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授乳中のママの為のアビヤンガ

2021-02-22 22:42:33 | アーユルヴェーダ
授乳中の方のアビヤンガもお受けしています。

当サロンでは授乳中の方への施術に薬草オイルは使用致しません。

白いごま油を100℃まで温めるキュアリングという高温処理をしたものを使わせていただいています。

ごま油はとても滋養の高いオイルで

高温処理をすることで胡麻油本来の成分のなかのひとつがセサモールという成分に変化します。

抗酸化作用がいっそう高くなり数々の効能が期待できるオイルです。

・母乳の出が良くなる。
・免疫力を高め、体力をつける。
・肌コンディションを整えてくれる。
・記憶力を良くする。

アーユルヴェーダでは時間の経過したものを口にしない方がいいとしているのですが、

もし不安要素があるようであればアビヤンガ前に母乳を冷凍保存することをお薦めします。

「不安」を抱えてのアビヤンガは逆効果です。




授乳中のママと赤ちゃんの為のオーガニックのハーブティをご用意しています。


LEBENSBAUM【レーベンスバウム】/ドイツ

取得認証  EUビオ認証、有機JAS

成分・原材料 有機アニス、有機フェンネル、有機レモンバーム、有機キャラウェイ、有機カモミール、有機タイム

やわらかくカモミールが香る感じがすごく美味しいです。

赤ちゃんも安心して飲めるブレンドになっています。


産後のアビヤンガはすごいです。

体の中に残った老廃物を綺麗にすっきりです。

授乳中のママ、スウェダナ(ハーブスティームサウナ)でものすごい発汗。

その後、体がかるかるだったとのことです。


保育園で4年間0~3才までの給食、保育補助に携わってきました。

特に0才のこれから始まる離乳食や成長過程での不安なことあると思います。

充分にアドバイスができますので不安なことを含めいろいろお話しください。


出産ではヴァータに偏りが起こります。

バランスを取り戻してみてください。


 
古民家をフルリフォームした平屋の一軒家。
アーユルヴェーダサロン 
August Healing ダーディマです。
www.dadima.jp 

やる気と毒素

2021-02-17 10:10:33 | アーユルヴェーダ
やる気が出ない、何もしたくない、何となく胃が重い。。。

いよいよそんな症状に悩まされる方がちらほら。

サロンでは本格的にカパの乱れについてのお話をさせて戴くことが増えてきました。

カパについては「冷たい月とカパ」でもお伝えしました。

寒い季節はカパの乱れを作りやすく、

春に向けてのケアがとても大事な季節なのです。

運動不足で筋肉を使うことが少なく、

代謝が悪くなるとカパの乱れ、身体の中に怠惰感のエネルギーを溜めてしまうことになります。

体に毒素が溜まり、ガスの発生も。

毒素とガスの関係は様々あります。


先日のお客様は運動不足という方ではなく体も動かすお仕事をされている方でした。

便秘もないのに、「ガスが溜まるんです、どうしたらいい?」というご相談。

カウンセリングが続き、その症状の原因がわかりました。

ギーとはちみつ。

夜に温めたミルクにギーと蜂蜜を加えて飲んでいたそうです。

アーユルヴェーダでは蜂蜜と同量のギーの組み合わせはNGです。

そして蜂蜜に熱を加えるとアーマ(毒素)が溜まると云われており、蜂蜜は非加熱のものを推奨しています。

これは蜂蜜に熱を加えることでAGEs(老化を進める物質)が発生するということからきます。

体に毒素を溜め、この毒素はガスを発生させてしまいます。

そして溜まった毒素は「やる気」を失ってしまう原因のひとつにもなります。

ガス抜き!です。


★大さじ1のクミンシードを乾煎りしてお湯を500ccくらい加え煎じます。

飛び散るので気を付けてください。

必ずお湯です。(スパイスは熱したものと出合って効能を出してくれます)

香りの良い綺麗な琥珀色になるので、これをお茶として飲むと体に溜まったガスとさよならできます★


アーユルヴェーダではやってはいけない食べ合わせというのが数多くあります。

知っていればコントロールできるのですが、

知らないでいるとついついやってしまうことも。


この時期に特にやめた方がいいのは

乳製品と酸っぱいフルーツ。乳製品と塩味の組み合わせもNGです。

乳製品との悪い食べあわせをしてしまうと、

暖かくなるころ、鼻づまりに悩まされることも。

私の場合、この組み合わせに気を付けるようになって症状から脱出できました。


自分の体質を知って、自分の体、季節、土地に合ったもの、

子供の頃から食べ慣れたものにも焦点をあててカウンセリングをしています。

最近「やる気が出なくて」そんな人は

食べ合わせが体に毒素を溜め、ガスを作ってしまうということを意識することが大事です。


この春怠惰感に悩まされることなく「やる気」いっぱいで

新しいスタートをしたいですね。

それではやる気満々でサロンへ行って来ます



 
古民家をフルリフォームした平屋の一軒家。
アーユルヴェーダサロン 
August Healing ダーディマです。
www.dadima.jp 




ガンドゥーシャ

2021-02-03 00:44:50 | アーユルヴェーダ
新型コロナウイルス予防対策としてアーユルヴェーダの「ガンドゥーシャ」を取り入れています。

大さじ1ほどの白いごま油を口に含むオイルうがいのことです。


アーユルヴェーダはWHOに承認されている代替医療。

アーユルヴェーダ経典のディナチャリア(日々の習慣)には

5000年以上も前から今に伝えられる必然の方法が記載されています。


口の中にある菌を口腔内フローラが調整しています。

菌が増えてくると白い舌苔という症状で現れますが、

オイルを口に含むことで菌と結合し洗い流すための手助けをしてくれるのです。

粘膜からオイルが浸潤することにより、あらゆる機能に柔軟性がでてきます。

特に咀嚼筋に柔軟性が出てくることで脳への伝達が良くなり

嚥下機能が活性化することで誤嚥などの予防になるわけです。

最近は柔らかい食べ物が多いので、知らないうちに嚥下機能の低下が進んでおり、

この誤嚥は高齢になるほど深刻な問題です。

ぜひトライしてみてください。

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<私の実践しているガンドゥーシャ(オイルでうがい)の方法>

使用するオイル:冬はごま油(透明の太白ごま油です)
       :夏はココナッツオイルやオリーブオイルもいいです。
        特にオリーブオイルは免疫機能ではものすごく優秀なオイルです。

・大さじ1(15㏄)のオイルを口に含む。
・口の中全体にいきわたらせたらじっとそのまま静止。上を向いてガラガラはしません。
・だんだん唾液が出てきて乳化が始まる→含んだオイルにさらさら感が出てくる。
・口の中がいっぱいになったらビニール袋に吐き出す。
・ぬるま湯を口に含み洗い流したらすンごくさっぱりします。

 ※絶対に飲み込みません。落ち着きのない人はやめた方がいいと思います
 (飲みこんでしまった場合はどうにもこうにもならず、自動的に食道通過であります
  きっと気持ち悪くなると思いますが、自己責任でお願いいたします


<ガンドゥーシャの期待できる効果>

・お口の中の細菌を浄化するため口臭予防に加え味覚が良くなります。

・舌苔などに効果が期待できます。

・咀嚼筋に柔軟性がでて、小顔に、誤嚥予防に。

・唇が潤い、声もよくなります。


<禁忌>以下の症状の時にはしません。

ピッタ(火のエネルギー)の乱れによる症状悪化となるためです。

・結膜炎のある時。

・熱がある時。

・口内炎のある時。

※小さなお子さんやお酒を飲んでいる人は間違って

飲んでしまうので薦めません。


歯磨きをしてお口の中を清潔にした後にガンドゥーシャです。

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新型コロナウイルスのエンベロープ(表面構造)は脂溶性とのこと。

もしかしたら潜んでいるかもしれないと考えるなら、

同じ性質のものでうがいをすることで洗浄効果を期待したいところです。


コロナ禍で何かお役に立てないだろうかと。

サロンでは3月いっぱいまでご希望のお客様へ無料でレクチャーいたします。

セラピストとしてはガンドゥーシャを通して

アーユルヴェーダをもっと知って戴ければと思います。





 
古民家をフルリフォームした平屋の隠れ家。
アーユルヴェーダサロン 
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