Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

オリジナル

2018-11-19 17:11:44 | ふと思うこと
昔、広尾の駅近くに

フォブコープというセンスの良いフランスの食器、雑貨が買えるお店があった。

今はもうない。

日本で初めてDURALEXのグラスを販売されたのもここらしい。

フランスから帰ってきた次の日でもすぐに行きたくなって出かけた。

そのお店には本当に欲しいものがあって、

そして、楽しかった。

オーナーさんが自分の欲しいものだけを妥協せずに仕入れているとのこと。

センスのいい人が、自分の好きなものを自分の好きな空間で売って

そこへ人が集まってくるって。あ~最高なことだ。




こういう感覚を持つ人は

大企業の「人が欲しいもの」をマーケティングし、

大量生産されて並べられたようなものとはっきりと区別している。



流行には全く興味をもたないけど

たまたま流行を手にしたら

人と同じテイストでは所有しない。

麻素材のエプロンならゴシゴシこすり合わせ

よれよれにして干して自分だけの着こなし。

新しいエンジニアブーツならわざと傷を入れてカスタマイズする。





そしてこういう人は居心地の良い空間を持っている。


自分が一番長く過ごす部屋は

誰かが設計した部屋の間取りに違和感を感じ、

無意味なパーツを外し、

床材を変えてしまったり、

壁紙は全てはがしてお気に入りの色を塗る。


「無理!」という言葉をスルーし、

妥協しないで生きている人は素敵です。

日本のマーケティング力はとても優秀なんだと思うのですが、

企業が儲けるためだけのマーケティングだったりするので

コスト削減のため・・・と安パーツが取り付けられ

消費者はどこかで妥協しなければならないこともあります。


自分流にカスタマイズする人はすぐにわかる。

仕事においてもオリジナルのビジネスレターのフォーマットを持っていたりします。

部屋のなかで自分の持ち物、

どのくらい自分だけのオリジナルをアウトプットしていますか。


来年の手帳は真っ白な無地素材に

パレットジャーナルのように自分だけのワールドでスタートしたいなって思います。

だから私の来年はとても愉快なのです。












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期待しない

2018-11-10 00:52:44 | ふと思うこと



朝起きて


「今日は良い一日にするぞー」っていうのをやめて


「さて、今日はどんな一日なるかなあ」


という脳に変えてみた。


期待するのをやめることにしようというのが根底にあります。



期待するのをやめてみたらフラストレーションとうまく付き合えるようになってきました。


期待と現実のギャップがフラストレーションになってたから。


せっかくこういう予定だったのに・・・


ではなく


あ、今日はこんな日なんだと


受け入れる。



そして「人間て素晴らしい」というセンテンスをリセットしてみた。


人が起こす間違いに気分が冴えず


感情の中で自己嫌悪さえ生み出してしまうことも。


崇拝する人は作らない。


期待した価値とのギャップに失望感だけを残してしまう。


完璧な人などいない。


そうしたら、


心の中で批判をすることもなく、


好きな人が増え始めた。



先日TVで「トライ&エラー」という言葉がストンと落ちた。


日本語だったらたぶんスルーしてたと思う。


人はトライ&エラーの積み重ね。


エラーしちゃってるなあ・・・って


その人のステップアップする未来までが想像できると


エラーに「おめでとう」ってそれはアホっぽい。


ただ、この世に「かわいそうな人」なんていないと思える。



一日の最後に


「あ~今日も一日終えることができた、感謝」と


眠りにつくこと。


そんな、今日この頃、淡々と過ごすようにしています。


明日も淡々と。



ただどうしても期待してしまうこと、


紅葉の季節ですね。


わくわくしますね 














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ミレニアル世代とアボカドトースト

2018-11-01 23:11:11 | 
11月ですね。


今朝起きてからソファでコーヒーを飲みながら、


何だかなあ、昨日までと何かががらりと変わったような気がして


何が変わった?っていうと全く説明がつかないのですが。


新しい陽射しを感じながら今日は美味しいランチを作ろうかなあと。





caco cafe 本日のサンドイッチ。


アメリカのミレニアル世代を意識してみた。


ミレニアル世代というのは1980年代~90年代生まれで


子供のころからインターネット育ちということもあり


上の世代と価値観の違いがよく話題にされるみたいです。


今アメリカではこのミレニアル世代が8000万人といわれ


アメリカ社会への影響力のある存在になってきているとのこと。


健康やオーガニックにこだわる人が多く、


シンボルフードは「アボカドトースト」


家を購入することに価値を持たない為、


家のローンを払い続けているとアボカドトーストが食べられないわという


ツイートがみられるほど。


millennial, avocado toast など、


検索するといろいろ面白いです。







アボカドとナス、セミドライトマトのサンドイッチには


ミンストオニオン、エッグヨーク(卵の白身と黄身を分けてみじんにしたもの)


スウィート&サワーなアボカドとローストしたナスがとろけて存在感たっぷりでした。






リンゴのフランベ。


私はここで甘いものを食べておかないと夕方までエネルギーが持たないタイプ。


だから食べ過ぎないようにワンプレートに加えます。



フライパンの上でリンゴをキャラメリゼ。


紅玉が出回る頃になるとよく作るメニューです。



で、スープはパンプキンスープ


昨日まではハロウィンでかぼちゃ一色。


でもハロウィンの始まりは本当はカブだったんです。


カブ、悔しいよね。






てことで、ハロウィン翌日はカブも仲間いり。


カブのお母さんが、カブの赤ちゃんを抱っこしてるの。


赤ちゃんカブはロースト、


お母さんのボディはカプチーノの泡です。





カブの軸にしているのは


カブの茎と葉の部分を茹でてコリアンダ―で巻いています。


カットして使います。


このコリアンダ―が入ると美味しいアクセントになります。


スープの具材に野菜の切れ端も無駄なく使えるよう


カットして冷凍しておきます。


カブの茎や葉はビタミンCたっぷり。


保育園で給食作っていたとき、園児たちにはこのカブの茎を。


スープに入れてしまうとみんな美味しいと気付かずに食べています。


そうだなあ、彼らは何世代なんだろ。


明日、保育園に呼ばれているのでリサーチしてみます。












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