Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

好奇心

2014-08-27 18:01:47 | ふと思うこと
caco「フードプランナーの萬年と申します」

名刺を交換しているところへ

上司の方がいらして

部下「(上司に)あ、こちらフードコーディネーターの萬田さんです」

caco「・・・」

誰やねん、それ。





撮影中に

caco「卵白で泡立てたメレンゲにチョコレートチップが入っているんです。

  クッキーよりは軽い感じですよ」

Aさん「美味しそうですね」

そこへ社長登場。

Aさん「あ、社長、今クッキー試食しています。

   すごく美味しいですよ」


クッキーとちゃう。

それに美味しいって、まだ食べてへんやろ。

食べたと・・・思い込んでるのか。


食べてもいないのに美味しいって、

どないやねん。


好奇心がないのか、

その場を適当に繕うこういう人に

悪意はない。

人に興味がないだけだ。


フリーで仕事をしているといつも思う。

大企業という看板に守られて仕事している時というのは

リスクに敏感で変化を好まないし

人への好奇心が薄い人が少なくない。

企業を辞めて初めて甘えに気づくようです。


私が一緒に仕事をさせて戴くとしたら

面接では全ての分野において学歴は一切問わない。

中退でバックパッカーで世界を渡り歩いた、みたいな

好奇心たっぷりのアグレッシブな人に、私の好奇心はわくわくするのです。



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せつない。。。

2014-08-26 19:38:44 | 
お盆を過ぎたばかりの頃、

太陽がまだぎらぎらしているのに

どこかせつなくなる。


大好きでもいつかお別れがあると思うと、

せつないという気持ちはこんな心の底から沸々してくる。





二年越しの梅ジュースがもうすぐお別れ。

この梅、美味しいんだよね。

今年に入り色んなことに挑戦しバタバタでした。

夏の疲れがとれるというか

身体のサビがとれるというか

クエン酸たっぷりです。





ジンジャーシロップの後に残るあの副産物のショウガ。

米酢を足しただけで、

夏の終わり・・・甘酢ショウガができていた。


ショウガが含んだ甘さが溶けだした米酢は

ドレッシングや寿司酢としても活用できます。

ミョウガを漬けてピクルスにもいいですね。


半分はセミドライジンジャーに仕上げているので

パンに入れて焼いたり。

ジンジャークッキーを焼いたり。


あ、もうこんな時間。お昼間の蝉しぐれから鈴虫の音色に。

ゆく夏を惜しむ時間ですね。

「あぁ、せつない。。。」という気持ちを思いっきり味わうちょっとMな時間です。

ごきげんよう、また明日。


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こころの鍵

2014-08-07 16:14:44 | 



ぐぁおー。

なんてね、

みんなで崩さないように食べられるかなあ。


夏のおやつは冷たいものやトゥルトゥルしたものが多いので

たまにこんなクッキータワーもきっと楽しい。





みんなで相談しながら

子供は日々いろんなことを考え、決断し、遊び、自立していきます。





この遊びの達人たちのクリエイティブな作業の段階で

親の価値観でコントロールしてしまうと

子供は自分の意見を言っても無駄だと自分自身に指令を出し、

本当の自分を心の奥深く閉じ込め頑丈な鍵をかけてしまう子がいます。


先日、映画「思い出のマーニー」を観てきました。

「私は、私が嫌い」・・・

そんな主人公杏奈の科白で始まります。

この後登場する不思議な少女マーニー、誰なのか? 


ストーリーの最後ではマーニーの正体が明かされますが、

私はこのマーニーの本当の正体は

杏奈が心の奥深く閉じ込め鍵をかけてしまったまま

出てこれないようになっていた本当の自分という存在だと理解して観ていました。

インナーチャイルドというそうです。


最近、母と娘の関係がうまくいかないという社会問題があって、

それぞれの立場のワークショップも開催されているようです。

私の周りでもこの母親との問題で悩む人が多いのです。

私自身もそうでした。


幼いころに親の価値観でコントロールされながら生きてしまうと、

自分の考えなどは通用しないものと決めて

本当の自分を心の奥深く閉じ込めたまま鍵をかけてしまっていたりするようです。


映画の主人公が自分のことを愛せないのも

心の扉の鍵がキーになっていたと思います。


杏奈がマーニーに「許す!」と叫ぶクライマックスシーン。

この「許す」という言葉こそがこの映画の要です。

杏奈の心の鍵が外れると同時に

解放が起こり、どんどん変化していくのです。


本当の自分を愛せない人が他人を愛することは難しい、

そんなテーマが込められていました。


この映画は主人公に自分を重ねて観ると

心の鍵に触れるかもしれませんよ。

人をコントロールしてしまう人は自分がコントロールされていたりします。


子供の頃にタイムスリップして愉しかったころの自分と出会うには

この暑い夏、とてもいい季節だと思います。

夏は愉しい遊びがいっぱいでした。


いつものように話はぐる~っと変わりますが、

日常生活ではどうしても好きになれない人っているものです。

私もうじゃうじゃいました。


が、少し観点を変えてみてはどうかなあって。

どんな人も昔、とても可愛い子供だったんです。

苦手と思う人の背後に可愛い子供の頃の姿が見えたらどうですか?






お腹がいっぱいになってお昼寝している時でさえも

頭の中は遊ぶことで一所懸命な、そんな可愛い子供だったって。 


飛行機の中でビックリマンチョコ食べて

ゲボしていた小さな背中。


 PUッ、 



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