今年の競馬の総決算、グランプリ有馬記念だ。
木曜日に2歳GⅠホープフルステークスが残っているが、オマケみたいなもので、格から言っても有馬記念が今年の競馬の締めくくりだろう。
世界最強馬イクイノックスと三冠牝馬リバティアイランド不在も、今年は新旧ダービー馬3頭を筆頭に、GⅠ馬8頭がエントリーした豪華メンバーで混戦必至だ。
予想のほうは実績、実力拮抗も、それぞれの直接対決や、イクイとリバティを物差しとして、ある程度は絞れそうだ。
人気のスターズオンアースが大外、今年のダービー馬タスティエーラも外枠に入り、ネットの人気も事前予想とはガラリと変わり、波乱の予感がムンムンだ。
GⅠレース連敗が続く今年の競馬、これを当てて、クリスマスプレゼント、および今年唯一の十大ニュースにしたいものだ。
まずは例によって、過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。
▼単勝オッズ50倍以上
ハーパー、ヒートオンビート、ホウオウエミーズ、ウインマリリン、アイアンバローズ、プラダリア、ライラック
▼6歳以上
ウインマリリン、アイアンバローズ、ディープボンド、ヒートオンビート、ホウオウエミーズ
▼関東馬で当日9番人気以下
ホウオウエミーズ、ウインマリリン、ライラック
▼15番より外枠
スルーセブンシーズ、スターズオンアース
▼前走上がり33.8以上の牝馬
スターズオンアース、ハーパー、ホウオウエミーズ、ライラック
▼キャロットファームを除く前走4角5番手以内
アイアンバローズ、スターズオンアース、タイトルホルダー、ハーパー、プラダリア
残ったのはタスティエーラ、ソールオリエンス、ジャスティンパレス、シャフリヤール、ドウデュースの5頭だ。
ここは人気馬の中からどれを消すか、消去対象の人気薄からどれをピックアップするかで勝負だ。
キーマンというか、キーホースは、凱旋門賞帰りのスルーセブンシーズ、引退レースのタイトルホルダー、堅実駆けのハーパーか。
ここは外枠で人気落ちしている実績馬、スターズオンアースとタスティエーラが狙い目だ。
鞍上も今年GⅠを6勝のルメールと名手ムーアで心強い。
その2頭を1、2着に置き、3着に穴馬を据えた三連単の2、3着裏表で勝負だ。
1番人気ジャスティンパレスは潔く消しだ。
3着候補は、昨年のダービー馬ドウデュース、今年の皐月賞馬ソールオリエンス、一昨年の有馬記念2着のディープボンド、有馬男池添鞍上のスルーセブンシーズ、最軽量牝馬のハーパーだ。
特にディープボンドの鞍上は先週の阪神フューチュリティSで、人気馬シュトラウスで大ポカをやらかしたマーカンドだ。
レース後、田原成貴やアンカツにケチョンケチョンに貶された汚名を返上だ。
<結論>
三連単フォーメーション10点
1着⑬タスティエーラ⑯スターズオンアース
2着
2着⑬タスティエーラ⑯スターズオンアース
3着①ソールオリエンス⑤ドウデュース
1着⑥ディープボンド⑪ハーパー⑮スルーセブンシーズ
三連単フォーメーション10点
1着⑬タスティエーラ⑯スターズオンアース
2着①ソールオリエンス⑤ドウデュース⑥ディープボンド⑪ハーパー⑮スルーセブンシーズ
3着⑬タスティエーラ⑯スターズオンアース
<結果> ハズレ
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