ダービー戦い終えて

　桁違いに強かった。
　ほとんど鞭も入れず、半ば流しているような走りなのに、他の馬がスローモーションに見えた。

　ディープインパクトの仔、コントレイル。
　ディープ以来の無敗の二冠馬誕生だ。
　同世代にはもう相手はいない。
　最強牝馬アーモンドアイといい勝負だろう。

　この分で行けば、菊花賞も楽勝で新たな三冠馬の誕生はほぼ確実だ。
　今年の秋は、久しぶりに牡馬牝馬とも無敗の三冠馬誕生のレースが観られそうだ。
　馬券は2着固定で買うけどね。

　JRAも、コロナで停滞した世の中に、一筋の光明を提供しようとする意図がありありだ。
　一競馬ファンとしては喜ばしい限りだ。

　ともあれ、来週は春のマイル王決定戦、安田記念だ。
　昨年の雪辱を期すアーモンドアイも登録している。
　気持ちを切り替えて予想に専念しよう。
　

拙著「ハズレ馬券ゲットのための十ヵ条」　ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。

歯がない人生

　朝からマンションの自治会。
　集会はマスク着用が義務づけられていたので、このコロナ禍で初めてマスクを装着した。

　違和感テンコ盛りで、メガネは曇るし暑いし、息苦しいことこの上ない。
　小さい子供だったら、窒息か熱中症必至だ。

　マスクは表面を触らないことが必須だが、ズレたり、痒くなったりで、触らないことは至難の業だ。
　他人を見ていても何かしら触っている。
　やっぱり私はマスクは合わない体質なのだ。

　前役員の任期切れで役員改選。
　あみだくじにより、会計の重責を担うことに。
　しかしながら具体的な業務内容は告げられず。
　そのうち誰かが言ってくるだろう。

　昨日歯医者で奥歯の残骸を抜くため麻酔をかけたのだが、今朝はその麻酔が切れて、歯茎や口腔のあちこちがヒリヒリ、チクチクと痛い。
　今後ひと月ほど、上の奥歯がない生活なので、固いものが食べられない。

　家にある食物でいろいろ試したが、肉や肉加工食品、練り物は当然ながら、野菜もダメだった。
　繊維が噛み切れないのだ。
　特にキャベツは繊維もさることながら、筋が意外と固いのだ。

　食べられるのは、主食はおじやか柔らかいサンドイッチ、おかずは玉子、豆腐、缶詰の魚あたりか。
　あとは野菜ジュースやスープ、味噌汁などだ。

　はかない人生に掛けて、墓ない人生というのはよく聞くが、私の場合、歯がない人生だ。
　

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

【競馬】第87回日本ダービー予想

　今年もやってきました、競馬の祭典日本ダービー。
　本場イギリスでは、一国の宰相になるより難しいと、かのチャーチルに言わしめたほど、ダービー馬のオーナーの称号は特別なものだ。
　日本ではそこまではいかなくとも、馬はもちろん、すべてのホースマン、馬主、そして競馬ファンにとっては夢の舞台だ。
　先週は無敗の二冠牝馬が誕生した。
　今週も無敗の二冠馬の誕生なるかが、競馬ファンの最大の焦点だ。
　そしてその可能性は限りなく高そうだ。

　まずは過去10年のデータからマイナスポイント対象馬を抽出。

　▼単勝100倍以上
　　ウインカーネリアン、レクセランス、ブラックホール、マンオブスピリット
　▼3枠5枠8枠の関東馬
　　ダーリントンホール、ウインカーネリアン
　▼前走NHKマイルカップ
　　サトノインプレッサ
　▼関東馬でキャリア7戦以上
　　ウインカーネリアン
　▼前走10着以下
　　サトノインプレッサ、マイラプソディ、レクセランス
　▼前走10番人気以下
　　ウインカーネリアン、コルテジア、ブラックホール
　▼前走GⅢ以下
　　アルジャンナ、ビターエンダー
　▼前走阪神競馬
　　アルジャンナ
　▼前走1800m以下
　　アルジャンナ、サトノインプレッサ
　▼前走0.6秒以上負け
　　ウインカーネリアン、ヴェルトライゼンデ、ガロアクリーク、コルテジア、サトノインプレッサ、サトノフラッグ、ダーリントンホール、ブラックホール、マイラプソディ、レクセランス

　私は天邪鬼ゆえ、どんなに堅いと言われる1番人気でさえも、頭で買うことはあえてしない。
　よしんばその馬が勝ったとしても、強かったんだなあ、と納得できるし、配当的な妙味もないのであきらめもつく。
　その逆で、人気薄の馬を気になりながらも消して、それが来た時の脱力感は相当なものだ。
　
　今回も1番人気のコントレイルに二冠達成の期待がかかるが、馬券的には2、3着固定までだ。
　昨年のサートゥルナーリアの例もあるし、大穴狙いなら、消しでもかまわない。
　1、2番人気に投票が集中しているここは、頭は伏兵、中位人気狙いに徹しよう。　

<結論>　
　三連単フォーメーション20点
　　1着②アルジャンナ⑥ヴェルトライゼンテ⑨ダーリントンホール⑪ガロアクリーク⑫サリオス⑬ディープボンド⑮サトノフラッグ⑯マンオブスピリット⑰ヴァルコス⑱ウインカーネリアン
　　2着③ワーケア⑤コントレイル
　　3着③ワーケア⑤コントレイル

拙著「ハズレ馬券ゲットのための十ヵ条」　ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。

恐々歯医者へ

　首の皮一枚でつながっていた5連結の左上の奥歯が、とうとう外れてしまった。
　それをストッパーにしていた右の4連結の入れ歯が用をなさなくなってしまい、上は5本の前歯だけになってしまった。
　下は入れ歯の奥歯があるが、嚙合わせる上がなければ、当然物が噛めない。

　背に腹は代えられないので、歯医者に行った。
　コロナ禍が一段落したとはいえ、歯医者に行くのは抵抗があったが、行ってみると患者も結構来ている。
　受付で検温とアルコール消毒をするだけで、普段と変わりない治療過程だった。
　案ずるより産むが易しだ。
　
　入れ歯を作るのに1ヵ月ほどかかるので、それまでは柔らかい食物と流動食の日々だ。
　若作りしていても、歯の衰えは止めようがない。

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

ガリガリ君当たり!!

　ガリガリ君のもう一本当たりをゲット。今月2回目だ。
　こんなところで運を使うと、明後日のダービー、先が思いやられる。
　ここはプラス思考でツイていると思うことにしよう。

　暑くなってくるとガリガリ君の消費量が増える。
　隣のローソンはほとんど定番のソーダ味しか置いていない。
　私の好きなグレープ味やパイン味も置いてほしいものだ。

　このガリガリ君、1981年販売開始というから、40年のロングセラー商品だ。
　価格の安さもさることながら、中の粒の細かいかき氷の食感と味は、他の追随を許さず、アイスキャンデーのトップランナーの地位を長く保持している。
　一度食べたらクセになる旨さで、私の夏には必需品だ。

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

Tシャツの柄

　夏日に耐えきれず、本日よりウォーキングウェアを夏仕様に変更。
　上はボブ・マーリーの派手なプリントのTシャツ、下はグリーン系のマドラスチェック柄のパンツだ。

　65歳の初老に、このファッションはいかがなものかと批判も出そうだが、ボブ・マーリーは我らの世代、マドラスチェックは昭和の柄だ。
　何を臆することがあろうか。

　今後Tシャツが日替わりになるので、日々のデザインや柄に気を使いそうだ。
　初老にピッタリのデザインや柄のTシャツは1枚たりとも持っていない。
　すべて2、30代でも違和感のないデザインと柄だ。

　ファッションに気を使わなくなると、人は自然に老いてゆくものだ。
　病は気から、気はファッションからの信念のもと、明日からも歳に似合わぬTシャツで闊歩するぞ。

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

快晴の空の下で

　ウォーキング途上の空を見上げれば快晴だ。
　しかし360°見回せば、ほんのちょっと雲がある。
　雲ひとつない快晴の空、などというくらいだから、ちょっとでも雲があれば快晴ではないのか。

　いやいやご安心召され。
　雲が1割以下ならば快晴と呼んでいいらしい。
　まったく雲がない場合は日本晴というのだそうだ。
　
　これに似たような言葉で即死、突然死というのを思い浮かべた。
　即死というのは瞬間的なものではなく、死に至るまでに数分の時間経過があるものをも、そういうらしい。
　突然死に至っては発症から24時間までの時間経過を含むようだ。

　何が言いたいかというと、完璧や完全、絶対などは存在しないということだ。

　ちなみに完璧の璧は壁ではない。
　下の土が玉になっている。
　昔は玉が宝物として重宝されていたからだろう。
　要は完全な玉で、完璧ということだろう。

　しかし将棋の王将と玉将では王将のほうが上である。
　ということは王が玉より上で、本来ならば完璧の玉は王とすべきところだ。

　そうしなかったのは、この世に完璧なものがないという意味からに違いない。
　完璧の由縁である中国の故事はこの際無視し、あくまで自論だ。

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

今後のUber Eats や出前館

　最近ウォーキング途中で、時節柄、Uber Eatsのチャリや出前館のスクーターをよく見かける。
　巷の情報によると、外出自粛により在宅率が上がり、それらデリバリーの利用が増えているようだ。

　それらと提携していない飲食店も、テイクアウトでの販売を取り入れ、それなりに繁盛している店もある。
　しかし、本来は出来立て熱々でサーブされる料理が、デリバリーやテイクアウトだと冷めるのは必至だ。
　ノングルメで味音痴の私でさえ、冷めた料理は美味しくないと思う。
　レンチンで温め直したところで、出来立ての味には遠く及ばないはずだ。

　実際、私も王将の持ち帰りの餃子とニラレバで経験済みだ。
　余程、冷めてから食べることを想定しているコンビニ弁当や駅弁のほうが旨いと思う。

　それでも需要があるのは、コロナの時節柄という要因が大きい。
　コロナが収束し、出前の需要が激減した時、デリバリー会社は今の人員拡大による余剰社員やアルバイトの処遇をどうするのだろう。

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

日々是好日

　昨夜の夢の名残りが、記憶の岸辺から潮が引くように遠ざかっていく朝。
　思考の砂浜に残された夢の欠片を、拾い集めて作り上げたジグソーパズルは、夢で見た風景には遠く及ばない。
　記憶に記されない夢たちは、どこへ行ってしまうのだろう。

　そんなとりとめもないことが頭に浮かぶ一日の始まりは、昨日やそれ以前の過ぎ去った日々と何ら変わりなく、静かに訪れ、私を現実に戻していく。

　曇り空の雲の隙間から弱々しく太陽が覗いては隠れ、そのまま厚い雲に覆われ、曇りの天気が確定する。
　午後からは雨の予報だ。

　気がつけば一日が、一週間が、早送りのビデオのように確実に流れ去ってゆく。
　引きこもり生活は、それ自体の非生産性や焦燥感を深く考えなければ、ストレスが発生しない分、それなりに快適だ。

　自身のやれる範囲でやるべきことは、定年退職の日までにほとんどやりつくした感がある。
　やり残したことは、考えられる範囲で、ないと言える。
　今はやりたいことがあればやり、やりたくないことはやらない、そんな気分で過ごしている。

　コロナ禍による巷の自粛ムードは、私にとってはこれ幸いの感がある。
　家でゴロゴロしていても文句のひとつも出ない。
　精神衛生の面では今が一番充実しているように思われる。

　今度の日曜日のダービーに向けての、ネットでの情報収集が目下のささやかな課題だ。

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

ダービーへの熱き想い

　来る5月31日日曜日は、全国の競馬ファンはもちろん、日頃競馬には関心のない人間も待ち望む日本ダービーだ。
　毎年難関を潜り抜けてきた期待の3歳サラブレッドが集う競馬の祭典だ。
　
　私が初めてダービーの馬券を買ったのが、1977年ラッキールーラが栄冠に輝いた年だ。
　当時大学の5回生だった私は、その1、2年ほど前から馬券は買っていたものの、5大クラシックに代表される、今でいうところのGⅠレースを意識したことはなかった。
　単に馬が走るレースで1着と2着を当てたら、配当金がもらえるという程度の、いわばパチンコと同じ程度の認識しかなかった。

　5回生になり、暇にまかせて読んだ競馬関連本で、中央競馬の仕組みを理解し、重賞レースの歴史的な重みが分かったのだ。
　それ以来、趣味といえるほど競馬に熱中した。もちろん小遣いの範囲で、性格的なものもあり、無茶をしたことはない。

　この歳になると、春と秋のGⅠシリーズ、特にダービーの時期になると胸が高鳴る。
　歴代三冠馬7頭のうち、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルのダービー戴冠もテレビ観戦だがリアルタイムで観た。

　そして今年のダービーも無敗の二冠馬の誕生が期待されている。
　歴史的三冠馬ディープインパクト産駒のコントレイルだ。
　果たして父親同様、無敗でダービー制覇なるか。
　それとも伏兵の台頭があるのか。
　
　ダービーに関してはあまり当てた記憶がなく、相性はあまりよくないが、今年こそ記憶に残る高配当馬券ゲットといきたいものだ。
　渾身の予想は日曜日午前中にアップの予定です。

拙著「ハズレ馬券ゲットのための十ヵ条」　ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。

懐かしのCCR

　暇にまかせてYouTube視聴。
　聴くのはお決まりの昔のロック。

　今日はクリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)だ。
　グランドファンク、スージー・クワトロと並ぶ、シンプルでわかりやすいアメリカンロックバンドだ。
　アメリカ南部のカントリーやブルースをベースにした、ストレートで単純明快なビートとメロディが心地よい。

　ハードロックのようにテクニックに走らない、そのシンプルでダイナミックな演奏は、ギター少年たちに、オレでもやれそうだ、という期待感や親近感を抱かせたものだ。
　当然、田舎のギター少年の私もレコードコピーに没頭しました。

　そのCCRの最大のヒット曲で名曲の「雨を見たかい」。
　当時は反戦歌という解釈がまことしやかに喧伝され、べトナム戦争の映像のバックで流されたりもしたものだ。
　当の本人たちがどう思っていたかは定かではない。

　そんなことより、期待感を持たせるイントロ、わかりやすい歌詞、覚えやすいメロディに心躍ったものだ。
　今聴いても当時のときめきそのままに口ずさんでいる。

　ロックの歴史的名曲のひとつといっても過言ではない。
　

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

小さな日常

　ウォーキング途中で松屋に立ち寄る。
　お気に入りのビビン丼ブランチのためだ。

　しかし、あろうことかビビン丼がまさかの売り切れ。
　しかたなく類似品の焼カルビにキムチを載せたキムカル丼をオーダー。

　これが大間違い。
　牛丼の肉より厚めのカルビは、歯の弱い私には少々固過ぎた。
　なんとか時間をかけて咀嚼するも、あまりいい肉ではないのか、若干の臭みが鼻をつく。
　キムチはその打ち消し効果を狙ったものか。
　松屋のダークサイドを見たような気がした。

　帰り道、久しぶりに旧知のH氏と遭遇。
　マンションの管理人姿が板につき、まわりの風景に溶け込んでいる。
　昔の姿を知っているだけに、寂しくもあり喜ばしくもあり。

　自宅のそばの葬儀場から葬送の車列が出発するのに出くわした。
　私が死んだらここで小さな葬式をやるのだろうか。
　なんとなくやるせない気持ちになった。
　

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コロナ禍は現実なのか

　ローソンが今日から撤去していた店頭のゴミ箱と灰皿を再設置した。
　緊急事態宣言解除に伴う措置だろう。
　これでウォーキング帰りに心置きなく喫煙できる。

　思えば私にとってコロナ禍はなんの影響もなく、もしかしたら夢だったのかもしれないとさえ思えてくる。
　世界各国の感染者や死者の数は相当なものだし、コロナによって亡くなった芸能人もいるが、ニュースでしか認識していないので、テレビの中の仮想現実のような気がしてならない。
　コロナ禍を実感できる友人知人の感染者もいないし、病院の現状も実際に目にしてはいない。
　本当に現実に起こっていたのだろうか。

　コロナもインフルエンザと同じで、暑くなってきたら自然消滅するのだろうか。
　いずれにしても、6月になり第二波の発生が起こらず、巷のマスク装着率が5割を切れば、収束と見做せるはずだ。
　飲み会はそれ以降の楽しみにしておこう。

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

【競馬】第81回オークス予想

　春のGⅠシリーズも終盤に突入だ。今日は牝馬クラシック二冠目のオークスだ。
　桜花賞馬デアリングタクトの無敗の二冠達成なるか、新たなヒロインが誕生するのか。

　見どころは桜花賞組と長距離別路線組との直接対決だ。
　マイルで活躍した馬が800mの距離延長に耐えられるか、2000m前後の距離で良績の馬の実力は本物か、難しい予想になりそうだ。　

　まずは過去10年の結果からマイナスデータ対象馬を抽出。

　▼前走2着以下で10番人気以下
　　ホウオウピースフル、サンクテュエール、ウインマイティー、マルターズディオサ、マジックキャッスル、ウーマンズハート、フィオリキアリ、インターミッション、チェーンオブラブ

　▼前走2着以下で単勝50倍以上
　　マジックキャッスル、ウーマンズハート、フィオリキアリ、インターミッション、チェーンオブラブ

　▼騎手乗り替わりの関西馬で4番人気以下
　　ウインマイティー、ミヤマザクラ、フィオリキアリ

　▼前走桜花賞で5番人気以下且つ4着以下
　　インターミッション、ウーマンズハート、クラヴァシュドール、チェーンオブラブ、フィオリキアリ、マジックキャッスル、マルターズディオサ、ミヤマザクラ

　▼前走GⅠで6番人気以下
　　インターミッション、ウーマンズハート、クラヴァシュドール、チェーンオブラブ、フィオリキアリ、マジックキャッスル、スマイルカナ、ミヤマザクラ

　▼前走フラワーカップ
　　アブレイズ

　▼前走OP特別で2着以下
　　リリーピュアハート

　▼前走OP特別で3番人気以下
　　ウインマイティー
　
　残るのはデアリングタクト、デゼル、ウインマリリン、リアアメリアだ。
　
　過去10年の30頭の1～3着馬のうち前走桜花賞が16頭、フローラSが9頭、忘れな草賞が3頭だ。
　桜花賞組のうち、2冠達成馬アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイはすべてのちの三冠馬だ。
　果たしてデアリングタクトはそこまでの能力を秘めているのか。
　ここは2、3着固定だろう。桜花賞組からは3～5着馬をピックアップだ。
　忘れな草賞組は、すべて1着→1着だ。ここから候補に挙がるのはウインマイティーだ。
　今年はフローラS組の出番だろう。1着ウインマリリン、2着ホウオウピースフルは要注意だ。
　あと、2番人気のデゼルは、まだキャリア2戦で過剰人気といわざるを得ない。よくて3着候補だ。

　いずれにしても穴狙いは初志貫徹だ。　
　馬券の醍醐味は高配当ゲットに尽きる。
　今まで高配当をゲットしたことのない人間が言うのであれば、夢みたいな話と一笑に付されるだろうが、過去に238万馬券をゲットした私が言うのだから説得性はあると自負している。

　普通のレースならば、堅く買って遊べばいいが、GⅠレースはそれにかかわる関係者も、馬券を買う我々も夢を託しているのだ。
　夢は大きいに越したことはない。

<結論>　
　三連単フォーメーション20点
　　1着⑤ホウオウピースフル⑦ウインマイティー⑧スマイルカナ⑩ミヤマザクラ⑯ウインマリリン
　　2着②クラヴァシュドール④デアリングタクト
　　3着①デゼル②クラヴァシュドール④デアリングタクト

拙著「ハズレ馬券ゲットのための十ヵ条」　ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。

ねぎだく牛丼レコメンド

　ウォーキング途中の吉野家。
　ポケモン人気継続中で、フィギュア付き牛丼のテイクアウト待ちの親子連れの行列が今日も。
　その行列を横目に、空いている店内の二人掛けのテーブル席に。

　オーダーはお気に入りのねぎだく牛丼だ。
　ねぎは玉ねぎで、ねぎだくとは玉ねぎ多めということだ。

　この吉野家のねぎだく牛丼、牛丼御三家の数ある牛丼のバリエーションの中で、私的には断トツの旨さ最高峰だ。

　サーブされる時は、玉ねぎは牛丼とは別の容器に入れられてくる。
　写真でお分かりの通り、その量たるや納得のボリュームだ。
　淡いきつね色に染まった玉ねぎは、ちゃんとその形状をとどめている。

　牛丼にも当然玉ねぎは入っている。
　私はその玉ねぎも選って別容器に移す。

　ここまではサーブ形態とビジュアルだ。
　肝心の味や食感は如何に。

　まず口に入れると、そのほの甘辛い味と、柔らかな食感がじわりと広がる。
　くどくなく、物足りなくもない、甘さと塩加減は絶妙のバランスを保ち、煮くずれもせず、ささやかな歯ごたえも残す食感は、まさに職人技だ。
　たやすくとろける柔らかさは、玉ねぎの特性を最大限に引き出している。
　秘伝の牛丼の汁で煮込まれた玉ねぎは、吉野家のえもいえぬ味の歴史を喚起させる。

　カレーの玉ねぎは形をとどめていないか、とどめていたとしても、カレーの強烈な味に染まってしまっている。
　炒めた玉ねぎは油まみれで、その甘味や食感は膜がかかったようで、ダイレクトに舌に伝わらない。

　吉野家の調理法こそ玉ねぎにとっての至高の調理法だ。
　その玉ねぎが牛肉と織りなすコラボレーションは、まるで味の天使の躍動だ。

　お互いの長所を損なうことなく、それぞれの主張も感じさせるその相乗効果は、感動さえ覚えるほどだ。
　その効果でご飯がススム君だ。
　ご飯のおかずとして、これ以上のものがあろうはずもない。

　途中で味の変化を楽しむために、紅ショウガを加え、七味唐辛子を振りかける。　
　そうすると玉ねぎは一段ギアを上げてくる。
　まさに味のヤマトナデシコ七変化だ。

　ねぎだく牛丼の量のバリエーションは、小盛から超特盛まで6段階あるが、私には並盛で十分だ。
　

★★外出自粛のこんな時こそ、暇つぶしに読書などいかがでしょう★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。