「歩きたばこはやめて」 中1の訴え市議会が採択
歩きたばこはとても迷惑です。条例で禁止してください-。ぜんそくの持病があり、歩きたばこ禁止条例の実現に向け署名活動に取り組んできた静岡市立安東中学1年の大石悠太君(12)が6日、静岡市議会の市民委員会で請願の趣旨を説明、全会一致で採択された。
市議会事務局は「中学生の請願は初めてではないか」と話し、15日の本会議でも採択は確実という。1人の中学生の生の訴えが、条例制定へ大きく前進させた格好だ。
この日、やや緊張した面持ちで演壇に立った大石君は「火の付いたたばこを手に歩くと子供の顔の高さになり、やけどしてしまう」と危険性を指摘。「生まれ育った大好きな静岡が快適で楽しい町になるよう、条例を制定してください」と力強く訴えた。
一見美談のような記事なのだが、歩きタバコが危ないのは今に始まったことではない。悠太君にも悪いけれどこれは昔からある問題で今さら改めて言われるほどのものではない。もちろん健康増進法制定以降の分煙、いや禁煙志向から来ているのかもしれない。
だが、“いかにも”のような話を、普段ふんぞり返っている市会議員たちがガキに言われないとこういう問題を討議しないということが問題。悪いのがわかっているんだからさっさと条例を検討すればよかっただけのこと。それを美談風にしてニュースにし、“いかにも市議会は市民のみなさまの安全を願っています”みたいな、「パフォーマンス採択」のように見えるのはあまのじゃくの私だけだろうか?
おっと、ここで書いておくが私はタバコは一切吸わない。それでも、現在ほとんどのこうきょうの場所では吸うことができないし、どうかすると一般の飲食店ですら法律で禁煙にしようという動きもある。しかも子供がいる家では喫煙者の多くは「ホタル族」である。これで屋外を禁煙にしたら、じゃぁ一体どこで吸えばいいのか?ということになる。条例の中身、とくにどこが屋外禁煙の地域になるのかも気になる。
なんだか、日本はやたらと規制が多くて、ひょっとすると自分が知らないうちに「普通にみんなもやっていること」をして罪になってしまうのかもしれない。行動をギッチギチに締めつけられるようで気味が悪いのだ。
黙っているとどんどん規則・条例・法律が増えていく。全部覚えられるわけないのにどうかすると引っ掛かってしまう。その「ルール」を作っているのは「議会」なのだ。
もう一つ気に入らないのが、これが私が住んでいる静岡市議会で起きたということ。こんなヤツらのために貴重な一票を入れただなんて・・。
ただ、タバコに関しては一番悪いのはマナーが悪い喫煙者自身。やたらポイ捨てし、人ごみで吸ったらだんだん規制されるのは当たり前。吸う場所が少なくなるのは身から出たサビなんだよ。自分で自分の首を締めている。火事の原因にもなるし。
いくらルールが存在してもそこにモラルがなければ全く意味がない。そして、タバコ規制条例もおそらくほとんど効力はないものになるだろう。バカが多いもの。