Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

内視鏡検査

2017-09-20 22:32:30 | ふと思うこと



往生際が悪くまだ去っていく夏の背中を追ってせつなさを感じています。

先日の暑い夏が戻ってきたかのような日、

多摩川でウォーキングしました。

ほんと、いろいろあったなあ、今年の夏・・・


そう、虚血性大腸炎らしく内視鏡検査を受けました。

検査を受ける前に飲む2リットルのドリンクが素敵すぎる。





名前も「ムーベン」てどうよ。

塩水に妙な甘味の味付けで一口飲むたびにもうむりって思う。

2時間かけてやっと飲めた。


検査が始まって

看護師さんが横で「痛かったら言ってくださいね」と、

始まったとたん「痛ーいです、イタッ、むりむり」

うるさかったのか・・・

いつの間にか点滴からの鎮静剤で眠らされていた。


2週間後の結果でやはり虚血性大腸炎でした。

カメラで撮られた腸の世界はすごいワンダーランドだった。

ポリープもなく綺麗なうすピンク色でした。

が、やはりところどころ赤く炎症の後、

これが虚血性大腸炎の後らしく、すでに修復。

一生に一度やると滅多に再発しないそうです。


で、主治医の先生から胃の内視鏡も薦められたのです。

年齢的にやっておいたほうがいいと。

喉から入れられたら騒げない。

最近は鼻から内視鏡を入れるのもあるらしい。

先生がおっしゃるには

女性は鼻腔が男性よりも狭いので女性には痛いと評判がよくないらしいです。


で、最近は喉から入れる内視鏡も鎮静剤を打っていつの間にか終わっているとのこと。

また眠らされるのか。

内視鏡ね。。。思案中であります。


ただ思うのです。

いろんな症状の原因を聞くと

最近は必ず「加齢」で片付けられてしまう気がします。

とほほ。


ちなみに大腸検査の後、腸がからっぽになります。

翌日お肌の調子がとっても良かったです。

体重が少し減って今は変動が小さくなりました。これも変化かな。

デトックスって大事。

ただ、あの素敵なドリンクはもう結構であります。



 

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静かな時間

2017-09-12 23:03:03 | ふと思うこと



仕事で出会ったとてもやんちゃで白玉みたいな0才君がいる。

最初は大変だった。

でも仲良しになろうって決めたの。


ミルクを飲みながら寝る瞬間がとても愛おしい。

音にとても敏感な子で

過去生は追手から身を隠していたんじゃないかと思うくらい

人の気配、物音に反応する。

この日もほかの子の鳴き声で起きてしまった。





(まだ眠いよね、寝ようね)と心で念じる。

で、お祈りをするの。

(早く寝てくれたらお昼ごはんが食べられる)みたいな邪念も時々あったの。


健やかな睡眠を願いながら私も一緒に目を閉じる。

お母さんのおなかのなかで感じた音とリズムを送る。

トン・トン・・・トン・トン・・・

しばらくすると

呼吸が一体なるような瞬間がある。

この瞬間はとても不思議な時間。

全ての音が消え

腕の中の小さな体から眠りの信号が伝わって私も眠くなる。

まるで相手とスイッチしてしまうような。


腕のなかですっかり無防備な姿で脱力、ぽかぽかだ。

信頼関係ができたのは

ミルクや離乳食をあげるようになってから。

食は信頼関係を育みますね。

実感しました。


今では私の姿が見えなくなると泣くようになった。

ちょっと嬉しい。いや、かなり嬉しい。


最初は厄介で大変だったけど

仲良くなるって決めた瞬間、全てが変わりました。


厄介だと思うのは

ルーティーンをスムースにこなしたいとか

お昼ご飯を早く食べたいとか

自分軸。

仲良くなるって決めた時、

意図するものを正しく軌道修正できたんだと思います。







 

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夏の出会い

2017-09-01 19:46:53 | 仕事
夜になるとそろそろ虫の声?

夏への思いに少しせつなくなるけど

空がだんだん高くなっていくなあって感じる頃、

ようやく次の季節への心の準備ができる。

毎年恒例の心の変化。


私の夏は出会い、再会、新しい仕事、身体のメンテナンス、

沢山のバラエティなキーワードを持つ夏でとても充実していました。


一軒家の保育園での仕事とは別にある認可施設で働いています。

規制が厳しいようで詳細をあまり伝えることができませんが。

ここで4歳の自閉症の男の子と出会いました。


ある時、彼と一緒に遊んでいたのですが、

何かが気に入らなかったらしく

彼が私の顔をバチンと叩いたのです。


「痛いよ」

彼の顔をじーっとみましたが

普段から人と目を合わせない彼は謝る気配がないので

私は黙ってその場を離れたのです。


しばらく離れたところに座っていたら

彼が近づいてきて私の顔を両手で撫でてくれるのです。

自閉症の子のもつこのタイムラグに感動しました。


彼のお母さんは

「少し時間がかかるんです、うちの子、ほかの子よりもね」

お母さんのなかでしっかり彼を受けとめていても

社会の常識やらに心が揺らぎ「他人との比較」というのが潜在意識に生まれてしまうようです。


私は思うのです。

お母さんの潜在意識にある

「他の子と比べる」が取れて

「うちの子はゆっくり時間をかける理由がある」にスイッチしたら

今までとは違う社会で生きることができます。


お母さんがとても疲れている社会を日々リアルに感じています。

お母さんという人の心のケアの重要性。

私の仕事のベクトルもまた少し形が変わり

食をベースに新しいプログラムを思案中です。

年内には立ち上げたいなとフル回転中です。


彼との出会いは

私の夏の大切な一ページになりました。


小さな子供たちは私のことを「あじゅおせんせい(かずこせんせい)」と呼んでくれますが、笑

私にとって彼らはちょっとおちゃめでナイスな先生なのです。







 



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