昨日の千秋楽は、興奮しました、感動しました。
稀勢の里は立派でした、横綱の責任を果たしました。
でも、しかし、本日の各局のワイドショーは、気持ち悪いほど、稀勢の里を神格化しています。
そこで、一言。
稀勢の里は、プロとして、冷静に、照ノ富士を研究していました。
当日、照ノ富士は病院に行き、肘と膝の治療を受けていた情報を、稀勢の里は知っていた筈です。とくに肘が悪化し、前日よりテーピングが大きくなっていました。
そして、琴奨菊戦での変化を見て、照ノ富士の「膝と肘」は相当にダメージを受けていると判断したのです。
稀勢の里は千秋楽の照ノ富士との一戦に賭けました。
鶴龍戦にはケガの悪化を避けて、全力を出さなかったのです。
そして、千秋楽、本割り、決定戦、ともに照ノ富士の痛めている肘をきめ、振り回したのです。
稀勢の里は、とても、とても、冷静に、優勝への作戦を考えていたのです。
奇跡ではありません、気力、知力、体力、心技体の勝利だったのです。
一言でした。
でも、それでも、ホントに感動しました。
本割りで勝った時は、右の拳を振り上げヤッタァ~!と思わず叫んでしまいました。
決定戦で勝った時は、両手の拳を突き上げて、ヤッタァ~!ヤッタァ~!ヤッタァ~!と、何度も叫んでしまいました。
土俵下でのインタビューにも泣けました!
ありがとう!稀勢の里!
ありがとう!横綱!