昨日は、安倍総理が靖国参拝を見送りました。
“痛恨の極み発言”は、それなりの情勢判断に基づく政治的のものではなく、単に、心情を素直に吐露しただけ?それとも、米国の対応を読み間違えた?

兎に角、安倍総理の靖国参拝で、中国との緊張が一気に高まり、尖閣で部分的、限定的な武力衝突が発生し、両国の国民感情が吹き上がり、両国の国内矛盾を外に向け、互いに権力基盤を強化する・・・・・・・。
日本としては、集団的自衛権の容認、憲法改定の発議要件の緩和、自衛隊から国防軍へ、天皇の象徴から元首へ、表現の自由の制限へ、現行憲法の全面的な改定へ。
そんな、とても、危ない筋書きは当面のところは、一旦、遠のいたようです。
でも、この間の、国内、国外での、いろいろな駆け引きを見ていると、結局はアメリカの意向が、日本の政策決定に一番大きな影響力を持って居る、そんな事実が鮮明になったと思うのです。
民主党政権での原発廃止撤回も、国内の推進派から巻き返しだけではなく、最終的にはアメリカの意向が決定的でした。重要な政策決定は、兎に角、すべてアメリカの意向なのです。
先月の26日、シンガポールで行われた、安倍総理とバイデン副大統領との会談で、日中関係の改善を要請されたとの報道がありましたが、この時、靖国参拝の中止を米国政府から正式に伝えられた筈です。
そして、15日当日、“メネンデス米上院外交委員長”と官邸で会談した事実は、米国議会の“判ってるよな!的”と云うか、最終的な確認と見届けが、彼の役割だったのでしょう。
首脳会談とか、主要な外交的な会談の内容で微妙で重要課題は、会談後の記者会見では触れないのが外交的な常識です。すべてのやり取りは別の場所で、別の人間で、密かに?
15日の“メネンデス米上院外交委員長”との会談後の記者会見では、靖国参拝に関しては双方で触れなかったとの説明があったようです。もう、15日の会談は単なる儀礼的な会談だったのです。
アメリカにとって日本と中国の関係は、適度な緊張関係が国益と考えているのです。本気で、経済力が世界で二番と三番の国家が衝突したら、アメリカもタダでは済まないのです。
日本国民は、右も、左も、中間も、アメリカの“意向”に逆らえない、日本の現状には不満と云うか、情け無いと云うか、やってらんねェ!と云うか・・・兎に角、みんながそうなのです。
首都東京に米軍基地があり、日本中に、陸海空海兵の4軍の基地がある現状に対して、“NO”なのです。
日本国民の誰しもが、そして、アメリカ国民の誰しもが、日本とアメリカが対等な関係にあるとは考えていません。
さて、そこで、どうするのか?です。
“鳩山さん”は、オバマさんは“きっとイイ人”だから、きっと“普天間”もどうにかなると、国外移転を総理大臣として公言し、そして潰されました。
現状の従属関係を打開するには、それには、それなりの覚悟と、それなりの度胸と、それなりの戦略と戦術が必要です。
兎に角、軍事的にも、政治的にも、日本に対して圧力を強めつつある中国に、日本が単独で立ち向かうのは、とても、とても、無理です。

アメリカの従属から解き放たれたならば、中国は優しく日本を向かい入れ、仲良く平和な関係に舵を切る? 何て、ことは、とても、思えない。その辺りが、とても、ムズカシイのです。
自主独立で、自由で、明るく、楽しく、平和な、そんな重武装国家なんて選択肢は、とても、とても、無理?
現状の中武装(非核)、自主独立で、平和憲法で、専守防衛で、中国の脅威には国際世論を味方につけ、歯を食いしばって頑張る?
それにしても、気になるのは“ヘリ空母”の“いずも”です。

性能としては、基準排水量が「19500トン」で、満載排水量が「27000トン」で
、全長が「248メートル」で、全幅が「38メートル」で、速力が「30ノット」だそうで、ほとんど“固定翼機の空母”に近いのです。
かなり、中国も、韓国も気にしているのです。

日本が、それなりにやる気になると、現状は米国とロシアにしかない“離着艦装置”も独自開発は可能な筈てす、それなりに軍事転用可能な民生技術など、ありそうな気がします。
そうなると、国内にタップリと余っている“プルトニウム”と、衛星打ち上げ技術とが合体して、核弾頭を装着したミサイルに、敵前上陸の海兵隊の創設も決まり、国防軍で、航空母艦で、密かに、もう、気が付いたら、重武装国家ですか?
そして、仕上げは“自主憲法”ですか?

この動き、何処までが、アメリカの了解事項で、何処までが、自主独立路線で、誰がこの脚本を書き、誰が監督なの?
大きな方針が示されないまま、よく判らないうちに、国民の合意がないまま、具体的な動きが、具体的な既成事実が、いろいろと重なり合い、絡み合い、一つに結びつき、気が付いたら、もう、はい、それまで! なのかも?
それにしても、今日も暑い!
それでは、また。
“痛恨の極み発言”は、それなりの情勢判断に基づく政治的のものではなく、単に、心情を素直に吐露しただけ?それとも、米国の対応を読み間違えた?

兎に角、安倍総理の靖国参拝で、中国との緊張が一気に高まり、尖閣で部分的、限定的な武力衝突が発生し、両国の国民感情が吹き上がり、両国の国内矛盾を外に向け、互いに権力基盤を強化する・・・・・・・。
日本としては、集団的自衛権の容認、憲法改定の発議要件の緩和、自衛隊から国防軍へ、天皇の象徴から元首へ、表現の自由の制限へ、現行憲法の全面的な改定へ。
そんな、とても、危ない筋書きは当面のところは、一旦、遠のいたようです。
でも、この間の、国内、国外での、いろいろな駆け引きを見ていると、結局はアメリカの意向が、日本の政策決定に一番大きな影響力を持って居る、そんな事実が鮮明になったと思うのです。
民主党政権での原発廃止撤回も、国内の推進派から巻き返しだけではなく、最終的にはアメリカの意向が決定的でした。重要な政策決定は、兎に角、すべてアメリカの意向なのです。
先月の26日、シンガポールで行われた、安倍総理とバイデン副大統領との会談で、日中関係の改善を要請されたとの報道がありましたが、この時、靖国参拝の中止を米国政府から正式に伝えられた筈です。
そして、15日当日、“メネンデス米上院外交委員長”と官邸で会談した事実は、米国議会の“判ってるよな!的”と云うか、最終的な確認と見届けが、彼の役割だったのでしょう。
首脳会談とか、主要な外交的な会談の内容で微妙で重要課題は、会談後の記者会見では触れないのが外交的な常識です。すべてのやり取りは別の場所で、別の人間で、密かに?
15日の“メネンデス米上院外交委員長”との会談後の記者会見では、靖国参拝に関しては双方で触れなかったとの説明があったようです。もう、15日の会談は単なる儀礼的な会談だったのです。
アメリカにとって日本と中国の関係は、適度な緊張関係が国益と考えているのです。本気で、経済力が世界で二番と三番の国家が衝突したら、アメリカもタダでは済まないのです。
日本国民は、右も、左も、中間も、アメリカの“意向”に逆らえない、日本の現状には不満と云うか、情け無いと云うか、やってらんねェ!と云うか・・・兎に角、みんながそうなのです。
首都東京に米軍基地があり、日本中に、陸海空海兵の4軍の基地がある現状に対して、“NO”なのです。
日本国民の誰しもが、そして、アメリカ国民の誰しもが、日本とアメリカが対等な関係にあるとは考えていません。
さて、そこで、どうするのか?です。
“鳩山さん”は、オバマさんは“きっとイイ人”だから、きっと“普天間”もどうにかなると、国外移転を総理大臣として公言し、そして潰されました。
現状の従属関係を打開するには、それには、それなりの覚悟と、それなりの度胸と、それなりの戦略と戦術が必要です。
兎に角、軍事的にも、政治的にも、日本に対して圧力を強めつつある中国に、日本が単独で立ち向かうのは、とても、とても、無理です。

アメリカの従属から解き放たれたならば、中国は優しく日本を向かい入れ、仲良く平和な関係に舵を切る? 何て、ことは、とても、思えない。その辺りが、とても、ムズカシイのです。
自主独立で、自由で、明るく、楽しく、平和な、そんな重武装国家なんて選択肢は、とても、とても、無理?
現状の中武装(非核)、自主独立で、平和憲法で、専守防衛で、中国の脅威には国際世論を味方につけ、歯を食いしばって頑張る?
それにしても、気になるのは“ヘリ空母”の“いずも”です。

性能としては、基準排水量が「19500トン」で、満載排水量が「27000トン」で
、全長が「248メートル」で、全幅が「38メートル」で、速力が「30ノット」だそうで、ほとんど“固定翼機の空母”に近いのです。
かなり、中国も、韓国も気にしているのです。

日本が、それなりにやる気になると、現状は米国とロシアにしかない“離着艦装置”も独自開発は可能な筈てす、それなりに軍事転用可能な民生技術など、ありそうな気がします。
そうなると、国内にタップリと余っている“プルトニウム”と、衛星打ち上げ技術とが合体して、核弾頭を装着したミサイルに、敵前上陸の海兵隊の創設も決まり、国防軍で、航空母艦で、密かに、もう、気が付いたら、重武装国家ですか?
そして、仕上げは“自主憲法”ですか?

この動き、何処までが、アメリカの了解事項で、何処までが、自主独立路線で、誰がこの脚本を書き、誰が監督なの?
大きな方針が示されないまま、よく判らないうちに、国民の合意がないまま、具体的な動きが、具体的な既成事実が、いろいろと重なり合い、絡み合い、一つに結びつき、気が付いたら、もう、はい、それまで! なのかも?
それにしても、今日も暑い!
それでは、また。