無為の日々

　昨夜は午前3時まで飲んだくれ。

　正午前に目が覚めて、とりあえずスポーツ報知を買ってきて、朦朧とした頭で競馬予想。
　当然の大ハズレで胃は痛むし、不定愁訴に苛まされる。

　馬券が当たるのと当たらないのとでは、精神衛生的に天と地の違いがある。
　大当たりのルンルン気分を久しく味わったことがない。
　
　40年以上も続けている趣味だけに、やめるわけにもいかない。
　来月からの秋競馬で起死回生を狙うしかない。

　止まない雨はない。
　連敗の長いトンネルを抜けると天国だった。
　きっとそんな日が来るさ。

恒例還暦飲み会

　還暦四天王恒例の飲み会。
　阪神の負け試合を横目に、行きつけの居酒屋で暑気払いの生ビール。
　二軒目は例によってスナックで昭和歌謡熱唱。
　その後ひとりでワインバー、ロックバーをはしご。
　
　目覚めたら、お約束の二日酔い。
　節々が痛いと思ってたら、昨夜、スナックでブレークダンスをしたのを思い出す。

　酔い覚ましに王将で麻婆豆腐と餃子を食す。
　麻婆には唐辛子味噌とラー油をしこたま投入。

　炎天下を歩き帰宅した時には大量の汗で二日酔い発散。
　唐辛子で胃腸が刺激され、大量のウ○コが出た。

　夏競馬は当たらない。
　しかし継続は力なりを信じてやめられない。

　今宵もワインバーで鯨飲だ。
　
　

ポイントマジック

　ポンタポイントを集めている。
　ローソンやローソン100で買い物をすると、それぞれ、100円で1ポイント、200円で1ポイントが付与されるやつだ。
　期間限定でボーナスポイントというのも設定される。
　特定商品に、10ポイントとか20ポイント付与されるのだ。
　対象商品はホームページで告知される。

　今、ローソンではリポビタンDと抱き合わせで、リポビタン・ファインとかファニーというドリンクを買うと、100ポイントがボーナスポイントとして付与されるキャンペーンをやっている。
　それぞれ税抜き146円、2本で292円で、お買上げで2ポイント、ボーナスで100ポイントが付与される。

　一方ローソン100では、特定の100円ドリンクに10ポイントのボーナスポイントが付与されるキャンペーンを実施中だ。
　税込みで計算すると、ローソンが316円で102ポイントなので実質214円、ローソン100で2本買うと216円で21ポイントなので実質195円だ。

　商品は異なるが、喉の渇きを癒すという私の目的からすると、リポビタンの1本当たりの容量100mlに対し、例えばローソン100のペプシコーラで490mlと約5倍の開きがある。値段も同じ2本なら実質19円安い。
　リポビタンには疲労回復効果があるかもしれないが、それは喉の渇きを癒すような、実感できるものではない。

　2本で100ポイントと、2本で20ポイントという、表示だけ見るとリポビタンに触手が伸びそうだが、どちらが得かよ～く考えてみよう。

夏季休暇最終日

　何事にも終わりはある。
　10連休の夏季休暇も、本日を持って終了だ。
　感慨も後悔も、もちろんない。やっと終わったという感じだけだ。

　よくよく考えると、サラリーマンとしての夏季休暇は、来年で最後だ。
　再来年は9月9日の65歳の定年退職を前に、盆前から有休消化に入る予定だ。
　まあ、先のことをあれこれ考えてもしょうがない。

　昨日の競馬は勝ったり負けたりで、結局引き分けだ。
　夜は例によって、ワインバーで酩酊。シンデレラ・リバティ前に帰宅、即、就寝。

　朝から平日の分の食料買出し。スポーツ報知も忘れずにゲット。
　今日の競馬で勝てば、実りある夏季休暇になる。
　北九州記念、札幌記念の2レースは、是非とも勝って、終わりよければすべてよし、にしたい。
　無欲の勝利なんて言ってられない。勝てば官軍だ。
　大金はいらないが、チョッピリ余裕のある生活をしたい。
　そのためには、今の私にとって、競馬で小金を稼ぐしか道はないのだ。

　その思いを込めた、渾身の三連複10点流しは、両レースとも紐の1頭が超人気薄で、予想通りの惨敗。
　まあ、来週もあるさ。所詮、夏競馬は秋のGⅠシリーズの練習試合のようなものだ。

　明日からまた、時の流れが過ぎていくだけの生活が始まる。
　何も考えずに穏やかに生きていこう。

　

　
　

夏季休暇9日目

　昼酒、昼寝の影響で、昨夜はネットでGYAO!のB級映画を観ながら夜更かし。
　午前4時に就寝、午前9時に起床。

　夏空の下、例によって天神橋筋商店街を散歩がてら徘徊。
　最近、老いも若きも、男も女もリュックを背負っている人間が目立つ。
　たぶん、ちょっとした流行りなのだろうが、山歩きやハイキングだったらまだしも、街歩きにリュックはいかがなものか。
　電車やバスでは当然まわりの迷惑になるはずだ。

　ところで、あのリュックの中身は何なのだろう。
　ボリュームからすると、セカンドバッグの比ではない。
　買い物したものを入れているようにも見えない。
　生活用品とかお泊りセットなどを入れているのだろうか。
　まあ、私には関係のないことだ。

　コンビニで、我が競馬検討の友、スポーツ報知とアイスクリームを買う。
　
　
　
　

夏季休暇8日目

　10連休も終盤。
　無駄に過ごしてきたことに、若干の疑念も湧くが、それは自分の信念ゆえと自答する。

　ワンルームマンションから見える夏空の高みは、今日も私を嘲笑うがごとく、ピーカンのスカイブルー。

　ランチタイムをチョイと外して、午後1時過ぎに昼飲みすべく天神橋筋商店街へと向かう。
　入った昼の居酒屋はほぼ満員御礼で、意外にも女子率高し。
　ハイボール1杯39円の効果は絶大だ。
　女子はもちろん、男も天満特有のカオスでディープな客層だ。
　有線から昭和歌謡のメロディが流れ、雰囲気はいや増すばかり。
　ひとりで、ふたり掛けのテーブル席に座り、本格飲みに突入。

　気がつけば、ハイボール7杯とアテを6品の鯨飲だ。
　それにもかかわらず、勘定は2,600円と驚異の安さ。
　さすがは昼飲み天国、天満や恐るべし。

　帰宅すると猛烈な睡魔が忍び寄る。
　抵抗むなしく、3時半には夢の世界へ突入。
　夜と同じようにガッツリ夢を見た。
　夢の中には、在りし日のおばあちゃんと、幼児時代の娘が出てきた。
　妙にノスタルジックな夢だった。

　午後6時半に目が覚める。
　エアコンをつけたままだったので、喉がヒリヒリ、口中がネバネバ。
　歯を磨き、顔を洗ってサッパリと生き返る。
　酔いもほとんど残っていない。

　ベランダ越しの夕焼けの空が、小さい秋の訪れを告げている。
　日も短くなったようだ。
　今夜は眠れないだろうな。
　
　
　

夏季休暇7日目

　真夏のランチタイム。
　遠出は無理だ。
　てなわけで、近場で思案。
　ヘビロテのひとつ、旨い唐揚げ定食に決定。

　最近はネットの口コミ人気の店の料理を食べても、リピートしたくなる店は皆無だ。
　すぐ飽きる絶品料理の店より、何度行っても飽きない、不味くない店がヘビロテ化している。
　本日の店もそうだ。

　今日は唐揚げの量がいつもより多い。
　食べると口の中を怪我するくらいの、ガリガリの皮の固さだ。
　フニャフニャの業務用唐揚げを出す店が多い中で、ちゃんと仕事をしている唐揚げだ。
　思わず、生ビールを追加する。

　この店は末永く、定期的に通う店だ。

　食後は天神橋筋商店街を徘徊。
　商店街を歩く女性は、都会の小洒落た商店街には似合わない、おネイちゃんとオバちゃんのちょうど中間辺りの、微妙な年齢層だ。
　カオスでディープで、チョイと下品な天神橋筋商店街には、よく似合っている。
　

夏季休暇6日目

　10連休も早や後半戦に突入。
　朝から満を持して、園田競馬場へ出かけた。

　1レースから三連複軸1頭、紐5頭の10点直感勝負。
　5レースまでやって、軸の馬がすべてビリかブービーの大敗続き。
　別に穴狙いで人気薄を軸にしていたわけではないが、何たるツキのなさ。

　泥沼にはまらぬうちに、勇気ある撤退だ。
　滂沱の涙を拭いて、まだ人の少ない帰りの循環バスに乗る。

　梅田の街を歩きながら、自棄酒でも飲もうかと思ったが、そこはグッと堪えて、家で飲むため、成城石井でマイヤーズの小瓶を買う。
　楽しそうなカップルや家族連れを尻目に、炎天下、独り家路を急ぐ我こそ哀れ。

　まだ連休最終日の競馬があるさ。今日の負けはスッパリ忘れて、終わりよければ全てよし、を期待しよう。
　

夏季休暇5日目

　昨夜もチョイと一杯のつもりが、ワインバーで午前2時まで鯨飲。
　今朝は不思議と二日酔いがない。
　昨日、昼食にニラレバ炒め、夕食に焼きビーフンで大量に野菜を摂取したせいか、今日は便通がよく、朝から大量にウ○コが出て、気分爽快だ。

　ネットでランチを検索。
　松屋の「山形だしとろろ定食」が目に止まる。
「だし」とは、山形の郷土料理で胡瓜や茄子、その他香味野菜やクズ野菜をみじん切りにして、醤油で和えたものだ。
　それをとろろご飯にかけたもので、食べたことはないが、なんとなく味の雰囲気はわかる。

　松屋へ行くのが面倒だったので、近くのローソン100で、五目おむすび、納豆、胡瓜の昆布漬け、切り干し大根とひじきの煮物のセットを買い、だしとろろ定食の雰囲気だけ味わった。
　チープだが、なかなかイケるじゃないか。

　巷では盆休みを有意義に過ごそうと、皆さん必死のパッチみたいだ。
　巷の有意義の筆頭は、どこかへ出かけることらしい。
　上は海外旅行から、下は故郷への帰省、海水浴やバーベキュー、遊園地など、皆さん精力的に疲れに行っているようだ。

　私の有意義は行動することではない。
　カッコよく言えば、思索すること、有体に言えば、ダラダラ何もせずに過ごすことだ。
　さあ、今日も思考の回廊を彷徨ってみよう。

　明日は天気も持ち直しそうなので、園田競馬場に行くことにする。
　地方競馬ゆえにデータ量は著しく少ないが、そこは数字の出目や心に引っかかる変な名前の馬をもとに、直感勝負だ。
　場内の出店で、コップ酒と安物の天ぷらや鯖の煮付けで、古き良き昭和の雰囲気に浸るのもいいだろう。
　それも私にとって有意義な連休の過ごし方かもしれない。

さらばカップラーメン

　夕食にケンミンの焼きビーフンを作って食べた。

　この頃はカップラーメンに飽きて、久しく食べていない。
　2、3年前からカップうどんやそばにシフトしていたが、それもそろそろ飽きてきた。

　最近は袋物のビーフンや皿うどんがお気に入りだ。野菜と一緒に食べられるのがいい。
　あとお勧めは日清のカレーメシだ。

　インスタント時代のさきがけの私は、子供の頃からインスタントラーメンやカップラーメンが大のお気に入りだったが、やはり還暦を過ぎると食の好みも変化するということか。

　そのうち、昔おばあちゃんが食べていた、野菜の煮物や煮魚あたりが好きになるのだろうか。
　
　

夏季休暇4日目

　10連休4日目にして、もはや予定なし。
　天気予報では明日から2、3日雨模様らしいので、とりあえず天神橋筋商店街の徘徊に出る。

　連休初日に行った王将で、再度ニラレバ、餃子、ビールの三点セットを食す。
　商店街には天六、天四、南森町と3軒の王将があり、私の行きつけは天四店だが、連休初日と今日は南森町店に行った。
　
　そこは他の2軒より歴史が浅く、まだ味付けが安定していない。
　先日のニラレバ炒めと比べ、今日のは玉ねぎが少なく、また、ニラレバという割にはニラが少なく、モヤシが多めだ。
　もとより秘伝の味付けではないが、それにしても、塩分が強めだ。

　そのへんは、ヘビーユーザーの私だからわかるのかもしれない。
　調理人も若いし、今後の精進を期待しよう。

　帰宅後、仕事用のジャケットを虫干し、パンツを洗濯する。
　最近のジャケットやパンツは形状記憶なので、クリーニングには滅多に出さない。
　ファブリーズを吹きかけ、虫干しするだけで充分だ。

　あとは、何もすることがなく、戯れにウクレレの練習。
　エアコンをつけたり消したりして、ボーッと時の流れに身を任せる。

　
　
　

夏季休暇3日目

　二日酔いの朝、といっても正午を回っているが、煙草が不味い。
　昨夜はワインバーで鯨飲しながら、ママと常連の若社長と、スマホの懐かしのメロディをかけまくり。

　二日酔い解消には、ストレッチと油ギッシュなランチが一番だ。
　てなわけで、王将へGO!。
　キャベツ盛豚焼肉定食160gを食す。
　満腹感とともに二日酔いが消えていく。

　帰りは炎天下を歩き、ローソン100で、引きこもりのための食料を調達。

　帰宅後、競馬予想。本日の勝負レース、エルムステークスと関屋記念を買う。
　どちらも渾身の三連単穴予想はバッチリ。結果は1着、2着、4着で胃が痛くなるようなハズレ。
　3着と4着が替わっていれば、2レースで15万の配当だったのに･･･トホホ。

　こうなったら、16日の水曜日に園田競馬でガッツリ儲けるしかない。

夏季休暇2日目

　午前7時半、夏晴れの空の下、勇躍、阪神競馬場へ出発。
　空腹に耐えられず、途中の松屋で牛丼を食べる。腹が減っては戦ができないからね。

　当地で開催していないにも関わらず、入場門前には並んでいる連中もいた。
　競馬場はイメージアップしたとはいえ、まだまだ低所得者層の吹き溜まりだ。
　純粋培養はもちろん、自家栽培のお嬢は連れて来れないなあ。

　運よくオーロラビジョンのやや斜めの、一般席の最前列を確保できた。
　空調完備のガラス張りの屋内からは、夏の青空と白い雲の下に、宝塚の山手の家並みが見える。

　早速、昨日の予想をもとに買い目を絞り込む作業に入る。
　札幌、新潟、小倉の3場で開催しているので、全レース買うと36レース、1レース千円ずつでも三万六千円になる。
　そんな馬鹿な真似はできないので、1レース1場、三連複10点に絞り込む。

　3レースまではパーフェクトも、如何せん配当が低い。
　その後、勝ったり負けたりを繰り返し、負のスパイラルに入った感のある8レースで打ち止め。
　何事も引き際が肝心だ。
　結局、交通費と昼飯、ビール代の分、赤字だ。

　競馬ではトントンだったので、よしとすることにする。
　明日もあるしね。もちろんテレビ観戦だけどね。
　
　今日までのところ、予定を淡々とこなせている。いい傾向だ。
　今夜は行きつけのワインバーで飲みの予定だ。
　何かいいことあるかな。

夏季休暇初日

　始まりました大型連休。
　予定通り、10時に天神橋筋商店街へ向かって出発。

　炎天下を徘徊して、11時に王将でニラレバ、餃子、生ビールの昼食。
　食後の徘徊は、炎暑に負けて早めに切り上げる。

　帰宅後、ウクレレの練習。

　4時過ぎに大スポの夕刊を買ってきて、競馬予想。
　6時から阪神戦を観ながらカレーメシとサバ缶の夕食。

　ほぼ順調に予定をこなせた。体調も万全だ。
　
　明日の競馬は、欲をかかず、無心の境地で臨もう。

夏季休暇前夜

　明日から10連休。
　別に大した予定もないのに、連休前夜というのは、開放感に満たされる。
　会社に行ってもほとんど仕事はなく、休みと同じようなものだが、行かなくてもいいのが開放感に繋がるのだろうか。
　仕事イコール閉塞感、休みイコール開放感、という観念が刷り込まれているのだろう。

　なにはともあれ、久々の大型連休だ。
　少なくとも、体調不良で休みを無駄にすることだけはないようにしよう。

　この連休の最初の難関は、2日目の競馬だ。その収支が、その後の生活の苦楽を左右するのだ。
　久しぶりに競馬場へ行くので、当然、馬券は1レースから買うつもりだ。
　データがほとんど無い午前中のレースは、勘に頼るしかないので、心身の平静が維持が必要だ。
　健全なる精神は、健全なる身体に宿るといわれるので、体調管理には留意だ。

　当日の夜は、行きつけのワインバーで飲酒の予定も入れている。
　勝利の美酒か敗北のやけ酒かも、競馬の収支次第だ。