彼氏だけの世界で解決しろよ。わざわざ曲にして歌うなよ。」というのが多くて、実際そういうのが記憶に残るかと言うとそんなことがないような気が。(これはヒット曲のサイクルの問題か?)

 また、TBSラジオ「荒川強啓デイキャッチ」では評論家の山田五郎さんが「いきなり『私の名前はカルメンです』って言ったかと思ったら『もちろんあだ名に決まってます』だって。じゃあ、おめーの名前はなんなんだよ!って突っ込んじゃったりして。」と語ってました。

 このように突っ込みいれたくなったり替え歌を作りたくなったりするのがヒット曲の証拠。「狙いうち」なんて「山本リンダは埼玉の生まれ。うらわーうらわー」とかみんな歌ってましたもんね。(あ、歌ってないですか。そうですか。)

 ところでめざましテレビの芸能ニュースを見ていてまたまた疑問が生じました。歌ってる映像が出てくる歌手とジャケット写真だけの歌手がいたのですが、あれは本人の承諾の問題なのでしょうか、曲側の問題でしょうか? ちなみにピンクレディーの未唯さんがスタジオ生出演だったのにヒット曲はすべてジャケット写真と音声での紹介。

 本人歌唱の映像で出ていたのは尾崎紀世彦さん、都はるみさん、石川さゆりさん、小林旭さん、山本リンダさんなど。ジャケット写真だったのは、沢田研二さん、岩崎宏美さん、森昌子さんなどなど。

 フジテレビの場合は現在もCSで「夜のヒットスタジオ」の再放送やってるくらいなので「たまたま映像がなかった」なんてこたぁないでしょう。歌番組としては「ミュージックフェア」もありますし。(ま、ヒットスタジオではジュリーの出演回はまったく放送されませんが)

 「準備の都合で」というならそれはそれで仕方ないですが、未唯さんをスタジオに呼んでおいて準備してないってこたぁないでしょう。曲とか事務所の契約がどうの肖像権がどうのこうのという問題があるのかもしれませんが、あれだけの大作詞家が亡くなってそのヒット曲を紹介するのにそんなケチくさいこというなんてあまりにも寂しいじゃないですか。その辺どうなんでしょうね。