★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ギター雑感

2024年04月04日 12時39分21秒 | ギター&ウクレレ
 ギターを始めたのは中2の頃だ。
 グループサウンズの絶頂期で、エアギターやホウキのギターでは物足りなくなり、親にねだって本物を買ってもらったんだよね。

 もちろん、エレキギターやフォークギターじゃなくて、クラシックギターだ。
 当然、なんの知識もなかったので、最初は楽器店がサービスでつけてくれた教則本で、童謡や唱歌などを弾いていた。

 グループサウンズとはほど遠いな、と思いながら、なんでなのか、その原因がわからなかったんだよね。
 それがわかったのは、集英社から出た『ヤングセンス』という、ギターに特化した音楽雑誌に出会った時だ。

 その雑誌で、コードというものを初めて知り、ギターが伴奏楽器というのを理解した。
 まさに、目からウロコだった。
 メジャーとマイナーの3コードを覚えて、それに合わせて歌うと、アラアラ不思議、なんとなく様になっているんだよね。
 
 練習にも熱が入り、ギターの腕前も急速に上がった。
 上がったといっても、ド素人から初級までの進歩程度だけどね。

 高校に入る頃には、リズムパターンやアルペジオなどをマスターして、一応、コードネーム付きの歌詞を見ながら、弾き語りできるようになった。
 ギターもフォークギターに替えて、いっぱしのアマチュア・ミュージシャン気取りになったもんさ。
 当時は田舎の高校でギターを弾けるヤツなど、SACHIKOじゃないけど、片手にさえ余ったんだよね。

 ちなみに、今でいうアコギ、正確にはアコースティックギターは、当時はフォークギターと言っていた。
 いつの頃から、アコースティックギターと言うようになったんだろう。

 そのギターも、かれこれ半世紀以上弾いているけど、腕前のほうは、あの高校時代からほとんど進歩していないんだよね。
 学力が高校時代がピークだったのに似ているね。

 その原因は、もちろん、練習時間の問題もそうだけど、もっと根本的なところで、やり方を間違っていたんだろうな。
 それがなんなのかは、今でもわからないけどね。



ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビンテージ擬きギター

2024年03月15日 13時35分01秒 | ギター&ウクレレ
 引きこもり年金生活の手慰みのひとつがギターだ。
 手持ちのギターは2台で、ひとつは大学入学祝いに買ってもらった、ギブソンのコピーモデルの、アリアのジャンボサイズで、半世紀前の国産品。
 年代だけから言うと、ビンテージの域だよね。

 もうひとつは、6年前に買った、フェンダーの小ぶりなパーラータイプ。
 普段はパーラータイプのギターで、Youtubeのレッスン動画を観ながら、戦前ブルースをコピーしている。

 今日は、たまには趣向を変えようと、ジャンボサイズを引っ張り出して弾いてみた。

 思えば、大学時代、これを提げて通学はもちろん、帰省や合宿の時にも、その重さもものかは、頻繁に持ち歩いていたんだよね。
 今では、外に持ち出そうなんて、絶対に思わない、重さと嵩なんだよね。

 久しぶりに弾いてみると、箱鳴りと枯れたサウンド、特に低音弦の鳴りは、ギブソンやマーチンのビンテージ物にも負けないくらいクリアなんだよね。 
 てか、ギブソンやマーチンのビンテージ物は弾いたことはないけどね。

 残り少ない人生を考えると、文字通り、一生モノになったよね。
 私が死んだあとは、家内や娘は、メルカリで売るか、粗大ゴミに出すかもしれないね。

 *画像の左が、アリアWJ35 (シリアルNo.0064)、右がフェンダーのロン・エモリー・ロイヤルティ・パーラー。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私のギター練習法

2024年01月31日 15時16分18秒 | ギター&ウクレレ
 私のギター弾き語り1曲マスター法を伝授しよう。

 課題曲はロバート・ジョンソンの『Love in vain』。
 中級者向きの比較的簡単なブルースだ。

 まずは本家本元のロバジョンのオリジナルを聴いてみたが、これはあまり参考にならない。
 一応、あんたの曲をカバーさせてもらいまっせ、というお断りを入れる意味で、雰囲気をつかむ程度だ。

 その後は、Youtubeにいろんなレッスン動画やカバーがあるので、それらを参考にした。
 まずは、歌詞をネットで検索して、Youtubeの比較的わかりやすいカバーに合わせて、歌詞と節まわしを覚える。

 歌詞を覚えたら、コードのダウンストローク弾きで歌を練習する。
 歌い方はカバーするプレイヤーによって微妙に異なるので、自分に合った歌い方をコピーする。

 それと並行して、Youtubeのレッスン動画で、ギターのフィンガー・ピッキングを練習する。
 ロバジョンはキーAで弾いているが、レッスン動画はキーGが主流だ。
 音域も私に合う。
 タブ譜付きの動画があるので、それを参考にするといい。

 歌とギターは別々に練習する。
 両方覚えたら、初めて歌とギターを合わせてみる。

 うまく噛み合うまで、毎日練習だ。
 ピッタリ合うようになったら、ギターの弾き方をアレンジして、ブルースの雰囲気を醸し出す。
 完全にコピー出来たら、忘れないように毎日弾くことだ。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルースナンバー練習法

2023年11月18日 16時26分12秒 | ギター&ウクレレ
 先日YouTubeで見つけた"Cocaine Blues"の鋭意練習中だ。
 私の練習法は、まずはネットで"Cocaine Blues"の歌詞を探し、それをYouTubeのカバー演奏動画に合わせながら暗記する。

 プロアマ問わず、いろんな人間がカバーしているが、プロは崩して歌うのであまり参考にならない。
 アマチュアの上級者の動画が一番わかりやすい。

 歌詞を暗記したら、コードストロークの伴奏で歌ってみる。
 それが通しで歌えるようになったら、これもYouTubeで見つけたギタータブ譜で、スリーフィンガーピッキングの練習だ。←今ココ。
 ここが一番時間がかかる。

 ほとんどの曲は1、2週間、毎日根を詰めて練習すれば弾けるようになる。
 それができるようになれば、プロのカバー動画を参考に、細かい部分のアレンジでブルース色を強める。

 それができて、めでたく完成となる。
 あとは、忘れないように毎日弾いて、指に覚え込ませることだ。

 インターネットがなかった昔は、ブルースに限らず、ほとんどの洋楽曲はレコードコピーだった。
 特にブルースは歌詞などは探しようもなく、持ち歌にすることを断念するしかなかった。

 それが今や、パソコンさえあれば、ほとんどの曲は、その気になればコピー可能だ。
 便利な世の中になったものだ。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コカイン・ブルース

2023年11月13日 18時32分09秒 | ギター&ウクレレ
 YouTubeでヤバい曲を見つけた。
 ストーンズのキース・リチャーズがアコギで渋く弾く「Cocaine blues」だ。
 Cocaine(コカイン)、言わずもがな、キング・オブ・ドラッグだ。

 その曲をキースが弾いているのも、ハマり過ぎで笑ってしまう。
 コカイン経験者のキースならではのヘタウマ演奏は、昔のブルースマン顔負けだ。

 歌詞も過激で、サビは「Cocaine all around my brain.(おいらの脳みそはコカインまみれ)」とブッ飛んでいる。
 日本なら、即、発売禁止、放送禁止は免れないだろう。

 曲自体はカントリーブルース調で、コードもC、F、G7、Eの4つで、YouTubeにレッスン動画もいろいろアップされている。
 ちょっと練習すれば、弾き語りでき、いろいろアレンジもできそうで、日々の練習曲のひとつに入れた。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下手なギタリストへの提言

2023年10月20日 11時46分45秒 | ギター&ウクレレ
 私の趣味のひとつが、アコースティック・ギターだ。
 中2の時から始めたので、かれこれ50年以上の長きにわたる。

 その長さとは裏腹に、一向に上達しない。いわゆる下手の横好きだ。
 昔はエレキ・ギターにも手を出したが、ひとりで弾き語るには不向きで、早々に断念した。
 
 レベル的には、知っている曲でコード譜があれば、ストロークやアルペジオで弾き語りができる程度だ。
 残念ながら、聴かせどころのアドリブや、複雑なフィンガリング伴奏ができない。

 私と同じようなギター中級者というか、中途半端者は多いと思われる。
 そんな諸兄にお勧めしたい、いくつかのことを列挙したい。

 まずは、たぶん今後も上達しないはずだから、現状維持を心掛けることだ。
 自信のある曲が何曲かあれば、それをスムーズに弾けるように日々練習することだ。

 下手の横好きの檜舞台は、素人集団の仲間内のコンサートか、たまたまギターが置いてあるバーや飲み屋で、酔いに任せてリクエストされた時だろう。
 そんな時のための2、3曲を常備しておくといい。

 もし、そんな曲がなかったら、古いブルースの中から自分の実力に合った曲を探して、それをコピーすることだ。
 昔のブルースだと、3コードのブルース進行なので、コピーしやすいはずだ。
 ちなみに、私のお勧めはロバート・ジョンソンの『Sweet Home Chicago』やライトニン・ホプキンスの『Baby Please Don't Go』だ。

 メジャーペンタとかマイナーペンタなど、小難しい理論が必要なアドリブ奏法は、キッパリと諦めることだ。
 アドリブは有名ギタリストを聴くだけにしたほうがいい。
 なまじ手を出すと、泥沼にハマって時間を浪費してしまうだけだ。

 また、新たにギターを買うことがあれば、実力に合った廉価で質のいい中古を探すべきだ。
 そしてそれを一生モノとして大事にすることだ。
 趣味で弾くギターは2本までだ。それ以上は宝の持ち腐れだ。

 それと音は二の次、まずは見た目で選ぶべきだ。
 私は今まで、一般的な色のアコギを買ったことがない。
 ことごとく、サンバースト・カラーだ。
 下手なブルースにはよく合うと思っている。

 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

年老いたギター小僧

2023年10月12日 14時23分20秒 | ギター&ウクレレ
 私の趣味のひとつがギターの弾き語りだ。
 もちろん、下手の横好きで、50年以上やっているが、一向に上手くならない。
 今では昔と違い、YouTubeにいろんな曲のレッスン動画があるので、それを参考に日々シコシコと練習に励んでいる。

 私が大学生の頃は、ギターを弾ける人間が今ほど多くはなく、下手なりにも弾けるというだけで、優越感に浸れたものだ。
 1回生の時に、学生会館のホールで開催された同好会のコンサートで、100人以上の観客の前で、同級生とふたりで、サイモン&ガーファンクルの曲を演奏したのが、今となっては非現実のように思われる。

 3曲だけだが、よくもまあ、大観衆の前で間違わずに弾けたものだ。
 当時は猛練習すれば、もしかしたらプロに近い腕前に上達するかもしれないという、淡い期待を持ったものだ。

 それが今や、中学生でもプロ顔負けのテクニックのギター小僧がいる。
 YouTubeでそんな動画を見るにつけ、己の下手さ加減に滅入る今日この頃だ。

 とりあえず、エレキの速弾きやアドリブでは遠く及ばないと悟り、今はアコギで古いブルースのコピーをやっている。
 そんなブルースだと、速弾きは必要ないし、コードも3コードがほとんどなので、あとは個性でなんとかごまかせそうなのだ。
 エリック・クラプトンは到底無理だが、極端に音数の少ないBBキングなら、なんとかコピーできるような気がする。

 プロになるのは、とっくの昔に諦めているので、何かの折、ギターを弾く場面に遭遇した時に、古いブルースを渋く弾いて聴かせるのが私のささやかな夢だ。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘタウマのコピーは難しい

2023年09月19日 20時32分35秒 | ギター&ウクレレ
 引きこもり生活の手慰みのひとつは、YouTubeを観ながらギターのコピーをすることだ。
 昔のレコードコピーと違い、YouTubeの最大の利点は、音だけでなく運指が見られることだ。
 耳と目からの情報で、上達の速度は段違いだ。

 YouTubeには、有名ギタリスト本人の動画はもちろん、そのカバーやコピー、レッスン動画まである。
 まさに至れり尽くせりだ。

 その中で目を引くのが、半ば素人による有名ギタリストの完全コピーだ。
 やはり、YouTubeに上げるくらいだから、誰もが知るギタリストを選ぶのは当然だろう。

 クラプトン、ベック、ペイジの三大ギタリストの完コピなど、本人顔負けのテクニックで、その精度には感心させられる。
 本人と違うのは、オーラというか、ハートというか、オーディエンスに訴求する力だ。
 例えるなら、AIと生身の人間の演奏の違いとでも言おうか。

 いわゆる正統派のギタリストは、コピーするにしても本人に限りなく近づけるが、個性派というか、癖のある、あるいはアクの強いギタリストはコピーも難しい。
 そういうギタリストは、曲や奏法は結構単純だが、安定性に難があり、同じ曲でもコンサートのたびに演奏が微妙に異なる。

 ヘタウマの代表格のキース・リチャーズなどその典型で、コピーであのニュアンスというか、タイム感を出すのは至難の業だ。
 キースのコピーの場合、テクニックよりテイストをコピーする必要がある。
 見えたり聴こえたりするものではなく、感じるものなので、なかなか難しいのだ。

 試しにクラプトンの『いとしのレイラ』とキースの『ホンキ―・トンク・ウィメン』をコピーしたらいい。
 コピー自体は、後者のほうがはるかに簡単だが、完コピだと前者の完成度が高いはずだ。

 上手をコピーするより下手をコピーするほうが難しいとはこれ如何に。
 
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギターが弾けない

2023年08月09日 15時31分17秒 | ギター&ウクレレ
 神経質な家内は私のギター演奏にも口うるさい。
 華麗な演奏も家内には騒音に他ならないらしい。

 書斎での遠慮しながらの指弾きも、興が乗れば、無意識に音が大きくなっている。
 そんな時にうるさいと一喝される。

 最近はそれが嫌で、ギターを弾く機会も減少した。
 ギターも弾かなければ、腕は落ちるし、ギター自体も弾き込むことにより、音が馴染んだり響きがよくなったりするものだ。
 たまにはピック弾きでの大音量も、ギターにとっては必要なのだが、かれこれ4年ほどそれができていない。

 駅前のジャンカラで弾けばいいと家内は言うが、徒歩12、3分の距離にせよ、結構な重さのギターを運ぶのは、ことのほかしんどいのだ。
 エレキギターだと、アンプにつながなければ、ジャカジャカ弾けるが、残念ながら当方アコースティックだ。

 家内のたまの留守の時に、ジャカジャカやってはいたが、その頻度もコロナ以降、激減した。
 このまま私のギターテクニックも錆びついてしまうのだろうか。
 


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛しのテレキャスター

2023年07月21日 12時00分41秒 | ギター&ウクレレ
 ロックギタリストにはそれぞれお似合いのギターがある。
 エリック・クラプトンはフェンダー・ストラトキャスター、ジミー・ペイジはギブソン・レスポール、キース・リチャーズはフェンダー・テレキャスターだ。

 それぞれのギターは鳴りが異なるので、それがギタリストの個性にもなる。
 彼らの楽曲も、ほかのギターで弾いていると、違和感が否めないのは私だけだろうか。

 3人の中でも、特にキャラクターとギターがマッチするのが、キース・リチャーズだ。
 その6弦外しのオープン・チューニングのヘタウマ奏法は、テレキャスターのシンプル・シェイプによく似合っている。

 ほかのギターと違い、ボリュームボタンとトーンボタンの部分が、デザインを無視した材質や配置になっている。
 実用本位で無駄を省いた簡素な作りは、エレキの初期的な懐かしさを醸し出している。

 クルマで言うと、昔のミニやフィアットに通じる部分がある。
 ベンツやBMW、フェラーリやポルシェと並んでも、その独特の突き抜けた存在感は引けを取らない。

 テレキャスターも、ストラトの流麗さやレスポールの力強さとはまた違った軽さで、その存在感を発揮している。
 私もどちらかというと、テレキャスターのファンだ。
 ある意味、判官贔屓かもしれない。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レコードコピーからビデオコピーへ

2023年06月16日 19時47分04秒 | ギター&ウクレレ
 ギター歴50年以上になるが、中級の下のレベルを久しく脱し得ない。
 下手の横好きと言っていいかもしれない。
 しかし、ひとりでシコシコ弾きながら、それなりに楽しんではいる。

 一番よく弾いた高校、大学時代は、もっぱらレコードコピーに明け暮れた。
 本来ならレコードをテープに録音して、要所要所を巻き戻しながら、何回も聴き返すのだが、ズボラな私は、レコードプレーヤーの針を上げ下ろししながらの、文字通りレコードコピーだった。

 今ではYouTubeに色んな曲の教則ビデオがアップされており、コピーの練習には事欠かない。
 巻き戻しはもちろん、楽譜や動画もあるので、指の押さえ方やコードフォームも一目瞭然だ。
 楽譜や動画がなく、当てずっぽうで弾く部分が多々あったあの頃とは格段の差だ。
 
 主に古いブルースをコピーしているが、まずネットで歌詞を探し、動画に合わせて歌いながらそれを覚える。
 次に細かい指使いは無視して、コードストロークで伴奏しながら歌う。
 初心者レベルだと、ここまでやれたら十分だ。

 ここから先が中級レベルのビデオコピーだ。
 楽譜と動画を細かくチェックしながら、短い小節単位で、指使いを飽きるほど反復練習する。
 全体を通しで弾けるようになったら、指が完全に覚えるまで毎日練習を繰り返す。

 これが暇な私のギター練習法だ。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ペンタトニックのお勉強

2023年02月14日 22時42分28秒 | ギター&ウクレレ
 引きこもり生活の暇にまかせて、アコギで遊んでいる。
 主にYouTubeでのブルースナンバーのコピーだ。
 それと並行して、アドリブを研究している。

 ブルースの、特にアドリブでは、ペンタトニックスケールが重要らしい。
 ペンタトニックスケールとは、一般的なドレミファソラシの7音音階から、ファとシを抜いた5音音階だ。
 長調と短調、所謂メジャーペンタとマイナーペンタがある。マイナーペンタはメジャーペンタのミとラを半音下げる。

 その理論はわかる。
 ブルースやロック、ポップスのほとんどの曲が、そのキーのペントニックスケール(特にマイナーペンタ)でアドリブできるようだ。

 ギターでアドリブをやる場合、ペンタトニックスケールの音の、指板での位置を覚えるのが必須らしい。
 その音の並びのパターンを覚えたら、あとはフレットをずらして転調すれば、すべてのキーを網羅できる。

 これがなかなか一筋縄ではいかないのだ。
 ジミヘンやクラプトン、ペイジやベックなど世界の名だたるロックギタリストは、その関門を通過したのだろうか。

 昔は今のようにYouTubeや理論的な教則本などなかったはずだ。
 レコードコピーから入り、当てずっぽうや感性で弾いていて、あとになって、俺が弾いていたのはペンタだったのか、とわかったのではないだろうか。

 私はYouTubeのアコギブルースのレッスン動画と、ペンタトニックの理論動画の両面作戦で悪戦苦闘している。
 


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

憧れのギター

2022年12月21日 13時17分55秒 | ギター&ウクレレ
 京都での大学時代、フォークソング同好会に所属していた。
 マイギターはアリアWJ-35という、ギブソンのJ-200のコピーモデルだった。

 当時の憧れのギターはギブソンとマーチンで、どちらも高嶺の花だった。
 貧乏学生の私は、アリアにギブソンの弦を張り、ギブソンのピックでかき鳴らすのが精一杯だった。

 京都の十字屋楽器店では、ショーケースに鎮座する、アコギの最高峰マーチンD-45を飽きもせず眺めていたものだ。
 そこまでのギターとはいかないが、就職して金を貯めて、いつの日にかマーチンかギブソンのギターを買おうと心に決めていた。

 しかし、いざ就職して、経済的にギブソンやマーチンの一番下のクラスには手が届くようになった時には、気が変わっていた。
 十字屋でギブソンのL-00を試奏した時に、安物のギターとの音の違いがほとんどわからなかった。
 プロが弾いてこそ、初めて音の違いが出てくるものなのだ。

 私のギターの腕前では、ギブソンやマーチンを弾きこなせるわけもなく、宝の持ち腐れになるのがオチだ。
 それに、当時は仕事が忙しく、ギターを弾く気分の余裕もなかった。

 あの時に無理して買っていたら、そして練習を重ねていたら、ギターの腕前も上がっていたのだろうか。
  

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギターが弾けたらモテたんだ

2021年04月05日 13時19分48秒 | ギター&ウクレレ
 私の趣味のひとつがギターだ。
 始めたのが1969年、中学3年の頃だ。

 当時はグループサウンズが終焉期で、それに代わる洋楽ロックや邦楽フォークが流行り始めた時期だ。
 エレキギターを買えない私は、アコギで日本のフォークや歌謡曲を練習していた。
 まだまだギターを弾ける中学生や高校生は珍しく、田舎では先端を自負していた。

 高校ではギター同好会に入り、それまでクラシック一本だった同好会にフォークを持ち込んだ。
 大学でもフォークソング同好会に入ったが、まわりはテクニシャン揃いで、ビートルズやCSN&Yなどのコピーバンドが隆盛を極めていた。

 そんなわけで、ミュージシャンの夢はそこで潰え、ギターは趣味に路線変更した。
 それでも同好会を一歩外に出ると、まだまだギターを弾けるというアドバンテージは友達の羨望を集めた。
 ギターケースを提げて誇らしげにキャンパスを闊歩したものだ。

 それが今や中高生でも普通に弾けて、You Tubeではプロ顔負けのテクニシャンもザラにいる。
 当時はギター上達にはレコードコピーしかなかったが、今では完全コピーの楽譜や懇切丁寧なレッスン動画が溢れている。

 私の下手なギターと歌で勝負するには、昔のブルースをヘタウマ調にアレンジして弾くしかない。
 

狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウクレレが弾けなくなった

2020年10月20日 17時10分01秒 | ギター&ウクレレ
 久しぶりにウクレレを取り出して弾いてみたら、以前マスターした曲のほとんどを弾けなくなっていた。
 コード伴奏の弾き語りはなんとかできたが、メロディとコード伴奏を一緒に弾く、いわゆるジャカソロ演奏ができないのだ。
 最近はギターでブルースの練習ばかりしていたので、ウクレレとは1年半ほどご無沙汰していた。
 そんな訳で指がギター指になって、ウクレレの運指をすっかり忘れてしまっている。

 ギター、ウクレレどちらも2本所有しているが、その中でも1本のウクレレが一番高価だ。
 競馬で238万馬券を当てた時にアンプと一緒に衝動買いしたやつだ。
 そんなウクレレなのに曲を弾けなかったら宝の持ち腐れだ。

 素人はこれだから困る。
 楽譜を見たら弾き方はわかるので、1、2週間ほど根をつめて練習すれば、一応格好はつき、1ヵ月ほど続ければ元通り弾けるようになるはずだ。

 しかしウクレレに集中すると、今度はギターがおぼつかなくなりそうだ。
 両方同時に練習すればよさそうなものだが、私にはそれがなかなかできない。
 二兎を追う者一兎をも得ずではないが、どちらか片方に注力して、完璧に弾けるようになるまで練習するのが私のやり方だ。
 まだギターのブルースは完成形ではないので、当分そちらに注力せざるを得ない。
 
 愛しのウクレレちゃん、しばし待たれい。


★★小説読んだりするのは時間の無駄、なんて思っていた読書ド素人の私が、思いつき、見よう見真似、小説作法無視で書いた小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。そんな小説だから読書のプロやマニアよりも、読書ド素人の皆さんに読んでほしい。 ド素人の小説がミリオンセラーになったら面白いと思いませんか? 小説のベストセラーの常識を覆すためにもぜひご一読、拡散を。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする