★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

iPhoneで自撮り

2014年09月30日 23時26分58秒 | 徒然(つれづれ)
 先日入手したiPhoneの機能をあれやこれや試していて、自撮りというのをやってみた。所謂セルフポートレイトだ。
 ガラケーにもカメラ機能はあったが、自撮りは何故かやってみたことがなかった。
 写真というのは、他人や物や風景を撮るものだという、漠然とした思い込みがあったからだろう。

 で、iPhoneで撮った自分の写真を見て驚いた。
 クリアな画質もそうだが、自分の素顔に愕然とした。

 この疲れた顔の老人が本当に自分なのか?

 シミやホクロに、シワやタルミ、白髪混じりのボサボサ髪・・・日頃鏡を見ないわけではないが、女性と違い、薄暗い洗面所でひげを剃ったり、髪を整えたりする程度で、じっくりと肌の状態や皮膚のたるみを確認するわけではない。
 長年見慣れた顔なので、特段、意識して凝視することもなかった。

 しかしiPhoneの画面に映った顔は、明らかに鏡で見慣れた顔ではなかった。
 写真写りを意識していなかったということを考慮しても、目は虚ろ、表情は疲れきった、まさに老人そのものなのだ。
 
 髪を整え、視線の方向を変え、表情を引き締めて再撮しても、たいして変わらない。
 こんな顔を世間に晒していたのかと思うと、恥ずかしくなってきた。
 
 還暦だからと諦めるのも癪なので、さっそくネットで調べた、小顔マッサージと変顔体操を日課とすることにした。
 身体のシェイプアップも大事だが、無防備にさらけ出し、人に自分の印象を植え付ける顔は、もっと気を配るべきであろう。

 時の流れは女性にだけでなく、男性にとっても残酷なものだと思い知った次第である。
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吉本新喜劇

2014年09月27日 15時16分28秒 | 徒然(つれづれ)
 1973年春、私は九州の辺境の町から、大学生活を謳歌するために京都へ行くことになった。
 上京を前に、私は関西弁をマスターするために、関西系のテレビ番組を見まくった。
 その中でも吉本新喜劇に代表される、劇場中継物の番組が大いに参考になった。
 日常生活をベースとした劇中のセリフの言い回しやイントネーションを、ロックのレコードコピーよろしく、必死に真似したものだ。

 しかし、いざ上京して大学や下宿で関西圏の友達相手に喋ると、変な関西弁だと失笑されたものだ。
 地方から京都に出てきた学生は、時を経ずして関西弁に染まってしまうが、関東圏から来た連中は頑なに標準語で話していた。

 あれから40年の時が過ぎ、私の関西弁も板に付いたと自分では思うが、関西ネイティブに言わせると、九州訛りの関西弁らしい。
 同じ日本語でさえそうなのだから、日本人の話す英語などネイティブにしてみると、すごく変な英語に聞こえているのだろう。

 今日久しぶりにテレビで吉本新喜劇を見た。
 40年前とほとんど変わっていない。
 どこにでもありそうな日常生活のエピソードをデフォルメして、個性豊かなキャラクターが安定の演技で演じている。
 永遠のオーソドキシーだ。
 ベタなギャグにも素直に笑えるし、予定調和のエンディングも心地よい。
 会場もそれなりに沸いている。
 昨今の一発芸の漫才やコントにはない、本来の笑いの真髄が脈打っている。
 
 吉本新喜劇よ永遠に。今後もちょくちょく見るからね。
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ローカーボダイエット

2014年09月20日 18時06分18秒 | 徒然(つれづれ)
 ローカーボ(低炭水化物)ダイエット2年で、67kg→59kg(身長167.5cm)の減量。継続は力なりである。
 
 2年ほど前は、まわりから、太りましたね、と言われていたのが、最近は、痩せましたね、の声しきり。
 痩せてみると、まわりのメタボオヤジや肥満女子がやたら目に付く。
 彼らが、自己管理能力のない、愚鈍な人間に見えてくるから不思議だ。
 あんたらもローカーボダイエットやりなはれ、と喉まで出かかる。

 痩せると、今度は筋肉を引き締めようと、腹筋運動やスクワット、腕立て伏せなどストレッチに精を出すようになる。目指せ、割れた腹筋だ。

 本日はダイエット中休みの暴飲暴食の日で、炭水化物を大量摂取する日。
 昼は天下一品でこってりラーメンと焼飯、唐揚げのメタボトリオ定食。
 日頃の粗食と較べると圧倒的なボリュームと旨さ。食後2時間で胸焼け、胃もたれ。
 
 しかし夜になると腹は減る。
 夕食はビール大瓶3本とワインボトル1本、バーボンソーダ4、5杯、アテにお造り、焼魚、ピザ、パスタ、チーズ盛り合わせ、その他を飲んで食べる予定。
 
 これだけ暴飲暴食をすると、気分が悪くなり、明日からは身体が自然に粗食を求めるはずだ。ローカーボダイエット、よくできたダイエット法である。
 
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iPhoneデビュー

2014年09月17日 21時21分07秒 | 徒然(つれづれ)
 60歳にしてiPhoneデビューを果たした。
 携帯はほとんど電話とメールしかしないので、ガラケーで十分だと思っていたが、テレビCMやまわりのユーザーに触発されて、とうとうiPhoneユーザーになってしまった。

 近々iPhone6が発売予定なので、その前の機種なら安くなるだろうの目算通りにiPhone5cをゲット。スタイリッシュなターコイズブルーの外観はもちろん、画面いっぱいのアイコンは遊び心を大いにくすぐった。

 当然、電話とメールだけでは満足いくはずもなく、ネットはもちろん、twitterやiTunes、LINEにまで、その用途は広がってしまった。

 TwitterやiTunesはPCでもやっていたので、違和感はなく、早速、iTunesライブラリから700曲ほどを同期させ、BGMがわりに楽しんでいる。

 しかし、LINEは初めてなので試行錯誤の日々が続きそうだ。
 だが、それもまた、楽しからずやである。

 多様なアプリもあり、今後iPhone浸りになりそうな気がする。

 ケースもストラトキャスター柄を楽天ショップで注文し、届くのを心待ちにしている今日この頃だ。
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50代最後の日

2014年09月08日 20時46分46秒 | 徒然(つれづれ)
 明日が60回目の誕生日だ。
 還暦ともなると別に誕生日など嬉しくもない。
 それより、今日で50代が終わることのほうが感慨深い。
 よくも60年間も生き永らえてきたものだ。日数にして21,914日。

 会社は定年で、明日から再雇用契約社員の身だ。 
 両親はすでに亡くなり、女房と一人娘は元気だ。
 今年は初孫が生まれた。名実ともにおじいちゃんだ。
 
 でも心の中はまだ大学生気分だ。
 なんでだろう。
 たぶん一人暮らしを始めてから、身体は成長し、老化しても、心はあの時のまま成長していないからだからだろう。

 60年間いったいなにをしてきたのだろう。
 大半はサラリーマン生活だ。仕事だ。
 でも仕事をしたという実感はない。
 会社へ行ってたら給料が入ってきたという感じだ。
 そんな感じでも、会社からお叱りを受けたことはないので、それでよかったのだろう。

 金はないが、金に困ったこともない。
 たぶん贅沢しないからだろう。

 不幸じゃないから幸せなんだろう。
 大病もしたことがないので、健康なのだろう。
 苦労をした覚えもないし、危機に直面したこともない。
 恋愛もしたし、楽しいことや嬉しいことはあったが、悲しい事や寂しいことはなかった。

 無事是名馬を地で行ってるみたいな人生だ。
 
 とりあえず、明日は第二の人生のブランニュースタートだ。
 
 




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