静香に宮城県などが栄誉賞表彰へ
トリノ五輪フィギュアスケート女子で金メダルを獲得した荒川静香(24=プリンスホテル)の出身地宮城では、県など各自治体が表彰の意向を表明している。同県の村井嘉浩知事は「県民に感動と夢と希望を与えてくれた」と県民栄誉賞を贈る方針を明らかにした。
同栄誉賞は過去に元プロ野球横浜の佐々木主浩氏、ノーベル化学賞の田中耕一氏が受賞。仙台市は「賛辞の楯」、小学6年から7年間過ごした同県利府町は町民栄誉賞を新設して贈ることを決めた。
[2006/2/24/ニッカンスポーツ]
・・・など、荒川本人にとってはどう考えたって金メダル以上の賞なんてありえないのに、周りが単に荒川に会いたいのかどうか、または単にかかわりがあることを自慢したいのか知らないが、妙な表彰をしたがる。はっきりいって本人は金メダル1つあれば、あとの「金メダルを取ったからくれた」表彰なんかいらない。どうせ帰国後その表彰で引っ張りまわされて疲れちゃうだけだもの。
それでも、さすがに開催地、イタリア・ピエモンテ州などは贈るもののセンスが違う。
★荒川にティアラ授与へ
トリノ冬季五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得した荒川静香に24日夜(日本時間25日未明)、パラベラ競技場でイタリア・ピエモンテ州などから、金とダイヤモンドでつくられたティアラ(王冠型の髪飾り)が贈られる。
「ディア・デオ」(副題「未来への眼」)と名付けられたティアラは、同州などがフィギュアスケート女子の金メダリストに授与するために準備。複数の細い輪を重ねたデザインで、直径が13・5―15・5センチ、金の重さは計85グラムで計4・32カラットのダイヤモンドがちりばめられている。
欧州デザイン学院トリノ校の女子学生がデザインし、金細工で有名なピエモンテ州バレンツァの金細工協会が製作した。
なんだかすごく豪華そうな、計85グラムの金と計4.32カラットのダイヤで出来ているから単純に金銭的価値もあるし、地元で製作されたとても記念になるであろうモノである。
そしてなにより、フィギュアの「女王」に「ティアラ」を贈呈するというところがなんともオシャレ! こういう発想とセンスを、後からおまけの副賞みたいなのをいっぱいあげる日本のコバンザメどもも持って欲しい。コバンザメなら小判でも賞品で出せって!
あ、あと、話が変わるけど、本当に荒川がメダルを取ってくれて、それも「金」でよかった。これでもし、女子フィギュアもメダルなしだったら、“ホレ!浅田真央を無理矢理ねじ込まなかったからだ”とかの批判を招いただろう。それにしても土曜0:00の段階で真央ちゃんのコメントが出てこないのはなんで?
それと・・
2006年2月19日(日) 16時10分 時事通信
30年ぶりのメダル無しも現実味=世代交代の谷間、甘すぎた読み〔五輪〕
【トリノ18日時事】トリノ冬季五輪は18日で前半戦を終えた。全84種目中46種目を消化したが、日本勢はいまだにメダルに手が届いていない。「色に関係なく5個」という目標達成はおろか、1976年インスブルック大会(オーストリア)以来30年ぶりの「メダルゼロ」も、現実味を帯びてきた。
まず、事前の読みの甘さは否定できない。日本オリンピック委員会(JOC)は、ことあるごとに「アテネ五輪の勢いをつなげて好成績を」といい続けてきた。しかし、日本勢が史上最多の37個のメダルを獲得した同五輪からすでに2年もたっている。実施する競技も違う。アテネの残像に惑わされ、高すぎる目標を掲げてしまった。
外国勢の力を見抜けなかった分析能力の低さは情けない限りだ。ひとりの入賞者さえ出せなかったスノーボードハーフパイプ(HP)。米国勢は国内の賞金大会を優先するため、ワールドカップ(W杯)出場が少ないのは周知のこと。それでも、全日本スキー連盟の佐々木峻スノーボード部長は「米国勢より日本のほうが力を持っている」と、胸を張っていた。HP勢は選手村での生活態度の悪さが目に余ったという。弱い上にだらしないでは、強化費の無駄遣いのそしりは免れまい。
だが、もっと深刻なのは競技力そのものの低下だ。6大会続いていたメダルが途切れたスピードスケートの男子500メートルで、金メダル候補と騒がれた加藤条治(日本電産サンキョー)は弱冠21歳。惨敗したかつてのエース清水宏保(NEC)とは10歳も違う。世代交代がうまくできていない観もある。
[ 2月19日 16時10分
太字部分、スノボ・ハーフパイプ陣はさんざんスタート前もゴール後も奇声で吼えつづけて、あげく予選も通れずこれじゃぁさ、五輪前までずっとコーチだった親のしつけも、そして親も含めて、「スノボバカ」って言われても仕方ないよね。日本の恥。同じ「予選落ち」でも皆の感動を呼んだカーリングチームとはえらい違いだ。
=早速追記=
“女子フィギュアスケートの浅田真央(グランプリ東海ク)が24日、トリノ五輪で金メダルに輝いた荒川静香(プリンスホテル)を祝福した。マネジメント会社を通じて談話を発表し、「大舞台で力を発揮するのは、やはり大変なことだと思います。荒川さん、優勝おめでとうございました」とコメントした。”
・・・と時事通信からありました。ただ、真央ちゃん、「おめでとうございました」っていう日本語はないぞ。それじゃもう過去形で失礼だ。アナウンサーもよく優勝インタビューの最後などで間違えるけど、正しくは「おめでとうございます」だ。もうちょっというとインタービューの終わりでよく間違える
「優勝おめでとうございました」・・・は、
「優勝おめでとうございます。インタビューを受けてくださってありがとうございました。」
・・・が、なぜか太字部分を除いて省略されてそうなってしまったらしい。試合終了直後のインタビューでもなぜかもう「過去形」。勝利の余韻に浸るヒマもなくアナウンサーによって過去形にされてしまう。これは失礼というもの。