Catch of the day

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自分らしく

2016-07-30 08:35:56 | ふと思うこと
「とんでったバナナ」って歌覚えていますか?

バナナがつるんと飛んで、

最後はお昼寝している船長さんのお口に入って

モグモグモグ・・・っていう歌です。


昨日は保育園でお仕事の日でした。

給食のデザートがバナナだったのですが、

給食を食べる前に

保育士の先生が面白い仕掛けをしました。


いつもは給食の前に保育士の先生が絵本を読みます。

が、この日は「とんでったバナナ」をお話、歌いながら

園児たちみんな愉しそうにわくわくしています。

最後の船長さんになった保育士の先生。

1本のバナナを本当に食べちゃった(爆笑)


――あ~ごめんなさい。先生がバナナ食べちゃった。

 というわけで今日のデザートのバナナはありませ~ん。


園児たち、長い沈黙・・・

みんなバナナが大好き。

涙目になって堪えている子。

ダメ―!と言った子のひとことに火がついて

全員抗議の嵐。

そして、だんまり、ふくれつら。


こんないろんな感情を表現する瞬間がたまらなく愛おしいです。

そんな子供たちと2年間おつきあいしてきて

子供をひとりひとり丸ごと受けとめている自分に気づきました。

360度の視点で子供たちをみていると

いろんな顔を持っています。


自分の思っていることを全身を使って表現する。

欲しいものを手に入れるためにずるがしこい知恵も出てきます。

嘘泣きもするし、大人を試したりもします。

が、目の前の出来事、真正面からだけではなく

360度まるごと受けとめると

何ものにもコントロールされていない姿って

なんて魅力的で眩しいことって思えるのです。


人の顔色をうかがいながら変に同調し他人の人生を生きるのではなく、

きちんと主張して自分の人生を歩んでいます。

とっても「自分らしく」。



で、バナナ。

大丈夫、給食にはバナナが出ましたよ。

パルシステムさんの美味しいバナナでした。


保育園でも夏風邪が流行っています。

手足口病の季節でもありますね。

小さなお子さんのママはちょっと大変な季節ですが、

免疫アップの為にも暴飲暴食には気を付けてください。

どんなにいい食材に気を配っていても

食べ過ぎは免疫を下げてしまうことになります。





いよいよ夏本番。

私は友人や仲間と会ったり、

スケジュール帳がぎっしりのピカピカな夏です 

みなさまも「自分らしく」エネルギッシュな夏をお過ごしください 


 



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2016-07-21 19:50:22 | ふと思うこと



セミナーを受講し終えて

充実感と開放感。

この日花火が上がる少し前の横浜の空です。

ランドマークからの眺望は大好きです。


私にとって

成功=都市を見下ろせる眺望

みたいなイメージを持っています。


先日NHKのTV番組プロフェショナルでのこと。

デジタルクリエイターの猪子寿之さんが語る言葉が面白かった。


「ひらめき」を表現する時、

世界的に必ず使われるのが「電球」

「ひらめき」=「電球」

だからその逆で電球を見ているとひらめきを引き寄せるとか。

猪子さんはお部屋に電球グッズを置いているそうです、笑。


とても興味深く、そうだなあって。

毎日目の前に在るモノで人は潜在的にいろんなイメージを創り上げ

感じ取り引き寄せていますね

毎日目に飛び込んでくるもの、

大事ですね。


 



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島で見つけたもの

2016-07-19 17:56:44 | 


先日の小豆島でのこと。

つづきです。


田舎道をドライブ中。

ん? 何? 


わ、「バーバー吉野」

ちょっと違うけど、

バーバー吉野だ!


荻上直子監督の映画です。

観たことのある人なら

ここからもたいまさこさんが出てきそうな感じしませんか?




入ったら最後、

みんなこんなヘアースタイルになって出てくるの。

吉野刈りっていうんです。


 


映画観ていない人ごめんなさい。

ていうか、島の床屋さんごめんなさい。

ひとりごとです。





そしてもうひとつ忘れてはいけないのが・・・

ラーメンHISIOエンジェルロード店行っちゃいました。

今まで一度も食べたことのない味でした。


もろみの豊かなコクなんだけど穏やかで強すぎない。

見た目とは全然違います。

お魚の出汁にとろとろの炙りチャーシューがマッチ。

夫のには島めしというのが付いてきたので、

ひと口だけ・・・のはずが・・・

返すのがもはや辛い・・・もう一口。

これハマらない人いないな。

島飯付きは人気メニューみたいです。

海を眺めながらラーメンだなんて、ありえない。


小豆島のお醤油造りには歴史があります。

りっぱな醤油蔵が島にはたくさんあって見学もできますよ。

ひしお丼というのも名物です。





魅力的な島でした。

もう一度ここに来るだろうなって

そう感じました。


時代とともに全てが日々進化しています。

街はあらゆる手によって都市開発され

どこも金太郎の飴ちゃんみたいに

おんなじ。


日本に住んでいる外国人の方が

最近、伊豆のある海岸で余暇を過ごすらしいです。

その理由が

日本とは思えないくらい素敵なところだと。


これが日本だよっていえる。

本物の姿がこの小豆島にはきちんとありました。

周囲の島には工業廃棄物のダメージから

見事復活した島もあります。

もっと「日本らしく」を大切にする人が

増えてきたんだと思います。

そしてそれをきちんと行動できる人。

そんな人たちの小さな一歩が

今の日本をぎりぎりのところで支えてるんだと思います。

この力がもっと大きくなっていくといいですね。


私自身もそんな力の一部になりたいなって

そんなことをいつも考えている今日この頃です。 

小さな歩幅ではありますが、

少しずつね、頑張ります。


 



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時がゆっくりと 小豆島へ 2日目

2016-07-13 20:22:44 | 



「二十四の瞳」

どんなストーリーだったかなあ、




1日目から引き続き西日本ものすごい猛暑。

唇がしょっぱい。


オリーブ茶、オリーブコーラなど

たくさん売れていました。

ほとんどの味にオリーブ感がよくわからないのですが

オリーブサイダーって美味しかったです。





教室に入ってランドセルを降ろし、

中からは皮革の匂いとともに新しい教科書。

先生の声で1ページ目に折り目をつける時の気持ち。

その瞬間を本当は覚えてないんだけど

思い出せてしまうのは教室のせい。


ここで二十四の瞳が撮影されたのですね。 





声が聴こえてきませんか。

どんな科白にどんなト書きだったのか気になるな。





こんな教室の窓側に座っていたら

成績なんてどうでもいいやって、

絶対に寝てるか黄昏てた。


小豆島はなにもないところ。

アレがあるから小豆島へ行こうみたいな。。。

なんにもない。


それがいいんです。

尖ったスペシャルなエンターテインメント!

っていうのがあると

スピード感が出てくるんです。

なにもない。

ここではゆっくりしようねって自分に許可すると

本当に時間が不思議なほどゆっくり流れるのです。





小さな路地を入って酒蔵さんのMORIKUNIベーカリーを通り過ぎると

島に唯一の酒蔵、森国酒蔵さんがあります。

お酒やフードが楽しめるバーにもなっています。


ふふふ、びびび、うとうと、ふわふわ・・・

ちょっと愉快な名前のお酒が並んでいます。


私達は蒼いボトルの「ふふふ」を購入しました。

口に含んだ後、舌にもろみのような感覚がかすかに残ります。

なのでチーズのようなテイストとも相性が良かったです。

後味が個性的なお酒でとても楽しめました。





そして、私が今回一番行きたかった場所がこの四方指展望台です。

四国に向かって標高777メートル、小豆島の中心に位置しています。


す、すごいパワーに圧倒される場所であります。

なんだか宇宙と交信できそうな場所ですよ。

中央に座っちゃいました。


ヨガをやっている人やスピリチュアルな人なら

チャクラって聞いたことがあると思います。

身体の中のエネルギーセンターですが、

これがきれいに整う感じがしました。

実はこのチャクラ、掌と足の裏にもあります。

私は掌がビリビリしました。


人間が本来兼ね備えた能力。

意識することで感覚はどんどんシャープになっていきます。


もうずーっとここにいて瞑想したいと思いましたが、

ここへ来る途中群れになったお猿さんにお会いしたので

そろそろお猿さん到着されるころです。

そろそろ失礼します。


パワーチャージ完了。

予想以上のすごい場所でした。





日本の棚田百選に選ばれている中山地区にある千枚田に到着したのはお昼前。

ここは天皇皇后両陛下のご視察のあった地です。


実は前日の夜、この千枚田で「虫送り」という行事がありました。

虫送りというのはたいまつの火で畑の害虫を追い払い豊作を祈る伝統行事です。


一時途絶えていましたが、映画「八日目の蝉」でそのシーンが放映され

復活したそうです。

そのシーンはあまり覚えていないんですが。

私たちが予約したホテルからは少し遠かったので今回は断念しました。



左上のオブジェは台湾のワン・ウェンチーさんの竹で編んだドームとのこと。

7月18日、海の日から夏の瀬戸内国際芸術祭がスタートします。

瀬戸内の島あちらこちらでアート、インスタレーションが楽しめます。

数年前にキュレーターの長谷川祐子さんがアートディレクターとして紹介していて

とても興味をもっていました。

瀬戸内の小さな島、どんどん新しい風が吹いています。





この棚田のそばにあるこまめ食堂さんで小豆島のお素麺をつるつると。

ここはおむすびのランチが有名ですが、

私達はもう暑さで胃袋がぐったりしておりました。

つるつるが心地よかったです。

しかし、お素麺、たかがお素麺です。

なんでこんなに美味しいんだ。


身体の体感温度が少し下がったようで

目の前に広がる景色に

虫送りした後の炎で浄化された空気を少し感じ取れました。


ん~、ここにもずーっといたい。




山間から海岸線へ再び。

樹齢千年のオリーブの大樹。

スペインのアンダルシアから一か月かけてこの小豆島にやってきたそうです。

移植したのはプラントハンターで有名な西畠清順さん。





私は昔から樹が大好き。

星の王子様に出てくるあのバオバブの木にすごく憧れていました。



樹齢千年の下で膝を抱えてまあるくなり、

遠くスペインに思いを馳せておりました。

セビリア~マラガ~グラナダ

スペインは本当に大好きな地。

そことつながっているだなんて。


この大樹がこの地に根付くとき、

どんな意図を持ったエネルギーが流れ込んだのでしょうか。

大事ですね、なんでも、この「意図」って。

ここが正しければしっかり根を張ることができる。

対峙する私にこの大樹が語ってくれることを

しっかりと受け取れた気がします。


小豆島は宿泊施設がいろいろランキングで出ていますが、

これからの課題でもあると思います。

最後に泊まったホテルは

リゾートホテル オリビアン小豆島 

とても清潔で温泉の大浴場もすごくきれい。

夜のお食事はビュッフェなのですが、

盛り付けがとても丁寧でセンスがいいんです。

地元の珍しい食材もたくさん。

キスやままかりのお寿司も美味しかった。

すごく満足できるメニューですよ。

ただ、食べ過ぎに注意です。

食べ過ぎると免疫が下がりますからね。


隣でお食事を静かに楽しんでいらしたので

撮影は控えました。

というより、

美味しすぎて夢中になり、忘れました 


え?まだこんな時間?

本当に島時間、ゆっくりです。



 



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瀬戸内海 小豆島へ 1日目

2016-07-12 00:47:11 | 


7月に入ったばかりの頃、

すっかり夏がやってきたような西日本、

夫婦で二泊三日の旅、小豆島へ行って来ました。


出発の数週間前からずーっと雨マークだらけだったけど

全く心配していなかったんだな、これが。

晴れるよ、この日、うん大丈夫ってね


新岡山港からフェリーで1時間10分。

瀬戸内の小さな島を眺めながら最高のクルージング日和でした。





さ、二泊三日よろしく。

レンタカーでね。


 


干潮に渡れるエンジェルロードっていうらしい。

恋人たちの聖地らしいのです。

潮が引き始める頃は道幅がもっと細く素敵な画なのです。

瀬戸内海のプチ・モンサンミシェル?





私はこういうのが現れると鳴らしたくなる。

横浜の赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットの時も

こういうのが置いてあって、

か~ん、か~ん鳴らしたら

夫は恥ずかしいと逃げてました。


か~ん、か~ん、か~ん

島じゅうに響き渡っていい感じだ





レンタカーのカーナビがだめだめちゃんだったけど

やっぱりiPhoneて素晴らしい。


それにしても暑い。。。


オリーブ公園まで海岸線をドライブ。

島のあちらこちらにオリーブ。





豊かな木肌からはとても冷静で優しいエネルギーが伝わってくるのです。

小豆島のオリーブ栽培の礎となる日本最古のオリーブ原木です。

寄り添うとすごく落ち着きます。荒々しくない。


実は小豆島、オリーブ栽培としては他国に比べると

決して恵まれた環境ではないらしいのです。

地元の方の努力のたまものですね。





島には野暮ったさはなく

海から吹く風に感じるアノ独特の強い潮の香りはあまり感じません。

内海なので波もなく穏やか。

まるで大きな湖のようです。





最近では島のカラーともなっている「リノベーション」な建物。

地元でも人気のMINORIジェラートさんもそのひとつ。


島の雰囲気を大切にしたリノベーションが点在しています。

クラウドファンディングでボランティアを募り

リノベーションをお手伝いしてもらう方もいらっしゃるようです。


一人でやるよりはみんなで!

この島にもそんな時代の追い風があちらこちらで吹いている感じがします。





キャロットローズマリー&ピスタチオ、こういうの好きだなあ。

かけ合わせて新しい世界観を創る。

私の好奇心はそんなところにあるんだな。





先ずは宿泊先でチェックインしてから食事まで寒霞渓へ。

深い山道を車で登っていきますが

暮れ始めの気配があったので少し怖かったな。


昼間のオリーブ園でも「イノシシに注意」とかありました。

すれ違う車も少なくなると畏怖の念がいっそう大きくなり始めます。


というより

とてつもないパワーに近づいているような感じがするのです。





到着して目の前に広がる光景に

わ~、そうなんだ。

ここに立つと小豆島全体がパワースポットだってすぐにわかる。


最近は早朝に起きて仕事前に瞑想をしてから一日をスタートさせています。

日々、よく瞑想するようになりました。

瞑想中に感じたこの島のこと。

この島にご縁を感じて来ることができたことすごく嬉しく思いました。


高い波の海とは違って、

この静かな穏やかな海、好きだなあ。

まるで時間が止まったよう。

私はこういう海が好きだったんだ。


私の子供の頃の写真には

安芸の宮島、厳島神社の写真がたくさん。

よく考えてみれば瀬戸内海には何度も足を運んでいます。

そんな海に先ずはご挨拶。


五感が全開になった瞬間、

身体の奥底に瀬戸内の風がすーっと入り込んできます。


私はこの島で何と出会うんだろう。

そんなことを考えながら

一泊目の夜は瀬戸内の海に包まれるようにとっても深い眠りでした。



 



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