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知るということ

2018-10-28 00:44:44 | アーユルヴェーダ
朝夕肌寒くなりましたね。


体調を維持するのに少しストレスがかかる季節です。






桂皮とドライジンジャーを煮出してシナモンティをよく作ります。

この季節、このお茶は比較的どんなタイプの人にも合うお茶です。

いつもテーブルの上には氷砂糖。

形の整ったクリスタルではなく

自然結晶のロックを使っています。

一粒お茶に入れたりそのまま飴ちゃん代わりに戴きます。


アーユルヴェーダの先生の所へ行くと、

いつもテーブルの上に氷砂糖が可愛いポットに入っていて

講義で頭がパンパンになったとき、

疲れた合い間に戴いたりしていました。

身体のなかの灼熱感をとるのにもとてもいいお砂糖です。

私の場合、寒いのに身体の灼熱感が強い日があります。

そんな人にはいいかもしれません。


自分にとっていいからといって

人になんでもお薦めできるものではないです。

アーユルヴェーダを学ぶようになって、本当に人はそれぞれ違うということ。

痛感しています。


最近多いです、スーパーフード。

これはいつの時代もそうです。

目新しいものが出るとね、気になる、私もそう。

でもどんなに身体にいいといわれても

絶対に合わない人、食べてはいけない人もいるのです。


今までお砂糖はキビ砂糖とか甜菜糖を使っていて

白いお砂糖は使いません! みたいなこと言ってました。

でも勉強するとそれぞれにいろんなお役目があることがわかります。


梅雨の季節に梅ジュースを作る人多いですよね。

梅ジュースには白砂糖が使われます。

この白砂糖はショ糖というもので嫌われがちですが

ジュースになっていく過程でブドウ糖に変化してショ糖は残らなくなります。

だから梅ジュースには白砂糖が使われるのです。

ブドウ糖なら最強です。


黒砂糖やはちみつ入りのものは小さなお子さんに与えないでくださいね。

潜んでいるボツリヌス菌を子供は分解する能力がありません。


日常でこれ、お薦めですとか書かれていると

わ、身体にいいんだ!とか

わ、エコなんだ!とか

あまり深く考えずにそれを取り入れてしまったりすることって結構あります。

何故いいのか? 

自分できちんと調べて、

知るということ大事です。


以前ありました。

「マイ箸」という現象。

あの現象のおかげで間伐材を利用した割り箸業者さんが倒産に追い込まれました。

マイ箸をもって日本の森を守ろう!なんて

とてもおかしな図です。

学び「知る」ということは人を救うとても強いエネルギーですね。











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アーユルヴェーディック研究中

2018-10-20 16:34:44 | アーユルヴェーダ



数種類のスパイスを使ってお昼にカレーを作りました。


スパイスはオイルの中でゆっくりと温められながら香りを出していくのですが、


時々クミンあたりがパチンとはじけて・・・こわい。


ゴーグルとかつけたい気分です。



私は料理をするとき、


あの炎が立ち上がるフランベとか苦手で


炎と闘えないのでプロの料理人を目指そうと思ったことはありません。




フレッシュのカレーリーフが手に入ったので使ってみました。


チキンはタンドリーのように下味をつけて焼いて


ナスをローストしたものと玉子まるまる一個。



家族のことを考えるといきなりアーユルヴェーダを押し付けるのもなんなので


なかなかパーフェクトなアーユルヴェーダには到達していないのですが、


そこは徐々に、ジワジワと。


午後は身体がぽかぽかしています。






アジョワンシードも使ってみました。


アーユルヴェーダでは


冬から春におすすめのお茶として使用されます。


炒ってお水から煎じていきます。


花粉症にも良く、身体の中のアーマ(毒素)をとってくれます。


スロータス(経路)を開いてくれるためガスがたまりやすい人にはお薦めのスパイスティです。


今の秋から冬に向けてはやはりジンジャーとシナモンのお茶はいいです。


シナモンは毛細血管にも作用してくれるので


手足の指先が冷たいという人にはおすすめです。






バスマティライスを別盛りにするとどうしても味気ない。


ご飯の横になにか添えてあると食べる人はきっと嬉しいはず。



クミン、ターメリック、マスタードシードを


オイルで温めながら香りが出たらざく切りキャベツ、カレーリーフを炒め、


塩コショウしてから炒っておいたココナツを合わせました。


初めて作ってみたけど美味しい。


これはお酒のおつまみにもなりそう。



お料理というのは


ちょっとしたところに愛情を注ぐと


食べる人には潜在的に伝わっているものだと思います。


いつもの当たり前に、いつもと違うを添えてみる。


これ日々意識して取り入れています。






茹で卵はフライパンに油を入れて温めるように焦げ目をつけます。


こうすると表面がぼこぼこするので


カレーが絡みやすく、見た目も美味しそうです。


カレー本に書いてあって試したらなかなか良かったです。






アーユルヴェーディックなお料理を


日々取り入れて研究中。


スパイスをもっともっと味方にしたいです。



そろそろ晩御飯の支度というのに


まだスパイスの香りでお部屋がすっかりインドです。











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まっすぐに発信する力  @慶応日吉キャンパス

2018-10-19 19:14:44 | 暮らし



昨日、慶応義塾大学日吉キャンパスにて


フォトジャーナリスト安田菜津紀さんの


「写真で伝える紛争地、被災地の「今」」を聴講させて戴きました。



素晴らしいのひとこと。 感動の講座でした。


途中何度も胸の奥が熱くなる時間を


シェアさせて戴きました。



安田菜津紀さんは以前からとても気になる女性のひとりで、


東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困、災害の取材を写真を通して記録し続けている方です。


安田さんのとても美しい透き通るような語りと


スクリーンに映し出される凄まじく悲惨な写真のギャップに


彼女の逞しさ、優しさなどがよりいっそう伝わってくるのです。



トラフィックトチルドレン(人身売買の被害にあった子供達)のこと、


シリアでの空爆、樽爆弾(ドラム缶ほどのなかに火薬といくつもの金属がしかけられたもの)


の被害にあった幼い命、


遠いニュースだったはずが一枚の写真を前に肌まで伝わってくるものがあるのは


安田さんのフォトジャーナリストとしての立ち位置が


現地の人と寄り添っているところにあるのだと思います。


取材の時は現地の人々と生活を共にすることを基本としているそうです。


小さな命が失われた・・・「奪われた」と言い直していたのはその所以で


とても印象的でした。


静かに呻吟する安田さんの心が伝わってきます。




安田さんは写真とは「知りたいという最初の扉を開く可能性」と表現されています。


その写真を伝えてくれる人がいるなら


それを受ける私たちの想像性こそがこの地球の未来の縮図の一部として


とても役立つことだと感じました。



安田さんが発信する語りの中には誰かの言葉を引用したものはひとつもなく


全てが取材を通して現地の人から得た生の言葉を通して出てくるものばかりでした。


そこにはエゴがなく


自分の中心からまっすぐに発信する力に真のジャーナリストを感じるのです。



安田菜津紀さん、いろんなところで講座をもっておられます。


慶応日吉のキャンパスではパート2をやってくださいとの声が上がっていました。


その時はまた拝聴させて戴きたいと思っています。


芸術の秋に想像性を学ぶ良い時間を過ごすことができたこと感謝です。












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ストレス発散道具 

2018-10-07 23:01:11 | 暮らし
私のストレス発散は断舎利と掃除だ。

モノであふれかえった部屋は嫌いだ。

拭き掃除に苦労するから。

トイレは流す水で手を洗えるほどビューティフルだ。

昔から何でもコンパクト。

整理術の本など必要としたことが一度もない。


若い頃フライトでホテル生活をしていた時、

仲良しの先輩のホテルの部屋はいつも

サムソナイトの中身を放り出し

散らかしまくっていた。

ベッドの上にブラジャーを置いているさまなど信じられない。


当時日本の女の子が持っているものは海外の人には眩しいものだったと思う。

ホテルのお部屋を掃除してくれるおばさんにいろんなものを使われた人がいたらしい。

お部屋に戻ってきた時、

まだお掃除中で、

洗面所に置いておいた可愛い歯ブラシを

トイレ掃除に使われていたとか、

シャネルのサングラスをかけながら掃除をしていたとか、

エピソードは限りない。


私の場合は洗面道具もパジャマさえもすべて

サムソナイトへ入れ鍵をかけ、

部屋の隅っこに置いておく。


子供のころから

寝る時には服をきちんと畳んで枕元に置いて寝るように云われた。

ベッドの生活になってからはデスクの椅子の上にきちんとたたんで置いた。

なにかあった時にすぐに脱出できるようにと。


先輩にいつも言っていた。

「ブラジャー使われたかもよ。

私はなにがあってもスパイダーマンのように脱出できるの」


「かこちゃんさあ、旦那になる人がめちゃくちゃ散らかし屋だったらどうするのさ」


で、散らかしん坊と結婚した。


確かに日々すごく疲れてたのは私のこんな性格のせいかもしれない。

だからいつもストレス発散することをとても意識して大事にしてきた。





で、数年ほど前に購入して日々活用している私のストレス発散道具。

「真空パックん」

家庭用真空パック器です。





きんぴらごぼうは

家でも常備しておくことが多くなりました。

多めに作って真空パックしておくとすご~く便利。





お豆腐やお野菜、こんにゃくなどを合わせて

アレンジもできる。





温かい一品に仕上げたり。





青大豆は旬の時に買ってフレッシュのままパック。

使用する分だけを甘くうす炊きにします。





ん~私のペコリーノロマーノとミモレット。

特売!って日があるとテンションがあがるわが家。

このチーズはワインだけでなく日本酒にもよく合う。

小分けにしておくとすごく便利です。



ローストビーフのお肉の表面を焼いて

真空にした状態でお湯の中につけるという真空調理というのはプロの技。

シェフに教えて戴きました。

真空調理すると柔らかく

お肉がとてもきれいな色、ロゼに仕上がります。



でで、キッチンのお道具は専用を持たない。

いろんなものに兼用できるものを何日も考えてから購入する。

だから真空パックんはお料理専用ではない。

私のストレス解消道具だ。


こんなささやかなお道具が

夜中、ぶいーん、ぶいーんといろんなものをコンパクトにしてくれる

私の幸せな時間。


アイラブ、真空パックん。

大きなものをコンパクトにしてくれるあなたが大好きだ。

やっぱりコンパクトっていい。



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