歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

⑦“さようなら原発10万人集会” は概ね平穏ですか?

2012年07月25日 | 世間話し
昨日の続きです。

それで、デモの、じゃなくて、パレードの様子を見に行くことにしたのです。当日貰ったパンフレットによれば、3つのコースに分かれて行われるようです。

共産党系の全労連グループ、社民党系の全労協グループ、そして、市民団体・個人参加系のグループに分かれ、別れ別れのパレードなのです。

現在、第1ステージに近い歩道橋に居ますので、左回りで、全労連系→全労協系→市民系の順番で左回りで様子を覗いて見ようと思います。


そろそろ出発のようです。


交番前の交差点は、思ったより、静かで、落ち着いた雰囲気。


スゴイ!人波に、スゴイ!旗の波?


出発です。何処かで見た顔があります。


共産党系ですから、やはり、先頭には、白いベースボールキャブの“志位委員長”です。


暑さの所為か、静かで、整然としています。


それでは、次です。NHK放送センターの前を通り左に折れ、暑い中、テクテクと一人汗をダラダラと垂らし、ケヤキ並木に向かいます。ホントに物好き?の単なる野次馬? まあ、兎に角、この眼で、この脚で、この集会を確認するのです。

ケヤキ並木に到着。社会党系のデモの先頭は既に出発したようです。このグラサンのお兄さんが、もの凄い剣幕で警察に抗議をしていました。


デモの隊列を“少人数の細切れ”にし、そして隊列と隊列の“間隔を大きく”している事を警察に抗議しているのです。

指揮棒を持った警察官はマニュアルに従い無表情、無反応。このコースは渋谷駅の繁華街を通過するため、交通混雑を理由とした規制なのでしょう。交通の安全と円滑が優先なのです。


それにしても、グラサンのお兄さん一人が興奮するだけで、その他の方達は、何か、ノンビリ、和やかムード。

昔は、こんな、悠長に警備の警察官に抗議などしなかったのです。黙って、実力で、規制を無視したのでした。時代は変わったのです。これは、パレードなのです。


それでは、次!代々木体育館に沿って、汗をダラダラ流しつつ、左に、左に回って、原宿駅を目指します。ホント!モノズキなのです。ヤジウマなのです。

こちらは、市民系で、それなりに賑やか。


トラックの荷台ではバンド演奏。女性?がスピーカーの上で胡座をかいています。


何か、スゴイ出で立ちでの演奏です。兎に角、大音響で盛り上げます。これが、あの、“サウンドデモ”と云うものなの? ホント!変われば、変わるものです。

昔だったら、単なる“イカレタ兄チャンと、姉チャン”です。でも、しかし、大丈夫!この方達は“イカレテ”いないのです。


ここでも、警備の規制です。隊列は細く絞られ、細切れにされています。


こちらでも、皆さん、大人しく従っています。


色とりどりの旗、幟、プラカード。いろいろな町から、いろいろなグループ、いろいろな個人が来ているようです。


警備は桜のマークを付けた、警視庁第2機動隊。


ここまで来ると、皆さん、警察の指示に従い、進んで、黙って、大人しく、隊列を細くして行きます。


お巡りさんも、何か、とても、手持ちぶさた、


緊張感はまったくありません。


わたしも、この歩道橋から様子を見ていました。


わたくしは、ここで、デモを見送り、家路につくことにしました。


本日、地下鉄の明治神宮前に降り立ったのが11時チョット前、そして、今は、2時チョット過ぎ、3時間ほどの集会への参加?と見学でした。

去年の3月に原発が爆発し、放射能まきちらしてから、原発に対する国民の意識は大きくかわりました、が、そのことが具体的な政策に反映されていない!との不満が、首相官邸包囲デモ等の、直接行動に繋がっている訳です。

そうするとです、次の国政選挙が終わり、そして、その結果がどうであろうと、なかろうと、このような直接行動は、残念ながら、色褪せ、萎んで、散ってしまう運命かも・・・・・・。

でも、しかし、新しい何か? が、生まれる可能性も・・・・・・。

これで、“さようなら原発10万人集会”のお話を終わります。

それでは、また。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする