今日のひとネタ

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わし、ギターでいいです

2011年08月07日 | ギターと楽器のこと

 今朝の「題名のない音楽会」はヴァイオリンの名器の特集でした。ストラディバリウスは知ってましたがグァルネリウスというのもあるそうです。特に値段は言ってなかったですが調べてみるとストラディバリウスは億単位だとか。今日番組で使ってたのもそうなのでしょう。


 番組ではそれらの名器と普及価格帯のヴァイオリンの弾き比べをしてましたが、さすがにテレビの音声を通じてでは私には違いはわからず。ゲストの二人によると「音の通りがいい」そうで、いわゆる「そば鳴り」は普及型のヴァイオリンの方がいいけど、大きな会場になればなるほど違いがわかるのだとか。


 しかし一流のヴァイオリニストはそういう楽器を持たねばならないのであれば大変ですね。私はつくづくギターしか弾けなくて幸いだと。今日登場したいわゆる普及価格帯のヴァイオリンは15万円くらいだそうですから、一般人にとってはそれでも高いですし。


 今日はヴァイオリンの製作についても紹介してましたが、材質は裏がメープルで表がスプルースなんだとか。メープルの方はやはりレスポールの表面と同じでトラ目がいいんだそうです。ちなみにメープルは鉄郎と一緒に旅をするあの人じゃなくて(?)楓のこと。スプルースは松ですね。


 ヴァイオリンの名器というと軽く300年くらい前のものがありますが、エレキギターに関しては古くてもせいぜい60年くらい前のもの。高いのは1千万を超えるのでしょうが、億単位というのは聞いたことないです。が、もしかしてあるのでしょうか。1950年代のギブソンレスポールとかフェンダーのストラトとかが高いのの代表ですが、私はDr.シーゲルこと故成毛滋さんが「いわゆるヴィンテージのギターは骨董品の価値しかありません」と言ってたのを聞いて以来「そんなもんかなぁ」と思ってたり。


 日本のトップギタリストというと今剛さんの名前が挙がると思いますが、あの人はオールドのギターを弾かない代表ですね。あとは私が生で見る機会の多いBLUFFの米川さん(元C-C-Bでもありますが)とか、是永巧一さんもライブではオールドのギターは弾いてないようです。西慎嗣さんも近年のライブではNavigaterがメインですし。まぁあれくらいの人たちになればオールドの1本や2本は持ってるのでしょうが、ライブではどこで倒れたりぶつけたりするかわからないし、そういう事情もあるのでしょう。


 そういえば私の身近に多いトランペッターはどうかというと、あれは金属なので100年前の名器とかいうのはないそうです。(いや存在はするのでしょう、使えるレベルではないと。) 錆も腐食もあるでしょうしベルが薄っぺらくなったりするのでちゃんとした楽器なら新しいのがいいとか。ただし、大人になってもやってるような人は50万だ60万だという楽器を持ってるので、私はつくづくギターでよかったと。ただし、これまでギターにいくらつぎ込んだとかいうのは考えたくないのでパス。ここ何年かは中古ばっかり買ってますが、最後に買った新品は娘1号が生まれた頃のドサクサで買ったフェンダージャパンのストラトで約5万円でした。娘と一緒で満19歳になるわけで、これも200年ほど経つと億単位に値上がりするかなぁとか思ってるのですが。(とかいって)