先週の牝馬三冠の興奮冷めやらぬ、秋のGⅠシリーズ第3弾は菊花賞だ。
皐月賞馬、ダービー馬はいるものの、秋華賞のリバティアイランドのような抜けた存在がいないここは混戦模様だ。
下位人気馬の突っ込みもありそうなので注意が必要だ。
まずは過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。
▼単勝50倍以上
ダノントルネード、ショウナンバシット、ナイトインロンドン、マイネルラウレア、シーズンリッチ、ウインオーディン、パクスオトマニカ
▼関東馬で当日8番人気以下
ナイトインロンドン、シーズンリッチ、ウインオーディン、パクスオトマニカ、ノッキングポイント
▼前走上がり3F9位以下
タスティエーラ、シーズンリッチ、ダノントルネード、ナイトインロンドン、パクスオトマニカ
▼前走5番人気以下、かつ4着以下
ウインオーディン、ショウナンバシット、シーズンリッチ、ナイトインロンドン、マイネルラウレア、パクスオトマニカ
▼前走6着以下(セントライト記念を除く)
ショウナンバシット、シーズンリッチ、ダノントルネード、ナイトインロンドン、マイネルラウレア、パクスオトマニカ
▼前走条件戦で2着以下
ダノントルネード
▼前走2000m
トップナイフ、ノッキングポイント
▼前走神戸新聞杯で4着以下
ハーツコンチェルト、ショウナンバシット、マイネルラウレア、シーズンリッチ、ナイトインロンドン
▼前走ダート
パクスオトマニカ
残ったのは、ソールオリエンス、サトノグランツ、ファントムシーフ、サヴォーナ、ドゥレッツァ、リビアングラスの6頭だが、それぞれに不安要素を抱える。
皐月賞馬ソールオリエンスは、前哨戦が叩き台とはいえ、条件戦上がりに負けているのが気になる。
サトノグランツの前哨戦は、相手のレベルが疑問で、レコード駆けの反動も気になる。
その前哨戦2着のサヴォーナは10番人気でフロックの感が否めない。
ファントムシーフはワンパンチ足りない善戦馬の印象だ。
ドゥレッツァとリビアングラスは、条件戦上がりで格の違いが気になる。
◎好走パターン(前走)
神戸新聞杯(6-5-4-51)
セントライト記念(3-3-1-43)
1着(4-0-2-12)
2着(3-4-2-9)
3着(2-4-0-14)
1番人気 (6-1-1-7)
ダービー馬タスティエーラの取り捨てがカギだろう。
ダービー以来のぶっつけ本番、しかも3000mの長距離、おまけに鞍上は乗り替わりだ。
配当的な妙味から、迷わず消しの一手だ。
もし勝てば、仕方がない、予想以上に強い馬だったと諦めよう。
ここは三冠を3頭が分け合うと見て、新たなクラシック馬の誕生に期待したい。
その候補は手広くピックアップし、2、3着に皐月賞馬ソールオリエンス、曲者横山典弘騎乗のトップナイフを据える。
<結論>
三連単フォーメーション10点
1着⑥リビアングラス⑧サヴォーナ⑪サトノグランツ⑫ハーツコンチェルト⑰ドゥレッツァ
1着
2着①トップナイフ⑭ソールオリエンス
3着
3着①トップナイフ⑭ソールオリエンス
<結果>ハズレ
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