本日のGⅠは国際オープンのジャパンカップだが、1着賞金5億円にもかかわらず、日本馬の強さに恐れをなしたか、外国馬は1頭のみの参戦だ。
一応、GⅠ馬も8頭いるが、参加賞200万円狙いの格下馬も散見される。
いずれにしても、ここでは世界ランク1位のイクイノックスと最強牝馬リバティアイランドのマッチレースだ。
あろうことか、両馬揃って1枠という、データ上絶好の枠(4・3・1・9)をゲットだ。
近年の堅い決着からも、JRAもこの2頭で決まりと言っているようなものだ。
2頭の馬連を買えば、90%以上の確率で馬券は取れるだろう。
俗にいう銀行馬券、鉄板馬券だ。
とはいえ、2頭の馬連に大金をつぎ込む余裕も度胸もない。
本来ならば、2頭の一騎打ちを見るだけのレースだが、競馬には両雄並び立たずや、最悪、共倒れの格言もあり、現に先週のマイルチャンピオンシップでは、断然の1番人気と2番人気が掲示板を外した。
ここは無理を承知でも高配狙いだ。
ならば、2頭に割って入る馬を探すか、2頭のうち1頭を消すかの二者択一だ。
まずは過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。
▼10番人気以下
ヴェラアズール、ショウナンバシット、チェスナットコート、スタッドリー、ウインエアフォルク、インプレス、フォワードアゲン、クリノメガミエース、トラストケンシン
▼単勝30倍以上
ダノンベルーガ、パンサラッサ、ディープボンド、ヴェラアズール、イレジン、ショウナンバシット、チェスナットコート、スタッドリー、ウインエアフォルク、インプレス、フォワードアゲン、クリノメガミエース、トラストケンシン
▼6歳以上
ウインエアフォルク、ヴェラアズール、チェスナットコート、ディープボンド、トラストケンシン、フォワードアゲン、パンサラッサ
▼外国馬
イレジン
▼前走GⅢ以下 or 地方重賞
ウインエアフォルク、クリノメガミエース、トラストケンシン、フォワードアゲン
▼前走10着以下
インプレス、ショウナンバシット、チェスナットコート、トラストケンシン、パンサラッサ
▼前走1秒以上負け
インプレス、ショウナンバシット、チェスナットコート、ドウデュース、トラストケンシン
▼前走10番人気以下
インプレス、ウインエアフォルク、ショウナンバシット、チェスナットコート、トラストケンシン
▼間隔3週以内 or 10週以上
スタッドリー、スターズオンアース、トラストケンシン、パンサラッサ、フォワードアゲン
残ったのはイクイノックス、リバティアイランド、タイトルホルダーの3頭だ。
ここは無理やり、イクイノックスとリバティアイランドの死角探しだ。
イクイノックスは、GⅠ5連勝の実力は認めても、宝塚記念から4ヵ月の休み明けの天皇賞の激走から中3週、目に見えない疲労が溜まっているはずだ。
いわゆる2走目のポカというやつをやらかす可能性は否めない。
三冠牝馬のリバティアイランドは、初めての歴戦の古馬との対決で、取りこぼしは十分考えられる。
今回は展開が読みやすい。
パンサラッサのハイペースの逃げをタイトルホルダーが番手で追走。
その2頭が大逃げの場合、イクイノックスが早めに捉えに行きそうだ。
それをリバティアイランドが交わしにかかり、そのまた後ろから脚を溜めていたダノンベルーガ、ドウデュース、スターズオンアースの有力馬が猛追だ。
その他では、イクイより前で競馬をする馬に要注意だ。
ゴール前は大接戦になるだろう。
何より、2強が絶好枠に入ったということは、深読みすれば、共倒れか、少なくともどちらかは馬券圏内を外すと見た。
ここは思い切って、イクイとリバティを3着固定の馬券で勝負だ。
頭はイクイやリバティより前で競馬をする馬と後方から追い込む馬だ。
<結論>
三連単フォーメーション20点
1着③タイトルホルダー⑩ダノンベルーガ
2着③タイトルホルダー⑤ドウデュース⑧パンサラッサ⑩ダノンベルーガ⑭ディープボンド⑰スターズオンアース
3着
3着①リバティアイランド
2着②イクイノックス
1着
<結果>ハズレ
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