Fit in fits

たまに富士山を撮影しています。「富士山と乗り物のコラボ」を撮ることが多いです。他のネタはほんの少し。

「歩きたばこはやめて」 中1の訴え市議会が採択

2006-02-08 21:17:19 | 雑記帳
 ちょっと古く12月のニュースからです。ずっと書こうと思って寝かせてしまったものです。


「歩きたばこはやめて」 中1の訴え市議会が採択

 歩きたばこはとても迷惑です。条例で禁止してください-。ぜんそくの持病があり、歩きたばこ禁止条例の実現に向け署名活動に取り組んできた静岡市立安東中学1年の大石悠太君(12)が6日、静岡市議会の市民委員会で請願の趣旨を説明、全会一致で採択された。
 市議会事務局は「中学生の請願は初めてではないか」と話し、15日の本会議でも採択は確実という。1人の中学生の生の訴えが、条例制定へ大きく前進させた格好だ。
 この日、やや緊張した面持ちで演壇に立った大石君は「火の付いたたばこを手に歩くと子供の顔の高さになり、やけどしてしまう」と危険性を指摘。「生まれ育った大好きな静岡が快適で楽しい町になるよう、条例を制定してください」と力強く訴えた。
(共同通信) - 12月6日


 一見美談のような記事なのだが、歩きタバコが危ないのは今に始まったことではない。悠太君にも悪いけれどこれは昔からある問題で今さら改めて言われるほどのものではない。もちろん健康増進法制定以降の分煙、いや禁煙志向から来ているのかもしれない。
 だが、“いかにも”のような話を、普段ふんぞり返っている市会議員たちがガキに言われないとこういう問題を討議しないということが問題。悪いのがわかっているんだからさっさと条例を検討すればよかっただけのこと。それを美談風にしてニュースにし、“いかにも市議会は市民のみなさまの安全を願っています”みたいな、「パフォーマンス採択」のように見えるのはあまのじゃくの私だけだろうか?

 
おっと、ここで書いておくが私はタバコは一切吸わない。それでも、現在ほとんどのこうきょうの場所では吸うことができないし、どうかすると一般の飲食店ですら法律で禁煙にしようという動きもある。しかも子供がいる家では喫煙者の多くは「ホタル族」である。これで屋外を禁煙にしたら、じゃぁ一体どこで吸えばいいのか?ということになる。条例の中身、とくにどこが屋外禁煙の地域になるのかも気になる。

 なんだか、日本はやたらと規制が多くて、ひょっとすると自分が知らないうちに「普通にみんなもやっていること」をして罪になってしまうのかもしれない。行動をギッチギチに締めつけられるようで気味が悪いのだ。
 黙っているとどんどん規則・条例・法律が増えていく。全部覚えられるわけないのにどうかすると引っ掛かってしまう。その「ルール」を作っているのは「議会」なのだ。

 もう一つ気に入らないのが、これが私が住んでいる静岡市議会で起きたということ。こんなヤツらのために貴重な一票を入れただなんて・・。



 ただ、タバコに関しては一番悪いのはマナーが悪い喫煙者自身。やたらポイ捨てし、人ごみで吸ったらだんだん規制されるのは当たり前。吸う場所が少なくなるのは身から出たサビなんだよ。自分で自分の首を締めている。火事の原因にもなるし。

 いくらルールが存在してもそこにモラルがなければ全く意味がない。そして、タバコ規制条例もおそらくほとんど効力はないものになるだろう。バカが多いもの。
コメント (4)
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東武線踏切事故判決

2006-02-08 20:51:42 | 雑記帳
 ニュースとして古くなる前に書いておく。この事故については発生時に書いたので是非触れておきたかった。

東武線踏切事故で元保安係に実刑 東京地裁判決

 東武伊勢崎線・竹ノ塚駅(東京都足立区)の手動踏切で昨年3月、歩行者4人が電車にはねられ、2人が死亡した事故で、業務上過失致死傷の罪に問われた元同駅踏切保安係、小松完治被告(53)=懲戒解雇=に対し、東京地裁は3日、禁固1年6カ月(求刑禁固2年6カ月)の実刑判決を言い渡した。入江猛裁判長は「基本的な注意義務に違反する極めて重大な過失。安全確認を軽視する態度は強い非難に値する」と述べた。

 判決は、ピーク時には1時間に3分しか開かない踏切で、本来は緊急時用の遮断機のロック解除ボタンが日常的に使われ、遮断機が上げられていたことに言及。「開かずの踏切」のため保安係が受けていた精神的重圧を解消するための対策を、東武鉄道はとっていなかったとし、会社側の問題点も指摘した。

 一方で「安易な思いこみで列車の接近を忘れ、目視や指さし確認を怠っていた」と被告の怠慢が事故を招いたと指摘。「執行猶予が相当とは認められない」と述べた。

 判決によると、遮断機を操作していた小松被告は昨年3月15日、上り準急の接近を表示板のランプが告げていたのに失念。次の電車が来るまで間があると考え、遮断機を上げた。そこに上り準急が差しかかり、2人を死亡させ、2人に1カ月の重傷を負わせた。 2006年02月03日asahi.com


 前回も書いたが、もちろん直接踏み切りを開けてしまった保安係が、安全装置をも外ししまっているので悪いのだが、その一方で業務中に踏み切りを待つ歩行者などから「早く開けろ!」などと罵声を浴びせられていたことも多かったようで、保安係の「少しでも通してあげたい」と思う気持ちがあったからこそ起こってしまった悲劇ともいえる。判決で「ピーク時には1時間に3分しか開かない踏切で、本来は緊急時用の遮断機のロック解除ボタンが日常的に使われ、遮断機が上げられていたことに言及。「開かずの踏切」のため保安係が受けていた精神的重圧を解消するための対策を、東武鉄道はとっていなかった」というところに触れているのはやはり当然だろう。事故発生当初はとにかく「絶対起こってはならないような事故が起きた」とかの論調がかなり見受けられたし、私の記事にも・・

事故を踏切監視員の勤務態度や善意とか地域住民との人の流れ等の問題で根が深いと書かれておられましたが、それは事故を二度と起こさないことへの問題解決にはなりませんし、理由にもならないと考えます。
以下はレスのコピーです、私は事故の背景ではなく事故を起こさないシステムとケアが必要だと記事にいたしました。
レスのコピー全文
丁寧なコメントありがとうございます。
「事故の根」が深いであろうことは想像していました。ただもっと早い段階で手を打つべきであったことをハインリッヒの法則を紹介して東武鉄道と行政に言いたかったということです。
地元住民の反対や経費を理由に根が深いで済ませてはいけないと考えます。
そこに大きな危険があるとわかればすぐに対処するシステムを構築しなければ何も解決できません。全て先送りされて根が深いから、の理由で事故が起きているのです、そんな事例数多く見てきました。
何が重要か、それを誤るとこんな事故が起こるのです。絶対に根が深いからでは済まされない問題です。失礼します。

・・というコメントを頂いたのだが・・・
 確かに早い手を打つのがよかったんでしょうが、どうしてそれが今まで引き延ばされていたのかまでも言及しないと根本は解決しないのではないか?と考えています。それが私が「根が深い」と書いた理由。なんせ地元商店街ですら「立体交差にすると人の流れが変わり商売に影響する」といって、開かずの踏切の問題解決を先延ばしにしてきていることもあるんです。「そこに大きな危険があるとわかればすぐに対処するシステムを構築しなければ何も解決できません。」というのは確かに正論ですが、そんなことわかっててそれでもできていなかった。それが証拠に、事故後踏切保安係がいない完全自動踏切にあっさり変わってしまった。その代わり保安係の融通でなるべくこまめにでも踏切を開けてあげることはもうできなくなった。そして根本的な解決方法として結局立体交差になることになった。じゃ、それまではなんだったの?ってことなんです。さすがに死亡事故まで起きたのなら地元商店街も表立って反対できないでしょう、今度ばかりは。そして東武はもっともっと反省しないと。

 ネットで部外者が正論をいうのは簡単だけど、やはり当事者からすればいろいろあるんだなと、この事故で思い知らされました。私もその点には注意しながら記事を書いていきたいと思っている。

 世の中そんな単純じゃないんだよなぁ~。

コメント
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