CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

波除神社

2007年02月19日 05時33分41秒 | Weblog

上の写真は築地波除社境内廼図で
蕨市の歴史民族資料館に展示されていた
ものを撮ったものです。
波除神社は江戸時代「なみよけ稲荷」とも
呼ばれ毎年4月の初午の祭礼での賑わいは
大変有名であったようです。
龍虎の頭を獅子頭のように作り木遣りを
唄いながら町々を渡したといいます。
本図はそうした波除稲荷の賑わいを描いた
錦絵です。
築地の風景は3代広重が描き踊りを楽しむ
大勢の人々は狂斉時代の暁斉が描いた合作
だそうです。


上の写真は獅子頭です。
今でも3年に1回6月に行われる例大祭では獅子頭が
築地周辺を練り歩きその伝統を伝えています。

江戸時代、築地の南側は尾張徳川家の蔵屋敷があり
社殿前の天水鉢は船から陸揚げする小揚げの人達から
奉納されたもので中央区の文化財に指定されています。
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