先日入手したiPhoneの機能をあれやこれや試していて、自撮りというのをやってみた。所謂セルフポートレイトだ。
ガラケーにもカメラ機能はあったが、自撮りは何故かやってみたことがなかった。
写真というのは、他人や物や風景を撮るものだという、漠然とした思い込みがあったからだろう。
で、iPhoneで撮った自分の写真を見て驚いた。
クリアな画質もそうだが、自分の素顔に愕然とした。
この疲れた顔の老人が本当に自分なのか?
シミやホクロに、シワやタルミ、白髪混じりのボサボサ髪・・・日頃鏡を見ないわけではないが、女性と違い、薄暗い洗面所でひげを剃ったり、髪を整えたりする程度で、じっくりと肌の状態や皮膚のたるみを確認するわけではない。
長年見慣れた顔なので、特段、意識して凝視することもなかった。
しかしiPhoneの画面に映った顔は、明らかに鏡で見慣れた顔ではなかった。
写真写りを意識していなかったということを考慮しても、目は虚ろ、表情は疲れきった、まさに老人そのものなのだ。
髪を整え、視線の方向を変え、表情を引き締めて再撮しても、たいして変わらない。
こんな顔を世間に晒していたのかと思うと、恥ずかしくなってきた。
還暦だからと諦めるのも癪なので、さっそくネットで調べた、小顔マッサージと変顔体操を日課とすることにした。
身体のシェイプアップも大事だが、無防備にさらけ出し、人に自分の印象を植え付ける顔は、もっと気を配るべきであろう。
時の流れは女性にだけでなく、男性にとっても残酷なものだと思い知った次第である。
ガラケーにもカメラ機能はあったが、自撮りは何故かやってみたことがなかった。
写真というのは、他人や物や風景を撮るものだという、漠然とした思い込みがあったからだろう。
で、iPhoneで撮った自分の写真を見て驚いた。
クリアな画質もそうだが、自分の素顔に愕然とした。
この疲れた顔の老人が本当に自分なのか?
シミやホクロに、シワやタルミ、白髪混じりのボサボサ髪・・・日頃鏡を見ないわけではないが、女性と違い、薄暗い洗面所でひげを剃ったり、髪を整えたりする程度で、じっくりと肌の状態や皮膚のたるみを確認するわけではない。
長年見慣れた顔なので、特段、意識して凝視することもなかった。
しかしiPhoneの画面に映った顔は、明らかに鏡で見慣れた顔ではなかった。
写真写りを意識していなかったということを考慮しても、目は虚ろ、表情は疲れきった、まさに老人そのものなのだ。
髪を整え、視線の方向を変え、表情を引き締めて再撮しても、たいして変わらない。
こんな顔を世間に晒していたのかと思うと、恥ずかしくなってきた。
還暦だからと諦めるのも癪なので、さっそくネットで調べた、小顔マッサージと変顔体操を日課とすることにした。
身体のシェイプアップも大事だが、無防備にさらけ出し、人に自分の印象を植え付ける顔は、もっと気を配るべきであろう。
時の流れは女性にだけでなく、男性にとっても残酷なものだと思い知った次第である。