Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

夏の終わり

2015-08-23 17:48:44 | 


お気に入りの八百屋さんがあって仕事帰りに立ち寄ります。

夏本番に入った頃、

長野県産のルバーブと一緒に購入した冬瓜はいきいきと

夏らしかった。


8月下旬になるともう御用済みか、

隅に追いやられた冬瓜は寂しそうなディスプレーで

せつなくなってくる。

夏が終わるんだなあ、もうすぐ。





冬瓜は下茹でしてから使用します。





日によってひき肉や厚揚げ、海老などと煮込みます。

わが家の夏でした。

冬瓜は利尿作用があります。

身体から老廃物を出し、

熱中症にならないようにたっぷりと水分を補給もする。

身体に綺麗な水を循環させるのにとてもいい食材です。

ビタミンCも含むので夏風邪の予防にも。





冬瓜は皮を剥いて冷凍保存しておくと

このまま煮込みに使えるので便利です。


たくさん冷凍しておきたい気分だけど、

秋がやってくると

冬瓜はやっぱり・・・違うんだな、これが。

身体は正直に旬のものを引き寄せるものです。


まだまだ暑い日は続きます。

店先で冬瓜を見つけることができたら

まだもう少し夏!が楽しめますよ。


話は変わりますが

今年の夏は本当に暑かった、いやまだ暑い。

疲れがたまってくるとキッチンに立つのが辛い時もありますね。

そんな「気」で調理するとろくなものができない。

そんな時の為に冷凍保存を充実させています。

上記の冬瓜もそうです。

皮を剥いたり下ごしらえが大変な野菜は冷凍保存。

放り込んで煮込むだけの状態まで調理して冷凍しておきます。





私の日々で活躍しているのがワンタンスープ。

冷房で冷えた身体を温めてくれます。


ワンタンを作ったら、スープの一回分をラップで包み

ジップロックなどに入れて冷凍しておきます。

鶏ガラスープと塩で味付けしたものに放り込んでいくだけ。

ネギを散らせばワンタンスープに。





カレーは作った時にほんの少し残して冷凍しておくのです。

次に新しく作るカレーに継ぎ足します。

これなら一晩寝かせたように美味しいカレーがすぐ食べられますよ。


もうずーっと継ぎ足しています。

未来どんな味に成長しているのかちょっと楽しみもあります。


日々丁寧に育んでいればいるほど未来が楽しくなるものです。


 



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自分を表現するということ

2015-08-10 22:16:44 | ふと思うこと



保育園では2~3才の保育園児たちの喧嘩が絶えません。

絵本やおもちゃを独占したり、

取り上げられたり・・・。

あちらこちらで泣き叫びの嵐。


自我が顔を出し始めます。

押したり引いたりを覚える時期。





時々つじつまの合わないような行動に出くわします。

給食が終わると歯磨きの仕上げをしてくださいとやってくるのですが

途中で歯ブラシを私から奪い取り、床へぽいと投げて笑ってるんです。

私がどうするか?を試しているそうです。

(私がどう対処するかはまたの機会に)

子供は実にユニークです。





そんな時期にひとりごとが多くなるように思います。

理論的にはいろいろな説があります。

ヴィゴツキーの理論というもので問題解決のための独り言というのが

これにあてはまるのでしょうか。


そんなシーンを見ていて思うことがあります。

それは不思議な表現かもしれませんが、

いつも一人のようでひとりでなくて

まるでもうひとりの自分と心の中で対話するような瞬間があるのです。


ぼーっとアルファ波の瞑想状態のような。。。

自分のなかの自分にしっかり軸を立てながら

ぶれないように成長していく作業のようにも見えます。


この頃の子供たちは何者にもコントロールされることなく

本当の自分を表現してきます。

子供って神秘だなあ。

あんな風に本当の自分をむき出しに表現することは

嘘がなくたまらなくチャーミングです。





私はとても長い間、他人に対して謙虚ということに違和感を抱いてきました。


何者にも怖れることなく

これが私だというものを精一杯表現する。

他人の評価を優先するのではなく

本当の自分に向かい合ってみる。

「本当に欲しいものは何ですか?」

真摯に向かい合いたいもう一人の自分。

自分自身にこそ最高に謙虚であれと思うのです。



 



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夏の休暇 二日目

2015-08-08 23:12:13 | 



ロンドン線をフライトしていた頃、

ストーンヘンジへ行った帰りに食べたスコーンがすごく美味しかった。

イングリッシュガーデンが素敵なお店だったけど

どこか似ていて、ちょっと思い出すような空気感。


最近、妙に海外にいるような錯覚に陥る瞬間が多いのです。

自宅での早朝、朝陽がリビング天井からゆっくりと降りてくる瞬間とか、

バス停に向かう道を歩いていると周りの陽射しから

一瞬なんですが、なんでしょうね、

まるで自分の分身がいて

同時刻に海外にでも行っているのが伝わってくるような感覚です。


ドラえもんのどこでもドア、欲しい。





山のホテルのお庭にこんな素敵なチャペルがあるんです。

暑い中バラがきれいに花開いていました。

私は無宗教ですが、

入り口のマリアさまにぶつぶつお話とかしてみました、笑


今は神様にぐちをこぼすこともなくなりました。

以前は伊勢山皇大神宮で参拝して帰りに鳥居で振り返り、

「アマテラスさまだって岩戸に閉じこもったりしたじゃん」とか。

そんな反抗期もありました。

お猪口くらいのうつわしかない私にさえ神様はいつも寛大でした。


早朝からアルファ波たっぷりの時間。

マリアさまに日々感謝の気持ちで、

あーめん。





芦ノ湖からの帰りは少し寄り道、

一夜城ヨロイズカファームへ。

パティシェ鎧塚さんのスウィーツがここで戴けます。

いつもお世話になっている美容師さんから情報を戴いたので訪ねてみました。

広大な敷地にブルーベリーが鈴生り。

店内でこのブルーベリーのジェラートが人気のようです。


鎧塚さんのお店がまだ恵比寿にしかない頃、

よくピスタチオのシュークリームを買いに行きました。

だから鎧塚さんというとピスタチオのイメージがすごくあります。

なのでこの日もピスタチオのジェラート、

ひと口目でテンションあがりました。


あ~いい夏の時間でした。

土日は滅多に遠出をしません。

箱根となると都心から小田原厚木道路への渋滞へダイブするようなもので

小田原に近づけば渋滞が始まります。

そこで今回はこの渋滞を切り抜ける為

小田原東で降りてお蕎麦屋さんへ立ち寄りコースでした。

 





「月読」というお蕎麦屋さん。

私たちは鴨せいろが大好き。

お蕎麦に個性があるわけではないのですが、

鴨の漬け汁が最高に美味しいんです。

地元でも人気のお蕎麦屋さんです。


ここでランチを済ませたら下を通ってターンパイクへ向かうと渋滞は避けられました。


そろそろお盆休みです。

みなさま素敵な休暇を。






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夏の休暇  箱根芦ノ湖

2015-08-05 21:33:33 | 



水辺に浮かぶ鳥居は子供の頃よく訪れた厳島神社を思い出します。

ここ芦ノ湖はお仕事でもご縁があり昨年何度か足を運びました。

海とか湖、水という存在にはほっとさせられます。

そして不思議なくらいご縁ができる場所です。


今回は箱根神社のすぐお隣、

リニュアルした芦ノ湖畔の山のホテルに一泊でお世話になります。


山のホテルは数年前にもホテル内のヴェルボアでフレンチを戴きながら花火を観ました。

なんと今回のプチトリップはその時の感動を覚えていた夫のサプライズです。





今年もヴェルボアでのディナーまでの時間

ラウンジでゆったりと。

そういえばポーラ美術館でセザンヌ展をやっていますね。

何も考えずにふか~っとしたソファで至福。

自宅でどんなに時間があっても

ソファで画集を見るなんてことないです。


たまに日常から離れるって大事ですね。

本当はこんなことをしたかったんだなあ。。。本当の自分と出会えます。


ちなみに水出しコーヒー美味しいです。

ホテルってやっぱり好きだなあ。





日が沈むまでのほんの一瞬だけ

紫色の世界に包まれます。

ほんのわずか、一瞬。

こんな一瞬に奇跡を感じて感謝できるようになりました。





今回のメインイベントは芦ノ湖の船上から観る花火でしたが・・・

わはは、残念。ガスっていました。

が、ななめ打ちや低い位置での打ち上げは綺麗でした。



夏の休暇、芦ノ湖畔での一日目終了です。





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