今のアメリカの状況を見てて「そういえばウオーターゲート事件ってどんなんだっけ?」と思った次第。調べてみると事件自体は1972年ですから私は小学2年生。ニクソン大統領が辞任したのが1974年ですから8月ですから、その時は5年生になってたわけで記憶してたという事はニュースで話題になってたのを聞いてたのでしょうね。
記憶の中ではニクソン大統領がなんかの盗聴事件で辞任したということしかなかったのですが、今考えてみると「誰の何を盗聴したの?」「なんでそれがわかったん?」「司法はどう動いたの?」「結局ニクソンは逮捕された?」「これらのニュースはどう伝えられた?」とわからないことだらけ。
結果としてアメリカの大統領が辞任に追い込まれた事件なわけで、物凄いことですよね。Wikipediaでも経緯は結構わかるのですが、そのまま読んでても面白くないのでこれを題材にした小説はないかと調べたら「大統領の陰謀」というのがありました。映画にもなってます。
が、現在文春文庫は新品では入手できないようで、中古で一番安いのが3742円ですと。なんか高騰してます。180円とか400円で売ってるのもあるのですが、これらは70年代に出た古い方で昔の文庫本は字が小さくて読みづらいんですよね。
ということで、まずは映画を見てみましょうか。今のアメリカを考えるとこの事件の経緯は凄くそそられます。政権は疑惑を握りつぶせるのかどうかというあたり。ん~、日本もそうかな?