今週から始まりました。主演は伊藤沙莉。日本で初めての女性弁護士であり、のちに裁判所長にもなった人物をモデルにしたオリジナルストーリーだそうです。
脚本は吉田恵里香という人で、プロフィールを見ると結構若いですね。これまでのドラマでは、一昨年やってた「恋せぬふたり」を見たことがあって、あれは面白かったので今回も期待します。
朝ドラは半年の長丁場ですが、「これっていつから面白くなるの?」というのも珍しくないですがこのドラマは1週目で既に面白いです。「らんまん」「ブギウギ」は子役時代があってあれも最初から面白かったですが、今回はもうヒロインが出てますのでキャラクターもわかりやすくいきなりエンジン全開の気配。
伊藤沙莉は評価してますし、今回の役はピッタリかも。スレンダーなモデル系の女優がこの役をやると「ケッ」と思われるかもしれませんが、キャラとしてはバッチリかと思います。(意見には個人差があります。)
ちょいと違和感があるのは主題歌ですが、これはそのうち馴染んでくるでしょうか。共演者では、岡部たかし、石田ゆり子、仲野太賀、松山ケンイチ、小林薫など。芸達者が揃ってますが、特に松山ケンイチ、小林薫、仲野太賀の存在が気になります。ここも期待できます。
ナレーションがオノマチさんで、この人が語りという事は出演はなさそうなのがちょっと残念。声が伊藤沙莉と似てる感じなのがどうでしょうか。本人のセリフかナレーションなのかがちょっとわかりにくい部分もありそうな。(意見には個人差が…。以下同文。)
現在が昭和6年ですので、前作のブギウギ同様にこれから戦争を挟んで辛い時代も続くのでしょうが、モデルの人物は裁判官になった人ですのでサクセスストーリーとして見られる部分は安心感あります。とはいえ、初の女性裁判官ということでかなりの苦労はあることでしょう。
考えてみると、この人が昭和の初期から様々な壁を突き破って女性の地位向上に果たした役割は大きいのかもしれませんが、100年近く経った今の日本の社会がどうなんだと思うところはあります。もしかすると法曹の世界は政財界よりは女性の進出が進んでるのかもしれませんが。
いずれにしても今回のドラマは期待してます。「らんまん」「ブギウギ」と来て、ここしばらく朝ドラは快調ですね。その前とかさらにその前のはもう私の中ではなかったことになってます。今回は反省会も不要でしょう。
趣里よりもさらに小柄。そして趣里よりも評判が良い。なぜでしょうか?
趣里は七光りと言うイメージがあるからでしょうか?
まあ、そんな事はいいとして、この「虎に翼」面白そうです。
ただ、独特の雰囲気と演技力は評価できると思い、脚本がしっかりしてればこのドラマは名作になるかもしれませんね。初週は特に穴は無くできがよかったと思います。今後期待します。