★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

コロナとインフル、並び立たず

2021年01月31日 15時59分08秒 | 徒然(つれづれ)
 北海道や北日本は寒波で豪雪のようだが、大阪は、そんなの関係ねぇ~とばかりの暖冬だ。
 ここ数年、雪が舞い、北風が吹きつけるような、厳しい冬の寒さに遭遇したことがない。
 私の故郷、九州の西の辺境でも、昔はこの時期には雪が積もり、雪だるまやかまくらを作ったものだ。

 それが積雪などもう10年以上、いや、もっとかもしれないが、見たことがない。
 日頃の行ないにもよるのだろうが、少なからず地球温暖化の影響もあるかもしれない。

 また、今年は例年必ず流行する、インフルエンザの感染が極端に少ないらしい。
 年によっては大流行して、学級閉鎖や死者の数が話題に上る時期だ。

 去年からのコロナ禍によるものだろうか。
 両雄並び立たずということか。
 まあ、コロナ禍にインフル禍が重なり、花粉症まで大流行したら、医療逼迫どころの騒ぎじゃなくなるはずだから、それはそれでラッキーといえるだろう。

 コロナとインフルエンザの相関関係は話題にもならないが、そこになんらかのコロナ対策に結びつくカギが隠れているかもしれない。
 当然、専門家による検証はなされているだろうから、朗報を待つしかないな。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある原風景

2021年01月29日 11時56分09秒 | 徒然(つれづれ)
 子供の頃の話だ。
 母親が田舎の小学校の教師だったので、私が保育園児だった頃は日直の日曜日に小学校へついて行ったものだ。

 小学校は家の近くの停留所からバスで30分ほどの距離だった。
 デパートや映画館がある田舎町の中心とは逆の方向だ。

 右手に海を見ながら田舎の一本道をボンネットバスに揺られて、小学校へ行くのは子供の私の楽しみだった。
 誰もいない日曜日の校庭のブランコや鉄棒、すべり台やジャングルジムは私の貸し切り状態だった。

 海沿いの道を20分ほど走るとバスは左折して山のほうへ向かう。
 その小学校は低い山の中腹にあった。

 バスの終点のひとつ手前が小学校前の停留所だった。
 その停留所からは川や畑を挟んで、正面に終点の停留所が見えた。
 バスはそこでしばしの休憩ののち、Uターンして元来た道を田舎町のバスターミナルまで戻っていくのだ。
 終点の停留所にはよろず屋があり、バスの運転手は店頭のベンチで一服していた。 

 山の中腹のよろず屋とボンネットバス、ベンチで煙草を吸う運転手が、私の記憶の中に一枚の絵画のように原風景のひとつとして残っている。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鷹がいなけれゃ小鳥は遊ぶ

2021年01月29日 11時12分20秒 | 徒然(つれづれ)
 難読苗字というのがある。
 一つ一つの漢字は読めるが、合体すると全然違う読み方になる。

 例えば、五百旗頭(いおきべ)、栗花落(つゆり)、青天目(なばため)、四月一日(わたぬき)などだ。
 五百旗頭などは、フルネームの実印を作るのに職人や業者が苦労しそうだ。

 私のウォーキングコースにも変わった屋号の看板を掲げる店がある。
 小鳥遊だ。
 ことりゆうとしか読めない。

 ネットで調べたら、たかなしと読むらしい。
 意味は鷹がいないので小鳥が安心して遊べる、鷹がいない→鷹が無し→たかなしだ。
 そういえば、看板には小鳥遊の横にローマ字でTAKANASHIと書いてあるが、小鳥遊(たかなし)とは結びつかなかった。

 この話にはオチがある。

 小鳥遊の看板を掲げるその店は、なんと焼き鳥屋なのだ。
 小鳥遊といういかにも可愛らしい屋号を掲げて、その鳥を焼いて出すのだ。

 店主の苗字が小鳥遊なのか、単にウケを狙った屋号なのか定かではないが、シュールというか、冗談キツイぜ。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ファッションも老化防止だ

2021年01月28日 14時32分34秒 | 徒然(つれづれ)
 私、66歳の前期高齢者。
 一般的には、老人、老いぼれ、孫もいるので文字通り爺だ。
 持病こそないが、体力の低下は目を覆うばかりで、頭髪は禿げてこそいないが、4割方白髪で、顔のシミやシワは隠しようもない。

 しかし、精神年齢は、30代を自負している。
 もちろん今の30代ではなく、私たちの世代が過ごした30代だ。
 当然、体力維持、ボケ防止の努力はそれなりに怠りない。

 老化、特にまわりから見た老化は、ファッションによるところが大きいと思われる。
 歳をとると着る物に頓着しなくなりがちだ。
 若い時と違い、カッコつける必要がないからだろうか。
 それは一種の諦めだ。

 大多数の高齢者は、近所のコンビニやスーパー、ファーストフードやファミレスに行くのにも、昔は普段着といえど、それなりにファッションに留意したものだ。
 それが今やファッションのファの字もないような普段着、ひどい時は部屋着だ。

 当然、目立たないような地味な色彩、ルーズでだらしない出で立ちになる。
 その老人然とした服装が、身体に馴染んで、老人臭を醸し出し、延いては本当の老化を招くのだ。

 私はまだまだファッションに興味があり、ファッショナブルとはいかないまでも、ツボは押さえているつもりだ。
 ほとんどの同世代が着ないような、あるいは敬遠するような、若者と同じような服装をすることもある。

 夏場は派手目のTシャツやカーゴパンツ、冬場はライダース・ジャケットやブーツ、春秋はスタイリッシュなGジャンなどが定番だ。
 指にはスカルリング、頭にはベースボール・キャップやニット帽、足元はコンバースのスニーカー、要はロックンローラーやパンク小僧みたいなテイストだ。

 それが私の若さを維持する秘訣だ。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一発屋

2021年01月27日 12時04分52秒 | 徒然(つれづれ)
 一発屋といえば、芸人やミュージシャンがすぐに思い浮かぶ。
 もはや芸能界用語といっても過言ではないだろう。
 テレビ業界もネタに困って、一発屋芸人やミュージシャンを集めた番組もある。

 芸能界を目指すということは、売れたい、有名になりたい、という自己顕示欲からくる願望のゆえだろう。
 とりあえずは、一発当てたい、というところから苦労が始まる。
 運よく、一発当てても、それ以降が続かないのが芸能界あるあるだ。
 二匹目のドジョウはそう簡単には手に入らないのが世の常だ。

 しかし、よく考えると、一発当てるということは、当初の売れたい、有名になりたい、という願望が一応叶えられたということになる。
 そこへ辿り着きたくても、夢半ばで消えていく、いわゆる不発屋のほうが圧倒的に多いはずだ。

 一発屋、上等じゃないか。
 その一発で稼いだ金を温存して、細々でも余生を過ごせたらいいじゃないか。
 それを短期間で散財するから、一発屋という負のイメージが定着するのだ。
 
 曲がりなりにも当初の夢をかなえたのだから、そこは自身の才能を客観的に見極め、早々に見切りをつけて、正業に転職する手もありだ。
 昔の栄光にしがみつくのではなく、それを懐かしみながら、会社の同僚と酒を飲んでもいいじゃないか。

 一発屋でも、それなりに芸能史の片隅には残るはずだ。
 たまに、あの人は今的な番組に出演依頼が来るかもしれない。

 それでいいじゃないか。
  

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とりあえずはマスク着用

2021年01月26日 14時45分05秒 | 徒然(つれづれ)
 コロナ禍の現在、ウォーキング時に見る巷のマスク装着率はほぼ99%近い。
 残りの1%は幼児やホームレス風の高齢者、あるいは、たまたまその日に限ってマスクを家に忘れてきた類いの人間だ。

 そして私もそのひとりだ。
 別に主義や主張、確固たる信念からではなく、単にマスクをすると眼鏡が曇るのと息苦しいからだ。
 幸いウォーキングコースの大半は、道行く人がごく少なく、すれ違い時にもソーシャル・ディスタンスが保たれている。

 当然、コンビニやドラッグストア、人出の多い商店街などではマスクを着用している。
 それなりのエチケットは心得ているつもりだ。

 マスクを着用している人間は、自身の感染防止対策もあるだろうが、ほとんどが同調圧力対策的なものだろう。
 他人への感染防止対策を主として着用しているのはたぶん少数だろう。

 市中感染が拡大しているとはいえ、無言ですれ違う分にはマスク無しでも感染の危険性はないと思われる。
 感染したのは、職場や商談、通勤電車、飲食店やスーパーなど人が集まる場所で、無意識のうちに他人の咳やくしゃみ、呼気、声高な会話に伴う飛沫を吸ってしまったからだろう。
 日常生活ではそんなシーンはいくらでもあるので、何日にも遡って感染源を特定できるはずもない。

 人との接触を断つことがコロナ終息への効果てきめんの対策だが、それはこの経済社会では現実的に不可能に近い。
 緊急事態宣言も効果はないとは言わないが、多少あったところで一時的なもので、解除後はまた感染曲線は上昇するだろう。
 ワクチンによる集団免疫の獲得が待たれる。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウォーキング雑感

2021年01月25日 16時14分29秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキングをしていると、交通量の多さに今さらながら驚く。
 特に今日は25日、五十日の月曜、出勤時間帯だからだろう。

 当然、自家用車よりも営業車のほうが圧倒的に多い。
 世間の皆さんはお仕事に励んでいるのだ。
 働かざる者食うべからずということか。

 しかし定年退職者である私は働いていない。
 収入は減ったが、憧れだった年金生活を謳歌している。
 大病さえしなければ、それでなんとか食べていけるからだ。

 それは悪い事なのか。
 家内は働けと言う。
 同年配の定年退職者で今なお働いている者も多い。
 いつまで働くつもりだろう。
 働ける体力がなくなったそのあとに、何かいいことが待っているのだろうか。

 たぶん、それは嫁に強制されてか、これといった趣味もなく、することがないので漫然と働いているに過ぎないのだろう。
 たとえ、趣味がなくても、やることは探せばいくらでもあるはずだ。
 日がな一日インターネットで遊ぶもよし、新たに趣味を探すのもよし、最悪、何もせずゴロゴロしていてもいいじゃないか。

 暇で何もしないことに罪悪感や自己嫌悪を感じる必要などない。
 何十年もの間、立派に勤め上げたその代償としての年金生活ではないか。

 国が決めた年金制度だ。
 その恩恵に与かるのは当然の権利ではないか。

 恥ずべきことなど何もない。
 冬晴れの太陽を見上げながら、どこまでも歩いて行けばいいのだ。
 
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一物二価

2021年01月25日 12時15分44秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング途上の吉野家でブランチ。
「ㇵムエッグ納豆定食」とサイドメニューの牛小鉢を注文。
 注文したあとにメニュー表を見ると、「ㇵムエッグ牛小鉢定食」というのがあった。
 ちょっと待てよ。
 これにサイドメニューの納豆を付けたら、注文した「ㇵムエッグ納豆定食」&牛小鉢と内容は全く同じだ。

 念のため値段を確認してみた。

「ㇵムエッグ納豆定食」368円+牛小鉢168円=536円
「ㇵムエッグ牛小鉢定食」458円+納豆88円=546円

 おいおい、全く同じ品揃えなのに10円の差があるじゃないか。
 典型的な一物二価じゃないか。

 たった10円の差と言うかもしれないが、巷ではスーパーやコンビニのレジ袋代を節約するために、エコバッグ持参の買い物客が大幅に増えたといわれているではないか。
 塵も積もれば山となる、10円を笑う者は10円に泣くのだ。

 幸い安い組み合わせで注文していたので、クレームはつけなかったが、吉野家はその差に気がついていないと思われる。
 みなさん、吉野家が気がついて価格訂正する前に、「ㇵムエッグ納豆定食」と牛小鉢を食べよう。
 


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

強迫潔癖症

2021年01月25日 00時58分45秒 | 徒然(つれづれ)
 歳をとると加齢臭は避けられない。
 喫煙者の私は煙草臭も加わるので、人より臭いかもしれない。

 家内は嗅覚が異常に敏感で、いつも煙草臭を過激なほどに注意、非難される。
 また極度の潔癖症で、何かに憑りつかれたように、暇さえあれば洗面所やトイレ、風呂の掃除をしている。
 それも聞こえよがしに「クッソ~」とか「チックショ~」などと、女だてらに放送禁止用語を連発しながらやっている。
 トイレなど私が用を足すと必ず掃除している。

 先日定例のたそがれオヤジ飲み会から帰宅して書斎に入ると、カーペットが湿っていた。
 それは湿っていたというより、水をこぼしたかのように濡れていた。
 家内が怒りに任せて、ファブリーズをこれでもかというくらい噴射したらしい。
 裸足で歩くと、足の裏が濡れるくらいの量だ。

 消臭効果より、湿気でカビが発生する確率の方が絶対高い。
 そこは布団を敷くスペースだったので、その夜はコタツで寝ざるを得なかった。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親の形見

2021年01月24日 21時23分55秒 | 徒然(つれづれ)
 最近ではあまり聞かないが、親の形見なんて言葉がある。
 例えば古い腕時計だったり、筆記具や指輪だったり、帽子やマフラーだったり、人それぞれに思い出の品はあるだろう。

 私の両親も、それぞれ15年から20年前に他界した。
 死に目にも会えず、親孝行もせずじまいだった。
 実家も引き払い、両親の遺品やアルバムなどは、弟が保管しているようだ。

 子供の頃はよく見ていた白黒写真だらけの両親のアルバムも、もう長い事見ていないので、その顔さえ記憶の底で薄れてしまっている。
 当然、形見や遺品などは持っていない。

 しかし、待てよ。
 ひとつだけ形見と言えるものが手元にあった。
 それはアコースティックギターだ。

 1973年4月、私が九州の田舎を離れ、京都の大学に入学が決まり、入学式の日だ。
 付き添いの母親と、四条河原町に出た。
 入学祝いに何か買ってあげようという母親にねだったのが、そのアコースティックギターだ。

 四条河原町の角に当時プラザー楽器店というのがあった。
 フロアに並んだフォークギターやクラシックギターと一線を画すように、そのギターは壁に吊り下げられていた。
 ギブソンのジャンボタイプのコピーで、サンバーストのボディカラーに、螺鈿細工を施したピックガードが燦然と輝いていた。
 迷うことなく、そのギターを所望した。
 お値段35,000円で、1ヵ月分の仕送りに相当した。

 入学と同時に入会したフォークソング同好会では、そのギターを弾きまくっていた。
 以来、48年にわたり、私のギターライフの相棒として活躍してきた。
 今までに何本かのギターを買っては手放してきたが、そのギターだけはなぜか手放せなかった。
 考えたら、それこそが母親の形見と言えるのかもしれない。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出会った時は~

2021年01月22日 20時43分21秒 | 徒然(つれづれ)
 今宵は王将で定例のたそがれオヤジ飲み会。
 コアメンバー3人だけだったが、話は盛り上がる。

 話題のひとつが、夫婦仲について。
 結婚前後はあんなにも愛し合っていたのに、今や喧嘩ばかりの日々、という見解で一致。

 なんでだろう。

 出会いの時を振り返ってみよう、と私が提案。
 出会って、付き合って、結婚を決断したはずだから、その時点ではお互いに、この人しかいないと思っていたはずだ。

 その際、どちらがより積極的だったかが大事な要素だ。
 メンバー3人とも、嫁のほうが積極的、自分が惚れられて結婚したのだと自慢げに吐露。

 それが今では嫌われ者だ。
 結婚生活においては、それぞれに波乱万丈、紆余曲折があったはずだ。
 そんなこんなを経て、今の夫婦仲だ。

 自分では考え方は変わっていないと思っていても、嫁から見ると、こんなはずではなかった、ということなのだろう。
 それはお互い様ではないだろうか。

 人は時の流れとともに、良くも悪くも変化する生き物だ。
 その変化が、好きから嫌いへと嫁の感情を、これまた変化させたに違いない。
 それに耐えられない夫婦は、離婚という道に進んでいくのだろう。

 しかし、離婚せずに、還暦もはるかに過ぎた年齢で一緒にいるということは、嫌よ嫌よも好きのうち、なのではないだろうか。
 もし、生まれ変わったとしても、やっぱり今の嫁と一緒になるだろう、と思っているのは私だけではないようだ。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カード紛失の原因

2021年01月21日 13時48分36秒 | 徒然(つれづれ)
 JCBカードを紛失して運よく戻ってきたのは既報の通り。
 ここではその原因究明をする。

 ローソンで精算する場合、まずはカゴに入れた商品をレジの前に置く。

 ポイントカードを小銭トレイに載せる。

 もし他のクーポンや割引券などがある場合はここで提示する。

 JCBカードを読み取り機に挿入する。

 ポイントカードをバッグの所定の位置に戻す。

 JCBカードを読み取り機から受け取る。

 レシートを受け取る。

 本来なら、ここでカードケースに戻すのだが、その時は手に持ったまま、持参のエコバッグに買った商品を詰める作業をした。
 レジ袋有料化に伴い、家内から折り畳みのエコバッグを持たされているのだ。

 以前だと、買った商品は店員がレジ袋に入れてくれていた。
 その間にJCBカードはカードケースに戻して、バッグの中にしまっていた。

 それがエコバッグだと、自分で商品を詰めなくてはならないのだ。
 手慣れた店員だと時間もかからないが、素人だと要領が悪く、手間取ってしまう。
 後ろに列ができていると、焦りもあり、JCBカードを手に持ったまま、商品を詰める作業にかかってしまいがちだ。

 それが紛失した直接の原因だが、遠因として、ポイントカードや割引クーポンの提示、レジ袋有料化が考えられる。

 コンビニに限らず、王将でも同じようなことが言える。 
 精算時に、クレジットカード、会員割引カード、餃子無料券、スタンプカードの提出が必要だ。
 スタンプカードがコンプリートした場合は、景品の受け取りも生じる。
 そこに紛失の危険性が伴うのは明白だ。

 ダイコクなどのドラッグストアでは、上記以外にクレジットカードの暗証番号の入力やサインを求められる。

 結論として、精算時のポイントや割引などのサービスによる煩雑さが、クレジットカード紛失の大きな要因といえるだろう。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンラッキーのちラッキー

2021年01月21日 12時14分00秒 | 徒然(つれづれ)
 ウォーキング途中でガストでブランチ。
 アルコールのハッピーアワー目当てに10時半の開始直後に入店。

 まずはアテの"海老入り肉団子と白菜キムチチゲ"を卓上のタブレットで注文。
 熱々の料理が届いてから、おもむろにハッピーアワーの生ビールを注文しようとした。

 しかし、タブレットのメニューにハッピーアワーの項目が見当たらない。
 それどころか、アルコール飲料のメニューもない。

 どうしたことかと、店員を呼んでその旨を伝えると、緊急事態宣言で、アルコール類の提供、およびハッピーアワーは11時からだと言う。
 時計を見ると10時45分だ。
 仕方がないので、15分待って注文した。

 食べ終わり、JCBで精算しようとカード入れを開けてビックリ仰天。
 JCBカードがないのだ。
 バッグの中をかき回して探すも、ないものはない。

 とりあえず現金で精算して、急いで家に戻り、念のため書斎のコタツの上や昨日穿いていたジーパンのポケットを探すも見当たらない。
 最後に使ったのは昨日の家の隣のローソンだ。
 記憶を辿ると、カードの読み取り機から受け取って、商品をエコバッグに入れる際に落としたのかもしれない。

 すぐにローソンへ行き、カードが落とし物として届いてないか店員に確認する。
 一旦、バックヤードに入り、戻ってきた店員の手にカードが握られているのを見て、ホッと胸をなでおろした次第。

 もしどこかで落としていたら、カードの停止や再発行の手続きなどで余計な手間を取るところだった。
 それ以上に、家内に報告して、烈火のごとく怒られるのは目に見えている。

 なにはともあれ、事なきを得た今日の顛末だ。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイ・アンチエイジング

2021年01月20日 20時36分31秒 | 徒然(つれづれ)
 この歳(66)になると、老化防止、ボケ防止という言葉に嫌でも反応するようになる。
 テレビ番組やネットで紹介される老化防止法、ボケ防止法は、どれも面倒で継続するのが難しい。
 そしてそのほとんどが、まだ老年にはほど遠いトレーナーや評論家によるもので、切実味に乏しく、効果のほどもはなはだ疑わしい。

 また老化やボケには体力や環境による個人差があり、画一的な防止法が有効とも思えない。
 人それぞれに合った防止法があるはずだ。

 一般的に、老化は足腰や指先からといわれている。
 そこで私の老化防止法は毎朝の7~8kmのウォーキングだ。
 ウォーキング中は、暇にまかせて、変顔七変化で、日頃動かさない顔面の筋トレを欠かさない。

 昼間はギターとウクレレ演奏による指の運動だ。
 新たな曲を練習するのは、脳の活性化、延いてはボケ防止にもなっていそうだ。

 夜の就寝時には、寝付くまで足指でグーチョキパー運動をしている。
 まことに理にかなっているよね。

 また、朝の腹筋、腕立て伏せ、スクワットのストレッチもそれなりに有効と思う。
 どれも定年退職してから2年間継続できて、もはやルーチン化している。
 私の老化はまだまだ先だ。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝のルーチン

2021年01月20日 12時49分16秒 | 徒然(つれづれ)
 朝は7時半から8時半の間に目が覚める。
 起きたらすぐにストレッチだ。

 まず、布団の上に仰向けで手の指をグー、パーしつつ、腕をひねりながら上下させる。
 それから両手を腰に当て、両足を上に伸ばし、エア駆け足と開閉脚をそれぞれ20回ずつする。
 そのあと腹筋30回、腕立て伏せ50回、背筋20回を行なう。

 ここで初めて起き上がり、布団を畳み、クローゼットに入れる。
 そのあと壁に両手をついて、両足のアキレス腱を延ばすストレッチを20回ずつ。
 次に平衡感覚を維持するための、片足立ちを左右20秒ずつ。
 壁に後頭部、肩甲骨、臀部、ふくらはぎをつけて立ち、上下左右に屈伸運動をする。
 最後にスクワットを30回。

 それが終わると、トイレ、洗面をしてコタツに座る。
 パソコンでヤフーニュースのヘッドラインを閲覧し、気になった記事は詳細を読む。
 大きな出来事があった時は、その関連記事を読むので時間を食う。

 ポンタポイント獲得のために、7~8種類の簡単な定番のゲームをする。
 天気予報でピンポイントでウォーキングコースの予報を確認する。
 小雨予報の時は重宝する。

 ウォーキング用の服装に着替える。
 脳の活性化のため、糖分摂取のチョコを1片食べる。
 持ち物チェックをする。
 しかしいつも何か忘れている。たとえば、ハンカチとか小銭とかスマホとか。

 換気のために窓を開け、ウォーキングに出発する。
 これが定年退職後の朝のルーチンだ。


狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする