一昨日の続きです。
「名主の滝公園」の次は“王子稲荷”に参拝します。
王子と云えば、落語“王子の狐”で、王子稲荷です。
おや、先ほど名主の滝公園で会った、ピカピカの一年生です、ママと妹の姿はありません。ひとりでお参りでしょうか?
なかなか立派、かなりの極彩色、これぞ日本、“ワビ・サビ”の枯れた色彩も日本、“キンキラキン”も日本。
“木鼻”の彫り物もナカナカです。
神社に桜は似合います。
こちらには枝垂れ桜。
上がって来た参道の階段をふり返ります。オジサンは何を指差しているの?
神社と云えば、狛犬です。口を開けた阿形(あぎょう)
こちら口を閉じた吽形(うんぎょう)阿吽の呼吸で、始まりと終わり。生と死。
王子稲荷ですから、お狐様が、あちら、こちら、居るのです。
それにしても、稲荷信仰から、稲荷寿司で、どうして狐に繋がったのか?
稲荷は、稲が生るで、稲生り、本来は穀物・農業の神だったそうで、それが、いつしか、産業全般の神として、商売繁盛の神として、花柳界、芸能界、小売り業界、製造業界、ありとあらゆる業界に、その信者を広げていったようです。
まあ、兎に角、神様は人間の都合ですから・・・・・・。
繁華街にも、工場の敷地にも、ビルの屋上にも、商店の裏庭にも、お稲荷さんが祀ってあるのを見かけます。何故?狐は神様になり、タヌキは神様になれなかったのか?
タヌキは狸で、里の獣、人家に近い所に生息している為に身近な存在だったから? そして、その生態と外観から受ける印象の違いから?確かに、タヌキは滑稽感を漂わせています。
でも、こちらの“お狐様は、とても、とても、滑稽と云うか、親しみ易いお顔と云うか、こちらも微笑んでしまいました。ところで、狐は肉食で油揚げは食べないそうです。それでも稲荷寿司なのです。
それにしても、“稲荷”と聞くと、直ぐに、思い出すのが、圓生の「江戸の名物は、伊勢屋、稲荷に、犬の糞と申しまして、大変多かったそうで・・・」の枕です。
江戸の頃は「お稲荷さん」と「犬の糞」を同列にしたりして?、兎に角、お稲荷さんは至る所に祀ってあったそうです。それにしても、いくら何でも“犬の糞”と同列とはねェ・・・罰当たり?
まあ、兎に角、王子稲荷を後にします。
“王子稲荷の坂”を登ります。
坂は、登りでも、下りでも、何故か途中で振り向くのです。
登切ったそこは王子第二小学校の正門前。
これより、音無橋に向かい、橋の上から桜を眺めます。
それでは、また。
「名主の滝公園」の次は“王子稲荷”に参拝します。
王子と云えば、落語“王子の狐”で、王子稲荷です。
おや、先ほど名主の滝公園で会った、ピカピカの一年生です、ママと妹の姿はありません。ひとりでお参りでしょうか?
なかなか立派、かなりの極彩色、これぞ日本、“ワビ・サビ”の枯れた色彩も日本、“キンキラキン”も日本。
“木鼻”の彫り物もナカナカです。
神社に桜は似合います。
こちらには枝垂れ桜。
上がって来た参道の階段をふり返ります。オジサンは何を指差しているの?
神社と云えば、狛犬です。口を開けた阿形(あぎょう)
こちら口を閉じた吽形(うんぎょう)阿吽の呼吸で、始まりと終わり。生と死。
王子稲荷ですから、お狐様が、あちら、こちら、居るのです。
それにしても、稲荷信仰から、稲荷寿司で、どうして狐に繋がったのか?
稲荷は、稲が生るで、稲生り、本来は穀物・農業の神だったそうで、それが、いつしか、産業全般の神として、商売繁盛の神として、花柳界、芸能界、小売り業界、製造業界、ありとあらゆる業界に、その信者を広げていったようです。
まあ、兎に角、神様は人間の都合ですから・・・・・・。
繁華街にも、工場の敷地にも、ビルの屋上にも、商店の裏庭にも、お稲荷さんが祀ってあるのを見かけます。何故?狐は神様になり、タヌキは神様になれなかったのか?
タヌキは狸で、里の獣、人家に近い所に生息している為に身近な存在だったから? そして、その生態と外観から受ける印象の違いから?確かに、タヌキは滑稽感を漂わせています。
でも、こちらの“お狐様は、とても、とても、滑稽と云うか、親しみ易いお顔と云うか、こちらも微笑んでしまいました。ところで、狐は肉食で油揚げは食べないそうです。それでも稲荷寿司なのです。
それにしても、“稲荷”と聞くと、直ぐに、思い出すのが、圓生の「江戸の名物は、伊勢屋、稲荷に、犬の糞と申しまして、大変多かったそうで・・・」の枕です。
江戸の頃は「お稲荷さん」と「犬の糞」を同列にしたりして?、兎に角、お稲荷さんは至る所に祀ってあったそうです。それにしても、いくら何でも“犬の糞”と同列とはねェ・・・罰当たり?
まあ、兎に角、王子稲荷を後にします。
“王子稲荷の坂”を登ります。
坂は、登りでも、下りでも、何故か途中で振り向くのです。
登切ったそこは王子第二小学校の正門前。
これより、音無橋に向かい、橋の上から桜を眺めます。
それでは、また。