★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

隠れビール習慣化

2021年08月31日 13時16分00秒 | 徒然(つれづれ)
 緊急事態宣言下で、酒類の提供が禁止され、ブランチで、夏の定番、昼間の生ビールを飲める機会がなくなった。
 そんな理由もあり、私の隠れビールが半ば習慣化してきた。
 牛丼御三家や王将は店員の目が行き届いているので、隠れビールはほぼ不可能だ。

 ベストスポットはケンタッキーとガストだ。
 どちらも客席が厨房や店員の目から遮断され、監視カメラの死角の席が存在する。

 ケンタなら開店と同時、ガストならランチタイム前の閑散とする時間帯が、他の客の目もなく、安心して隠れビールが飲める。
 ケンタはもちろん、ガストも唐揚げ定食というチキン料理だ。
 それが、たまに巡回する店員に見つからないように、ある意味ドキドキ、スリリングなチキンレースを彷彿とさせる。

 ちなみに、ガストは平常であれば、午前10時半からアルコール1杯220円(税込)のハッピーアワーがあるが、それも緊急事態ゆえ休止状態だ。
 ハッピーアワーのヘビーユーザーはどこで飲んでいるのだろう。
 私のようにコンビニで缶ビールを買って、隠れビールという発想には至らないのだろうか。
 
 

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高齢営業マンの悲哀

2021年08月30日 11時51分11秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング中にスーツの上着を右手に、鞄を左手に提げた営業マンとすれ違った。
 このクソ暑い最中、長袖のワイシャツにネクタイまで締めていた。

 年の頃はちょうど私と同年配くらいで、まだ元気に働いているのが羨ましい気もした。
 しかし、それも一瞬で、その歳で外回りの営業をやっているということは、出世レースから外れたか、再就職したかのどちらかだろうと思い直した。

 そう考えると、高齢営業マンの悲哀を感じずにはいられなかった。
 振り返り、後姿を見ると、首筋を流れる汗が、ワイシャツに滲んでいた。
 ズボンや靴も、心なしか履き古したものに見えた。

 定年退職の年齢を過ぎて、年金生活をするか、再雇用や再就職で働き続けるかは、家庭の経済的な事情もあるだろう。
 どちらがいいということではないが、残りの人生の短さや、誰のための人生かを考えると複雑な気分になった。


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競馬雑感

2021年08月29日 16時45分05秒 | 徒然(つれづれ)
 三連単オンリーだった馬券の買い方を三連複に落とし、今や枠連にまで落ちぶれてしまった。
 当たる確率は格段にアップしたものの、配当的妙味はほとんどなく、よくて元々、ほとんどはチョイ負けの現状だ。

 しかし、当たらなければ買う意味がないし、買わなければ当たらないのもまたしかり。
 競馬をやめる選択肢がない以上、買い続けるしかない。

 競馬を始めた大学3回生当時は単勝、複勝、枠連の3種類の馬券しかなかった。
 京都祇園の場外馬券売り場専門の私は、メインレースの枠連を1口500円、3点から5点買いで、なけなしの小遣いを散財していた。
 当時の場外は枠連の最低購入単位が500円からだったのだ。

 万馬券など夢の夢の時代だ。
 儲かった記憶はほとんどないが、なぜかハマってしまった。
 それは予想の楽しさに尽きる。

 今でもそうだが、当時も競馬必勝法の書籍は巷にあふれていた。
 そんなトンデモ本を読み漁り、当たり外れは別にして、予想のやり方だけは自身のスタイルを確立した。

 66歳の現在では、年金生活ゆえ、趣味の域に留めているものの、競馬をやめるつもりはない。
 枠連買いも、初心に戻ったということで、今後は当たる確率を上げ、馬連、三連複、三連単とグレードアップをはかっていこう。
 

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やり返された買ったもん勝ち

2021年08月27日 14時10分52秒 | 徒然(つれづれ)
 今日は洗面台の交換に業者が昼前に来るので、ウォーキング時間を延長するようにとの家内からのお達し。
 それゆえ、真夏日の中、ウォーキングコースから外れた丸亀製麺までブランチの足を延ばす。

 ぶっかけ肉うどんを食するも、今いち物足りなかったので、その近くのはま寿司でブランチのはしご。
 さすがに4皿ほどで満腹になる。

 帰りはいつものコースとは違うルートを足の向くままに歩く。
 方向感覚を失ったものの、いつの間にか見慣れたコースにたどり着く。

 あまりの暑さに途中でポカリとコーラを飲んだら、満腹感と相まって、気分が悪くなり、木陰のガードレールに腰掛けしばし休憩。
 ふと前を見ると、葬儀社だった。
 こんなところで倒れたら洒落にならんと苦い笑いが込み上げる。

 猛暑の中をさまよった挙げ句、這う這うの体で1時半に帰宅すると、洗面台は変わっていない。
 家内に聞くと、今日は見積もりで工事は来週とのこと。
 今日が工事だというのは、私の聞き間違いだったようだ。
 とんだ骨折り損のくたびれ儲けだ。
 
 余談だが、洗面台の交換費用は10万円超だ。
 まだまだ使用になんの問題もないのに家内の一存で交換だ。
 買ったもん勝ちをやり返された感じだ。


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買ったもん勝ち

2021年08月26日 14時10分30秒 | 徒然(つれづれ)
 新しいパソコンを買ったのは既報の通りだが、それについては家内とひと悶着あった。
 2018年末の定年退職を機に、引きこもり年金生活を決め込んだ私に、家内はことあるごとに働け、働けと口うるさい。
 
 40余年も働いたのだから、もういいだろうと言う私に、年金だけでは老後は乗り切れないと家内は言う。
 私はコロナ禍の今日び、自粛は国民の当然の義務だ、外に働きに出るとコロナに感染して、家庭内感染を引き起こすおそれがある、とうそぶく。
 それがまた家内の怒りに油を注ぐ。

 そんな家内は英語添削の内職でそこそこ稼いでいる。
 以前、その内職を始めるにあたっては、家事に支障がない程度にすると言っていた割には、今では仕事の邪魔だから静かにして、とか、夕食は自分で作って食べてなどと平気でのたまうようになった。
 とどのつまりが、私が働いているのに、家でゴロゴロしているのは何事か、とばかりに非難の嵐だ。

 パソコンが昇天した時も、新しいパソコンを買うと言っていたら、中古の激安品しか許可しないことは目に見えていた。
 そこで私は相談なしに新品のパソコンを買った次第。
 値段は私にしてみたらリーズナブルだが、家内にしてみたら、余分で手痛い家計の出費だ。

 パソコンが届いた時には、私に相談もなく勝手に買った、から始まり、罵詈雑言の嵐が吹き荒れた。
 その嵐の中、私は、買ったもん勝ちさ、とばかりに最低限の抵抗で、嵐が過ぎ去るのをじっと待っていた。
 やまない嵐はない、とはよく言ったもので、フラストレーションを完全に吐き出した家内は、翌日からはパソコンに関しては何も言わなくなった。
 


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ロックの巨星墜つ

2021年08月26日 13時10分22秒 | 徒然(つれづれ)
 チャーリーが逝った。
 もちろん、チャーリー浜でも、チャーリー石黒でもなく、ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツだ。
 御年80歳の偉大なドラマーだ。

 洋楽に目覚めた頃はビートルズ派で、ストーンズは異端のキワモノとして見ていた。
 それが今や生ける伝説のバンドだ。

 その中にあってチャーリーは、ミックやキースとは一線を画する、紳士然とした、ある意味、浮いた存在だった。
 地味なファッションで、派手なアクションをすることもなく、飄々として正確なリズムを刻んでいた。
 それがミックやキースのアクの強さを適度に中和し、バンドとしての音楽性を昇華させたのだ。

 ロックシーンにおいて、ドラムテクニックでは、彼に優るドラマーは何人もいたが、ジャズの素地から生まれたシンプルでブレのないドラミングは、ちょうどビートルズのリンゴがそうだったように、ストーンズの音楽性になくてはならない味を持っていた。

 そのオリジナルメンバーで、屋台骨を支えてきたチャーリーが逝った。
 ちょうどビートルズのジョン・レノンが逝った時のような喪失感だ。
 ビートルズがビートルズでなくなったように、ストーンズもストーンズでなくなるのだ。
 
 ビートルズを生で聴くことはなかったが、ストーンズは2003年の大阪公演を生で聴いた。
 その時からストーンズは何も変わっていない。
 もっといえば、1970年代から基本的にはその音楽性や演奏スタイルは不変だ。
 その不変の根底には、チャーリーの正確無比なドラミングがあった。
 
 この秋にストーンズはドラムに代役を立てて、アメリカツアーを予定しているが、チャーリーの追悼コンサートになりこそすれ、本来のストーンズのコンサートではなくなるのだ。
 フロントマンのミックやキースがいても、チャーリーのいないストーンズはもはやストーンズではない。

 ここに、生ける伝説のバンドは、その代名詞から"生ける"が外れ、本当の伝説のバンドになった。
 チャーリーよ安らかに。
 

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パソコンライフ復活

2021年08月25日 16時38分36秒 | 徒然(つれづれ)
 昨日は新しいパソコンの初期設定。
 昔は設定に相当苦労したものだが、今や慣れたもので、トラブルや不都合は一切なかった。
 いろいろと細かい面倒なこともあるが、それもまた楽しからずや。

 Windows10がSモードなので、今まで利用していた Chromeがインストールできず、ブラウザはデフォルトのEdgeで我慢。
 今までと同じメーカーのパソコンなので、使ってみると、さほど違和感はない。

 ヤフーメールの下書きにバックアップしていた、エクセルやワードのファイルをマイドキュメントに移し、ネットのパスワードが必要なサイトや、お気に入りサイトもフォルダーに入れ表示させた。

 パスワードに関しては、個人情報保護の観点から、推測されにくいものや、サイトによっての使い分けが推奨されているが、私はほとんど同じパスワードを設定している。
 ハッキングの不安と日常の利便性を比較すると、はるかに後者のほうが上まわる。
 今までハッキングに遭ったこともないし、万が一遭ったとしても、私の場合、損害は知れているし、それ以前に銀行やカード会社が補償してくれるはずだ。

 今まで不安定だったWi-Fiの接続状態も、パソコンが新品ゆえか、安定して、ノンストレスの快適なネット環境だ。
 平穏で変化のない日常が戻り、ちょっとした幸せな気分だ。
 

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No PC No Life

2021年08月24日 20時24分29秒 | 徒然(つれづれ)
 それは突然やってきた。
 ブルーの背景に浮かんだ、白い文字の指示に従い操作をするも、パソコンが正常に戻ることはなかった。
 ダメ元でパソコンドックに診断に出すも、寿命とのことで万事休す。
 
 新しいパソコンを新品にするか中古にするか、3日ほどスマホでネット検索。
 価格的には断然中古だが、どこの誰が、どのくらいの期間、どのように使用していたか不安はつきまとう。
 また再調整の程度や販売会社の評判も気にかかる。
 新品の場合はそれらの心配はないものの、価格がネックだ。

 さんざん迷った末に、破格の値段の新品を見つけて、即注文。それが注文後2日で本日到着。
 15型、4GB、Office2019付き、49,800円のHPノートだ。

 パソコンのない5日間は私にとってフラストレーションそのものの日々だった。
 コロナ禍の自粛生活といえば、聞こえはいいが、引きこもり年金生活の私は、朝のウォーキングを終えると、午前11時からおよそ12時間ほどパソコンにかじりついている。
 さらにこの5日間は雨模様で、ウォーキングもままならず、ストレスフルの生活を余儀なくされていたのだ。
 
 生来の出不精の私にとって、もはやパソコンは、それがないと生活できないほどの存在だ。いわば、No PC No Life 状態だ。
 パソコンさえあれば、日常生活のほとんどのことはできる。
 ネットサーフィンを筆頭に、SNS、ネットショッピング、バンキング、トレード、ゲーム、音楽、映画鑑賞、メール…等々。
 とりあえず、ネット環境が復活してひと安心、今後5、6年はなんとか生き長らえそうだ。

 余談だが、前のパソコンのデータ復活が不可能で焦ったが、エクセルやワードのデータがほとんどだったので、ヤフーメールで添付ファイルにして下書きフォルダーに入れていて助かった。
 また、ネットのお気に入りサイトもパスワードを表示して、スクリーンショットでエクセルに保存していたので混乱することもなかった。


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ある夏の思い出 (拙著「あの頃の海」から抜粋)

2021年08月18日 17時17分13秒 | 徒然(つれづれ)
 僕が小学一年生の夏休みのある日。
 僕は母親とふたりで、素麺を食べながら、テレビで『ロッテ歌のアルバム』を観ていた。

 そこへ近所の電話のある家の人が、血相を変えて、母親に何事かを伝言しに駆けつけてきた。漏れ聞くところによると、どうも母親のクラスの生徒が、隣村の海で遊泳中に行方不明になったらしい。
 当時、母親は、僕と同じ小学校で四年生の担任をしていた。
 
 母親は取るものも取りあえず、ついて行くと駄々をこねる僕を連れて、路線バスで現場の海へ急行した。バスの座席に座る母親の顔が、いつになく蒼ざめていて、僕は子供心にも、何かただ事ではない感じがした。
 
 隣村の海岸に着くと、人だかりがしていて、漁師や消防団員と思しき男たちが、海の中を捜索している最中らしかった。
 昼下がりの太陽が照りつける海は、真っ青な空と白い入道雲の下、眩いばかりにキラキラと輝いていた。
 母親はまわりの人たちから状況を聞いて回っていた。
 僕はあまりの暑さに、アイスキャンデーを食べたかったが、それを言い出せる雰囲気ではないことが、何となく感じられて、退屈を噛み殺しながら海を見ていた。
 
 海中から上がってきたひとりの男が、大声で何か叫んだ。まわりの男たちが一斉にそこへ集まって行った。
 数分後、男に抱きかかえられた男の子が、砂浜へと運ばれてきた。
 子供は首や手足がダラリと垂れ下がり、まるで壊れた人形のようだった。

 男の子の母親らしき女の人が半狂乱で名前を呼んでいた。
 砂浜に仰向けに寝かされた男の子の胸を、待機していたらしい、白衣の医者が懸命に押し続けていた。
 僕はそこへ残る母親と別れて、近所のおばさんに連れられて家に戻った。
 
 その男の子が亡くなったということを知ったのは、翌々日の全校登校日の朝礼でのことだ。僕には何の感慨も動揺もなかった。
 その子は海から生まれて、海に帰って行ったのだ、と思うことにした。

 隣村の海は遊泳禁止になった。
 僕は明日からも海で泳げるかどうかが心配だった。幸い、僕たちの村の海岸での遊泳は禁止されなかった。
 僕は何事もなかったかのように、夏休みが終わるまで毎日泳ぎ続けた。


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重荷はないほうがいい

2021年08月18日 15時37分07秒 | 徒然(つれづれ)
 人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、とは徳川家康の遺訓だ。
 まさにその通り、と共感する人間もいるだろうし、果たしてそうか、と疑問を抱く人間もいるだろう。

 二択なら私は後者のほうだ。
 遠き道を行く、という部分はそうかもしれないと思うが、重荷を負うて、の部分は受け入れがたい。
 ぶっちゃけた話、重荷など負わないほうがいいに決まっている。

 そんなことを言うと、重荷を負うのが美徳の日本古来の考え方の人間には、顰蹙ものかもしれない。
 自分の思いとは関係なく、人生いろんな重荷を負うこともあるだろう。
 具体的には、自身の病気であったり、家族の介護であったり、経済的な困窮などだ。
 そんな人間は山ほどいるだろう。

 もし重荷を負うたら、軽くするために筋力をつけたり、機械を開発したりするのが人間だ。
 しかしそんな効果的なことにも、楽をしたいからだ、などと穿った見方をする人間もいる。

 反対に、重荷を負うて苦労する人間を、努力が足りないからだ、と見下す人間もいる。
 件のメンタリストがそうだ。

 聖人でもない限り、人間、誰しも心の中にダークサイドを持っている。
 それを表に出さないのが理性であり良識だろう。

 しかしそれにしても、労苦を抱えた人間に同情はできても、それを共有することはなかなかできないものだ。
 昔からそうだが、私は幸いにもこれといった重荷を負うたことがない。
 それは運がよかっただけかもしれないが、人生は運によって左右されるということも、またあることだ。
 

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習慣化した隠れビール

2021年08月18日 15時03分54秒 | 徒然(つれづれ)
 今朝も小雨模様の天気でウォーキングは断念。

 10時過ぎに雨の小休止を見計らって、ブランチのために駅前のケンタに向かう。
 駅の喫煙所で一服してから、近くのコンビニで缶ビールを買い、開店3分前にケンタに到着。

 ドアの前で待っていると、開店2分前に店を開けてくれた。
 いつものランチSとコールスロー、クーポン利用でクリスピーを求め、監視カメラの死角の指定席に陣取る。

 先客のいない店内は、空調がほどよく効いて、心地よいBGMが流れている。
 カウンターとセパレートタイプになっている客席は、店員から見えないので、監視カメラの死角だと安心してビールが飲める。

 チキンやポテトをツマミに、缶ビールをゴクゴクと飲む。
 ク~っと満足のため息が漏れる。

 至福のひと時だ。
 窓の外は束の間の晴れ間が覗き、見慣れたビルや看板が見える。

 幸いなことに私が滞在している間に客はひとりも来なかった。
 遅い朝のケンタの隠れビール、やめられまへんなぁ。
 

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雨の日と月曜日

2021年08月18日 00時28分28秒 | 徒然(つれづれ)
 季節外れの長雨が続くと、当然ながら朝の日課のウォーキングができない。
 1日、2日だとそれほど問題はないが、3日以上、ルーチンをサボると、思考や体調に少なからず影響が出る。
 歳をとるとなおさらだ。

 今日は月曜日と勘違いして、阪神vsDeNAのナイターをまるまる見逃してしまった。
 夜のニュースのスポーツコーナーまで気がつかなかった。

 そんな時に限って、しばらくホームランから遠ざかっていた佐藤輝が、久々の2打席連続ホームランを打っているではないか。
 まあ、阪神が勝って巨人が負けたのでよかったものの、逆だったら、首位陥落だったところだ。

 体調面でも、ウォーキングとの関係は定かではないが、右下の奥歯の入れ歯が浮いて、歯茎が腫れあがり、その痛みで食べ物が噛めない状態だ。

 窓を閉め切った書斎にこもっているので、部屋に湿気や加齢臭が充満して、自分でも居心地が悪い。
 今度晴れの日に、布団を干して、部屋に掃除機をかけて、窓を全開にして風を通そう。
 

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円周率なんてどうでもいい

2021年08月17日 21時19分20秒 | 徒然(つれづれ)
 スイスのスパコンが円周率を62兆8000億桁まで計算したという。
 円周率、言えるとしても、普通の人間なら3.14まで、ちょっと変人でも10桁くらいまでだろう。

 別にそんなもの知らなくても、日常生活になんの支障もない。
 それを気の遠くなるような桁数まで計算してなんの意味があるのだろう。
 
 当事者は、現代の先端の数学、物理学、工学などは、円周率なしでは機能しないなどと言う。
 具体例を挙げると、火星の表面に惑星探査機を着地させるのに必要な、パラシュートのサイズを計算するのに欠かせないらしい。
 そこかよ。ニッチもニッチ、日常生活とは何億光年も乖離している。
 火星での日常生活が普通になるのに、あと何年、いや、何世紀かかると思うてんねん。

 円周率は無限小数であり無理数だから、コンピュータに計算させても、永遠に割り切れず、不規則な数字が無限に続くだけだ。
 そんな徒労を莫大なコストがかかっているスパコンにさせるのは、いかにも資源の無駄遣いだ。

 スパコンはそんなことのために使うより、もっと生活に密着したことに利用できるはずだ。
 現在の世界の懸案事項、コロナ対策に使えないものなのか。
 

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小さい秋見つけた

2021年08月15日 17時04分05秒 | 徒然(つれづれ)
 敗戦記念日と共に、8月が、そして夏が終わりに近づいた。
 ついこの前、梅雨が明けて、本格的な夏の到来と思っていたのに、季節の移ろいはなんと早いことか。

 頬を撫でる風にも秋の気配が混じってきた。
 シャワーのお湯の温度も1℃上げた。
 夜は便座も心なしか冷たく感じるようになった。

 各地では大雨の被害が続いているが、大阪はそれとは無縁の雨上がりの晴れ間。
 コロナだけがその勢いを弱めることなく、猛威を振るい続けている。
 この分では来月も緊急事態宣言は継続されそうで、9月のたそがれオヤジ飲み会も開催が危ぶまれる。
 
 オリンピックも終わり、政府はコロナ対策に本腰を入れる時期なのに、秋の選挙の根回しのほうに注力している。
 誰も口にはしないが、コロナも100年前のスペイン風邪同様、自己責任と運に任せて、自然収束を待つしかないようだ。
 国民が皆、私のような引きこもり生活をひと月も続けたら、コロナも簡単に収束するはずだが、それができないのが今の日本だ。


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喜怒哀楽はどこへ

2021年08月13日 22時37分55秒 | 徒然(つれづれ)
 歳をとると涙腺が緩みがち、というのをよく聞く。
 また、怒りっぽくなる、というのもよく聞いたりする。

 逆に大声で笑ったり、何かを楽しんだり、ということがなくなるとも聞く。
 喜怒哀楽の怒と哀が増えて、喜と楽が少なくなるのだ。

 私は喜怒哀楽すべてがほとんどなくなった。
 要は感情の起伏がなくなったのだ。

 たぶん、若い頃はそうではなかったので、性格的なものではなく、経験的なものだろう。
 喜怒哀楽の感情を喚起する出来事が少なくなったのだ。 
 何度か経験すると、それに対する喜怒哀楽の感情は当然薄れるものだ。

 昔は楽しかったことや面白かったこと、悲しかったり腹が立ったことも、今では心を揺らすことはない。
 今さら昔に経験したことより大きな出来事が起こる確率は低い。

 怒と哀はともかく、喜と楽は積極的に求められるはずだが、それをする気力がなくなった。
 それではダメだと思う反面、それを達観と考えたら、それもまたいいか、と思う今日この頃です。


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