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武田砂鉄のプレ金ナイト「武田砂鉄 × 吉田恵里香 」聞きました

2024年11月11日 | ラジオ番組の話題

武田砂鉄 × 吉田恵里香 【プレ金ナイト】

 

 TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」11月8日のゲストは脚本家の吉田恵里香さんでした。あの朝ドラ「虎に翼」が終了したばかり。砂鉄さんも見たそうですが、珍しく最初から最後まで見た朝ドラだったとか。

 私も「虎に翼」は毎日見てすごく楽しめました。21世紀になってからの朝ドラの評価としては、個人的に「あまちゃん」「カーネーション」に次ぐ位置づけとなってます。

 その吉田さんがゲストですが、砂鉄さんは事前にあちこちのインタビュー記事をチェックしてたそうで、ポイントをついたやりとりが面白かったです。

 ドラマの序盤で砂鉄さんが印象に残ったシーンとしては、小林薫扮する穂高先生が寅子に「君の次の世代には…」と言った際、「今は私の話をしてるんです!」と激高した場面だったとか。これについて吉田さんも「昔から大人はなんで話を先送りにしたがるんだろう。」とはがゆく思ってたという事もあったそうで、やはり寅子のセリフには脚本家の思いもかなり反映されていたと思われます。

 そして砂鉄さんが登場人物が亡くなる際に淡々としてたということについて印象を尋ねると、吉田さんはやはりそこを意識してたと。登場人物の死で話を盛り上げたり、あるいは逆に何か確執があった人でも死んでチャラとかいう事にはしたくなかったと。

 この辺のニュアンスは伝わりにくいかもしれません。気になる方は番組の配信動画もありますので是非どうぞ。それにしても、「人物の死で盛り上げようとしない」というのはあの「スクールウォーズ」とは対極ですね。

 結構濃いトークでしたが、ドラマのファンだった者としては大変興味深く聞かせていただきました。とにかく砂鉄さんも言ってましたが、ドラマの冒頭で憲法第14条をクローズアップしただけで「攻めてる!」と言われるようなのはそもそも世の中がおかしいと。最後に吉田さんが言ってたように、これから20年くらい経ってこのドラマを見た人が「へぇ~昔は今とは世の中が違ったんだね。」となる事を祈りながら、です。


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