紅白とは紅白歌合戦の事であり、もう大晦日の話題になってます。そして今年の出場者を見る限り「目玉がないなぁ」という感想。今年はあいみょんとか米津とか出ないんですね。まぁあの人たちを見たいわけではありませんが。
今年の話題としては、キャンディーズ解散以来41年ぶりに歌手活動を始めた伊藤蘭さんとか、デビュー45周年を迎えた太田裕美さんとか色々あるのですが、その辺は無しでした。
なお、選考基準についてはNHKのサイトに記載されてて
1.今年の活躍
2.世論の支持
3.番組の企画・演出
などだそうです。
今年の活躍については
A)CD・カセット・DVD・Blu-rayの売り上げ
B)インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査
C)有線・カラオケのリクエスト等についての調査
D)「NHKのど自慢」の予選出場者の曲目
で、世論の支持については
E)7歳以上の全国2235人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果。
※ 質問は「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」
F)7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果
※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」
だそうです。
結局ヒット曲中心になるのはわかりますが、まぁ基準からいうと今回の出場歌手は順当ではあるのでしょう。で、番組の企画・演出というあたりがミソですね。そこが私の好みとは合わないということで、別に今年は見たくないなぁと。
ということで、今年の大みそかは亀田の喧嘩祭りを見ることにします。って、調べてみたらこのネタは2006年から使ってました。民放各局が亀田以外の魅力的なコンテンツを見つけられないのが問題ですね。別に亀田も好きじゃないし、亀田の喧嘩祭りも実際に見なかったし。派手にやるで!って。
いろいろ思うところはあるのですが、NHK自体というか紅白が自分でステータスを貶めてるような気もします。「ちょっとやそっとでは出られない」という感があればまた違うのでしょうが、おっしゃるように中継での出場を認めてしまうのもダメですね。あのざわざわしたNHKホールに一人で出てきて1曲だけで観客を黙らせるくらいの人でないと出てほしくないです。
とはいえ、なかなか人選は難しいですね。昔からアイドルも出てたのですが、人気の割には案外出てない人も多いですしね。あと、レコード大賞はグラミー賞の授賞式のように華やかなショーが見られればと、最近はそう思いながら見てます。あれは結構ゴージャスな生演奏が聞けるのですが、ちょっと惜しいという気もしてます。
「紅白に出場することが歌手のステータス」なんてとうの昔の話でしょう。
もっとも演歌歌手は「苦節何年の末に念願が叶って」かもしれませんが、
最近の演歌系の人は男女とも若い美形が多くて、苦労が滲み出てない雰囲気があり
それほど紅白を意識していないかもしれません。
個人的に紅白についてあまり好きではない点の一つに、初出場の歌手を一同に集めて
お披露目会見みたいなのをしますが、あれいやですね。
ロック系の人までが「これで親孝行が出来ます」みたいな「良い子」にされてしまって。
何年か前に名前は忘れましたが、その時に「お○ん○ん」て、確信犯的に発言した人がいて
ちょっと物議が起きましたが、そんなのは可愛いもんで、どうせなら思いっきり
「四文字言葉」を連発して、いっそ出場取消しになる輩が出てきて欲しいものです。
その際は「オレ達はもう紅白を卒業しました」なんてコメントで決めて。
存命中はありえなかったかもしれませんが、忌野清志郎さんがその立場になったら
どういう言動をとるか見てみたかったです。
それからもう一つ、よくニューミュージック系の人が、特別枠で別の場所から中継したり
するでしょう?
あれってそうまでしないと出演してもらえないから、NHKが気を使っているのですかね。
欧米では、そうしたエンターティナーの場では、どんな若手でも、大物であろうが
皆、同じステージで披露してちゃんと大人のパフォーマンスをします。
と、文句ばかりを並べて
スイマセンですが、今の紅白歌合戦そしてレコード大賞にしても
なんとか継続させようと痛々しさを感じてしまいます。
だから歌手、アーティストにとっては価値は無いし、世間一般の人々からすれば
「まだ、やってたの?」なんて意識が多数を占めていると思います。