歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

吾妻橋からスカイツリーと“炎のオブジェ”は芸術?

2012年03月16日 | 東京の風景
一昨日の続きです。

太麺皿うどんを食べ、これより、ある意味で、本日のメインである“デザート”を目指して吾妻橋を渡ります。

平日ですが、スカイツリーを目当ての観光客が橋の袂に群がっています。スカイツリーの効果は開業前から絶大のようです。


でも、でも、この吾妻橋からのスカイツリーの景色は、グチャグチャで、どうも、まあ、ホントに困ったものです。

左から、墨田区役所、スカイツリー、アサヒビールのジョッキビル。そして、その隣の“ヘンなモノ”が、フランス人デザイナー“フィリップ・スタルク”による躍進するアサヒビールを象徴した「炎」のオブジェ、炎の後ろには高層マンションです。

それぞれが自分勝手にデザインした訳で、五つを同一視界で見せられる側としては、とても、堪ったものでは無いのです。

まあ、敢えて云うとすれば、このバラバラ感、ゴチャゴチャ感こそ、東京を象徴しているかと・・・・・・。

この風景で一番邪魔なのは“ジョッキビル”と“うんこビル”で、アッ!失礼しました。“うんこビル”は通称で“炎のオブジェ”です。でも、しかし、周囲の風景に融合せず、異様感を漂わすところが芸術なのかも?

連れも携帯でパチリ。


遊覧船の桟橋にセラー服と学生服の一団が、


中学校の修学旅行でしょうか。浜離宮あたりから乗船して今着いたところかな。イイですねェ~、浜離宮、隅田川、遊覧船、浅草、スカイツリー、修学旅行。イイ言葉の響きです、何か、ほっとします。懐かしいです。

君達! いま、このときを、思う存分楽しみ、素晴らしい想い出を創って下さい。

我々は吾妻橋を渡り区役所前の広場に向かいます。

連れが叫びます「サクラの蕾が!ピンク色!」


ホント!もう少しで咲きそうです。春は近い。


区役所とスカイツリー。このツーショットはOKです。


広場では“勝海舟先生”が東京湾を指差し、何やら講話をしているようです。


知りませんでした。勝海舟は本所の生まれだそうで、それで、ここに建っているようです。この銅像、「勝海舟の銅像を建てる会」が、生誕180周年を記念して平成15年7月21日に除幕式があったそうです。

上野のお山の西郷さんは超有名です、でも、こちらは“超無名”です。やはり、日本人は悲劇のヒーローが好きなのです。

西郷サンの銅像は死後21年を経た1898年(明治31年)12月18日に建立し、勝先生は死後100年以上も経って、やっと建立されたのです。“勝”先生は、西郷ドンに“負け”たのです。

勝先生にお別れして、墨田区役所に向かいます。


それでは、また。

コメント
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