★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

定年退職後の老化

2025年02月04日 08時06分19秒 | 徒然(つれづれ)
 定年退職すると、急速に老化が進んだり、虚無感や喪失感に苛まれたりする人間が少なくないという。
 特に社交性や人間関係が重視される業務に携わっていた人間が、退職と同時にそんな仕事がなくなり、その環境の変化に戸惑い、急速な老化や心身の不調に繋がることもある。

 要は人に対する依存度が高い人間ほど、退職後の人間関係の希薄さや孤独に耐えられないのだろう。
 
 私は人間関係を疎ましく思う性格なので、定年退職後の引きこもり生活の孤独は、願ったり叶ったりだ。
 ギターやウクレレ、雑文執筆、競馬などの趣味もあるし、何よりインターネットがあれば、やることに困らない。

 もはやインターネット閲覧も趣味のひとつといえそうだ。

 無趣味な定年退職者は暇を持て余しているんだろうな。
 そんな人間は、とりあえず何事にも関心を持ち、その中で興味があることや気になることはネットで調べて、ゆくゆくはそれを趣味にまで引き上げることだ。
 関心→興味→趣味という行程だ。

 打ち込める趣味があれば、定年退職後の憂鬱は軽減されるはずだ。
 


 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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ルーチンと自律神経

2025年02月03日 11時56分00秒 | 徒然(つれづれ)
 先日も書いたけど、健康とルーチンについて再度考察してみた。

 健康とは主に身体的な健康をいう。
 要は病気や不調ではない状態だ。

 身体の健康の阻害要因は、過度の労働や運動による疲労や、ストレスによる自律神経の不調が考えられる。
 自律神経とは、生命活動を維持するためにあらゆる臓器の働きを制御する神経で、交感神経と副交感神経に分けられる。

 自律神経は活動時に働く神経で、副交感神経は休息時に働く神経だ。
 過度な労働や運動時、あるいは過度なストレス時には、交感神経が必要以上に働き、休息やリラックスを司る副交感神経の働きを阻害する。

 それにより、自律神経失調という体調不良や病気を発症するんだよね。
 ルーチンワークというのは、その自律神経の働き、いわゆる適正な交感神経と副交感神経の入れ替わりを維持する、もっとも簡単で有効な手段だ。

 定年退職後の引きこもり生活が私のルーチンで、朝のウォーキングで交感神経を働かせ、午後からの引きこもりで副交感神経を働かせていると言える。
 たまの通院や飲み会などの外出で、そのルーチンが少々乱れると、自律神経の働きも乱れ、不調を生じるんだよね。

 幸い病気に繋がるような不調ではないので、またルーチンを継続することで体調は戻る。
 そのように、老後真っ只中の今後も、引きこもり生活というルーチンを続けていこうと思う。
 
 

 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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縦書きと横書き

2025年02月02日 16時01分24秒 | 徒然(つれづれ)
 日常で目にする文章は、インターネットやSNSの普及と相まって、横書きが大勢を占めてきた。
 アルファベットやアラビア数字などが頻出する文章においては、縦書きより横書きのほうが便利で見た目もよい。

 それが横書きの大きなメリットだろう。
 逆に、縦書きのメリットは見当たらない。

 縦書きの文章の代表といえば、雑誌や小説、評論やビジネス書だろう。
 その昔はそれら縦書きが主流だったけど、今や横書きに駆逐されそうな状態だ。

 雑誌や小説は縦書きで読みたい、という意見もあるだろうけど、それは慣れの問題だろう。
 インターネットの横書きが、今ではなんの違和感もなく、受け入れられているのがその証左だ。
 
 あと20年もすると、雑誌や小説なども横書きになるに違いない。
 その時には縦書きが、戦前の右から左へ書いた「ラクサ(桜)」や「ンポッニ(日本)」みたいな違和感を醸すのだろう。
 
 
 

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ながら勉強

2025年02月01日 12時21分53秒 | 徒然(つれづれ)
 私が人生で一番勉強したのは、やはり大学受験前の高校3年の時だ。
 たぶん世間一般的にもそうだろう。

 当時はそこそこの大学にさえ入れたら、そこそこの企業に就職できるというのが、半ば常識だった。
 そんな常識を念頭に、受験勉強に励んだものだ。

 しかし、高校3年という時期は、クラブ活動とか趣味とか友人との付き合いなど、勉強の阻害要因も多い。
 私はその当時、深夜放送やギターにハマっていて、受験勉強をしながらも、ギターを弾いたり、深夜放送を聴いたりしていた。

 いわゆる、ながら勉強というやつだ。
 しかし不思議と勉強とギターや深夜放送は両立していた。
 どちらもちゃんと頭に入っていた。

 勉強一本に集中するより、ながらのほうが効率的だったのだ。
 たぶん、若い時は脳の情報分別処理能力が高かったのだろう。
 また、ギターや深夜放送が、一種のリラックス効果になっていたのかもしれない。

 それが古希ともなると、その能力は明らかに減退している。
 日常的に、テレビとパソコンを同時に見ているけど、どちらも頭に入らないのだ。
 情報分別処理能力の衰退に加えて、霞み目や視力の低下、難聴がそれに輪をかける。

 加齢ゆえの改善不可能な悩みだ。
 どちらかに集中すべきだけど、その集中力も長続きしないのが現状なんだよね。
 
 
 

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