歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

朝ドラ“あまちゃん”の小泉今日子は何か汚い!

2013年04月22日 | テレビの話し
NHKの朝ドラです。

前回は、何だっけ?最初の2,3回を観て、だめだァこりャ!で、それっきりで、朝は再放送の“おひさま”を観ていました。

そして、今回の“あまちゃん”です。前回に懲りたのでしょう、朝ドラ本来の路線に戻したようです。

ヒロインを取り巻く出演者も、それなりの役者を揃えています。その顔ぶれを見て、「ホォ~。そうか、そうか、そうきたか」と一人、納得したのです。

今週から第4週に入りました。何か、予想外に、早くも、アイドル出現で、町おこしに火がついたようです。でも、始まったばかりですし、ヒロインとは違うので、まぁ、前半の“掴み”なのでしょう。

そんな事よりも、ヒロインの母親“小泉今日子”です。初回から、ずっと、ずっと、“じぇ!じぇ!じぇ!”なのです。

キョンキョンが、何でェ! どうして! コレが今のキョンキョンなの!です。

役柄として、元ツッパリだったとしても、ロングスカート姿としても、それでも、いくら何でも、ハッキリ云って、目つきと云い、顔つきと云い、肌具合と云い、とても、とても、“汚い”のです。

アイドル時代から、それはもう長い年月を経て、それなりの老化現象を考慮に入れたとしても、何故か“薄汚れて”見えるのです。

もしかして、これって演出? これって伏線? 何て考えてもいるのです。

ドラマが終盤に向かっていくほどに、祖母夏と母春子とのすれ違って絡み合った関係が、解れていくほどに、春子の小泉今日子も、汚れが解けて“歳相応”の美しさを輝かすの?と、思ってみたり。

ドラマは、変化を楽しむものですから、終盤の9月頃に期待したいと思います。

それで、やっぱり、朝ドラは、オジサンとしては、背景に戦争が“欲しかった”のです。戦争のない朝ドラは、とても、とても、寂しいのです。

戦争は、ひとりの人間の力ではどうにもならない、とても、とても、大きな制約があり、それとの闘いにドラマが生まれ、それが、ドラマに、厚みと、奥行きと、感動をもたらすのです。

暗さがあって、苦しさがあって、こそ、明るさが、楽しさが、際立つのです。

でも、まあ、今回のドラマ、それなりの出演者で、それなりの脚本家で、それなりに期待しているのです。

祖母の宮本信子、海女仲間の、渡辺えり、木野花、美保純、片桐はいり、漁協組合長のでんでん、商工会長の菅原大吉、観光協会の吹越満、駅長の杉本哲太、父親の尾見としのり、これだけを見ると、それなりと云うよりも、かなり、かなりの、メンバーを揃えているのです。

そして、そして、私の注目は、誰が何と云っても、副駅長の“荒川良々”です。とても、とても、不思議な雰囲気のキャラクターの持ち主で、何か、とても、癒されるのです。

ヒロインは・・・、う~ん、まあ、それなりですね。登場したときから、それなりに明るく影もなく、とても、ふつうの高校生でした。変化の度合いが不足?

兎に角、小泉今日子の変化を楽しみに、9月まで観て行きたいと思います。

宮藤官九郎に期待しています。


それでは、また。
  

コメント
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