放送中の大河ドラマ「光る君へ」は、「大河らしくない」とか「戦がないとつまらない」とか言われてるようですが、楽しみ方はいろいろあります。私なんぞは、渡哲也主演の「浮浪雲」を見るような感覚で楽しんでますし。
あの「浮浪雲」では、初回から「前略おふくろ様 負けました…。」なんてセリフがあって、二話目では山崎努扮する坂本龍馬が桃井かおりへサイン色紙を送り、それには「LOVE 坂本龍馬」とあったりしました。それに比べると「光る君へ」などはまだまだ。
そして、今回の大河ではセリフだけではなく音楽でもおよそ大河ドラマらしくないものが聞こえてきたりします。8月25日の放送回ではベースソロが聞こえて、一部ではその華麗な音色から「櫻井哲夫か?」と騒ぎになったようですが、あれは実は木村将之さん。情報源はご本人のX。
「東宮様のシーンでめちゃくちゃ長い事ベースがフィーチャーされてましたが、櫻井哲夫さんではなく私でした…櫻井さん参加の曲はまた別の機会に流れると思います。私も楽しみにしております。」とのことです。
そして、9月1日の回ではベッキベキのスラップベースが聞こえましたが、こちらが櫻井哲夫さんだそうです。こちらの情報源も木村将之さんのX。今回はドラムも物凄かったですけど、あれはどなたでしょうか。
普通の大河だとどうしても大河らしいという音楽を求められるのでしょうけど、音楽担当の方もスタッフも今や振り切れてるのかもしれませんね。あのストーリー展開やセリフが許せないというかたも、割り切って音楽だけ聴くと楽しいかも。
ただし、テーマ曲や大半の曲はいつもの大河のような音楽で、上記のようなスラップベースは時折ぶっこんでくるというイメージですので過大な期待はなさらぬよう。そうやって毎回注目させる手かもしれませんけど。
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