★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

拙著3タイトル無料キャンペーン実施中

2017年02月28日 22時03分39秒 | 徒然(つれづれ)

拙著「時空の接点」「ロールスボイス」「社内番外地」の3タイトルをAmazon Kindle Storeにて、3月5日17時まで無料キャンペーン実施中です。

<あらすじ>

「時空の接点」
 2016年9月8日、通販会社を定年退職となった森岡は、最後の出勤日を迎えた。
 35年間勤め上げた森岡の胸には、過去のさまざまな出来事が去来していた。
 最後の挨拶を終え、会社をあとにした森岡は、とある喫茶店に入る。
 1981年9月8日、森岡は7年間務めた石油製品会社を辞めようと決意し、転職活動の真っ最中だった。
 2ヵ月ほどの転職活動の甲斐もなく、まだ次の会社は未定だった。最後の会社説明会の前に、天神橋筋商店街を彷徨していた森岡は、時間潰しに、とある喫茶店に入る。
 その喫茶店で2016年の森岡と1981年の森岡の時間が奇妙な接触を果たす。

「ロールスボイス」
 単身赴任の青柳は、大阪天満の欧風居酒屋『ロール』で、出版社課長の黒岩と、派遣社員の麻衣と知り合った。お互いにひとり暮らしの三人は意気投合し、気の置けない飲み仲間になった。
 ある日三人は『ロール』のママの勧めで、バンドを組み、秋に開催される天満音楽祭出場を目指すことになった。
 嫌々ながらも、青柳はベース担当になった。昔、ブルースバンドのギタリストだった黒岩や、ドラム教室に通っている麻衣はまだしも、青柳はギターは弾けたが、ベースは触ったこともなかった。
 三人は貸スタジオで、音楽祭に向けた練習を始める。黒岩のオリジナル曲をマスターし、音楽祭に応募するためのデモ音源を、録音する日も間近となったある日、事件は起こった。

「社内番外地」
 上司である部長との折り合いが悪かった村上は、営業部から販売促進部保険課へ左遷させられる。
 そこは社内番外地と呼ばれる、所謂、落ちこぼれ社員の受け皿的部署だった。
 服装の自由化にかこつけた、パンクファッションやタンクトップに超ミニの社員、マザコン社員や課長気分が抜けない役職定年社員など、一癖も二癖もある社員の集まりに、村上は先が思いやられた。
 バンドのライブやキャバクラでの出来事、母親同伴での退職の申し出と、次から次へとやっかい事が頻発する。
 それと同時進行で、会社も大きな転機を迎えていた。
 天神橋筋商店街を借景に、村上のサラリーマン人生の過渡期を描く、ヒューマン企業ストーリー。

★この機会にぜひ、ご購読ください。
 よかったでも悪かったでも、ほんのひと言でも、読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。


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老いへのさまざまな抵抗

2017年02月28日 21時27分18秒 | 徒然(つれづれ)
 男は歳を取ったら禿げるか白髪になるかだ。
 ほとんどの男は白髪になることを望むだろう。
 しかしこればかりは神(髪)のみぞ知るところだろう。

 幸いにも私は白髪派だ。
 50歳過ぎた頃から目立ち始め、今では3割方白髪だ。
 つい最近まで無駄な努力とわかりながらも、気が向けば、目立つ白髪を10本、20本と抜いていた。
 しかし、抜いたあとから、白髪は生えてくる。すごい生命力だ。

 そして、私は今日を以って白髪を抜くのをやめにした。
 それは取りも直さず、老いに対する抵抗を、またひとつ諦めたということだ。
 
 古くは老眼、難聴、顔のシミ、シワ、足腰の衰え、と老化に対する抵抗をやめてきた。
 最後に残るのはボケに対する抵抗か。
 これはウクレレの練習と小説を書くことで抵抗している。
 それもいつまで続くことやら。
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アメリカよ、なんか変だぜ

2017年02月28日 19時23分08秒 | 徒然(つれづれ)
 トランプ大統領が誕生して以来、アメリカの世論が真っ二つだ。
 トランプ派、反トランプ派が反目し合っている構図だが、民主主義を重んじる国で、民主的な選挙で選ばれた大統領なのだから、選挙が終われば、ノーサイドいう訳にはいかないもんかね。
 
 ここへ来て、トランプの強硬政策もあるが、それに対する反トランプ派の抗議は異常だ。
 反トランプ派と目されているのは、文化人、知識人、富豪と呼ばれる、所謂、既得権益者層だ。
 選挙終盤になってもヒラリーの勝利を信じて、ほとんど行動も起こさず、権力の上でのうのうと傍観していた人々だ。
 メディアも味方につけているこの層は、今頃になって、抗議活動に躍起になっている。
 今までに手に入れていた、権力や富や名声が揺らぐことに耐えられないのだ。

 片や、トランプ支持派は、選挙期間中からトランプの声に謙虚に耳を傾け、グレート・アメリカの復活に期待を寄せた中産階級、それもロワミドル層の人々だ。
 一見、過激で粗野なようで、的を射ているトランプの言葉に、心を動かされた人々だ。
 
 大富豪のトランプも何度も破産という辛酸を舐め、トランプ派の人々の苦労を身を持って知っているはずだ。
 それ故、メディアという隠れ蓑で似非正義を振りかざす、文化人、知識人、富豪に我慢がならないのだろう。

 7カ国に対する入国禁止令にしても、そのほとんどを過去にテロ支援国家に指定したのは、オバマ大統領ではなかったのか。
 反トランプ派は入国禁止に反対の立場だが、テロの危険性をどのように排除しろというのか。
 入国審査には人手も時間もかかる。
 とりあえず入国禁止にして、徐々に緩和していくほうが効果的ではないのか。
 
 先日のアカデミー賞授賞式でも、政治的発言が見られたが、文化と政治はお互いに不可侵でなければならないはずだ。
 作品賞のドタバタ劇は、本来なら『ラ・ラ・ランド』に決まっていたものが、何らかの政治的(比喩表現です)圧力で、反トランプ色を強く出すために、急遽、黒人をフィーチャーした、社会派モノの『ムーンライト』に変更されたのではないかという疑念が消えない。
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続・煙草と肺がん

2017年02月22日 20時10分06秒 | 徒然(つれづれ)
 煙草と肺がんの因果関係から、導き出される肺がん死亡率の数値は既稿の通り、100人に0.4人の割合だ。
 そんなごく小さな値を根拠として、嫌煙運動は過剰を極めている。

 今では喫煙者は、会社はもちろん、飲食店、喫茶店、歩き煙草、挙句の果ては家庭でまでも、禁煙を強いられている。
 紫煙を燻らせることができるのは、飲み屋や、ごく少ない指定喫煙場所だけだ。
 2020年の東京オリンピックまでには、飲み屋も全面禁煙にする目標が掲げられている。
 もはや嫌煙ファッショの態だ。

 喫煙者による非喫煙者の健康被害が、嫌煙運動の根拠のようだが、前述の通り、喫煙による肺がん死亡率は微々たるものだ。
 その数値を示すと、聞く耳持たないか、論点のすり替えで切り抜けようとする。論破されそうになると、決まって出てくるのが、不快な匂いや煙たさが耐えられないという意見だ。
 それだと、口臭とか加齢臭と同じレベルだ。
 口臭や加齢臭についても、嫌煙ほど強く拒否できるのか。
 要はエチケットの問題ではないのか。
 そう言ってくれたら、私も大人だから、反論はできないし、従わざるをえない。
 なまじ、健康被害とか、まわりの寿命を縮めているとか、針小棒大に言うから反発するのだ。

 日本の煙草の歴史は、16世紀末からと長い。
 1966年には成人男性の83.7%が吸っていたが、嫌煙運動の影響か、今や30%を切ってしまった。
 専売公社、現JT日本たばこ産業は、当時、新聞紙上で「今日も元気だ、たばこがうまい!」なんて、今なら大炎上ものの全面広告を打っていたものだ。

 税収面からいっても、煙草の果たす役割は重要だ。
 また、たばこは文化であり、嗜好品、贈答品であり、大人になるための通過儀礼、男のステイタスだったのだ。
 昔の文豪たちにも愛煙家は多く、彼らの名作にも、重要な小道具として随所に登場する。
 小説に限らず名作といわれる映画やテレビ番組にも、煙草は重要な役割を持って登場する。
 女子供は一家を支える父親の煙草の香りを逞しく思い、若い女性は、紫煙の向うの男に憧れたものだ。

 それが今や、JTは大幅な値上げを繰り返すし、嫌煙運動家は何の関連もないオリンピックに関連付けて、煙草を根絶しようと企んでいる。こうなったら、絶対に禁煙なんかしないぞ。
 それにしても、世知辛い世の中になったものだ。
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煙草と肺がん

2017年02月22日 17時57分47秒 | 徒然(つれづれ)
 国立がん研究センターなどの研究班によると、喫煙者が肺がんになる可能性は、男性では非喫煙者の4.4倍、女性では2.8倍高いという。
 厚生労働省の専門家会議が昨夏まとめた「たばこ白書」は、「科学的根拠は因果関係を推定するのに十分」としている。

 権威ある機関の報告だから、喫煙者の私も異論はない。その数字だけを見ると、誰しも、おお、4.4倍に2.8倍か、それは大変だ、と当然なるだろう。
 喫煙者がその値なら、副流煙を吸わされる非喫煙者も、その半分くらいは影響があるのではないかと思ってしまう。

 嫌煙運動の原点というか、錦の御旗はそれだ。

 では、実際に肺がんで死亡する人は、年間何人いるのだろう。

 統計では、2014年で73,000人ほどだ。
 その年の日本の総人口が1億2,700万人だ。
 そこから肺がんの発症リスクの低い30歳未満の人口を引くと9,200万人だ。
 それを母数とした肺がん死亡率は単純計算で、0.08%だ。
 当然、喫煙者、非喫煙者合わせての数値だ。
 その数値が4.4倍になったところで、0.4%だ。
 
 要は100人で0.4人、ということは、100人の喫煙者のうち肺がんで死亡するのは、1人いるか、いないかの確率だ。
 250人でやっと1人の割合だ。
 4.4倍という倍率にしても、「科学的根拠は因果関係を推定するのに十分」だが、確定するには不十分のようだ。
 これを多いと見るか、少ないと見るかだ。

 私は少ないと見る。あなたはどうだろう。
 

 
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拙著『退行催眠 記憶の回廊』発売中

2017年02月21日 21時47分51秒 | 徒然(つれづれ)

拙著「退行催眠 記憶の回廊」をAmazon Kindle Storeにて発売中です。

<あらすじ>
 化粧品販売会社に勤める時田は、転職歴3回の40歳のしがない独身サラリーマンだ。
 天神橋筋商店街の路地裏の、寂れた昭和歌謡バー『ノスタルジア』が時田の行きつけの店だ。
 店のマスターは精神的なトラウマから発声障害を患っている。
 時田は夜毎そのバーで、常連の売れないバンドマンや還暦オヤジ、デリヘル嬢と安酒を呷る毎日だ。

 ある夜、その店にマスターの同級生だという矢吹が現れる。
 聞き上手の矢吹はすぐに常連客とも顔馴染みになった。
 そんな矢吹はある日時田に、退行催眠で過去の記憶を再生してみないかと持ちかける。
 将来も見えず、現状にも苛立っていた時田は、もし、そんなことができるのなら、懐かしい大学時代に戻ってみたいと思った。

 驚くべきことに、退行催眠をかけられた時田は、あたかもタイムトラベルしたように、懐かしいあの頃へ戻っていた。
 それは記憶の再生というより、過去を全くそのまま五感で体感するようなリアリティだった。
 記憶の中の世界で、懐かしさを満喫するに従って、時田にある疑念が生まれる。


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【競馬】フェブラリー・ステークス予想

2017年02月19日 10時53分01秒 | 競馬
 今年最初のGⅠは、春の砂の王者を決めるフェブラリー・ステークスだ。
 抜けた馬が不在で、混戦は必至だ。
 予想オッズでは、前哨戦の勝ち馬カフジテイク、昨秋のチャンピオンズ・カップ2番人気のゴールドドリーム、昨年の覇者モーニン、前走まで4連続2着と手堅いベストウォーリアが上位人気だ。

 しかしその4頭には、それぞれ不安要素があり、頭固定には心許ない。
 カフジはマイル実績なし、ゴールドは前走大敗、モーニンは昨年のこのレース以来勝ち星なし、ベストは7歳の高齢だ。
 
 4頭のあとに控える馬もパンチ力に欠ける。
 いうなれば、どの馬にもチャンスはありということだ。

 ならば、荒れることを期待したフォーカスで攻めたいと思う。
 
 実績を度外視して、下位人気の馬で気になるのが、エイシンバッケン、アスカノロマン、ホワイトフーガだ。
 大穴ならケイティブレイブだ。
 フォーカスとしては上位人気馬と下位人気馬の組み合わせだが、これがなかなか難しい。
 
 ここは三連単2頭軸マルチで、紐を5頭の30点で勝負だ。
 軸は上位人気からモーニン、下位人気からアスカノロマン、紐は上位人気からゴールドドリーム、ベストウォーリア、下位人気からエイシンバッケン、ホワイトフーガ、あとルメール騎乗のノンコノユメを加える。

<予想>三連単マルチ30点
 軸⑤アスカノロマン⑥モーニン
 紐②ホワイトフーガ③ゴールドドリーム⑨ベストウォーリア⑪ノンコノユメ⑬エイシンバッケン
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代休雑感

2017年02月09日 12時30分12秒 | 徒然(つれづれ)
 今年から、休日出勤の仕事が入るようになり、先週の土曜日に出勤したので、今日はその代休だ。
 一応、代休は翌週の平日に取る慣わしだ。

 私の場合、疲れのピークと思われる木曜日に取ることにしている。
 月曜や金曜に取って、連休にする社員もいるが、長い休みは持て余すだけだ。
 土日だと好きな競馬があるが、平日の休みは何もすることがない。
 おまけに今日は朝から雨模様だ。

 そんな中、昼食を取るために王将に行った。
 何を食べるかしばし迷った末、ビール&ニラレバセットを注文した。昼酒だ。

 カウンターの一番入口に近い席だったので、ガラスドアの向うに商店街の人通りが見える。
 平日の昼間のアーケードの下は、雨の日ということもあり、人通りは多い。
 仕事をしている人々を横目に飲むビールは、何となく後ろめたい。
 サラリーマン気質が染み付いているせいだろう。
 
 店内には昭和歌謡が物憂く流れている。
 ああ、また不定愁訴が襲ってくる。
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ダイエット継続中

2017年02月05日 23時27分12秒 | 徒然(つれづれ)
 ラーメン、カレー、回転寿司はダイエットの敵だ。
 三つとも好物だが、基本、禁食中だ。

 しかし、先日、空腹の誘惑に負けて、回転寿司を無茶食いしてしまった。
 案の定、体重2kgアップだ。
 今後、気をつけることにした。

 その三つを除いた料理をネットで検索して食べるのだが、二回目の訪問に至るケースは稀だ。
 食べログなどで、口コミ人気の料理も、実食すると大したことはない。
 十人十色を実感する。

 今のところ、王将、吉野家、松屋あたりのB級フードのローテーションだ。
 もちろんライスは小ライスの半分だ。
 
 167cm、57kgという体型は普通だろうか。
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懐かしい場所

2017年02月05日 16時56分04秒 | 徒然(つれづれ)
 今の会社に勤めて、34年になるが、その前に5年半ほど勤めた会社がある。
 大学卒業と同時に入った、その中小企業の支店は、京都の烏丸三条にあった。
 不動産屋の4階建ての自社ビルの3階だった。
 社員5人の零細支店だ。

 私はそこで車用の添加剤のルートセールスをやっていた。
 朝、サニーのライトバンに添加剤のケースを満載して、京都中のガソリンスタンドを回り、商談しながら添加剤を降ろして、夕方、軽くなったサニーで帰社するのだ。

 そんな仕事の繰り返しを5年半やった。
 石の上にも三年というくらいだから、頑張ったほうではないだろうか。
 肉体的にも精神的にも、今の会社の数倍はきつかったが、今にして思えば、懐かしい思い出だ。
 
 昨日、セミナーの仕事で、久しぶりにその会社の近くのホテルに行った。
 仕事の帰りに、足が懐かしい場所に向いた。
 不動産屋のビルは健在で、2階から4階にはいろんな会社が入っていた。
 私が勤めていた会社は、とっくの昔に、山科のほうに移転していたのは知っていた。
 まわりの景色が変化する中、長年の風雨にも負けず、古色蒼然と佇んでいるビルは、ある種の感慨を誘った。
 近所の行きつけの喫茶店や飲み屋は、当然のことながらなくなっていた。
 そのビルだけが歴史の証人のように残っていた。

 思えば、女房と出会ったのも、前の会社だ。
 とりあえず、ビルの正面の写真を撮った。
 私も歳をとったが、そのビルも歳をとった。
 
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