春の最強ステイヤー決定戦の天皇賞だ。
改装なった京都競馬場に長距離自慢の古馬が集結だ。
GⅠ馬こそ2頭と少ないが、初のGⅠ戴冠を目指す、いずれ劣らぬステイヤーが参戦だ。
タイトルホルダーの連覇なるか、2年連続2着のディープボンドの逆襲か、はたまたジャスティンパレス、ボルドグフーシュ、アスクビクターモアの4歳馬の台頭か。
実力伯仲で興味は尽きないが、予想のほうも難解だ。
まずは過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。
▼7歳以上
アフリカンゴールド、サンレイポケット、シルヴァーソニック、トーセンカンビーナ、ヒュミドール、メロディーレーン
▼父非サンデーサイレンス系
サンレイポケット、ブレークアップ、タイトルホルダー、ボルドグフーシュ
▼関東馬で当日8番人気以下
ヒュミドール、トーセンカンビーナ、エンドロール
▼前走阪神大賞典で5着以下
アイアンバローズ、サンレイポケット、ディープボンド、メロディーレーン
▼前走大阪杯を除いて7着以下
アイアンバローズ、アスクビクターモア、トーセンカンビーナ、メロディーレーン
▼前走4着以下、かつ8番人気以下
アフリカンゴールド、トーセンカンビーナ、メロディーレーン、マテンロウレオ
▼前走1.6秒以上負け
アスクビクターモア、トーセンカンビーナ、メロディーレーン
▼前走10番人気以下
アフリカンゴールド、トーセンカンビーナ、ヒュミドール
残ったのはディアスティマ、ジャスティンパレス、ディープモンスターの3頭だ。
人気馬が有利な内目の枠を引き、堅い決着が予想されるが、改装京都の重馬場で番狂わせを期待したい。
展開的には内枠のタイトルホルダーの逃げに、アフリカンゴールド、ディアスティマが無理やり絡めば面白い。
他の人気馬もタイトルの逃げは承知だろうから、前々で追走し、どこで捕まえに行くかがカギだ。
前崩れになった場合、中団より後ろの差し馬にも出番はある。
アスクビクターモアは、前走の大敗で人気を下げたここは買いだ。
スタートさえ決めて、タイトルの番手につけたらしぶとい。
何より、タイトルと同じく菊花賞馬だ。
馬券は三連単で、ディープ産駒のアスクビクターモアを1着固定、堅実駆けのボルドグフーシュと阪神大賞典の覇者ジャスティンパレスを2、3着固定で、あと3着に穴馬をピックアップだ。
あっと驚かせるなら、幸鞍上のメロディーレーンだ。
従来の追い込みパターンから、ここは先行して3着に粘り込みを期待だ。
1番人気タイトルホルダーは、前走不良馬場で8馬身差の大勝の反動が出るとみて、ここは思い切って消しだ。
<結論>
三連単フォーメーション10点
1着⑥アスクビクターモア
2着①ジャスティンパレス
1着⑬ボルドグフーシュ
3着①ジャスティンパレス②ディープモンスター④メロディーレーン⑦ディープボンド
2着⑬ボルドグフーシュ⑯シルヴァーソニック
3着
<結果>ハズレ
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