吉野家牛すき御膳

　今年の吉野家牛すき御膳は、肉も野菜も去年よりボリュームアップしている。
　生卵に漬物までついて、充分に満腹感が得られる。
　650円という価格もリーズナブルだ。

　肉は多分安物の肉で、スジや脂身も多いが、秘伝の煮汁でよく煮込まれていて、柔らかくて旨い。
　味覚音痴の私には、高級すき焼きより、こちらのほうがマッチしているようだ。

　ステーキや焼肉は、歳とともに、もたれるようになったので、ライト感覚のお手頃すき焼きは、牛肉を食べたくなった時の、ベストセレクション、、フェイバリットフード、マストアイテムだ。

　あとは、松屋、すき家のすき鍋との比較だ。
　早急に検証が必要だ。　

天神橋筋商店街寿司屋ストリート

　天神橋筋商店街を歩いてきた。
　天五の寿司屋ストリートには三軒の寿司屋、「春駒」、「すし政」、「奴寿司」があるが、圧倒的人気は「春駒」だ。
　本店は開店前から、休日ということもあり、長蛇の列で、少し離れた支店も、同じく長蛇の列だ。

　三軒とも行ったことはあるが、味、値段、雰囲気ともに、ほとんど差はないように思われる。
　別に、大して旨いとも思わない。
　しかし、客数の違いは歴然というか、雲泥の差だ。

　何が違うのだろう。
　たぶん、食べログの口コミの差だろう。
「春駒」と他店の差は5～10倍だ。
　口コミを見る→来店する→口コミを書く、その好循環だ。
　要はリアル、およびバーチャルの群集心理だ。
　近隣の同業他店との差別化は、味や値段もさることながら、食べログの口コミが重要みたいだ。

第36回ジャパンカップ予想

　秋のGⅠシリーズも後半戦に突入だ。
　今年は秋華賞、天皇賞をゲットして今のところプラス収支だ。
　JCも昔は外国馬の独壇場だったが、今では外国馬は最初の消去の対象だ。
　
　今年のJCは実績面からは、キタサンブラック、ゴールドアクターが頭半分ほど抜けている。
　それに続くのがリアルスティール、ディーマジェスティあたりか。
　これら4頭は、それぞれに不安要素大ありだ。
　
　そういう時は穴狙いに限る。
　穴になりそうな馬といえば、まずは3頭の外国馬。2頭の牝馬。
　特に53kgの軽ハンデの、3歳牝馬ビッシュは狙い目だ。
　1着から3着まで、すべて穴馬というわけにもいかないので、キタサンとゴールド以外の上位人気馬との組み合わせだ。

　天皇賞2着からの臨戦、鞍上ムーアのリアルスティールとビッシュを軸に、外国馬から牝馬のナイトフラワー、あとは人気のゴールド、ディーに、デムーロのサウンズオブアース、ルメールのレインボーライン、福永のシュヴァルグランを紐の三連単マルチで勝負だ。

　<結論>
　三連単マルチ36点
　軸②ビッシュ⑰リアルスティール
　紐③ゴールドアクター⑨ディーマジェスティ⑫サウンズオブアース⑭レインボーライン⑯ナイトフラワー⑱シュヴァルグラン

第33回マイルチャンピオンシップ予想

　今年のマイルCSは、マイル王モーリス不在で混戦模様だ。

　まずは過去10年のデータで、不要馬を消去する。
　7歳以上、3歳以下、牝馬で上位人気以外と、前走が天皇賞秋、富士ステークス、スワンステークス以外は消しだ。
　これで残るのが、サトノアラジン、ヤングマンパワー、イスラボニータ、サトノルパン、ガリバルディの5頭だけだ。

　このうちサトノルパンのデムーロとイスラボニータのルメールは、先週のエリザベス女王杯の1、2着騎手で連チャンはなしと見る。よくて2、3着の紐候補だ。
　3連勝の上り馬ヤングマンパワーの、鞍上が戸崎からバルザローナへの変更はマイナスポイントで、これも紐候補だ。
　
　今回気になるのが、ジャパンカップ絡みなのか、外人騎手が6人もエントリーしている。
　こんな場合はすべて消しなのだが、人気馬にも乗ってるし、悩みどころだ。
　また、過去10年、複勝圏内が天皇賞馬のカンパニーのみにも関わらず、7歳以上の高齢馬が8頭も出走している。
　これも消しだ。
　あとマイル実績あるものの、最近はスプリンター仕様になった、人気の逃げ馬ミッキーアイルの取り捨てだ。
　京都の馬場は差しが決まっている。
　穴馬としては、高齢の実績馬、スノードラゴン、フィエロ、ダノンシャークが怖い存在だ。

　ここは、フィルターにかけて残る、サトノアラジンとガリバルディを1着候補に、消去した中から、ダノンシャークとフィエロ、マジックタイムを復活させて、買い目を組み立ててみる。

　

　<結論>三連単フォーメーション22点
　1着②サトノアラジン⑰ガリバルディ
　2着②サトノアラジン⑧イスラボニータ⑰ガリバルディ
　3着⑤ヤングマンパワー⑥ダノンシャーク⑦フィエロ⑧イスラボニータ⑨サトノルパン⑩マジックタイム

拙著『時空の接点』発売中

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　2016年9月8日、通販会社を定年退職となった森岡は、最後の出勤日を迎えた。
　35年間勤め上げた森岡の胸には、過去のさまざまな出来事が去来していた。
　最後の挨拶を終え、会社をあとにした森岡は、とある喫茶店に入る。

　1981年9月8日、森岡は7年間務めた石油製品会社を辞めようと決意し、転職活動の真っ最中だった。
　2ヵ月ほどの転職活動の甲斐もなく、まだ次の会社は未定だった。最後の会社説明会の前に、天神橋筋商店街を彷徨していた森岡は、時間潰しに、とある喫茶店に入る。
　その喫茶店で2016年の森岡と1981年の森岡の時間が奇妙な接触を果たす。

　ぜひご購読ください。

京都貴船紅葉狩り

　昨日、大学時代の同級生6人で、大学探訪を兼ねた紅葉狩りに行ってきた。
　秋晴れの京都は観光シーズン真っ盛りだ。

　付属中学移転跡地に新校舎を増築し、リニューアルなったキャンパスは、大学というより、ユニバーシティという呼び方がピッタリのハイカラ感。
　学食でランチを食べ、スマホで記念撮影をして、所要で帰宅するH氏を除く5人で、いざ貴船神社へGo!　
　日頃はガラガラの京福電車も紅葉のシーズンで満員御礼。

　貴船口からバスに乗り継ぎ、貴船神社の麓に到着。
　観光客で混雑する川沿いの坂道を、一路境内を目指す。
　ほどよく色づいた紅葉も、さることながら、中国人観光客の多さに目を見張る。
　こんな洛北の最果てまで大挙して繰り出す、バイタリティには脱帽だ。
　
　還暦オーバーの年波は足や腰に来る。
　それに洛中より5℃は低いと思われる冷気が身にしみる。
　下りはライトアップを堪能しながら、祇園の宴に心は躍る。
　
　祇園では、しゃぶしゃぶに舌鼓を打ちながら、旨い酒に話も弾む。
　午後10時前に阪急電車で帰阪。
　楽しい有休の一日だった。

拙著『ロールスボイス』発売中

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　単身赴任の青柳は、大阪天満の欧風居酒屋『ロール』で、出版社課長の黒岩と、派遣社員の麻衣と知り合った。
　お互いにひとり暮らしの三人は意気投合し、気の置けない飲み仲間になった。
　ある日三人は『ロール』のママの勧めで、バンドを組み、秋に開催される天満音楽祭出場を目指すことになった。
　嫌々ながらも、青柳はベース担当になった。昔、ブルースバンドのギタリストだった黒岩や、ドラム教室に通っている麻衣はまだしも、青柳はギターは弾けたが、ベースは触ったこともなかった。
　三人は貸スタジオで、音楽祭に向けた練習を始める。
　黒岩のオリジナル曲をマスターし、音楽祭に応募するための、デモ音源を録音する日も間近となったある日、事件は起こった･･･。


　ぜひご購読ください。
　

第41回エリザベス女王杯予想

　秋のGⅠシリーズが2勝1敗と出足好調だ。
　その波に乗って今回も高配ゲットと行きたいものだ。

　前売り人気を見ると、1番人気マリアライト、2番人気ミッキークイーン、3番人気クイーンズリング、4番人気タッチングスピーチと、順当な人気だ。
　過去10年の傾向から、3、4歳馬の活躍が目立ち、特に3歳馬は10年間複勝圏内を外していない。
　その3歳馬は、5番人気に秋華賞2着のパールコードが推されている。
　秋華賞出走馬も10年間複勝圏内を外していない。
　ここでパールコードの軸は決定だ。

　次に人気上位馬の死角探しだ。
　昨年の優勝馬マリアは、実力は認めるも連覇は疑問だ。
　ミッキーは半年の休養明けで、前哨戦も回避した臨戦態勢が気にかかる。
　クイーンは2000m以上の距離実績がない。
　タッチングは鞍上が名手ムーアも、ここ3戦が負け過ぎだ。

　他の重賞馬は、上位人気馬との勝負付けは終わっている。
　穴馬としては、オープン、条件クラスの上り馬狙いだ。　

　ここはパールコード、マリアライト、鞍上デムーロの手腕に託してクイーンズリングを軸に、上り馬を紐に選んでみよう。

　<結論>
　三連単フォーメーション　20点
　1着③クイーンズリング⑮パールコード
　2着②マリアライト③クイーンズリング⑮パールコード
　3着①ミッキークイーン②マリアライト③クイーンズリング④ヒルノマテーラ⑦マキシムドパリ⑮パールコード⑫アスカビレン

吉野家の朝

　スマホの着信音で目覚めると、朝の6時半だった。
　祝日の朝早くから誰なんだと思い、見知らぬ番号だったにもかかわらず出ると、○○ちゃんですか？というオバさんの声。
　どちらにおかけですか？と応答すると、すみません、間違えましたと謝罪の声。
　それから目がさえて二度寝もできず。

　起きると空腹を感じ、ネットで近所のうどん屋が早朝からやっているのを見つけて、肉うどんが食べたくなり、7時にそこへ向かう。
　店に着くと臨時休業の貼紙。何というハードラック。
　まわりを見ても、開いているのはコンビニと喫茶店くらい。
　朝からパン食などもってのほか。
　どこかないかと考え、ちょっと歩けば吉野家があるのを思い出した。
　とりあえず直行だ。

　店に入ってメニューを見ると、すき焼き鍋を始めたらしい。
　今年の初めに食べて旨かったので、早速注文。
　出てきたすき焼きを見ると、以前よりボリュームアップの感。
　牛肉が異様に多い。うどんも入っているし、生卵もついていた。
　肉うどんが食べたかったので大正解だ。
　他の客も何人かすき焼きを食べていた。
　
　実際食べてみると、やはり牛肉が多い。
　確か前に食べた時は、牛肉が少ないと感じた。
　しかし今日は逆に多いと感じる。ご飯のほうが先になくなってしまった。
　もしかして、並盛と大盛を間違えたのかと、伝票を見ると、ちゃんと並盛になっていた。
　多分、他の客の大盛と間違えているのかもしれない。
　いずれにしてもラッキーだ。
　今度同じものを注文して確かめてみよう。