衣料のユーズド志向

　住居をはじめ、車やパソコン、家電製品などは、必ず新品を購入してきた。
　中古だと、それらのブツを、前の所有者がどのように使用してきたかわからないからだ。

　劣悪な環境でハードな使い方をしていても、見た目ではわからない。
　不具合が出るのは、往々にして買ってから月日が経ってからなんだよね。

　イチかバチかのリスクを負うより、割高でも新品の安心感を買うほうが、私の性に合っているんだよね。

　そんな私だけど、衣料品、特にデニムや革製品はユーズド志向だ。
　ユーズドといっても、オールドリーバイスのような、ヴィンテージではもちろんない。
　エドウィンやラングラーなど、国産モノの古着レベルだね。

　新品のパリッとしたGジャンや革ジャンは、いかにもな感じで着心地が悪いもんだよね。
　デニムや革製品は、経年変化や使用感というか、ヘタリが独特のテイストになる。
　前期高齢者には、そんなユーズド衣料がしっくりくるものだ。

　衣料のヘタリ具合は、実店舗だと一目瞭然だし、ネット通販でも、詳細画像やデメリット説明で、商品の状態はほぼ把握可能だ。
　家電製品などと違い、あとになって不具合が出る心配もほとんどないしね。

　今までそうやって買ってきた、Gジャンや革ジャンは、どれも満足のいくレベルだった。
　今後も衣料品に関しては、中古衣料を買うつもりだ。
　

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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長期休暇らしいね

　4月もラストデイ、季節の移ろいはまさに矢の如し。
　巷は今日から3日間、ゴールデンウイークの中休みだ。

　連休の中休みというのも変だけど、要は、出勤日、登校日だ。
　そんな中途半端なゴールデンウイークだけど、中には10連休という会社もあるようだ。

　サラリーマン晩年の私だったら、間違いなく10連休にしたはずだ。
　それを見た若い社員が、有休を取りやすくなるしね。
　まあ、10連休にしたところで、旅行や帰省するわけでもなく、家でゴロゴロしてるだけだけどね。

　なにより、定年退職後の、毎日が休日の今は、ゴールデンウイークや盆暮れの休暇も関係ないけどね。
　そんな長期休暇で、海外旅行に行ったりする人間を、羨ましく思うこともないし、カレンダー通りに働いている人間を見て、自己嫌悪に陥ることもない。

　今ではルーチンとなった朝のウォーキングや、午後からのネット検索、ギター練習、土日の競馬が、在職中の毎日の仕事みたいなものだ。
　そんな私に長期休暇があるとすれば、たぶん寿命が尽きる時だろうな。

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天皇誕生日雑感

　今日は「昭和の日」だ。
　昭和で換算すると、今年は昭和99年だ。

　そんな昭和生まれの我々の世代には「昭和の日」は「天皇誕生日」といったほうが通りがいい。
　子供の頃から呼び慣れているしね。
　明治生まれの祖母は天長節と言ってたな。

　もちろん、天皇とは昭和天皇だ。　
　その昭和天皇が崩御された1989年から「みどりの日」に、2007年から「昭和の日」に改称された。
　それに伴い「みどりの日」は5月4日に変更された。

　同じく、天皇誕生日は、1989年から12月23日に、2020年から2月23日になった。
　世が世なれば、その日は全国の家庭が国旗を掲げて、天皇の誕生日を祝ったはずだ。

　天皇も在位中は、その誕生日を祝日として、国民に祝われるけど、崩御や退位されると祝われなくなるんだよね。　
　
　逆に作家などは、誕生日こそ祝われないが、命日は芥川の河童忌や太宰の桜桃忌など、〇〇忌として偲ばれる。

　この、作家の〇〇忌だけど、ネットで調べると、思わぬほど多いんだよね。
　中には河島英五や忌野清志郎、大瀧詠一まである。

　没して年数が浅い人物はともかく、昔の作家など、親族やファンはその命日を、毎年偲んでいるのだろうか。
　たぶん、去る者は日々に疎しだろうな。
　

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ネットの釣りエピソード

　Yahoo! JAPANのポータルサイトのヘッドラインの下には、二番手や三番手の雑多なニュースや広告が延々と続く。

　その中に、読者の体験談と銘打って、ちょっとしたトラブルやクレームのエピソードが紹介されているものがある。
　会社の上司や顧客、ママ友や義母など、要はそれらしい他人からの迷惑行為や理不尽な要求と、そのスカッと解消エピソードだ。
　
　人が窮地に陥ったりするのを、見たり聞いたりするのは、ある意味、人の不幸は蜜の味で、結構、いい気味だよね。
　それと同時に、主人公の立場になって、反感やプチストレスも感じるんだよね。

　それが最後に大逆転のドンデン返しで、解消されるのは、これまたいい気分なんだよね。
　
　ほとんどのエピソードは起承転結があり、最後は迷惑の張本人をギャフンと言わせてスカッとするんだけど、中には起承転で終わるものもある。
　結があるものでも、その締まり具合が不十分で、腑に落ちないものもあるんだよね。

　たぶんほとんどのエピソードは、釣りというか創作で、それを創作するほうも、時としてネタ切れになったりするんだろうね。

　それは重々承知なんだけど、タイトルにつられて、ついついクリックしちゃう。
　わかっちゃいるけど、やめられないんだよね。

　そんなエピソードを、そんなヤツおらんやろう、そんなことないやろう、と苦笑しながら読んでいる私です。

　

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【競馬】第169回天皇賞(春)予想

　春のGⅠシリーズも佳境に入り、本日は淀の3200m、最長GⅠ天皇賞(春)だ。
　ダービー馬、菊花賞馬を筆頭に、いずれ劣らぬステイヤー揃いで、ここも混戦は必至だ。
　予想のキモは、2頭の4歳クラシック馬をどう見るかだ。

　まずは例によって、過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。

　▼単勝100倍以上(0-0-1-48)
　　ゴールドプリンセス、スカーフェイス、ハピ、スマートファントム、メイショウブレゲ、プリュムドール

　▼7歳以上(0-1-3-35)
　　ディープボンド、シルヴァーソニック、スカーフェイス

　▼関東馬で8番人気以下(0-0-1-25)
　　チャックネイト

　▼前走5着以下(0-2-0-33)
　　サヴォーナ、シルヴァーソニック、ディープボンド、メイショウブレゲ、タスティエーラ、ハピ

　▼前走日経賞(0-1-1-19)
　　マテンロウレオ

　▼前走2500m以外で6番人気以下(0-0-0-25)
　　スカーフェイス、プリュムドール、メイショウブレゲ、ワープスピード

　▼前走負け0.3秒以上(0-1-1-27)
　　スカーフェイス、タスティエーラ、ドゥレッツァ、ハピ

　▼前走上がり36.5秒以上(0-1-1-21)
　　ゴールドプリンセス、シルヴァーソニック、チャックネイト

　残ったのは、テーオーロイヤル、サリエラ、ブローザホーンの3頭だ。

　穴狙いとしては、消去馬の中から、7歳のディープボンド、8歳のシルヴァーソニックに注目だ。

　鞍上の幸とミルコは、人気薄での突っ込みに期待できる。
　連対は厳しいが、今年のメンバーなら、3着の可能性はなきにしもあらずだ。

　1着には、近走の不振で人気落ちも、名手モレイラに乗り替わるダービー馬タスティエーラと、人気でも菊花賞馬ドゥレッツァを据える。

<結論>
　三連単フォーメーション16点
　　1着⑦タスティエーラ⑫ドゥレッツァ
　　2着①サリエラ⑤ブローザホーン2着⑭テーオーロイヤル1着⑯チャックネイト
　　3着⑥ディープボンド3着⑨シルヴァーソニック

<結果>ハズレ

拙著「逆説 ハズレ馬券ゲットのための十ヵ条」　ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。

ピンク･フロイドとすきやきふりかけ

　洋楽を聴くようになったのは、中学3年の頃からだ。
　それまでは加山雄三やグループサウンズを好んで聴いていた。

　洋楽に目が向いたのは、グループサウンズの裏話などで語られる海外のバンドの話や、音楽雑誌やテレビの音楽番組の影響だ。
　ウッドストック･フェスティバルが開催されたのもその頃で、そのことも洋楽を聴くようになった要因なんだよね。

　それらの情報を総合すると、洋楽、いわゆるロックの中心はビートルズということになる。
　ビートルズを物差しとして、ロックンロール、ハードロック、ポップス全般を聴くようになった。

　高校に入ると、ギター雑誌の洋楽レビューや、深夜放送のヒットチャート情報をもとに、いっぱしの田舎の洋楽物知り博士になったんだよね。

　ロックにもいろんなジャンルがある。
　王道はハードロックだけど、ブルースロック、フォークロック、グラムロック、ブラスロック、ラテンロックなど多岐にわたる。

　ひと通りどれも聴いたけど、ピンク･フロイドやキング･クリムゾンに代表される、プログレッシブ･ロックだけは性に合わなかったね。
　その理由は、ほかのジャンルと違い、前衛的、実験的、技巧的で難解すぎたんだよね。

　インストがメインの長尺の楽曲が、バンドの自己満足に感じられたのだ。
　どちらかというと、ステージで演奏するより、前衛映画のサントラに使用したほうがお似合いのような気がした。

　ピンク･フロイドの『原子心母』のジャケットで、すきやきふりかけのパッケージを思い浮かべた同世代は多いと思う。
　しかし、その内容は、すきやきふりかけの、のどかなお気楽感とは、かけ離れていた。
　その乖離感や孤高感が、プログレに対する拒否反応に繋がったのかもしれないね。
　

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老化対策してるかい？

　人は何歳頃から老化について考え、その対策を講じるのだろう。
　還暦だろうか、定年退職や前期高齢者になってからか、はたまた古希を迎えてからだろうか。

　若くして老化している人間もいれば、歳をとっても若々しくハツラツとした高齢者もいる。
　私は定年退職で仕事をしなくなり、引きこもり年金生活になってから、心身の老化を身をもって実感するようになった。

　老化現象には二通りあり、ひとつは肉体的老化、もうひとつは精神的老化だ。
　肉体的老化の行き着く先は寝たきり、精神的老化のそれは認知症、いわゆる老人性ボケだろう。

　人はそれぞれ、老化対策として、健康食品やサプリの摂取、トレーニングジム通い、定期的な人間ドックの受診などをやっていることだろう。

　私の肉体的老化への対策は、毎朝のストレッチとウォーキング、精神的老化への対策は、ブログや雑文の記述とギター演奏だ。
　それらはルーチンとして日々継続すること、もっといえば、継続できる程度の容易さ、軽さが肝心なんだよね。

　幸い、今の私にはそれができている。
　肉体的、精神的にそれらができなくなった時が、私の本当の老いの始まりだろうな。
　

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タイミング、すなわち運

　野菜不足解消で、ビッグボーイのサラダバーを訪問。

　ビッグボーイのBGMは、ご機嫌なオールディーズだ。
　今日は『素敵なタイミング』がかかっていた。

　タイミングという言葉で、ふと思った。

　世に名を成し、その人気が長続きしている人間っているよね。
　例を挙げれば、音楽シーンではユーミンやサザン、芸能界では、さんまにたけし、キムタク、マツコに有吉などなど。

　それぞれに才能や努力もあっただろうけど、それらを上まわる才能や努力の人は、いくらでもいたはずだ。
　しかし、人より才能があっても、人一倍の努力をしても、報われない人間のほうがはるかに多い。

　では、なぜ彼らが世に出て、名を成し、人気が永続しているのか。

　それは世に出たタイミングというか、持っていた運だね。
　世の中の需要にピッタリのタイミングで世に出て、その個性がバッチリと時流にハマったんだね。

　一度、その個性を確固たるブランド化すると、あとは大したことのない作品や芸でも、そのネームバリューで売れていくのだろう。
　売れたら、ブレーンができ、作品や芸の質も上がり、そのネームバリューもより強固なものとなるという、スパイラル効果を生むのだろう。

　ということは、世に出て名を成し、その人気を永続化するためには、世に出るタイミングを見計らうことだが、それはたぶん困難だろう。
　現在の人気者たちも、あとになって、あの時がそのタイミングだったんだと、気づいたに違いない。
　やっぱり、彼らは「持っていた」というしかない。
　

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欠席、欠勤の罪悪感

　子供の頃は学校を、大人になってからは会社を休むことに、自己嫌悪や罪悪感を覚えたものだ。

　いわゆるズル休みの場合はもちろんだけど、正当な有休や代休の場合もそうだった。
　人が働いている時に、自分は楽をしてもいいのだろうか、と後ろめたい思いが脳裏をかすめたものだ。

　それは取りも直さず、自分では否定しても、私がどちらかというと、仕事人間だったからかもしれない。
　昭和の高度成長時代のサラリーマン伝説が、知らず知らずのうちに、刷り込まれていたんだろうね。

　私より下の世代の社員は、有休は当然の権利とばかりに、年間枠一杯まで利用していたものだ。
　私もその考えには賛成だったけど、実際には年間有休の半分も消化していなかったね。

　人が有休を取るのは、土日前後の金曜か月曜、もしくは飛び石連休の中日がほとんどだ。　
　私は有休を取ったところで、することもないのが現実だったので、三連休など持て余すのが目に見えていた。

　取るのはハードな飲み会が予想される翌日がほとんどだったし、酒に強い私には、そんな飲み会はなかなかなかったんだよね。

　定年退職後は、引きこもり年金生活という、毎日が有休みたいなものだ。
　在職中と違い、働く人間を見ても、自己嫌悪や罪悪感に苛まれることもないしね。

　それは十分に長い間働いた、という自負があるからに他ならない。
　定年退職後も働くなど、それこそ日本の労働制度や年金制度に対する、これ見よがしの批判だ。
　

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ブログの質の低下

　私にとってのブログの最大の利点は、備忘録としての役目だ。
　ブログに書いていなかったら、当然、忘れているようなことも、あとになって読み返せるし、当時の記憶も甦る。

　ほとんどの記事は、書いた時のことを思い出せるんだよね。
　ああ、あの時こんなことがあったんだ、こんな思いだったんだ、と読み返すたびに、我が文章ながら、ついつい没頭してしまう。

　それは単に、懐かしさだけでなく、今と比べて、ネタの面白さ、文章表現の上手さが優っているからだ。

　今の文章は、ネタの凡庸さや、比喩や引用などの、表現の物足りなさが否めない。
　文章のテンポは悪いし、形容や比喩もありきたり、洒落やジョークのキレも悪い。
　
　そもそもネタが浮かばないし、浮かんでも思うように広がらないんだよね。
　面白いことが浮かんでも、瞬間記憶の定着の悪さか、書いている端から忘れてしまう。
　
　その原因は明らかに老化によるものだ。
　でも、いろいろ書くことが老化防止にもなる気がして、やめられないのが現状なんだよね。

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三大無縁物

　一世を風靡したり、誰にも身近だったもので、私には縁遠かったものがある。
　その三大代表が、長髪とウォークマンとツータックパンツだ。

　1970年代に青春時代を過ごした私たちの世代は、長髪が主流を占めていたんだよね。
　そんな当時の流行に逆らったわけではないけど、私は長からず短からずの髪形を維持していた。
　もちろん、床屋には行ったけど、天然パーマだったので、美容室には行かなかったし、ドライヤーもリンスも使ったことがない。

　ウォークマンが流行った時期は、音楽から遠ざかっていた時期で、また、音楽をテープで聴くことに抵抗があった。
　そんな訳で、ウォークマンを買ったことがないんだよね。
　いわゆる、ポータブル･オーディオ･プレイヤーを買ったのは、時を経たアップルのiPodが初めてだ。

　バブル期のツータックパンツは、細めのボンタンのイメージがあり、当時トラッド、ノータック派だった私にはとんと無縁だったね。
　まわりのイタリアン･ブランドやDCブランドを鼻で笑い、ブルックス･ブラザースを信奉していた。

　今でも、髪形は当時とさほど変わらないし、ウォークマンもツータックパンツも持っていない。

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冬仕様から夏仕様へ

　ベランダ前の桜の木も青葉茂れる候となり、鼻腔をくすぐるほのかなクロロフィルの匂いで、まだ4月というのに初夏近しを感じる。
　我が家でも便座と浴室のシャワーが冬仕様から夏仕様に切り替わった。

　便座は暖房が切られ、シャワーは設定温度が1℃下げられた。
　九州男児で寒がりの私は、便座に座るたびに、その冷たさに腰が浮き、シャワー中に若干の肌寒さを感じる。

　季節の変わり目の高齢者は風邪を引きやすい。
　それゆえ、在宅時の私は、電源こそ入れていないが、まだコタツを使用し、ダウンジャケットを羽織っている。

　私とは逆に寒さに強い家内は、先週からコタツ布団を撤去し、半袖に衣替えしている。
　私の夏支度は、季節のエアポケット明けの、春寒の戻りの心配がなくなる、5月中旬以降だ。
　

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超早期退職

　早期退職といえば、中高年社員の希望退職を想像しがちだけど、今の時代、新入社員の早期退職が少なくないらしい。
　それも、入社後、数週間で辞める超早期退職もあるという。

　理由は、入社前に提示された就業条件と、実際の条件の違いが主な理由のようなんだよね。
　たぶん、お互いの認識の相違だろう。

　昔だと、そんな違いはよくあること、と新入社員のほうが甘んじて受け入れていたものだけど、今は状況が変化しているようだ。
　退職の意思も自身で伝えるのではなく、退職代行業者に依頼する新入社員もいるらしい。

　それほど売り手市場でもないだろうし、そんな社員に、すぐに転職先が見つかるとも思えない。

　私の時代は買い手市場だったので、就業条件の多少の違いなど気にもしなかった。
　どの会社に入っても、余程の学歴がなければ、最初は営業というのが当たり前だったしね。

　とりあえず、車の運転と営業手法を身に付け、将来のキャリアアップというか、転職に繋げようと思ったものさ。
　一応、結果的にはそうなったけどね。
　

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『ドレミのうた』雑感

『ドレミのうた』は映画『サウンド･オブ･ミュージック』の挿入歌だ。
　日本でも長きにわたり愛唱されているよね。
　その日本語版は、歌手のペギー葉山の訳詞、歌唱で有名だ。

　その歌詞で、長年違和感を感じていることが二つある。
　ドからシまでの音階に、それぞれの音に応じた言葉が当てはめられている。

　ドはドーナツ、レはレモン、ミはみんな、ファはファイトと続くけど、ソは青い空なんだよね。
　そのあと、ラはラッパ、シはしあわせと続く。

　なぜか、ソだけがソから始まらず、青い空のアから始まっているんだよね。
　そこは「空の青」か「空青く」だろう。

　また、2番の出だしは、どんな時にも、列を組んで、となっていて、1番のドーナツとレモンに合致しない。
　そのあとは、みんな楽しく、ファイトを持って、空を仰いで、までと、ひとつ飛んで、しあわせの歌、は合致するけど、その前のランラ ラララララがラッパと合致しない。
　
　要するに、ペギー葉山女史も、いい加減というか、深く考えずに歌詞をつけたのだろう。
　まあ、原詞も、ド(Doe)は牝鹿、レ(Ray)は光線、ミ(Me)は私、ファ(Far)は遠く、ソ(Sew)は縫う、となっている。
　ここまではなんとか許せるんだけどね。

　しかし、ラに至っては、ソの次の音、シは、海(Sea)があるにもかかわらず、紅茶(Tea)となっている。
　結構いい加減なのだ。

　ペギー女史も、この歌がこれほど長きにわたり愛唱され、定着するとは思いもしなかっただろうね。
　今頃、スタバのカフェ(草葉の陰)で、もっと真剣に歌詞を考えていたらよかった、と残念がっているかもしれない。
　
　

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王将フリークの私

　今日はスタンプカード2倍押しデーなので、王将でブランチ。
　スタンプがコンプリートしたので、今年いっぱい7%OFFの会員カードと割引券3枚をゲット。

　このスタンプカード、その達成の難しさからか、押印期間が半年の長きにわたり設定されているんだよね。
　余程のヘビーユーザーしか達成困難なハードルの高さなのだ。
　もちろんヘビーユーザーの私は、押印期間を1ヵ月以上残しての達成だ。

　どんだけ王将に通うてんねん、とセルフツッコミを入れてみる。
　そりゃあ、自宅から徒歩2、3分の所に王将があれば、王将フリークならずとも足は向くよね。

　王将のお勧め料理は、その時の腹の減り具合や、ビールを飲むか否かで異なる。
　空腹時の食事なら、味噌ラーメンに餃子がお勧めだ。
　味は専門店には及ばないが、ニラモヤシ豚肉そぼろ炒めがてんこ盛りで、麺の量もボリューム満点だ。

　そんなに空腹でもなければ、定番のニラレバ炒めか回鍋肉に餃子を食べたらいい。
　夏場の暑気払いには、餃子とキムチをアテにビールを飲むといい。

　こうして、会員カードや割引券で、つなぎ留められた私の王将通いは、これからもずっと続くに違いない。
　

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