歩道橋再び

　朝のウォーキング途中の歩道橋の上での喫煙については先日も述べた。

　本日も例によって煙草を吸っていると、課外授業帰りの小学校低学年の50人ほどの団体が教師に引率されて昇ってきた。
　とりあえず急いで煙草を踏み消したが、あたりに漂う匂いは完全に消すことができなかった。

　言葉は発しないものの、歩道橋上の胡散臭い若作り老人を見る学童たちの目は冷たかった。
　たそがれオヤジは団体が通り過ぎる数分間、居心地悪く佇むしかなかった。

　祭りのあとに戻った静寂の中で、歩道橋の今月の月間利用者数が大幅に飛躍したという事実をふと思った。
　


　*本日のゾロ目ナンバープレート
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平穏無事

　365日が休日なので、平日の曜日の感覚が怪しくなってきた。
　特に火、水、木あたりがパッと浮かんでこない。
　世間のサラリーマンや公務員は、それぞれの曜日にそれぞれの思いが去来するのだろうが、無職の私には月曜日の憂鬱も金曜日の解放感も縁がなくなった。

　この調子で行くと、月の感覚もなくなってくるのだろうか。
　まあ、それはないだろうが、月日の流れが早くなってきたのは実感する。

　年初からの引きこもり年金生活も早や5ヵ月が終わろうとしている。
　いつの間にか季節は真冬から夏の初めに変化している。

　今のところまだ何もしていないし、何も起こらない。
　平穏無事というやつだ。
　
　

　*本日のゾロ目ナンバープレート
　　2222、1111、8888、9999、3333

無用の長物

　朝のウォーキングの喫煙ポイントのひとつが歩道橋だ。
　脊柱管狭窄症の痛みや痺れが、階段や坂道を上ると軽減されるので、私は喫煙がてらよく利用する。
　幹線道路の車の流れを見下ろしながら、中空の高みで一服するのはなんとも心地よい。
　
　今日び歩道橋の利用者は、梅田の中心地以外、ほとんどいないはずだ。
　郊外の歩道橋など、通学の小学校低学年が利用する程度で、それ以外の時間は多分皆無だろう。
　近くに横断歩道が必ずあり、人はそれを渡るはずだ。

　今ではほとんどの歩道橋は無用の長物と化している。
　財政逼迫の地方自治体が新設することはまずないだろうし、かといって、撤去することもないだろう。
　今後は20世紀の無駄の象徴の記念碑として、風雨に晒されて朽ち果てていくのだろう。


　*本日のゾロ目ナンバープレート
　　9999、1111、8888、2222、3333

ローソン常連

　久しぶりの本格的な雨。
　真夏並みの暑さも一段落だが、やはり雨の日と月曜日は、じゃないが、ゲット・ミー・ダウンだ。
　書斎のベランダも雨降りでは煙草が吸えない。

　昼食後に隣のローソンに喫煙を兼ねて買い物に。
　店頭の灰皿の横で喫煙するのだが、駐車場が目の前で、バックで入る車があると、世相柄、身構えてしまう。
　ブレーキとアクセルを踏み間違えられたら、一巻の終わりだ。雨の日だとなおさらだ。

　ローソンではオバちゃんやオネイちゃんにすっかり顔を覚えられてしまった感がある。
　しかし、定年退職たそがれオヤジとまでは認識していないだろう。
　失業中のたそがれオヤジくらいには感じているだろうか。
　いずれにしても気分は冴えない。

二種類の喉の渇き

　本日も真夏日ウォーキング。
　流れる汗に背中を押されるように、涼を求めて開店一番で王将へ。

　オーダーは言わずもがなの、餃子とビール、箸休めにキムチだ。
　渇いた喉にキンキンに冷えたビールの刺激がたまらない。
　旨い不味いではなく、渇きを癒す快感が壮快だ。

　帰宅してネット閲覧をしていると、例によって睡魔が襲う。
　ここは抵抗せず布団の上に横になり惰眠を貪る。

　午後3時前に目覚めると、夏の青空が一転白く曇っている。
　雨は明日の午後かららしいので、今日はこのまま曇天が続くのだろう。

　ビールのアルコールとキムチの塩分で、炎天下とは異なる喉の渇きを覚える。
　キンキンのコーラと麦茶の大量摂取で乗り切る。


　*本日のゾロ目ナンバープレート
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真夏日ウォーキング

　北海道では39℃という記録的な猛暑らしい。
　大阪も30℃超で真夏並みの熱さだ。

　今日からウォーキング時のトップスは半袖Tシャツ1枚にした。
　それでも首筋を汗が流れる。
　タオルを巻けばいいのだが、それだとウォーキングしているのがまわりにバレバレになるのでダメだ。
　せめてハットかキャップが必要になりそうだ。

　今日も途中マクドでひと休み。
　この先の夏本番が思いやられる。
　水分補給は各所に自販機があるので大丈夫だが、立ちくらみや脊柱管狭窄症の脚の痛みや痺れが心配だ。
　

　*本日のゾロ目ナンバープレート
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【競馬】第86回日本ダービー予想

　競馬の祭典日本ダービーだ。
　サートゥルナーリアの2冠なるか、皐月賞敗退組の雪辱か、はたまた別路線組が栄冠を奪取するのか。
　
　まずはサートゥルナーリアだが、実績はもちろん、3枠6番の好枠、展開面からも、リオンリオンとロジャーバローズのハナの競り合いでハイペースが予想され、好位差しの脚質は有利だ。

　皐月賞敗退組では、2着ヴェロックス、3着ダノンキングリーが逆転候補だが、外枠のヴェロよりサートゥルを見ながら行けるダノンが有利だ。

　別路線組では青葉賞1、2着のリオンリオンとランフォザローゼス、京都新聞杯1、2着のレッドジェニアル、ロジャーバローズだが、青葉賞からの優勝はないし、両レースとも勝ち時計が平凡だ。また逃げが予想されるリオン、ロジャーは割引材料だ。

　素直に実力どおり買うとすれば、サートゥル1着固定のダノン、ヴェロ2着固定、3着にそれ以外の皐月賞敗退組、青葉賞2着のラン、京都新聞杯1着のレッドだろう。

　しかしそれでは面白くない。
　出走各馬の前2走の上がり3ハロンのタイムを見てみると、2走前に32.9を出したダノンと、同じく33.7を出したクラージュゲリエの2頭しか33秒台の脚を使える馬はいない。
　ということは後方からの馬は届かない可能性が高い。狙いは先行、好位の馬だ。

　ここは3強が牽制するのを尻目に、伏兵がそれらをまとめて交わすのに賭けてみたい。


<結論>
　三連単フォーメーション30点
　　1着④サトノルークス⑩クラージュゲリエ⑪レッドジェニアル⑫アドマイヤジャスタ⑭ランフォザローゼス
　　2着⑥サートゥルナーリア⑦ダノンキングリー⑬ヴェロックス
　　3着⑥サートゥルナーリア⑦ダノンキングリー⑬ヴェロックス

　

　　

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たそがれオヤジ飲み会

　昨夜は月イチのたそがれオヤジ飲み会。
　居酒屋からカラオケスナック、その後ひとりでワインバーといういつものハシゴ酒。
　会話のない引きこもり年金生活における、唯一のお喋り、熱唱タイムだ。

　20年前に退職した先輩もゲスト解答者で登場。
　旧知の先輩たちの消息や在職時のエピソードを聞く。
　強気の押し出しは70歳の今も健在だった。

　本日は軽い二日酔いと猛暑のため朝のウォーキングは自重。
　昼からの競馬に備え、隣のローソンでスポーツ報知を買い、予想三昧。
　明日は競馬の祭典、日本ダービーだ。
　春のGⅠシリーズの連敗を、今度こそ止めたいものだ。
　

我が家の精神論

　私らの世代はまだ精神論や根性論が幅を利かせていた。
　何の根拠も裏付けもない、頑張れ、我慢しろの教えを、疑問を持ちながらも受け入れてきた。

　今時そんなことを言うのは、一部の旧態依然の運動クラブくらいだ。

　しかし我が家では、特に私は未だ精神論に依存しているところがある。
　家内が気が強く、心配性で、感情的で、遅い更年期なので、ちょっとしたことからちょっとしないことまで、半ばヒステリックな叱責を受けるケースが多々ある。

　論理や理屈、説明や言い訳はもちろん、謝罪さえ通じない。
　まあ、心のこもらない謝罪は、当然ながらすぐに看破され、火に油を注ぐことになる。
　
　そんな時は精神論でいうところの我慢だ。
　明けない夜はない、の思いのもとに、罵詈雑言の嵐が過ぎるのをじっと待つのみだ。
　
　

パンツもネット通販

　最近ジーパンにせよ、カーゴパンツにせよ、パンツはネット通販オンリーだ。
　以前だと、実店舗で試着して、渡り幅や裾幅、裾丈を確認して買ったものだ。
　脚の長さに合わせて裾上げまでしていたものだ。

　それが今や裾上げはせず、内側に折り曲げて穿くようになった。
　昔はベルボトムや太めのストレートが流行りで、内側に折り曲げて穿くと、歩いているうちに落ちてきて、足元がブサイクになったものだ。
　今は細いストレートやスリムフィットが主流で、折り曲げても落ちてこない。
　
　ゆえに、ネット通販で買っても大丈夫だ。
　商品スペックも細かく表示されるようになって、失敗がほとんどなくなった。

　そうなると、バリエーションや在庫の多い通販に実店舗は敵うわけもない。
　高級ブランド物を除けば、実店舗で買うメリットはほとんどない。

　通販大手のヤフーや楽天、アマゾンの栄華は当分続くだろう。
　

　*本日のゾロ目ナンバープレート
　　1111、8888、9999、7777、4444、6666

朝マクドにて思う

　朝のウォーキング途中で朝マック。
　10時前で店内は7、8組の客の入り。

　見る限り客はすべて私より若い。
　この時間帯にマクドにいるということは、無職か会社が休みか、サボりだろう。

　逆に、ほかの客の目に私はどう映っているのだろう。
　細いボーダー柄の長袖Tシャツに、ミリタリーグリーンのスリムなカーゴパンツというスタイルの私を見て、定年退職のたそがれオヤジという正解を導き出している客がいるだろうか。

　このルーチン化した朝のウォーキングやブランチタイムがいつまで続くのだろう。
　我ながら興味のあるところだ。


　*本日のゾロ目ナンバープレート
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ルーチンライフ

　人生というのは日々の積み重ねだ。
　その日々は朝昼晩の繰り返しだ。
　人はそのサイクルで人生を生きている。
　それが生活だ。
　生活はルーチン、所謂、日課の繰り返しだ。

　生徒や学生には通学、勉強、勤め人なら通勤や仕事という確固たるルーチンがある。
　自営業にしても毎日店を開けたり仕事をする時間は決まっている。

　定年退職して、引きこもり年金生活を始めた私には、当初ルーチンはなかった。
　極端な話、何時に起きてもいいし、腹が減れば食事をして、眠たくなったら寝ればいいのだ。
　何をしても、あるいは何もしなくてもいい。
　
　しかし、私には、人はルーチンや規則性なしでは生きていけない、という思い込みがあったので、一応、朝のウォーキングや昼間のネット閲覧など、大まかな1日のスケジュールを設定した。生活のリズムというやつだ。

　今はそのルーチンに則って生活している。
　それに意味や意義がなくても、規則性のある生活というのは、体調面や精神面の安定の維持に大いに役立っていると思う。
　

　*本日のゾロ目ナンバープレート
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再就職か･･･

　朝のウォーキング途中で、たそがれオヤジ会のH氏と偶然出くわす。
　定年退職同期だ。
　近くのマンションの管理人の職が決まり、本日初出勤との事。

　引きこもり年金生活の私とは違い、再就職の道を選んだのだ。
　他人事ながら、長続きしてほしいものだ。
　
　帰宅するとウォシュレットの工事が入っていた。
　私の長年の要望がやっと実を結んだのだ。
　これからは快適おしり生活だ。

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