私の本命は8番人気のウキヨノカゼだった。
2013年、3歳時のクイーンカップの勝ちっぷりに惚れて、お気に入りなった馬だ。
そのレース後、1年9ヵ月の長期休養を経て復帰、以降4戦、1着固定で買い続けるも、見せ場なしの惨敗続き。
距離短縮で臨んだ前走のTVh杯では10番人気で、ご贔屓馬券の私でさえ3着固定がやっと。
それが見事に予想を裏切り、直線大外イッキの豪快な差し切り勝ち。
今までマイル中心の臨戦だったが、1200mのハロン戦がこの馬には向いている、という事を確信したレースだった。
それで臨んだ昨日のキーンランドカップ。
秋の短距離GⅠ、スプリンターズ・ステークスを見据えた重要な一戦だ。
実績馬、上がり馬、伏兵馬がぶつかり合う混戦模様のレースだったが、私は何の迷いもなく、8番人気のウキヨノカゼを1着固定の三連単で勝負に出た。
2着、3着には1、2番人気馬を据え、2着にあと4頭をピックアップして追加。万全の体制だ。
レース結果は1着ウキヨノカゼ、2着トーホウアマポーラ(9番人気)、3着ティーハーフ(1番人気)。配当37万円。
1、3着はバッチリも、2着のアマポーラは、鞍上の福永とデムーロの二択で最後に捨てた馬だった。
馬券的には残念だったが、ウキヨノカゼの1着固定は会心の予想で、心は晴れ晴れのレースだった。
スプリンターズ・ステークスの本命馬はウキヨノカゼで決まりだ。