Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

Just a note to say・・・

2012-07-29 21:34:34 | ふと思うこと
Just a note to say・・・

arigatou!


先日のブログで一から出直します。

そんなブログアップをした後、

本当にいろんな方々から応援メッセージを頂戴いたしました。

ツイッターやダイレクトメールからも。

goo週末レシピでお世話になったSさんも! 

ありがとうございます、嬉しかったですぅ~

それにしても、まだお会いしたことがない方々ですが、

愛知県の方が多いです^^嗚呼~天むすぅ


まだ会ったこともない相手にメールをするのは

とても勇気のいることだと思います。

HPからアクセスしてくださったり、本当に嬉しい。

私の思いを想像し心を寄せてくださった温かいメッセージに胸がじーんと熱くなりました。

私にとって本当に未来へ向かえる大切な永久保存版! 

宝物です。


本当にありがとうございました。

次は私自身がこんなメッセージを送れるような人間になれたらと思っています。


前を見て、

外と闘わず自分の内なるものと対話し

頭脳は常に冷静であれと

頑張っています。

なんちゃって。


照れ屋な私ですが、

どうしてもひと言伝えたくて・・・応援メッセージありがとうございました。


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月と調和と可能性

2012-07-28 23:22:22 | ふと思うこと
啐啄同時(そったくどうじ)

啐・・・雛が内側から殻をつつく音

啄・・・親鳥が外側から卵の殻を叩く音


この両者が同時に共鳴しタイミングが合って卵が無事に孵るという禅の言葉です。

素敵な言葉でずっとメモをしていました。


これに少し似た言葉で

茶道の世界で「用意」「卒意(そつい)」という言葉があります。

「用意」はおもてなし側が準備をすることですが

「卒意」というのは

もてなす側からの心をもてなされる側もしっかりと受ける。

この両者の心の音がうまく共鳴し合い初めて

「おもてなし」を成立させるというとても奥深い言葉です。


両者が共鳴し合う・・・

今日のお月さまをみてそんな言葉をふと思ったりもしました。


月齢はちょっとわかりませんが・・・半月から少しふっくらしています。

卵の殻のなかでそろそろなにかがゴソゴソと動き始めたようなそんなイメージ。

8月2日が満月かな? 


月の満ち欠けを取り入れた農作業暦では

半月から満月への移行期にある今日のような月は

ちょうど植物の樹液が根から枝へ移行する時期です。

不思議ですね、満月で樹液が枝の先端までいくと

新月に向かう時、この樹液は根へと戻っていくのですから。

私達人間にも与えられているこの自然との調和。

不思議な月の力はもはや語るまでもありません。


中からコンコンとヒビを入れようとしているのは何者でしょうか。

月が満ちる日まで、外からかけるどんな力とどんな音を用意したら

その殻は割れるでしょうか。


殻のなかに眠っているものがなにか

殻に顔をぶい~んとくっつけてみる。


自然に心を解き放ち、

欲を出すことなく我を捨て、

そこに用意された自然と湧き出る力でコンコンと。


何が誕生するのでしょうね。ワクワクします。

たぶん、次のステージへの階段が用意されるのも

こんな瞬間だと私は思います。


誰のなかにも秘められた可能性。

そんな風に語っているような綺麗な月ですよ、今日の月は。



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保育園給食

2012-07-25 22:54:47 | 
保育園の給食を作るようになってそろそろ4週間目に入りました。

最初の頃、いつもより1時間早く行って、

どんな子が給食を食べてくれるのかちょっと見ておこうと。


カホちゃんという子が近づいてきた。

ひと見知りする子らしく私に近づいてくるのには保育士さんがちょっとびっくりしていた。


そう聞くとなんか嬉しくて・・・

抱っこしてあげた。

ポカポカ~。おなかぽこんと出てて、かあいい~。

面白くて、おなかをびゅーって指で押したら

じーっと見るので、

こ、こ、これはマズイと思い、

びゅーんて飛行機をしてあげるとすごく楽しそうで、

気がつくと・・・

他のお調子者達で列ができていた 

なるほどこんなひよこちゃん達が給食を食べてくれるわけだ。


この子たちはほとんど毎日保育園で夕食を食べます。

大切な時期を保育園で過ごす子供達。

ご両親が安心していられるように

お預かりしている責任がある場所なのですね。


保育園の給食は業者さんから決められた食材が届きます。

大体の献立が書いてあるけど味付けの分量レシピがありません。

自分で味付けをするので、薄味調味です。


私はスピードだけはある。キッチンワークはちょっと得意なのです。

JALの新人の頃のギャレー(機内のキッチン)ワークが今頃役に立ってるかな?

なるべくルーティンワークを当たり前に済ませないように。

仕事がつまらなくなるから。


例えば、先日献立どおりに

普通にオレンジを剥いて器に盛り付けてあげたら

オレンジ残している子が何人かいたんです。

みんなオレンジのスっぱいのが苦手なのかな。。。

何がダメなんだろうか?





今回はこんな風にオレンジカップにしてみました。

子供たちからは

「わ~今日の給食すごい。可愛い」って。


不思議ですね、今回は「美味しかったあ」

オレンジみんな食べてくれました。

お魚も美味しかったね。

ただ私は、骨抜き魚という食材が気に入らんと思っているのですが・・・

これも時代ですかね。

みんな、お魚には骨があるんですよ~。


子供の好き嫌いを作らない責任を感じています。

今日もCacoばあは、子供たちに何でも食べられる魔法をかけるのです。

たくさんのハッピーを戴き、

たくさんの経験をさせて戴いているから。


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晩ご飯と一日の終わりに

2012-07-22 23:33:33 | 



お昼間がっつりご飯ものを戴くのです。

だから夜は野菜たっぷりのこんなワンプレートのみで、

ご飯は戴きません。


野菜の切り方で咀嚼回数が増えるように。

いろんな食感を取り入れ脳に刺激があるよう意識しています。

野菜の甘みと香りのみで調味、調理はシンプル。


この日はお魚の照り焼きを添えました。





ほとんど同じ材料だけど調理法で変化をつけて、本日のワンプレート。

ポークビーンズ風を一品添えました。


今日は少し寒かったので

ソテーした茄子をお出汁で煮てとろみをつけました。


調理も調味もシンプルにすると毎日が楽だし、

素材の本来の良さを引き出すことを考えるようになります。

条件が変わりシンプルと向かい合うと

今まで使っていなかった別の回路が動き出すような気がするのです。


この調子で夫の高血圧を克服できるといいなと思いますが、

あとは運動なんだな。

私自身は健康の為、夜遅く駅から40分かけて自宅まで歩いたりします。

さすがに途中、膝がきついなあと。

あと暗い夜道に口裂け女とか出てきたらどうしようか・・・とか。

なんとか早歩きで耐えてしまうのは・・・ちょっとMなんですなあ、たぶん。


途中水分補給しながらもう汗だくですが、

帰宅し最初のシャワーのひと浴びがなんて清々しく気持ちの良いものだと・・・

こんな瞬間に一日の終わりのありがたさを痛感するようになりました。


感謝しています・・・よく口では言っていましたが、

今は心の底から感じることができて幸せです。

私のなかで幸せの価値が変化し始めたようです。


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どこでもドア! ハワイ編

2012-07-17 22:14:44 | 



プルメリアが満開なんです。

朝起きるとリビングに甘い香りが漂っていて






そんな香りのなか夕方になると

ますますハワイがいいと思う。


ハワイは朝から夜まで時間によっていろんな顔がありますね。

朝は鳥の声で目覚めた瞬間、あの清々しい空気感。

ビーサンはいて海へ早く出たくなるあのワクワク感。

砂の上、熱ぅ。

ビーチサイドでロミロミマッサージお願いします♪ 


ハワイの夜はやっぱりプライムリブとハワイアンカクテル。

夜風に吹かれ~ららら、お買いもの♪ お買いもの♪

夜のスーパーマーケットは楽しいね。

私はアメリカのスーパーマーケットが大好き!


嗚呼~神様ありがとう。

私はちょっとおバカだけど想像力だけは豊かかもしれません。

今日もタダでハワイへ行くことができました、あーめん。





ハワイには日系の友人がいて

地元のパーティにはよくお邪魔しました。


巻き寿司やいなり寿司、野菜の煮物、

まぐろのお刺身(ポキ)、スペアリブは絶品。

それと私がお気に入りだったのが「ポルトガルソーセージスープ」です。


初めての時ハワイの友人から「これはポティギソーセージスープよ」と。。。

ポティギ???

ポルトガルの発音がポティギと聴こえるのです。

ピリッと辛いソーセージがカレー風味のスープに入っています。


ハワイはもともとポルトガルの移民の方が多かったので

ポルトガル料理の影響をすごく受けています。

みんなが大好きなマラサダだってそうですね。


お部屋にプルメリアも咲いていることだし・・・





天然酵母で焼いてみました。ハワイアンスウィートブレッドです。

ちょっと小ぶり?

もっと大きく膨らむかしら。





中はふわふわ。

ほんのり甘くて、いくらでも食べられちゃう!


ハワイのスーパーマーケットにドカドカと置いてあって

周りにいる人達の肌からふわっとココナッツの匂いがしたり、

交わす言葉にハワイアンスピリッツを感じたり、

ああ、ハワイに住んだら毎日食べられるって・・・???

そんな五感が残っているから

こんなパンひとつでもハワイなのです。


インターネットの情報でなんでも引き出せる時代だけど

平べったい情報でリアリズムに欠ける。

もしかしたら嘘情報かもしれない?

実際にその土地を歩き得た情報には街の匂いや人との出会い、五感とともに

どんどん活性化します。


デジタルの時代だからこそアナログが光る。

自分の足を使って

嗚呼~生きてるって感じながら情報を積み重ねていくと

リアリズムのある情報は色褪せず

どこでもドアーって叫べば???

引き出す時には五感が一緒に蘇る。


もしかしたらドラえもんの「どこでもドア」を手に入れられるかもしれませんよ・・・

嘘だけど。



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まずは家族から

2012-07-15 20:01:47 | 



わが家ではお休みの日の食事はなるべくお昼のランチをしっかりと食べます。

以前はこんな感じで、

小ぶりのコロッケなんか添えてありました。

ほうれん草を卵で巻いたのは、学生の時家族によく作ってあげたお弁当のおかずです。

キンピラを添えたり。

おにぎりにはしそわかめだったり。


が、わが家では最近メニューが変わりました。

高血圧改善メニューで揚げものが食卓から消えました。


ずっとタバコを吸いお酒を浴びていた夫の生活は高血圧まっしぐら。

寝る時に時々、呼吸が止まっていました。

就寝時の無呼吸症候群です。

二年前にタバコをやめましたが、

未だに夢の中でタバコを買いそうになるそうです。


高血圧に悩む人多いですね。

一緒に勉強しましょ。





お肉を減らしたので

良性たんぱく質の豆類、海藻類をよくとります。


ちなみに豆類のなかでも

ひよこ豆(ガルバンゾ)はカリウムがたっぷりなので高血圧対策にはいいですよ。





切干大根とか。

なるべくこういう煮物には干しシイタケを加えます。

シイタケは欠かせません。


でも和食の煮物も気をつけなければ塩分は結構高い。

ナトリウムを排出してくれる緑の葉野菜との組み合わせや、

トマトのリコピンたっぷりのイタリアンにしてみたり。

いろんな国の料理のいいとこ取りをして愉しむようにしています。


トマトが赤く熟すと医者が青くなるといわれるほど

トマトを食べていると医者いらずです。

ハーブ類もよく使います。

ローズマリーなんかはいいですよ。





収穫したものを乾燥して保存しておきます。

ちょっと甘いものが欲しい時はクッキーを作ったりしますが、

バターは使わず上質のなたね油とこのローズマリーを使って焼きます。


お肉はほとんど食べませんが

筋肉もつけないといけないので豚肉は少々。

が、ここにきて牛さんが食べたいらしく。。。





脂身のないモモの部分で、

塩こしょうだけでソースはなしだけど、

ホースラディッシュ(西洋わさび)を添えたら美味しく戴けます。

ホースラディッシュはチューブで売っています。


お肉は常温にしてから

フライパンの強火で表面を焼きつけた後、

蓋をして余熱で火を通すかもしくは、

アルミ箔で覆っておくと中が綺麗なロゼ色で、

モモ肉でも軟らかくジューシーに戴けます。


野菜はすべて下ゆでで温野菜にします。

ほうれん草、さつまいも、じゃがいも、オクラ、レンコン、さやいんげん、

エリンギは油なしのフライパンで焼き目をつけるだけ。

生野菜で使用するのはトマト、豆苗だけです。


お野菜の種類はなるべくたくさん。

オリーブオイル、寿司酢、お醤油ほんの少しを合わせたドレッシングをほんの少しだけかけて。


お肉の倍の量のお野菜をいただきます。

こういうお肉のメニューはランチにしたら、

夜は軽めに。



<本日の高血圧の治療を強く意識した食材>

ほうれん草、エリンギ、


<食べ合わせ効果>

オクラ+牛肉 → 夏バテ予防


<もう少し食べ合わせ効果を狙えば良かった組み合わせ>

さつまいも+(りんごを使っていれば・・・)→ 動脈硬化予防


ちなみに私が今回使用した、豆苗(トウミョウ)ですが、

ビタミンCたっぷりです。





スーパーで1パック98円くらいだけど

使用したあとこうやって再度水につけておくと(右はねぎ)





再度、ぼーぼー、あは。

嬉しさ2倍やね。毎日お水変えますよ。


まずは家族から。

家族も守れない人に成功はないですね、きっと。

夫よ、痩せましょ!


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エメラルドグリーンの思い出

2012-07-13 23:44:44 | ふと思うこと
子供の頃、私がよく出かけた島があります。

山口県の柳井港というところから船に乗ります。

波に揺られることに慣れていないので、

途中・・・ゲボっ・・・

両親に背中をさすってもらいながら

「あとなんぷんでしょうか・・ゲボッ」

それでも行きたい小さなちいさな島。

祝島(いわいしま)。

緑とか青が幾重にも果てしなく続くエメラルドグリーンの島でした。

私の父が生まれ育った島です。

上関原発で映画化もされ有名になってしまいました。


水着で浮き輪とバケツを持ち海に出ると

岩のあちらこちらに張付いている物体。。。

トコブシです。

さっと削り取らないと、瞬時に岩にはりついてしまうトコブシとの闘い。

昔はバケツいっぱいでした。今はどうかなあ。


祖父母の待つ家の途中にちいさな駄菓子屋さんがあって

まず母がここでバテます。

Caco「はよ帰らんとおばあちゃんが待ってるんやで」

母「なんでこんな田舎の息子と結婚したんや。まだ次男で良かったわ」

Caco「ジナンで良かったってどういうこと?」

母「(慌てて)ちゃうちゃう! お父さんは、痔なん・・です??」


祖父母の待つ家に帰ると日が暮れるまでにやっておかなければならないことがあります。

トイレです。

これが外にあるんだな。いろんな意味で怖い。

都会育ちの母が田舎へ帰り話す言葉はただひとつ「もういやや」

これが口癖になっていたようです。

トイレに入ると「絶対にはまったらあかんで。足下よう見いよ」

Caco「わ、あかん。臭っさ。誰のうんこや。ものごっつい量やで」

母「牛や、この家にはモーモー牛がおるねん」

父の家では牛は飼っていませんでした。

今から思えば、たぶん祖母のことだと思います。


お風呂は五右衛門風呂といって

まあるい鉄の窯でした。

丸い木が浮いているのでその上に足をのせ上手に沈めながら入らないとアチチです。


外で薪をくべてくれていた祖母に母は

母「お義母さん、もうちょうどいいお湯なんで結構ですから」

祖母「遠慮なんかしんさんな。しっかり温まって浸かりンさい」

母「本当にちょうどいいですからあ





朝起きると祖母が「おくどさん」でご飯を炊いてくれます。

パチッ、パチッと台所で何かがはじける音と匂いを今でも覚えています。

おくどさんに使用する薪です。

薪の香りがするなか朝ごはん。

お味噌汁にはわかめと生みたてのたまごがぼっとん。

この麦みそのお味噌汁と白いご飯が本当に美味しかった。

この時ばかりはさすがの私も

母に「ノリタマ」とは言わなかったそうです。


私が今でも麦味噌が好きなのは

こういう小さい頃の美味しい記憶が残っているのだと思います。


神戸に帰った時に子供の頃の写真を見ていて

やけに厳島神社の宮島をバックにした写真がたくさん。

岩国の錦帯橋での写真なんかもありました。

祝島の帰りに立ち寄るお決まりのコースだったらしいです。


子供の頃、身体が弱く呼吸器に問題があったので肩で息をしていた私。

体育の時間はドクターストップで見学も多かった。

それでも元気にみんなと遊んで暮らせてまずはひとつの夢を果たせたのも

もしかしたらあのエメラルドグリーンの島へ行き、

帰りに立ち寄る、あの海に浮かぶ神様のおかげかもしれません。


祝島、原発とは無縁であってほしい。

原発とは無縁の日本国であってほしいです。


あの3.11の日のこと、忘れずに心に刻む。

かすんだらまた刻む。

私達が失ったたくさんの命に失礼がないように。


あの日に発信したひとりひとりの優しい心は日本人の誇りです。


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はじめの第一歩

2012-07-11 13:52:37 | ふと思うこと
気がつくと森のずっと奥深くへ走っていき、

空を仰ぎ、すー、すーって・・・深呼吸で必死になっていました。

そんなに頑張って呼吸しなくても。。。


一歩も動けなくなっているもう一人の自分を懸命に励ましてきましたが、

呼吸をする場所が違ってきたのかもしれません。


食関係の学校を卒業しフード業界へフリーで営業し、

いきなり大手グループのお仕事を任されとてもラッキーをしてきました。

NTTレゾナントさまのgooの週末レシピもありがたいお仕事でした。

仕事はとんとん拍子で面白いくらい営業が成功したのも事実です。

が、ここにきて、ちょっと苦しくなりました。


上澄みの澄みきった水でちゃぷちゃぷしていて

この世界を支えている土台でうずまく世界を知っていますみたいな顔をして

本当は何も知らずに走って来たのだと思います。

上澄みの澄みきった水には

私が呼吸する為の酸素は残されていないようです。

我ながらずいぶん薄っぺらな感じがしました。


もう一度、この世界を支える土台へ参入し、

全体をかき混ぜ、酸素を取り入れ、

良い呼吸がしてみたくなりました。


先日、ハローワークへ行ってきました。

ハローワークは以前、早期退職優遇制度でJALを退社した時に

失業保険を戴きに来たくらいです。


何年ぶりに履歴書を書いたかな。

若い人は良いね。

歳をとると履歴書の写真はきついあるよ。PUッ!ブサイクなんやで。

週3日パートで働くことにしました。


先週から保育園で、給食を作っています。

夜の時間帯の仕事で、一人きりで全てやります。

夕食の時間帯は乳幼児約10人分くらいです。


その他、食器を洗い、キッチンを掃除、最後に日誌をつけて帰宅です。

私は子供がいないので離乳食の本を買ってきて猛勉強しました。

これからいろんな方に相談にのって戴き教えて戴くつもりです。


初日だけAさんという70過ぎの方がインストラクターでついてくださいました。

とても優しい方で、25年もこの保育園へ通っていらっしゃるとのこと。

いろんな意味で深く感動しました。


2回目はインストラクターなしで一人スタート。

食事は問題なく出せたものの・・・

最後に夕食の食器がごそーっと返ってきたり、

嗚呼~「哺乳瓶の煮沸」とか、

GOD~~~!

定時に帰れず、とほ。


早朝時間が空いているので

老人介護福祉施設でも働かせて戴く予定です。

痩せるよ、わたし!


日本で今なにが起こっているのか

そこにどういう人達がいて

どんな心で生きているのか。

人を癒すとはどういうことなのか?

学ばせてください。


全部一度捨てます。

整理して空いた場所に私なりの新たな価値を置いてみるつもりです。



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心に届けるもの

2012-07-08 18:04:14 | 仕事
昨日、山梨学院大学で講義をしました。


扉が開いて中に入るとたくさんの生徒さんと階段教室。


階段教室はなつかしい。

私が学生の時は教授が背を向けた瞬間にさっと身をかがめ

カニ歩きで脱出! この階段教室の脱出は結構スクワット状態でハードだった。


おかげで出席日数が足らずフランス語は・・・

追試だったあ~・・あはは、でも大丈夫~ギリギリ卒業!おめでとう~OK~ 


その私がgooの特集でフランスの取材をして記事を書いたり、

フランスを題材に大学で講義をするなんて・・・

人は変わるものですね。


講義中、話をしながらなるべく気をつけたいと思うのは

全員の顔を見ながらということ。

階段教室では比較的全員が視界に入ってくるのですが

人というのは不思議なもので反応よくうなづいてくれる人に

どうしても視線がいってしまうものなのです。

たくさんの情報と思いが伝わっているといいのですが。


イベントでの講師や大学で時々講義をするようになってから

ふと考えるようになりました。

講義中、生徒さんとの間にある距離。


イベントではこの距離を計るツールとしてアンケートがあったりするわけですが、

このアンケート。

レストランでもそうですが、

食べている時にあまり真意はわからない。

店の外に出でドアを閉めしばらく経つと、

さっきまでまた来ようと思っていたけど、コロっと気が変わっていたりする。

だからイベント直後、その場で書かされるアンケートって

あまり生きたマーケティングとは言えないと思っています。


終わった後の生徒と交わすコミュニケーションこそがベストだと。


「講義内容」と「生徒とハートでつながる」

学校の先生はどちらをプライオリティに授業をしようかとか、

いろんなことで悩まれるのだろうなあ。


90分の講義終了。

時間ぴったりでした。


みなさま本当にありがとうございました。

インターネットの情報ではなく

海外へどんどん出て生きた情報を自分のものとしてください。

そして日本女性のDNAに必ずある「紡ぐ」。

これは器用で繊細な日本人女性に与えられた宝です。

インプットしたものと自分のなかにあるたくさんの情報、

金糸、銀糸と合わせ紡ぐように素敵なものをアウトプットしてほしい。

生きた情報があればあるほどアウトプットが楽しくなるものです。

そんなメッセージが心に届いていたら嬉しいです。


山梨学院大学にご縁をつないでくださった

友人の折居由加さん。

ありがとうございました。

由加さんには本当に感謝しています。





電車の窓からこんな風景に・・・うと・・・うとうと・・・

ZZZ・・・

なんて長閑なのでしょう。


山梨からの帰り、

武庫川女子大の生徒から「Cacoさんの講義がまた聴きたいです」

嬉しい・・・

そんな一言に胸がじーんとするお年頃になったようです。

武庫川女子大での講義は来年2月に予定しています 


みんなの心に届けるものは何なのか?

ハートでつながる講義に挑戦してみようと思っています。



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カクテルストーリー

2012-07-04 17:47:47 | 
フィリピンの小さな村にピニャンという女の子がいました。

妖精と遊ぶちょっと不思議な子だったようです。

母と二人暮らしのピニャン。

ある日、お母さんの体調が悪くなり、

ピニャンがご飯を作ることに。

でもピニャンはお料理のことはなにも教わってこなかったので

お母さんに、あれはどこ? これはどうするの?・・・


ついに体調の悪いお母さんは

「本当に役立たずな子だ。お前には目を100個つけないとだめだね」

その時、どこからか声が聴こえてきました。

「それではその願いを叶えてあげましょう」

びっくりしたお母さんはピニャンを呼びますが返事がありません。

庭に飛び出したお母さんがそこで目にしたものは・・・


見慣れない木に実がなっていて、

その実は100の目がついているように見えました。

パイナップル。

このパイナップルをピニャンの愛称「ピーニャ」と呼ぶようになったそうです。





あるバーテンダーがホテルのパーティ用にカクテルを作る予定でした。

ヤシの実をくりぬいてそこへ、ココナッツジュース、ラム、ココナッツミルクを入れた

ココ・ロコ。

ある日、ココナッツカッター組合のストライキのため

ヤシの実が手に入らなくなってしまったのです。

バーテンダーは悩んだ挙句、ヤシの実の代わりに

パイナップルをくりぬいてココ・ロコを入れました。

パイナップルの器からその香りがココ・ロコとミクスチャー。

こんな窮地で誕生したのが「ピニャコラーダ」だそうです。





カリブ海へ行くと欠かせないカクテル、ピニャコラーダ。

バハマの海によく似合うのです。

東南アジアでもポピュラーですね。


カクテルは華やかな飲み物。

美しい色、味を表面のイメージだけで愉しむよりも

もっと深くストーリーを知れば

1杯のカクテルで心豊かになれそうですね。

私は最近お酒をそんな風に味わうのが好きになりました。


人気のスコッチも本来は胃の痛みを和らげるための薬でした。

また寒さから守ってくれるためのもの。

ピート、花、ハチミツ、天然の水・・・

全てこの自然界のものだけでできるのがお酒です。


お酒は人をメンテナンスするものとしてこの世に誕生しました。

程よい・・・なんでもバランスですね。

張りつめた日常の軌道修正として使う人もいれば

知的生活を活性化するアイテムとして使う人も。

程よいという感覚をマスターしたいものです。



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