落葉樹からカシャカシャって舞い降りてくる。
上を見ても視線を落としても
360度!地球が最も彩り豊かな季節です。
こんな美しいまあるい地球はみんなのものね。
この季節は下を見て歩くことが少しもネガティブじゃない。
少し欠けた葉も風情があっていい。
ショートヘアーの小さな女の子がいう。
木の下のね、葉っぱがいっぱいあるところを歩く時は
気をつけて歩かないといけないんだよ。
小さなおじさんがいるからだそうだ。
踏んじゃうといけないものね。
一度でいいから会ってみたいなあ、小さなおじさん。
葉っぱをめくったりしてみる。
自然のなかを歩くと
そんな会話が少しも不思議じゃなくなる。
子供の頃夢中になって
ドングリや松ぼっくり、小枝、葉っぱ・・・
集めて大切にしていました。
お気に入りの箱に入れて。
箱の中からそれを取り出すと
それはお金になったり、
食べ物になったり。
ただの葉っぱや小枝が価値あるものになるのです。
遊んで夢中になれる時間というのは不思議な力が備わります。
いろんなアイデアが溢れ出てくる。
そんな時間を重ねて
何でも手に入れていました。
そしていつしか本当に欲しくなり、
作文で書くんです。
「私は将来○○になる」って。
純粋から生まれるもの「自分を信じる」ということ。
子供の頃の自分を信じるというパワーって揺ぎないです。
あの頃のパワーが今備わったらどんなだろ。
考えるというよりも
感じるという感覚を大切にしてみよう。
美しい季節に踏み入り感謝を感じるたびに
大人になってすっかりくすんでしまった葉っぱの価値が
だんだん蘇ってくるようです。
先日読んだ加藤俊朗さんと谷川俊太郎さんの「呼吸の本」がとてもよかったです。
大地に立って足の土踏まずで呼吸をし地球の中心と宇宙を感じるというもの。
美しい自然のなかで呼吸をし浄化をする。
Retreat! 少し日常から離れて質の良い呼吸をしてみませんか。
子供の頃に置き忘れたもの。
夢の扉を開ける鍵を取りに返るには素敵な季節ですね。