そんな理由もあり、私の隠れビールが半ば習慣化してきた。
牛丼御三家や王将は店員の目が行き届いているので、隠れビールはほぼ不可能だ。
ベストスポットはケンタッキーとガストだ。
どちらも客席が厨房や店員の目から遮断され、監視カメラの死角の席が存在する。
ケンタなら開店と同時、ガストならランチタイム前の閑散とする時間帯が、他の客の目もなく、安心して隠れビールが飲める。
ケンタはもちろん、ガストも唐揚げ定食というチキン料理だ。
それが、たまに巡回する店員に見つからないように、ある意味ドキドキ、スリリングなチキンレースを彷彿とさせる。
ちなみに、ガストは平常であれば、午前10時半からアルコール1杯220円(税込)のハッピーアワーがあるが、それも緊急事態ゆえ休止状態だ。
ハッピーアワーのヘビーユーザーはどこで飲んでいるのだろう。
私のようにコンビニで缶ビールを買って、隠れビールという発想には至らないのだろうか。
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