★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ウキヨノカゼ

2015年08月31日 19時08分35秒 | 競馬
 昨日のキーンランド・カップ、秋の短距離路線の叩き台のレースだ。
 私の本命は8番人気のウキヨノカゼだった。
 2013年、3歳時のクイーンカップの勝ちっぷりに惚れて、お気に入りなった馬だ。
 そのレース後、1年9ヵ月の長期休養を経て復帰、以降4戦、1着固定で買い続けるも、見せ場なしの惨敗続き。
 
 距離短縮で臨んだ前走のTVh杯では10番人気で、ご贔屓馬券の私でさえ3着固定がやっと。
 それが見事に予想を裏切り、直線大外イッキの豪快な差し切り勝ち。
 今までマイル中心の臨戦だったが、1200mのハロン戦がこの馬には向いている、という事を確信したレースだった。
 
 それで臨んだ昨日のキーンランドカップ。
 秋の短距離GⅠ、スプリンターズ・ステークスを見据えた重要な一戦だ。
 実績馬、上がり馬、伏兵馬がぶつかり合う混戦模様のレースだったが、私は何の迷いもなく、8番人気のウキヨノカゼを1着固定の三連単で勝負に出た。
 2着、3着には1、2番人気馬を据え、2着にあと4頭をピックアップして追加。万全の体制だ。

 レース結果は1着ウキヨノカゼ、2着トーホウアマポーラ(9番人気)、3着ティーハーフ(1番人気)。配当37万円。
 1、3着はバッチリも、2着のアマポーラは、鞍上の福永とデムーロの二択で最後に捨てた馬だった。
 馬券的には残念だったが、ウキヨノカゼの1着固定は会心の予想で、心は晴れ晴れのレースだった。

 スプリンターズ・ステークスの本命馬はウキヨノカゼで決まりだ。
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当たらないけどやめられない

2015年08月23日 16時30分28秒 | 競馬

 競馬が当たらない。三連単から枠連までハードルを下げても当たらない。
 ハズレ方も大ハズレなら、まだ諦めもつくが、1着、3着、4着とか、2着、3着、4着とかの微妙な、惜しいハズレ方だ。 
 
 こうなると、次に、次にと期待して、買わなくていいレースや馬券まで買ってしまうという悪循環に陥る。
 やめたらいいという外野の意見も当然あるが、40数年続けてきた悪癖を、ハイ、そうですかとやめるのは難しい。
 わかっちゃいるけど、やめられない、というアレだ。

 やめられないのであれば、それなりの対策が必要だ。
 予想の方法なり、データの取捨選択は長年の経験で、最適化しているので、簡単に変えるわけにはいかない。
 
 予想の仕方は正しいのだ。最後の絞り込みと組み合わせに問題があるのだ。
 もう、そこはひらめきの境地になってしまう。
 勘の領域だ。勘を鈍らせる雑念を振り払うことこそ最善の道だ。

 座禅でもするか。  

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芥川賞2作品を読んだぜ

2015年08月13日 11時46分24秒 | 徒然(つれづれ)

 遅ればせながら、芥川賞受賞作「火花」と「スクラップ・アンド・ビルド」を読んだ。
 一読者の個人的な感想を書く。

 まず、ピース又吉に関する過熱気味の報道が先行し、もうひとりの、あるいは又吉でないほうの芥川賞作家と称された、羽田圭介にとってはなんとも不運というか、気の毒だったように思う。
 又吉より歳は若いが、キャリア的にも前評判的にも上のランクだったし、受賞発表待ちのデーモン風メイクも、一人受賞を意識した、その後の自己アピール用のキャラ設定に違いない。
 それが同時受賞ということで、完全に又吉の影に霞んでしまった感が否めない。羽田君、腐るなよ。


 さて、受賞作の感想だが、「火花」も「スクラップ・・・」も自分の周りの極狭い世界の物語だ。
 その狭さを丹念な心情描写で過剰装飾しているが、どちらも暗い。
 奈落の圧倒的暗さだったらいいが、どこかに薄明かりが垣間見える中途半端な暗さだ。
 純文学的私小説という枠組みを破れない、変に老成を感じさせる作品だ。どちらかというと直木賞的作品だ。
 文章の上手さ、巧みさは随所で見られるも、エンターテインメント性を求めるわけではないが、ワクワク、ドキドキの面白さは見当たらなかった。

 学生時代に読んだ「限りなく透明に近いブルー」のハチャメチャな衝撃には及ばなかった、というのが私の感想だ。

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先生、ちゃんと教えてよ

2015年08月10日 20時50分03秒 | 徒然(つれづれ)

 初期の緑内障と告知されて以来、本日3回目の診察。それぞれの診察間隔は約1ヵ月。
 その間毎朝目薬点眼。
 本日の診察でも症状の進行なしとの事。次の診察は3ヵ月後の11月との事。

 ここでちょっとおかしいと思ったことがある。
 診察時には機器をはさんで、若い女医さんと対面するのだが、最近はどの医者もカルテをパソコン管理している。
 今日も医者の横のパソコン画面に、私のカルテが映し出されていた。
 そのコメント欄を見るともなしに見ると「緑内障の疑い」というコメントがあった。
 
 待てよ、最初の診察の時に左目の隅に視野欠損があり、初期の緑内障だと宣告されたはずだ。
 進行を止めるために毎日目薬を点して、経過観察しましょうと言ったはずだ。
 なのに、カルテには「緑内障の疑い」と記入されているではないか。
 私自身、緑内障に罹患したものと思っていたのに「疑い」かよ。
 確定ではないんだな。ということは緑内障ではない可能性もあるんだな。
 それを確認することはあえてしなかった。

 診察が終わり、目薬3ヵ月分の処方箋をもらったが、薬局には行かず。
 目薬なしで3ヵ月後の経過を見ることにした。

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雷と花火、どっちも嫌い

2015年08月08日 20時08分56秒 | 徒然(つれづれ)

 朝から夏の日差しが強烈だった空が、競馬中継が終わったあたりから、俄かに掻き曇り雷鳴轟く夕立が来襲。
 
 短時間の嵐のような風雨と、天神祭りの花火大会を髣髴とさせる雷鳴の大音響は、窓ガラスを大いに震わせた。
 そう遠くないところに落雷があった模様で、救急車や消防車が出動していたみたいだ。

 花火大会といえば、今宵は淀川の花火大会らしい。
 今もその爆音が、また我が家の窓ガラスを震わせている。
 
 雷と花火はうるさいから嫌いだ。

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高校野球はテレビ観戦に限る

2015年08月08日 19時38分00秒 | 徒然(つれづれ)

 本日より9連休の夏休み。早朝5時半に起床。
 マクドナルドでソーセージ・マフィンとマック・グリドル・ソーセージを朝食用にテイクアウト。

 午前8時から缶ビール片手に高校野球のテレビ観戦。
 甲子園の臨場感に近づけるために、エアコンを切り、部屋の窓を全開にして汗をかきつつ観戦。
 今日は好カードが多い。
 第1試合に早実の怪物1年生清宮が登場するも、雰囲気に呑まれたのか4打数1安打。怪物の片鱗も見えず。

 それにしても高校野球はスピーディな試合運びで気持ちがいいものだ。
 昔みたいな悲壮感もなくてよろしい。
 しかし観客は大変だ。
 外野席は屋根もなく直射日光で、熱中症対策は大丈夫なのかな。

 もし、わが母校が出場の暁には、当然応援に駆けつけるつもりだが、生きてるうちには実現しそうにもないなあ。

 

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文藝春秋、買っちゃいました

2015年08月07日 18時21分45秒 | 徒然(つれづれ)

 今朝、文藝春秋9月号を求めに開店直後の書店へ走った。
 芥川賞2作、とりわけピース又吉の「火花」が全文掲載されているということで、文学界2月号の時の轍を踏まないためだ。
 
 小規模の書店にもかかわらず、文藝春秋は店頭に30冊ほど山積みにされていた。
 朝一とあってか、客足は少ない。拍子抜けだ。文学界や単行本がすでに大量に出回った影響だろう。
 
 しかしよく考えると、芥川賞2作を単行本で買うと各1,296円で計2,592円、前記2作とそれ以外の読み物も多数掲載されている文藝春秋は970円と格安だ。待った甲斐があるというものだ。

 思い起こせば、文藝春秋を買うのは、村上龍の芥川賞「限りなく透明に近いブルー」が掲載された1976年まで遡る。
 実に約40年ぶりだ。
 当時「限りなく・・・」は選考委員の意見も二分するほど話題になった衝撃的な受賞作だった。
 今回はピース又吉が芸人であるという話題が先行している感もあるが、読んでから私なりに判断してみようと思う。
 
 果たして「火花」は「限りなく透明に近いブルー」を越えているのだろうか。

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高齢者再雇用契約社員も酒を飲むのだ

2015年08月05日 19時47分20秒 | 徒然(つれづれ)

 昨夜はKSK(高齢者再雇用契約)社員の飲み会。
 結構、熱い。今の経営陣と昔一緒に仕事をした連中の集まりだ。
 
 とりあえず、自分のことはさておき、今の経営陣の批評、批判、ダメ出しを肴に、居酒屋で暑気払いの酒を酌み交わす。
 ああしたらいい、こうしたらいいと建設的意見が飛び交うも、時すでに遅し。
 今さら何をか言わんやの愚痴のオンパレード。
 それもまた楽しからずやだが、所詮、負け犬の遠吠えに過ぎないのは、皆さん先刻ご承知。
 
 時の過ぎ行くままに、僕らの時代はとっくの昔に終わっている。
 今さらどうにもならないことは十分承知の上で、ほろ苦い酒を酌み交わすのもKSKならではの飲み会だ。
 65歳の本定年まであと4年。今の我々に何ができようか。

 二次会は懐かしのカラオケスナックに河岸をかえてのど自慢大会。
 カラオケなんて久しぶりだ。ていうか、昭和の遺物のスナックに行くのも年に2、3回程だ。
 メンバーのひとりが行きつけらしく、スナック嬢の接客も慣れたものだ。
 
 会社の話も一次会で出尽くして、ここでは昭和歌謡からグループサウンズ、フォークソング、演歌、果てはデュエットまで、喉を嗄らしての大合唱だ。
 無味乾燥のカラオケボックスとは、やっぱり雰囲気が違う。たまにはスナックもいいもんだ。

 夜が更けるのも忘れて、燃え尽き症候群のオジさんたちの復活祭は延々と続いたのでありました。

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何もしないという選択

2015年08月03日 19時58分21秒 | 徒然(つれづれ)
 今週の土曜日から9連休の盆休みの予定。
 周りの連中は「どこか行くんですか、何するんですか」なんて無邪気に聞いてくる。
 そりゃあ、お前らは、海外旅行やら帰省、ディズニーランドやらユニバーサルスタジオ、キャンプやら海水浴に行くんやろう。
 高齢者再雇用契約社員は、お前ら知らんやろうけど、薄給ゆえにそんなことに費やす無駄金はないんや。
 エアコンの効いた部屋で、ビールでも飲みながら高校野球観戦するので精一杯や。
 それにこの猛暑の中、誰が老体に鞭打って外出なんかすんねん。
 
 誰が連休は旅行やレジャーなんて決めたんや。
 私は生来の出不精で面倒臭がりなんや。
 アウトドア派が健康的とかアクティブとかプラス志向とか言われるのに対して、インドア派は不健康とか内向的、延いては引きこもりとか言われて迷惑な話や。
 
 何もしないという選択は許されないのか。
 いや、実際は何もしないわけではない。競馬に読書、ウクレレにインターネット、映画、音楽鑑賞。
 そう、どれもインドアだ。他の連中に言わせると、単に家の中でゴロゴロしてるだけじゃね? なんて切り捨てられそうだが、インドア上等じゃないか。
 運動不足が心配だって? 歳とってからの運動は、逆に身体に悪いんだよ。
 適当なストレッチしてりゃ十分なんだよ。
 
 連休だからって、他の奴らがどこか行くからって、同じようにする必要なんかないんだ。
 無理して何かをする必要なんかないんだ。
 人間は考える葦だ。思考の庭、想像の空に遊べばいいじゃないか。
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部屋サウナ、やってみた

2015年08月01日 13時24分25秒 | 徒然(つれづれ)

 本日の大阪、最高気温37℃の予想。
 こんな時は部屋を閉め切ってエアコンを切り、低温サウナ状態にする。
 
 洗濯予定のパジャマを着て、ウクレレを弾きまくる。
 30分程弾き続けて、全身の汗腺が開いてきたら、ストレッチに移行。
 腹筋60回、腕立て伏せ60回、スクワット40回を3セットこなす。
 
 サウナやジムで汗をかくより余程経済的だ。水分補給は忘れずに。
 パジャマが水分を含んできたら、バスルームに直行。
 熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びる。
 
 これだけで2~3kg痩せられる。
 ライザップなんてもったいない。

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【競馬】往年の名馬大集合

2015年08月01日 10時20分12秒 | 競馬

 中央競馬も春のGⅠシリーズが終わり、今や夏競馬の真っ最中。
 今週は中央競馬とは名ばかりの、地方競馬場に毛の生えたような札幌、新潟、小倉の3場開催。
 昇級、降級馬、古馬、若駒入り乱れての、データがあまり参考にならない難解なレースが目白押しだ。

 そんなレースに賭けるのは、金を捨てるようなものだが、金を賭けていないレース観戦ほど虚しいものはない。
 そこで、力の入らない予想のもと、小額の金を賭けるのであるが、結果は火を見るより明らかだ。
 これも秋のGⅠシリーズ前のオープン戦と位置づけ、勝負勘維持のための投資と思うより他はない。

 そんな諦め半分でスポーツ紙の競馬面を見ていたら、興味深いレースが目に付いた。
 小倉の8レース、小倉サマージャンプだ。
 8頭立てと少頭数の障害レースで、大した馬も出ていない。人気2頭のマッチレースの感だ。
 
 通常、障害レースには手は出さない。落馬という不確定要素が、文字通り予想の大きな障壁になるからだ。
 当然このレースも買わない。
 だが、出走馬の種牡馬を見ると、驚くなかれ、全てが歴代のGⅠ馬なのだ。
 あのディープインパクトを筆頭に、キングカメハメハ、スペシャルウィーク、シンボリクリスエス、タニノギムレット、クロフネ、アドマイヤムーン、アドマイヤドンと、競馬史に名を残す名馬、綺羅星の如しだ。
 
 こんなことはGⅠレースでも珍しい。
 競馬のグレードから言えば、芝、ダートの下のお荷物レースみたいな障害レースに、歴代の名馬たちの仔が期せずして会したのだ。
 夏草や兵どもが夢の跡だ。

 ここは、父親たちの勇姿を回想しながら、レースを観戦したい。
 といっても専門チャンネルに加入していないので、ネットのradikoで聴くしかないが。

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