Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

どんなスパイス?

2013-09-25 16:00:44 | 



私は食に対する考えとか、料理も下手でダメで・・・というお母さんがいた。

子供たちにとって最高の「美味しい」は

お母さんのキッチンに立つ姿なんです。





キッチンに立つ母を子供はとても潜在的に感じとっています。

まな板の上でとんとん・・・機嫌が良いのか悪いのか、

この音と後ろ姿でなんとなくわかってしまう。

何か嫌なことでもあったのかな・・・

お鍋から白い湯気が立ちあがるとそっと近づいてみる。

お鍋のなかでグツ、グツ、っと煮込まれている小さな地獄谷のような音。


「美味しそうやろ?」と母が笑うと、

その言葉は最高のスパイスになる。





白いごはんとお肉と野菜が口のなかでつぶつぶしてるところへ

なすがとろっととろけるね。


和風なすカレーでした。

ルーをたっぷりの和風だしでアレンジ。


市販のルーだっていいじゃない。

要はスパイスよ。


あなたの毎日の食にはどんなスパイスが入っていますか?


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天の恵みでお月見

2013-09-19 23:54:44 | 暮らし
中秋の名月。

ため息がでるほど綺麗なお月さまです。


今日はひとりご飯。

夕方、何か良いものないかなあと庭をうろうろ。


お庭のセージがなんて良い香りなんだろ。

そうそうバターナッツかぼちゃをペーストにして保存してたんだ。

お月見プレートと美味しいワイン♪

しっぽりしよう。


今日はなんとなく、なんでもかんでも、まるまる丸めちゃう。





バターナッツかぼちゃのニョッキ。

ポークサルビアソース。


白ワインは今一番のお気に入り神戸ワインのBENEDICTION。

フランス語で「天の恵み」という意味。

エノログ(フランスの国家ワイン認定醸造士)の資格を持つ

女性醸造家が手掛けたポテンシャルの高い一本です。


天の恵みでお月見。

本当に綺麗な十五夜ですね。




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達成感

2013-09-13 17:04:44 | 



オーブンて大好き。

扉を閉めて「いってらっしゃい」みたいな気持ちで見送り、

しばらく様子を見てる。

形が大きく膨らみかける瞬間からずーっと引き込まれ

ようやく色が変化し始める頃やっとオーブンから離れる。

で、またのぞいちゃう。


好きだよ!





実家にいた頃、よく家族にグラタン、クッキー、シュークリームだとか作ってあげたな。

なかなか上手に焼けなかったのがパン。


imaの高草木さんから天然酵母の起こし方から教えて戴き

人生の後半戦でようやく自家製天然酵母でパンを焼くことができるようになった。

「幸せッ!」って思わずつぶやいてしまうパンが焼けるようになった。


達成感を感じる瞬間が最高の癒し。





毎日の達成感で人はどんどん成長し大人になって

ちょっと足を止めたくなる。

たくさん褒めてくれる人に出会ってまた歩けるようになるのですね。





これは天然酵母を起こして作った中種。

これをパン生地に混ぜて捏ねて発酵させます。





ひとつの作業の流れの中で必ずぶつかることが出てきます。

「何故そうなるのか?」

そんな疑問が出てきた時、「知る」ために勉強が必要になります。


よく考えてみれば日々の生活の中に

たくさん「何故?」を残したままでした。

この秋、いろんなことに猛勉強&前進中です。

そして達成感をいっぱい感じることのできる日々にしたい今日この頃であります。


ほんと、秋なんですね。



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お姑さまの柚子と嫁の偏差値

2013-09-11 22:20:00 | 



ずーっとさかのぼって昨年末のこと。

たくさん戴いたお姑さまの柚子。

柚子は小ぶりだったり、傷が入っていたり。


柚子はするどいトゲがあるので

木の剪定ができていないとせっかくの実をトゲで傷つけてしまったり、

実が小さかったりする。


今年は剪定しなかったのかな。

できなくなってきたのかもしれない。





マーマレードはスペインのセビルオレンジを使った苦味のあるものが美味しい。

日本で手に入るオレンジはとても甘いので

柚子を使うと美味しいマーマレードになるようです。





豚の肩ロースをワインでコトコト煮込んで

粒マスタードソースに仕上た後、

ほんの少し柚子マーマレードを隠し味程度に加えると本格的なビストロご飯になる。





数年前、わが家の庭に植えた柚子の木・・・

なかなか実をつけなかった。

やっと花が咲いても強風で落ちてしまったり。

昨年末はほんの7、8個。

が、今シーズンの花はしぶとく枝に残り

やっとやっとたくさんの実をつけました

今年、大豊作の気配。

柚子こしょう作りもしたい。


昨年一つを木守りとして残したおかげかな。


お姑さまの柚子、

私が剪定しましょうか・・・?

ちょっと待てよ・・・いや、やめとこ。

とりあえずは様子をみて、

嫁の偏差値は30くらいでいい 



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浄化の季節から秋へ

2013-09-09 00:53:44 | 



先日山下公園前面海上の3000発の打ち上げ花火の日。

大さん橋へ。

デッキの上にドンとお尻を着地させると

この日はお天気も良く潮の香りがして最高だった。







花火が打ち上げられた瞬間、予想以上の大きさにびっくり。

すぐ目の前!

頭上から火の粉が降ってきそうな距離だ。

生ビールで乾杯~!


この時ふと、気づいたのですよ。

花火を見上げるみんなの後ろ姿がなんて幸せそうなんだ、ほんとに。


花火は浄化のパワーも持っているそうです。

暑かった夏の最後に一斉浄化して

次の秋に向けて新しいエネルギーチャージですね。


浄化がまだし足りないという方へ。

スパークリングなシャワーで心から綺麗にクレンジングしてあげてください。

いよいよ秋ですね。




YOKOHAMA SPARKLING TWILIGHT 2013

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アンドレアス・グルスキー展 ANDREAS GURSKY @国立新美術館

2013-09-04 12:33:46 | 美術館
空が高くなったなあ、ほんとにこのまま秋なんだろうか。

寝ぼけたまま、ベッドに横になったまま。

連日の熱帯夜にぐったり。

枕と後頭部の間にあるアイスジェル状の枕はすっかりぬるくなってしまったけど

頭をぐにゅぐにゅ動かしては

まだ冷たいところは残っていないか悪あがきしてみる。


ベッドに横になったまま10分くらいじーっと。

コーヒー、いやまずはお水、んと歯を磨こう。


毎日起きた瞬間から

いろんな選択をしていろんな一日になる。

たくさんの選択権があって幸せなことね。


この日、私が選択したのは

アンドレアス・グルスキー展へ。





等価に広がる視覚世界に入り込むと

一枚の写真が別のものに見えてきたりもする。

同じ絵からいくつもの空間を感じているうちに

我に返り、その元になっている素材に驚かされる。


写真家なのか画家なのか・・

そんなカテゴリーを持たない。


どこに属するかというと、

ちょっと不思議な誰も知らない世界だったりする。

こういう人に出会うと私はいつも

生活を覗いてみたくなる。






芸術の秋、すぐお隣の展示室でアメリカンポップアート展もやっていました。

ええ、あのキャンベルのスープ缶とかマリリンね。

バブルの頃、あの絵を自宅に飾っている人多かったこと。


流行を作ろうとする人もいれば、流行に流される人もいる。

ただ流されるのではなく受け入れるとしたら

補完するいい関係。どちらにも才能があるということでしょうか。

芸術の秋、美術館でインプットしたら

素敵なアウトプットで生活を華やかにしたいですね。



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