いつもとは違う状況へ突入する緊張感にはすごくエネルギーも使う。
でも緊張感があるということは
すでに突入モードということで・・・
街を見下ろすように横たうような霧に、
普段なら少し怖ろしさも感じたかもしれないけど。
この日はそんなことはなかったです。
もしかしたらどしゃぶりな状況になるかもしれないし
快晴になるかもしれない。
おみくじを引くような気分。
ここまで来たら大丈夫。
そんな風に思えるのは経験値があるから。
そろそろ秋モードの準備中。
箱根のすすきの名所です。
もともとは茅葺屋根に使う素材の茅場だったそうですね。
今はそういう職人さんが少なくなりました。
茅葺屋根のレストランとかあったらいいのに。
囲炉裏場でシチューがかかっていて。
薄明かりの下では日本の土で焼いた食器の上にフレンチも悪くない。
床は土間で、嗚呼~おくどさんもあったら素敵です。
日本には素敵なものがたくさんあったのですね。
夕暮時の箱根ドライブもいいものです。
この日は天気予報が雨だったけど
夫の帰りが遅いということもあり
一人ドライブに来たわけです。
大自然にちょっと相談したいことがあって来ました。
こういう時間のモードが今の私にはとても落ち着きます。
絶好調で心明るく明日を見ることができる人がこの景色をみても
水面に心をちゃぷんと浸けて洗うような作業はしないのかもね。
明るい未来が見える人は
たぶん遠くの夕陽を見ながら
今日の一日に感謝ができる。
感謝を忘れてしまっていたとしても
平等で同じように受け入れてくれる。
自然てすごいです。
昔、友人から質問されたことがある。
失恋したらどんな曲を聴く?
サザンの「勝手にシンドバット」
っていうと友人がそんな盛り上がり系ではダメだという。
失恋した時は五輪真弓の「恋人よ~♪」を聴かないとダメらしい。
その方が立ち直りが早いとのこと。
失恋ね・・・懐かしい響きだ。
でも心と環境をシンクロさせることはすごく大事ですね。
ドライブは昼間のお天気の良い日と決めていると、
こんな出会いはないのかもしれません。
夕暮時の富士屋ホテルはたまらなく風情があります。
湯ばあばが出てきそうよ。
富士屋ホテルのパンをピコットで。
家からドアトゥードアで6時間ほどの夕暮時の箱根ドライブ。
ちょっとインスピレーションも高まる良い時間でした。