Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

プラムの宝石

2014-01-31 22:43:47 | gooグルメ週末レシピ 



昨年の梅シロップ、最後の瓶。

ディスプレー用としてキッチンに。





上部の梅は黄色く、下の梅は青い。

黄色い部分がとても気になっていて、

途中何度かあけて食べようかなとか迷ったけど

もうちょっと置いたらどうなるか、もうちょっとと言いながら。。。





ついに先日取り出した一粒。

宝石みたいだ 


子供の頃は、まあるいブドウを

指にのせて指輪のようにしてみたり、

鏡の前でイヤリングみたいにしてみたり、

隠れ不思議ちゃんの行動は数々。


いい歳をして・・・不思議ちゃん再発。

眉間にあるホクロは運がいいらしい。

で・・・デカ! 運気上昇中。ただいま運気上昇中。 


お湯を注いでほっと梅ジュースにしようかと思ったけど

やっぱり先にフレッシュを食べてみたい。


なかはどうなっているのか、フォークでそっと。。。





お口の中、プラムの宝石でキラキラや。

ちょっと季節外れのご褒美のような。

で、何のご褒美? ご褒美って何をしたの?


図々しさ更新中であります。



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直火焼きマフィン

2014-01-26 14:28:44 | 
静かな住宅街のなか、

ああ、あの店のアレが食べたい。

ワクワクと足早に・・・

あった!と見つけたら休みだった。

こんなボケをかますのはいつものことであった。


で、そのお店に噂の美味しいマフィンがあって、

それをどうしても食べてみたかったのであります。


そのマフィンは

素朴でありながらもっちり食感らしい。

上下は焦ンがりと直火な焼き目がついており、

イングリッシュマフィンとは違う

妙な高さ加減が、JAPAN!て感じらしい。

この手のマフィンの元祖らしい気配。


で、いつの間にか移転し、

長い時の経過とともに立地も含め少し情熱が冷めてしまった。


ふと、思い出し

似たようなのを焼いてみようかと。

以前に教えて戴いたレシピがとても似ていたので

ベーカーズパーセントってやつを少し変更し、

直火焼きマフィンに挑戦してみました。


フライパンで焼くの。

目の前でふっくらするのを

ひっくり返してみたり。

焼き方はあれこれ奮闘しながらなんとか。





なんと、もっちりした食感で、

ちょっとおデブ感のある野暮ったさがなんかとても頼もしくもあり、

おやきの親戚のようなルックス。

おお、プリミティブ!


で、あそこのあのマフィン、みたいなのを作ろう!って思うとき、

私の場合、大体のイメージを焼き付けたら

「あそこのあのマフィン」は一度リセットします。

もっちり、高さのある、バターを使わない、

興味のあるキーワードだけを拾ったら、

あとは自分が今まで焼いた経験値を使って自分流。

あそこのあのマフィンと「そっくり」に仕上げることに

私の場合、あまり必要性を感じていません。


私の食生活にまたひとつ美味しいかたちが仲間入りしました。

ただ、忘れてはいけないのはオリジナルに敬意を表すということ。

これは大事ですね。



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めでたい予感

2014-01-25 00:17:07 | 
料理の「手間」

手間をかけた分必ず応えてくれる。

最初の下ごしらえの段階で差が出ます。





下ごしらえに時間をかけた切り干し大根。

家族には正しいエネルギーのあるものを食べてもらいたい。

料理は心や!ていうおっちゃんいてはったけど、

あれは本当やと思う。





出来上がると姫皿にしてひとり試食会。って、つまみ食い。

レンコンの金平。。。薄いのにシャキシャキ。

これも下ごしらえのひと手間によるもの。


この瞬間がたまらなくキラキラするのは

食材の思いに応えることができたから。





お赤飯?

何かおめでたいことでも?


いえいえ私はいつもおめでたいんですが、

なんかね、予感がするんです。

何かとっても飛び上がるくらい嬉しいことがやってきそう。

先に食べて待ちぶせしちゃおうと思いまして 


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覚悟を決める

2014-01-17 23:33:44 | ふと思うこと



この街の女性たちは

サラダをたくさん食べる、

ウサギみたいに野菜をたくさん食べる。 


口をそっと開いたところへ

フォークをさっと運び閉じてゆっくりすーっと引く。


さっと頭を下げ、上げるときにゆっくりと、

そんなお手本のようなお辞儀にちょっと似てるかもしれない。

この街の女性はフォーク使い?食事中の所作が世界一美しい。


老舗デパートの裏手で長年家族経営するサラダランチが美味しい店。

また会ってみたいと思うほど綺麗な人がいて、

この街であんな風に暮らしたいなあと、ふと憧れ。





この国の人はウサギを食べる。

とても美味しそうにウサギを食べる。


もし私が憧れだけの勇み足でこの街で生活を始めていたら

きっと孤独に押し潰されそうになりながら、

美しい満月を観てはきっとこういう。

「みんなが食べるから、だから月にウサギが逃げたんだよ。ちッ。

そもそもウサギを食べるなんて・・・ぶほ」

本当はウサギをワインで美味しく戴くような生活の予定だったはずが

ふわふわ地に足のつかないまま

自分の中にいつの間にかこの国の矛盾を創り上げてしまう。





ついさっきまで孤独を感じていたはずが

この街でやっぱり暮らそうと強い決断をする日がくるかもしれない。

女性が新しいことを始めるとき、動機は少し不純だったりすることがある。


それでも、もしこの覚悟を決めたらなんと全能なこと。

多少の矛盾は強かなスパイスになり、

よしこの土地の人になる!と決めた日は





市場でウサギの皮を剥いでもらい、

新鮮なウサギの煮込み料理を夕食のために調理し

テーブルフラワーを飾り、

ランチのお店で見かけた綺麗な女性の食べ方を思い出し真似てみる。


この街の女性のつけている香りとかメイクだとか思い出しながら

ドレッサーの前でえらく時間をかけ、

メイク、ファッションが日々変わりはじめ

もしかしたら骨格そのものさえ変化していくのかもしれない。


そういえば、外国エアラインクルー。

一人だけの日本人クルーを見かけます。

メイクからしてすでに日本人離れしまるで外国人のように、しかも大人っぽい。


外国エアラインは毎年契約更新する場合も多い。

生活のベースはたいてい海外。

日本のエアラインのように守られていないから

自立していないと生き残れないのです。


彼女たちのメイクが違うのは染まっているのではなく

メイクはあくまでも手段のひとつ。

覚悟ひとつでその国の人から受け入れられた自信の表れなのでしょう。


意識ひとつで

変わるのですね、何もかもが。

覚悟を決めるって最強です。


昨夜の夢で憧れの街へ行っていました。



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冬の台所

2014-01-11 00:28:07 | 
私のキッチンは白の洋風です。

無いものねだりなのか

「台所」というような言葉が似合うような

日本の昔ながらのデザインにも憧れる。

大好きだった向田邦子さんがそっと立っていそうな台所。


おくどさんとか本当に欲しいなあ。

薪で炊いたご飯は本当に美味しい。

そんなご飯の美味しさを子供の頃から祖母の家で味わっているから

電子炊飯器で炊いたご飯は食べない。

だからわが家にはそれがありません。

結婚したときからご飯はずっと土鍋で炊いています。


先日、美味しそうな白菜が大安売り。

2玉縄でしばられて売ってました。

迷わずお買い上げ。


家に帰るや否や片手に包丁。

白菜に包丁を入れる時は己の気を強く持たなければいけない。

足を肩幅に開き、下っ腹に力を入れ、無我の境地へ

縦に包丁を入れ下までハッ!と気合で降ろすとザ、ザ、ザクッ!

うぅ、ぶるぶる、快ッ感ッ!


梅干用のザルにばばばーっと1/4カットの白菜を並べ2~3時間天日干し。

こうするとあの真っ白な芯のところに甘味が増すのです。


ポリバケツにビニールを敷いて

塩、白菜、鷹の爪&昆布・・・

これを交互に積み上げていく。

ぎゅッ、ぎゅッてウェットに引き締まる音と同時に、

塩に反応した白菜の断面から

冬の匂いがする。

いつもきれいに水拭きをした台所の床の上に置いていある漬物樽。

かすかに感じる実家の冬の台所の匂い。





5日目、蓋を開けると

満足感でいっぱい。


私は実はあまりご飯を食べません。

どちらかというとパン好きです。


が、これがあるだけで

ご飯は本当に美味しいんだなあって思います。

土鍋で炊いたかぎ穴のある銀飯なら最高です。


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ゼログラビティ

2014-01-08 17:38:57 | 暮らし
昨年末にゼログラビティを観てきました。

D-BOXシート(振動するシート)&3Dで臨場感たっぷりでした。


ふと、一息ついた時に・・

スクリーンに合わせて振動するシートに座り暗闇で3Dメガネをかけている自分を

俯瞰でみるに心なしか進化の波に流された自分の姿。

想像して笑っちゃった。


スクリーンの中は静かな宇宙。

そこへ突然サンドラブロックが一刻一秒を争うなどの連続だったり、

やはりこの映画はアメリカ映画だと意識して楽しむにはとても良いと思う。


もしこの映画がフランス映画だとしたらどんな感じだろ。

宇宙のなかに存在する自分自身を「異邦人」とする表現を

不条理に触れたような・・・

ん~、どんな切り口のある宇宙が表現されたかな。


あの「最強のふたり」がハリウッドリメイクされるとのこと。

どんな映画になるのか愉しみです。



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ついに・・・

2014-01-06 22:10:44 | 暮らし
ついに・・・

風邪をあまくみて声が全く出なくなってしまいました。


午前中にかかってくる電話は夫にお願いをして、

午後から外出。

が、お店でお釣りをもらいながら「ありがとうございます」

が言えず深々と頭を下げたり。

言葉で表現できない人には

やはりアイコンタクトがあると嬉しいですね。


お話できない人だと勘違いされたようで

にこにこ手話っぽく応対して戴いたり。

嬉しかったですよ。

日本には優しい人がたくさんいる。


もし耳が聴こえなかったとしたら

海の底にいるような静けさの中で

どんなだろう。。。


周りを見渡してみた。

日本人は表情筋の動きがまだまだ鈍いのかもね。

垂れるよ 


しかたない。

温かいものでも飲んで

もう少しおとなしくしていよう。


若い頃仕事中に急に声が出なくなり

急性声帯炎と診断されたことがあります。

あの時と全く同じ。

どうやら耳鼻咽喉科で抗炎症剤などを処方して戴くことになりそうです。


皆さまもお気を付けください。





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明けましておめでとうございます

2014-01-04 18:00:17 | 暮らし



明けました。

おめでとうございます。

元旦の夜から2日にかけてみる夢が初夢だということらしいですが、

素敵な初夢だったでしょうか。


私の初夢は乗り物に乗ったり空港にいたり、

日本円を入れたら外貨のおつりがばばばーって出てきたり

そりゃあもう愉快な初夢のなかで大笑いしていました。





新年の初ウォーキングで素晴らしい初日の出。

冴え冴えとした空気の中で温かく優しい静寂に包まれた感じでした。

いつもと変わらない光なのに

更に神秘に感じてしまうから人の脳は不思議な力をもっているなあと思います。


良い年にするぞー。

今年もたくさん学びたい、人として、女性として。

そんな機会を与えてくれる自分の運命に感謝し

自身の手で人生を創り上げていきたいと思う今日この頃であった 

PUッ





今年も人並みにお煮しめ、黒豆ことこと煮込み、

お芋裏ごし栗きんとん、美味しく戴くことができました。


お雑煮に結び三つ葉を入れるのを忘れ、

あわてて後から。


お煮しめとお雑煮に使うサトイモを今年は京都の海老芋にしてみたら

調理中はサトイモのようなぬめりがないのに仕上がりと食感は

お芋のねっとり感ですごく美味しかったです。


で、元旦の午後あたりからなんかちょっと変でした、そうなんです、

私は熱があっても気づかないところがあります。

だんだん体の節々が不思議ちゃんになってきていたのですが

それでもまだひどい肩こり程度だろうと。。。

ついに・・・3日目

38度を超える熱をだしていることに気づき、

病気ひとつしたことのないわたくしが・・・そ、そんなわけはない・・・

がどうやっても風邪であると判断し、仕方なくベッドの中でした。


退屈って苦手です。

何度も夫に「おーい、おーい」「あのう、すみません」と用もないのに声をかけてみたり、

本を読んだり、ツイッターでぶつぶつ言ってみたり。


今朝、最後の葛根湯を飲んで復ッ活!

朝食にお雑煮を、その後柚子ピールを作り始めました。

柚子が大豊作だったので

フルーツパン用にたくさん仕込みました。


身体が自由に動くって幸せなことですね。

そういえば病気はしないと言いましたが、

お正月に熱を出すのは初めてじゃないかも。

少し静かにしていなさいというメッセージでしょうか。

が、これから茶わん蒸し作ります


どなたのもとにも幸せと感じる時間がやってきますように。

未だ仮設住宅での生活を余儀なくされているみなさま

一日も早く温かい春がやってきますように。