★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

懐かしのKFC

2021年06月30日 17時15分38秒 | 徒然(つれづれ)
 1974年、大学2回生の頃の話だ。
 女に縁がなかった仲間内で、KFCという架空のクラブをでっち上げた。
 KFCといってもケンタッキー・フライドチキンではなく、京都フレンドシップクラブの略だ。
 建前は京都の学生同士で、友好の輪を広げようという趣旨のクラブだが、早い話、合コンが目当てだった。

 もっともらしい能書きを考えて、生協で100枚の結成記念コンパ勧誘のビラを作った。
 僕たちはそれを持って、東山七条のK女子大に勧誘に行った。
 当然、女子大の構内には入れなかったので、通称女坂といわれる通学路の下で、下校時を狙ってビラを撒いた。

 後日のコンパには、僕たち男7人に対して、10人ほどの女子大生が集まった。
 飲めや歌えで、それなりに楽しい時間だった。
 僕たちはそれぞれ特技やネタを披露してアピールした。
 僕は得意のモノマネメドレーで喝采を浴びた。

 しかしながら、2次会にはひとりも付いて来なかった。
 それでも男の何人かは、電話番号をゲットして、デートにこぎつけた者もいたが、長続きはしなかった。

 KFCはそれっきりなんの活動もすることなく自然消滅した。
 

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就職難の果てに

2021年06月29日 12時08分42秒 | 徒然(つれづれ)
 1978年、大学5回生の年が明けても、就職が決まらない。
 大学生活もあと3ヵ月足らずだ。
 就職難だった去年は、来年になれば、事態は好転するだろうと留年を決め込んだ。

 それがどうだ、相変わらず買い手市場は継続し、受ける会社はことごとく不採用の連続だった。
 挫折といえば挫折だ。
 このまま再留年するわけにもいかない。

 3月の中旬、諦め半分で就職課に泣きつき、京都の小さな会社を紹介してもらい、面接に行ったら即採用になった。
 東京に本社がある、社員は支社長以下4人の石油製品販売の京都支社だった。
 仕事の内容は、ガソリンスタンドやカーディーラー相手の、車の添加剤のルートセールスだ。

 とりあえず、ペーパードライバーだったので、クルマの運転と営業慣れを目的に入社した。
 クーラーもついていないサニーのライトバンに、商品を満載して、得意先回りや新規開拓に駆け回った。
 添加剤を売り込むために、赤いツナギを着て、ガソリンスタンドで給油の手伝いをしながら、添加剤販売のキャンペーンに明け暮れた。

 外見だけはメカニック然としていたので、付け焼刃の知識を小出しにしながら、ガソリンスタンドの若い社員やアルバイトからは一目置かれるようになった。
 ガソリンスタンドやカーディーラーの若い社員の多くは、昼は仕事で、夜は暴走族というのが定番だった。

 ある夜、河原町で信号待ちをしていたら、暴走族の集団が前を通った。
 その中の1台のバイクが、2、3台のバイクを引き連れて、私の前に止まり、ヘルメットを脱ぐと、私に挨拶した。

 顔を見ると、ガソリンスタンドの若いアルバイトの子だった。
 暴走族ではそれなりの地位にあるらしかった。
 私は二言三言言葉を交わし、まわりの視線を気にしながら横断歩道を渡っていった。
 

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忘れていた記憶が甦った

2021年06月28日 15時31分49秒 | 徒然(つれづれ)
 昨夜の夢の中で、なぜかローリング・ストーンズの「ホンキートンク・ウィメン」を歌っていた。
 ギターを弾きながら誰かとハモっていた。

 高校生の頃に歌詞を暗記したが、年月を経て、ほとんど忘れていた。
 特に2番の歌詞など、まったくといっていいほど記憶の底で眠っていた。

 You TubeやiTuneで聴いていても、ところどころ忘れていて付いていけなかった曲だ。
 それが夢の中ではスラスラ出てきて、目覚めたあとに試しに歌ってみたら、最後まで歌えたのだ。
 念のため、ネットで歌詞を確認したら、一言一句間違えていなかった。

 当時暗記したビートルズのナンバーでも、最後まで歌えるのは「イエスタデイ」と「ヒア・カムズ・ザ・サン」くらいだ。
 不思議なことがあるものだ。


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ポテチマニア

2021年06月28日 12時40分21秒 | 徒然(つれづれ)
 先日テレビにポテトチップスマニアが出演していた。
 自宅には何種類ものポテトチップスを常備し、各メーカーや各地のポテトチップスを食して、マニアたるを誇示していた。

 私に言わせれば、そのポテチ遍歴の末に、究極の1品を決定し、それしか食べないというのが、本当のマニアではなかろうか。
 ポテチに限らず、カップラーメンやレトルトカレー、アイスやチョコでも、至高の1品を極めてこそマニアの称号にふさわしいと思う。
 あれやこれや、いろいろ試食している段階では、まだまだ本当のマニアとは言えない。ただ単に食い散らかしているだけだ。
 究極の1品を断定してこそのマニアだ。

 私もポテチが好きで、いろいろ試食したが、結局、昔はそれしかなかった、シンプルなうす塩味が一番好みに合っている。
 例えれば、小説家の処女作が一番の傑作というのに似ている。
 
 

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プアマンズ・ブランチ

2021年06月28日 11時56分57秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング途中ですき家ブランチ。
 隅っこの勝手に決めている指定テーブル席を確保。

 運ばれてきたトレイには、ご飯、味噌汁、牛小鉢、オクラ&半熟玉子、鰹節、納豆が載っている。
 すき家の朝の定番、まぜのっけ朝食(350円)と納豆(90円)のセットだ。

 半熟玉子をご飯にのせて、半分を玉子かけご飯にする。
 その上に鰹節をふりかけ、牛小鉢の汁と付属の卵かけご飯用醤油をかける。
 そこへ卓上の紅ショウガを適量のせる。

 納豆はよく混ぜてから、醤油とカラシをかけ、さらによく混ぜ、半分の白ご飯のさらに半分にかける。
 納豆に付属のネギは味噌汁に入れる。
 私的には、納豆に卵やネギを加えるのは邪道だ。

 オクラに醤油をかけよく混ぜ、残りの白ご飯にかける。
 これでネバトロ三色丼の完成だ。
 
 この時、玉子かけご飯のように混ぜないのが肝心だ。
 納豆とオクラは、あくまでトッピングだ。
 以前一度、玉子、納豆、オクラ、牛小鉢の具、鰹節を、全部ご飯にぶっかけて混ぜて食べたが、お互いが主張し合い、不味さのカオスが出現した。 

 一連の作業を終え、玉子かけご飯、納豆ご飯、オクラご飯、牛小鉢の具を交互に食べる。
 途中でワカメと油揚げの味噌汁をすする。
 紅ショウガは箸休めにつまむ。

 これが私のイチオシの、お値段お安く、ヘルシーなプアマンズ・ブランチだ。
 

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【競馬】第62回宝塚記念予想

2021年06月27日 12時48分20秒 | 競馬
 春のGⅠシリーズ最終戦は、グランプリ宝塚記念だ。
 ファン投票上位馬の回避が目立ち、去年の覇者クロノジェネシスと無敗のGⅠ馬レイパパレの牝馬同士の一騎打ちの様相だ。

 しかしそれでは面白くない。
 無理矢理、2頭の重箱の隅をつついてみよう。
 クロノジェネシスは海外帰りで、過去10年ルメールは馬券絡みなし。
 レイパパレは今回は目標にされて、自分の競馬ができるか不安。距離延長も未知数だ。

 ここはその2頭に割って入る穴馬を見つけ、GⅠ連敗に終止符を打つべく渾身の予想を展開したい。
 まずは例によって、過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。
 
 
 ▼単勝50倍以上
  シロニイ、メロディーレーン、ワイプティアーズ、アドマイヤアルバ
 ▼関東馬で9番人気以下
  アドマイヤアルバ
 ▼前走5着以下(G1、海外除く) 
  カデナ、シロニイ、ミスマンマミーア、メロディーレーン、ワイプティアーズ
 ▼前走10番人気以下(1着除く)
  アドマイヤアルバ、カデナ、ワイプティアーズ、シロニイ
 ▼前走GⅡ以下4番人気以下かつ3着以下
  アドマイヤアルバ、ワイプティアーズ、メロディーレーン 
 ▼7歳以上(外国産馬除く)
  カデナ、シロニイ、キセキ
 ▼6歳以上前走8着以下
  シロニイ、ミスマンマミーア

 条件をクリアしたのは、クロノジェネシス、レイパパレ、アリストテレス、カレンブーケドール、モズベッロ、ユニコーンライオンの6頭だ。
 この6頭の三連単ボックス120点で、90%以上の確率で当たるだろうが、それは現実的ではない。
 ここはレイパパレとカレンブーケドールを1、2着固定で、モズを消して、キセキとマンマミーアを紐穴狙いで入れてみよう。

<結論>
 三連単フォーメーション26点
  1着②レイパパレ⑩カレンブーケドール
  2着②レイパパレ⑦クロノジェネシス⑨アリストテレス⑩カレンブーケドール
  3着①ユニコーンライオン⑦クロノジェネシス⑨アリストテレス⑫ミスマンマミーア⑬キセキ

 

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眼医者、歯医者が医者ならば・・・

2021年06月26日 17時17分15秒 | 徒然(つれづれ)
 歯医者に行ってきた。
 歯根がないので、差し歯は不可。
 よって、その他の治療法を示される。

 1.仮歯で凌ぐ。耐久性は数週間から数か月。
 2.現在の左の脱着式入れ歯を左右一体型に新調する。安定性、耐久性はこれが一番。
 3.抜けた歯の左右の歯に架ける脱着式にする。
 4.インプラントにする。目ん玉飛び出るほど高額。

 さあ、お客はん、どれにしまひょ?
 お客さんちゃうやろ、患者さんやん。
 そんなこと言うてるから、眼医者、歯医者が医者ならば、蝶々、トンボも鳥のうち、なんて言われるんや。

 速攻で、10日ほどで出来上がる、費用が手頃で簡単な3番に決定。費用は6000円ほどだ。
 次の受診で完成だ。
 昔は入れ歯というと、何回も通院した記憶があるが、あれはボッタクリだったのだろうか。
 余談だが、歯が抜けたので、久しぶりに固いものも存分に咀嚼できる。まさに、災い転じて福となすだ。


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歯が抜けた~

2021年06月25日 21時49分30秒 | 徒然(つれづれ)
 前歯が抜けた。
 昨日、グラついていた歯が、その寿命を全うした。
 360度回転するようになったので、指で力を入れて引っ張ったら呆気なく抜けてしまった。

 歯と歯の間はもちろん、歯茎にもポッカリと穴が開き、笑うとアホ面全開だ。
 抜けた歯は歯垢こそこびり付いていたものの、虫歯ではなく健康な歯だ。
 歯周病で歯茎が弱っていたのかもしれない。

 思えば、永久歯に生え変わって約60年間お世話になった歯だ。
 小学生の頃や中学生の頃も、この歯は存在していたのだ。

 そう思いながら、しみじみと見ていると、なんとなく愛おしさが込み上げてきた。
 そんなわけで、捨てるに忍びなく、当分取っておくことにした。

 なにはともあれ、早速、歯医者に明日の予約を入れた。
 
 

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ガストのハッピーアワー再開

2021年06月25日 12時57分12秒 | 徒然(つれづれ)
 緊急事態宣言が解除され、酒類の提供がOKになったので、本日はガストのハッピーアワーに参戦。
 11時スタートに合わせて、10時55分に入店。

 鶏の唐揚げとほうれん草炒めをオーダー。
 それがサーブされると同時に200円の生ビールを注文。
 鶏の唐揚げ5個をツマミに、1個1杯で生ビールを飲み干す。

 久々の昼酒は五臓六腑に染みわたる。
 5杯も飲んだのに酔いはなかなかまわらない。
 締めにレモンサワーとグラスワインを1杯ずつ。

 店を出た途端に酔いがまわり、家まで千鳥足。
 照りつける夏の太陽に、噴き出る汗と共にアルコールが発散し、帰宅後は完全に酔いが醒めていた。

 我ながらすごい新陳代謝だ。
 


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前歯の断末魔

2021年06月24日 19時15分50秒 | 徒然(つれづれ)
 下の側切歯がグラついて今にも抜けそうと先月書いたが、いよいよ寿命が尽きかけてきた。
 固いものを食べる時は気をつけているつもりでも、グラつきの幅が大きく、ついついガリッとやってしまう。

 今日も搾菜でやってしまい、首の皮一枚でかろうじて繋がっていたのが、首の皮0.5枚になってしまった。
 もはや直立状態から45度以上傾いている惨状だ。
 神経が残っているので痛みも発生した。

 あとひと噛みで確実に抜けるだろう。
 奇跡の自己治癒能力で、なんとか根付かないものだろうか。

 前歯だけに即、入れ歯が必要で、歯医者直行間違いなしだ。
 その顛末を書く日も目前だ。
 情けないやら悲しいやら。トホホ・・・。
 

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五輪直前裏読み

2021年06月22日 19時57分38秒 | 徒然(つれづれ)
 開催反対の世論を無視して、強行開催が半ば決定した東京五輪。
 緊急事態宣言の解除に伴い、スポーツ・イベントの観客上限をキャパの50%以下、5千人以下から、1万人以下に緩和し、五輪もそれに準ずると後出しジャンケンだ。

 呆れるのは、開会式に限り、1万人の観客以外に別枠で、五輪貴族やスポンサーなどの招待客を1万人入れるという。
 招待客は観客ではなく、五輪関係者だという屁理屈でのゴリ押しだ。
 もう笑うしかない。

 また、水際対策も入国後の待機期間を2週間から一気に3日間に、そして多くは、事情申請すれば即日入国に緩和だ。
 そんな中、入国したウガンダ選手のコロナ陽性が判明したにもかかわらず、濃厚接触の聴き取り調査もせず合宿地の泉佐野へ移動させた。
 現地の保健所の聴き取り調査で、残り8人全員が濃厚接触者と判断された。

 要は水際対策がザルだったことが露呈したのだ。
 今後9万人の選手や関係者の入国が控えている。
 危機は高まるばかりだ。

 緊急宣言解除後、国内では人流が急激に増加し、東京では新規感染者が3日連続で前週同日を上まわった。
 インド株の拡大による第5波がおおいに懸念される。
 それが原因かどうかわからないが、小池都知事の過労による緊急静養だ。

 もしかして、これが政府の狙いだったのか。
 緊急宣言解除の日程や、水際対策の大幅緩和は、強行開催、有観客や上限拡大など、子供でも呆れる決定の裏で、着々と進んでいる五輪中止計画かもしれない。
 対策の大幅な緩和による東京の急激な第5波の発生、選手や関係者の大量感染、それによる五輪の直前の中止。

 もちろん日本側からは言い出せないので、IOCに中止を促す、捨て身の状況作りなのかもしれない。
 そうであってほしいものだ。
 

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ハゲが治った !

2021年06月21日 14時36分49秒 | 徒然(つれづれ)
 3、4年前に頭頂部が薄くなり、地肌が透けて見えるのを発見した。
 過去にこのブログでも書いたが、まるで河童ハゲの初期状態だった。
 当初は黒マジックで地肌を塗り、目立たなくしていたが、それも定年退職後は面倒になり、諦めて、いつしか忘れていた。

 それがどうだ !
 今日合わせ鏡で確認すると、髪の毛が増え、地肌は透けなくなっていたのだ。

 この歳になって白髪混じりとはいえ、髪の毛が新たに生えてきたのだ。
 退職して仕事のストレスがなくなったからだろうか。
 それしか要因は考えられない。

 ということは、純然たるハゲではなく、ストレス性の円形脱毛症みたいなものだったのか。
 いずれにしてもハゲの体質ではなかったのだ。
 白髪の割合も心なしか減ったように思う。

 もしかして髪の毛だけが若返ったのだろうか。
 

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炎暑のウォーキング

2021年06月21日 14時03分48秒 | 徒然(つれづれ)
 久しぶりに朝のウォーキング距離が10kmをオーバーした。
 最近の平均歩行距離が7kmほどだったので、さすがに、この季節、この距離は老体に堪える。

 今年は季節が1ヵ月前倒しの傾向で、今日も7月中旬並みの暑さだ。
 週間天気予報を見ると、梅雨もどうやら明けたようだ。

 気温30℃超えの真夏日になると、汗の量が半端ない。
 マスクをしているとなおさらだ。

 途中のローソンで、今年初めてポカリスエットで水分を補給した。
 キンキンに冷えた500mlボトルをイッキ飲みだ。
 それがまたすぐに汗となって吹き出す。新陳代謝よしだ。

 帰宅する頃には足に来た。
 ウォーキングを日課にする前は、長い距離を歩くと翌日は足が痛くて往生したものだ。

 しかし今では、一晩寝るとそれも見事に回復している。
 足腰の老化が一時的に止まっているみたいだ。
 いずれにしてもウォーキングはやめられない。
 

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王将レビューを食べログ文学風に書いてみた

2021年06月20日 16時18分21秒 | 徒然(つれづれ)
 去りゆく夜の名残りと忍び寄る夜明けの気配が交錯するトワイライトの空白。
 人の通りも疎らな商店街の静寂。

 歪んだ遠近感の中、歩を進めていくと、記憶の回廊の彼方にぼんやり灯ったような看板の電球が見えてくる。
 黄色いスポットライトに照らされた「王将」の店名が、歓迎の小旗を振っているように見える。

 ガラスドアから中を覗くと、店内のカウンターには、深海に佇む古代遺跡のような人影が疎らに見える。
 軽い逡巡の後に、赤いドアの取っ手を引いて店内へ入り、手近なカウンターの席に滑り込む。

 終夜営業の疲れを内面に秘めた店員が、コップ一杯の水とともにオーダーを取りに来る。
「餃子二人前と瓶ビール。ビールは後で。車は乗らん」
 壁のメニュー表を見ることもなく注文する。

 店員の負担を最小限にするために、必要事項は予め伝える。
 ビールは瓶、サーブは料理と一緒、飲酒運転幇助の心配無用。

 この店で餃子とビール以外に注文するものなどあるだろうか。
 空腹の程度から言って、餃子は一人前でいいのだが、二人前を頼むのが粋人の美学だ。そしてビールは生ビールではなく、瓶ビールがこの時間帯にはフィットする。

 カウンターには、ひと組のアベックと二人のひとり客が座っている。
 アベックの四十がらみの男は生ビールを前に静かに煙草を燻らしながら目を閉じている。アラサーとおぼしき女は携帯でメールを打っているようだ。
 ふたりの間に会話はないが、恋愛という感情を醸し出すには付き合いの期間が長く、下手をすればマンネリに陥りそうな、かと言って、別れを切り出すには踏ん切りがつかないような、そんな色褪せた関係に見える。

 ひとり客の若い男は、昨夜のコンパで羽目を外して仲間に置いてけぼりを食らい、夜の街を酔って徘徊の末、この店に辿り着いたような疲労困憊の体で居眠りをしている。
 もう一人の女の客は、三十路も半ば過ぎくらいの、明らかにそれとわかる安酒場のお水風で、生活臭が垣間見えるアンニュイを漂わせている。食欲だけはあるようで、女の前には三皿ほど食べかけの料理が並んでいる。

 そうこうしているうちに餃子とビールが運ばれてきて目の前に並ぶ。
 まず、餃子のひとつひとつに、プッシュ式のシャンプーボトルのような容器からラー油を垂らす。
 ひと昔前は、深い広口のアルミの容器にラー油は入っていて、底には胡麻や唐辛子の屑が沈殿していたものだ。

 赤いラー油が程よく焼けた餃子の表面を妖しく流れていく。
 タレを餃子の周囲に流し入れる
 つけ皿は使わないのが流儀だ。

 焼き油とラー油でねっとりと光る餃子に、酸味の効いた醤油ダレを十分に染み込ませ口へ運ぶ。
 噛めば肉汁が舌上でほとばしり、まったりと口中に広がっていく。
 甘味、旨味、苦味、酸味、香味が混然一体となり味覚中枢をやさしく刺激する。

 四十年以上食べ慣れた味は、時の流れを感じさせない。
 頑なに変化や迎合を拒否する揺るぎない自信がみなぎっている。

 口中の味の余韻をビールの芳醇な炭酸で一気に洗い流す。
 小さなゲップとともに込みあげるニンニクとアルコール臭が、至福の芳香となって鼻腔をくすぐる。

 そう、これが王将の餃子だ。
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花の新婚!カンピューター作戦

2021年06月18日 15時57分18秒 | 徒然(つれづれ)
 1980年代に関西テレビで「花の新婚!カンピューター作戦」というバラエティ番組があった。78年の放映開始から91年まで続いた人気番組だ。
 上岡龍太郎の司会で4人の芸能人回答者が、ランダムに並んだ素人参加者の男女の中から、5組の夫婦の組み合わせを推理するという番組だ。

 嫁5人に対して亭主は6人が登場する。
 ひとりはニセモノ亭主だ。
 嫁が回答者を指名して、その回答者が何組の夫婦を当てるかで、それに応じた賞金がもらえる仕組みだ。ニセモノ亭主は騙せた回答者の数により賞金がもらえる。

 27、8歳の頃、私はその番組にニセモノ亭主として出演した。
 テレビ初出演だ。
 日曜正午からの人気番組だけあり、放映翌日から「見たよ、見たよ」の声が引きも切らなかった。

 私が出演した回の回答者は、キダタロー、カルーセル麻紀、桂文珍、藤本統紀子の4氏だった。私は2人の回答者を騙して、2万円の賞金と1万円の出演料をもらった。

 後日送られてきた番組の記念写真には、左端に司会の上岡龍太郎、右側の回答者席に黒髪のキダタローが見える。
 真ん中で後ろ手に立っているイケメンが若き日の私だ。
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