天皇杯、草津が横浜Fを破る大金星のニュースをネットでいろいろ見ているうちに、スポニチのサイト、スポニチ・アネックスに「Jリーグ人事往来」のページを見つけた。Jリーグ各チームを戦力外通告された選手や退団・引退した選手のリスト一覧があり、戦力外通告された選手には「契約満了」とあり、その後移籍先が決まればそれに換わって移籍先のチーム名が表示されるようになっている。
「あの選手はいつのまにかこんなチームにいてしかもまたクビかよ!」とツッコミたくなるページでもある。私などは静岡県の人間だから当然都道府県別では一番多い静岡県出身の選手の動向も気になる。高校サッカーのころから名前を聞いたことのある選手を見つけては、「ふ~ん」と唸っていた。
そんな中、J2甲府のところに“レ”という選手が戦力外になっているのを見つけた。最初は誤植だと思って甲府のオフィシャルサイトで確認したらやはり“レ”で、ブラジル人だった。
ブラジル人選手の場合、名前がこどもの頃からのあだ名である場合が多い。代表的なのは本名が、「アルツール・アントネス・コインブラ」という元選手。そうご存知ジーコである。甲府の“レ”選手の本名は、「レアンドロ・セザール・デ・ソウザ」。確かに本名では長いのではあるがどうして選手登録名が思いっきり短縮して“レ”になってしまったのだろう?気になる・・・。
レ選手は今季一度も出場できていなかったがまだ25歳。母国にでも帰ってまだまだ働ける選手だろう。もし甲府で大活躍して、試合中1人で3人分もの働きが出来ていれば、スポーツ誌には「レレレのおじさん」とでも見出しが出たかもしれない。 うっ・・小ネタが・・
ちなみに“ジーコ”というのは、「○○ちゃん」の“ちゃん”の部分のことで、「アルツールちゃん」と呼ばれてたのがいつのまにか語尾の”ちゃん”だけが定着して“ジーコ”になったと思われる。ただ、「お疲れちゃ~ん」の“ちゃ~ん”とはややニュアンスが異なるようだ ・・さらに小ネタが・・・
似たようなので「ロナウジーニョ」という名前も「“小さい”ロナウド」という意味で、これなどもブラジルでの子供の頃のあだ名あたりから来ていると思われる。バルセロナのロナウジーニョの場合、フラジル代表入りした時に、あの「ロナウド」がいたので区別するために「ロナウジーニョ」になったはず。逆に大きい場合は確か、“ダン”とかがついたと思う。かつて、ドゥンガがキャプテンでW杯に優勝した時のブラジル代表にもまだ若かった「ロナウド」がいて、それとは別にDFで体が大きい「ロナウダン」というのがいた。このロナウダン選手、W杯当時はなんと清水エスパルスに所属していた(その前はトヨタカップを制した時のサンパウロ所属)。エスパルスの歴史には現役バリバリ所属でW杯に優勝したメンバーがいたんだねぇ。でもアンタ、W杯1試合も出場してませんよ、オールベンチでしたから!残念!「エスパルスでは“ロナウド”だった」斬り!
“ジーニョ”が「小さい」からといって、手品をする小さい子供たちが“テジナーニャ”というのは関係ありません。 ・・・さらに小ネタが・・・切腹!
くだらん記事を書いちまったゼ。