1970年、高校1年生の頃、私は陸上部で長距離をやっていました。
夏休みの平日の午前中は、朝8時から正午まで練習をしていました。当時は、まだ古いスポ根指導が色濃く、練習中の水分補給は禁止されていました。練習が終わると、1年生の部員は着替えもそこそこに、グラウンドの近くにあったお菓子屋へ直行していました。もちろん水分補給のためです。
みんなの一番人気は、チェリオという炭酸飲料でした。当時コカコーラ社が出していたファンタより、安くて容量が多いのがその理由です。
私はそんなチェリオには見向きもせず、いつもひとりだけコカコーラの500ml瓶を買っていました。栓を開けるのももどかしく、天を仰ぐ姿勢でイッキに喉へ流し込み、数秒で飲み終えると、盛大にゲップを連発したものです。
今では400mlボトル缶でも一度には飲めず、残した半分を冷蔵庫に戻している有様です。
夏休みの平日の午前中は、朝8時から正午まで練習をしていました。当時は、まだ古いスポ根指導が色濃く、練習中の水分補給は禁止されていました。練習が終わると、1年生の部員は着替えもそこそこに、グラウンドの近くにあったお菓子屋へ直行していました。もちろん水分補給のためです。
みんなの一番人気は、チェリオという炭酸飲料でした。当時コカコーラ社が出していたファンタより、安くて容量が多いのがその理由です。
私はそんなチェリオには見向きもせず、いつもひとりだけコカコーラの500ml瓶を買っていました。栓を開けるのももどかしく、天を仰ぐ姿勢でイッキに喉へ流し込み、数秒で飲み終えると、盛大にゲップを連発したものです。
今では400mlボトル缶でも一度には飲めず、残した半分を冷蔵庫に戻している有様です。