村上ファンド、「松坂屋の全従業員をクビにしろ」・・・の続編

　な～るほど、報道ステーションで取り上げたので詳しい中身がわかりました。

　とりあえず、「全従業員を解雇する」という要求はしていないとのことで、村上ファンドが提案するのは・・

　例えば、銀座・松坂屋の土地を売却し、そのカネで全従業員に退職金を払い一旦解雇して、そしてやる気のある従業員に会社の株を買わせて、その株を買った従業員のみを再雇用する・・・というもの。ずいぶん手の込んだリストラのやり方だなぁ・・と思ったが、まだ次があった。

　ゆくゆくはそうして経営方法なども改めて、企業価値を高めた松坂屋を、やはり筆頭株主を務める阪神電鉄グループの阪神百貨店と統合し、デパート業界の再編を狙っているのではないか？・・というものだ。もちろん、一等地の再開発も睨んでいるのだろう。

　が、本当にハゲタカファンドがそんな手間ヒマかけて企業を育てようだなんてーことをやるんだろうか？方向性だけ示して、手をつけたところで全部まとめて株を（つまり阪神も松坂屋も)売ってしまっておしマイケルなんじゃないだろうか？

俊輔もも負傷／スコットランドリーグ杯

＜スコットランドリーグ杯：セルティック２－１マザーウェル＞◇準決勝◇１日◇グラスゴー

　【グラスゴー（英国）２日（日本時間３日）＝小西弘樹】セルティックＭＦ中村俊輔（２７）が、１日のスコットランドリーグ杯準決勝マザーウェル戦で負傷交代した。後半１０分に相手との接触で右太ももを打撲し、同２０分に自ら監督に申し出てベンチに退いた。チームは２－１で勝った。

　中盤の左→右→左と、時間帯によって両サイドでプレーした中村は、ストラカン監督が「（チーム全体のパフォーマンスは）自分が監督になって最悪」という流れの悪さの中で、中央に入っていく本来のプレーが見せられない。後半８分に右から中へ切れ込んで強烈なシュートを放ったが、ＧＫにセーブされた。その２分後に相手との接触で右太ももを痛めた。

　「ももかん（太ももに相手のひざが入ること）。今回はかなり痛い。自分から言って代えてもらった。次（の試合）は分からない」と、次戦（８日フォルカーク戦）の欠場もにおわせた。ＦＷジュラフスキのゴールで追いつき、後半４３分のＭＦマロニーが決勝弾を決めたセルティックは３月１９日の決勝（対ダンファームリン）に進んだ。

　一夜明け、オフのクラブに中村は治療のため現れた。「右足は今も痛い。明日も練習できるか分からない。通常メニューは厳しいな」。そう言い残すと、足を引きずり帰宅した。

[ 2006年2月3日9時30分 ]日刊スポーツ



　この、ももかん、清水あたりでは“チャランポ”って言う・・と思う。子供のころからサッカー部の連中が言っていて、そう覚えている。でも、語源とかは全然しらない。なんでチャランポなんだろう？誰かしらない？

村上ファンド、「松坂屋の全従業員をクビにしろ」

　ちょっと驚いた・・・↓

全従業員解雇や閉店を打診　村上ファンド、松坂屋に

　元通産官僚の村上世彰氏率いる投資ファンド「村上ファンド」が、名古屋の百貨店大手松坂屋に、全従業員の解雇や店舗閉鎖を含む経営戦略の見直しを非公式に打診していたことが２日、分かった。
　同社幹部は見直しについて「常識では到底考えられない」内容としている。
　村上ファンドは昨年末時点で松坂屋株式の５・４６％を保有する筆頭株主になったことが、１月提出の大量保有報告書で明らかになったばかり。
　関係筋によると、打診は松坂屋の役員が昨年１２月、表敬のため村上氏を訪ねた際、村上氏側から「松坂屋側の同意が得られれば」との前提付きでもちかけられた。松坂屋はこれを要望や提案とはみなさず、同意もしていないため、経営に直ちに影響することはないとみられる。村上氏側は、松坂屋の東京・銀座でのビル開発や土地などに興味を示した、という。

（共同通信） - 2月2日20時30分


　このニュース、もうちょっと詳しい情報が欲しい。店舗閉鎖を含む経営戦略の見直しというのはまだわかるが、どうせ株価を上げて高く売り抜けようとしているだけのファンドのくせに、どうして従業員全員がクビにならなきゃいけないのか？がよくわからないのだ。一旦クビにして安く再雇用でもしようというのだろうか？それとも他のやり方があるのか？もし本当に全員クビにして入れ替えたりしたら業務がわかる店員がいなくなり仕事どころじゃなくなるだろうし、そしてそれは一番大事な「なじみの」あるいは「ご贔屓のお客様」に対して失礼だろう。それで客が逃げたらどうすんの？

　解雇した従業員の生活の補償はどうすんの？みんなそれぞれ生活があるんだよ。ハゲタカファンドに振り回されちゃたまんないよ。

　ニュースの最後にあるように、おそらく松坂屋の店舗がほとんど一等地にあるんで、松坂屋の店舗を潰して再開発して六本木ヒルズのように複合高層ビルでも建てて、最後にはまたそれを売って儲けようとしてるんじゃないの？でも、今そこで働いている人、同じブランドものを買うのにも「百貨店で買う」ご贔屓さま（ディスカウントショップで買うのと違うんだよ～)、それぞれの“汗”や“想い”みたいのものをぶち壊してもお金さえ儲ければいいんだろうか？
　ファンドで儲けることが悪いとは言わない。が、もうちょっと「やり方」みたいのものをうまくできないものか？筆頭株主だから何でもいいってワケじゃないだろう。どうせすぐまた売るんだろ？従業員の生活まで壊していいのか？「全従業員を解雇」ってのはちょっとどうだろ？

　もし、強行すれば、ストを食らうか・・刺されるぞ。従業員に。

エライぞ！清水出身の２人 ＋１

　おとといだったかな？「笑っていいとも！」の「テレホンショッキング」に春風亭昇太が登場した。トークの途中、“私、静岡は清水の出身なので・・”と喋った。タモリももちろん清水には自分の店があるので、“あっ！そう！清水なの！”と反応していた。

　モデルで女優の石川亜沙美ちゃんが同じテレホンショッキングに出演したときも、“私、清水なんですけど、母が「お茶を持ってけ」とわざわざ清水から届けにきました”とタモリへのおみやげに清水・両河内産のお茶（これは高級）を持ってきた。

　二人ともちゃんと“私は清水なので”と言っていた。清水をアピールしてくれてエライぞ！


　おまけで、昨晩ＮＨＫ「トップランナー」の再放送をやっていて出演は長澤まさみちゃんだった。私も番組途中から見たのだが、スタジオ観覧者からの質問に答えるコーナーがあり、ある質問者が“私は同じ静岡県出身なんですが、長澤さんは上京してから何か静岡出身ということで困ったこととかありますか？”という質問に、“時々言葉のイントネーションとかが違うと言われることがあります。でも、これはこれで個性としてとらえているので、東京の人には『アンタにはないものを持っているんだぞ』と思うようにしています”と答えていた。まだ若いのにしっかりしているなぁと感心していたら、その次の質問の答えにはちょっと感動すらしてしまった。

　質問者が投げかけた、“１日のうちで好きな時間帯とかはありますか？”という質問に、“ごはんを食べているときが大好き”と答え、その理由に・・・、

　“最初、上京してきたときはもう『東京に来た』というだけで毎日楽しくて、何でもある東京で・・（中略）・・同じ事務所の子とルームシェアしてたんですが、半年ぐらいしたころちょっとホームシックになったりして、お仕事もまだ軌道に乗っていなくて・・、で、自分で食事も作っていたんですがある日、ごはんを作っていて『このお仕事（芸能界）で、ごはんだけはなんとか食べていけるようにしたい、食べていけなくなったというようにはなりたくない』と思ったら、ごはんが本当にいっそう美味しく食べられるようになりました。それ以来好きな時間は『ごはんを食べているとき』です”・・と、答えた。ただ美味しいものを食べるということじゃなく、そこには若いながらも女優としての［決意』が感じられた。

　それまでの長澤まさみ主演の作品を撮った映画監督がみなこぞって、「まさみからにじみ出る魅力」があってそれは、「今のあの年代の他の女優やタレントでは誰からもでてこないもの」というその魅力は、実はすごく芯がしっかりしている、若いのにちゃらちゃらしていないからこそ、そしてプロ意識があるからこそできるものだろうか？と、テレビ見ながらちょっと感動すらしてしまった。
　もう一回再放送しないかなぁ？最初から全部見たい。今や静岡県が生んだスーパースターになりつつある。おばあちゃんもお父さんも清水の人だし、応援するぞぅ！